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【全国高校アメフト選手権2017】立命館宇治高校×大産大附属高校その2(ま)

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第1Q終了して0-0、無得点のまま第2Qは立宇治の4thダウンパントから再開です。



 

アメフトボール第2Q開始です。立宇治自陣48YDより4thD1 P16横山恵太郎(3年)のパントはナイスパント!


P16横山選手のパントはナイスパント。大産大附属は自陣15YD付近からの攻撃です。


旗大産大附属自陣15YD付近より。RB25西山雄大(3年)のラン3YD、チョップブロックの反則でハーフディスタンス罰退、ランノーゲインの後の追い込まれた3rdD15 QB11橋谷怜(3年)→TE5小林陸(2年)パス成功FD! 自陣33YDへ。


TE5小林選手へのパス成功で3rdダウンロングを打開した大産大附属、ファーストダウン獲得! タックルしたのは立宇治DB29浅木照平(3年)選手です。


カメラQB11橋谷選手を中心に集まる大産大附属オフェンス!


ハドルを行う大産大附属のオフェンス陣。ドライブを進めたいところですが・・・・・・。


大産大附属、自陣33YDより。ランノーゲイン、WR13伴野のランも立宇治DL32堀池大吾(3年)のロスタックル! 3rdD17 立宇治DL69田中諒(3年)のQBサック! でロスし4thダウン。パントへ。


立宇治のアグレッシブなディフェンスに苦しむ大産大附属オフェンス。写真は2ndダウン、立宇治DL32堀池選手のロスタックルです!


旗立宇治リターナー11番坂下稜太郎(3年)のナイスリターンもあり、敵陣45YDからの攻撃へ。しかしファーストプレイのランは大産大附属LB44山田玲太(3年)、DL70松永怜也(3年)らのロスタックル!


立宇治がアグレッシブなディフェンスを展開すれば、大産大附属の方も負けてはいません! 大産大附属DL70松永選手が186cm、115kgの巨体で豪快なロスタックル!

続く2ndダウンのランも大産大附属DL50天野敢太(3年)がストップ、3rdD15 QB8庭山のスクランブルもFDには至らず。


アメフトボール立宇治4thダウン。パントフォーメーションからスペシャルプレイ! 4thD パンター位置に入った16番横山→24番西田健人(2年)パス成功でFD! 敵陣30YDへ 前半残り2:35


この試合、キープレイとなったスペシャルプレイ! パンターの横山選手がQBもやっているというのが大きいですね。16番横山選手からDBでも活躍の24番西田選手へのパスが成功しFDを獲得! ここぞという場面でスペシャルを成功させた立宇治、前半2分半を使って得点を狙いに行きます。


旗スペシャル成功でオフェンス継続の立宇治、敵陣30YDより。WR2伊佐真輝(2年)へのパス、WR87平井?へのダイレクトスナップでFDを獲得! 


WR2伊佐選手へのパス成功などでFDを獲得した立宇治はいよいよレッドゾーンです。


最後はRB7平浩希(3年)のランがロングゲイン、一気にエンドゾーンへTouchdown!万歳


立宇治キャプテンRB7平選手のロングゲインでタッチダウン! ディフェンス合戦模様のこの試合、先に先制したのは立命館宇治高校です!


アメフトボールK39横川豪士(2年)のキックも成功!


TFP、K39横川選手のキックも成功! ホルダーは31番坪倉拓未(2年)選手です!

 

前半終了間際、立宇治は敵陣45YDからというドライブを、パントフォーメーションからのスペシャルプレイも交えてタッチダウンに繋げています!


2Q残り1:40 【立命館宇治高校 7-0 大産大附属高校】


アメフトボール立宇治K97山下憂(1年)のキックオフを大産大附属33番大沢海生(3年)がリターン。


この日は前日の雨と太陽光の影響でフィールド全体が大きなレフ版のように光り写真撮影には厳しいコンディション((や)さんありがとう)。光って背番号が見えていませんが大産大附属33番大沢選手のリターンにより大産大附属は自陣38YDと好ポジションからの攻撃です。しかし前半残り1分半。


大産大附属自陣38YDより、前半残り1:30。 ランは立宇治DL32堀池がナイスタックル!

 Video orange (や)さんがアップしてくれた動画でお楽しみください!

 

続く2ndダウンでRB25 西山がナイスゲイン、3rdD3へ。QB11橋谷のランFD! フィールド中央付近へ。 大産大附属タイムアウト前半1回目 前半残り36秒。


RB25西山選手のランなどでFDを獲得。フィールド中央付近まで前進です!


大産大附属フィールド中央付近より。パス不成功の後の2ndダウン、QB11橋谷→WR13伴野圭祐(2年)パス成功FD! 敵陣38YDへ!
Video orange 



大産大附属は敵陣38YDへ前進し、前半残り23秒。 残り時間をすべて使用して何とか得点を狙いたい大産大附属でしたが、パスは立宇治DB29浅木のカット、さらに立宇治DL52溝口雄大(3年)DL69田中諒らのQBサック! でロスし3rdダウンロングへ。
Video orange 

 

立宇治のロスタックルにより 3rdDロングに追い込まれた大産大附属前半ラストタイムアウト。残り2秒

 

 

大産大附属敵陣45YDより3rdD17 立宇治前半2回目のタイムアウトの後のパス失敗も立宇治インターフェアでオートマチックファーストダウン。残り時間0のまま、もう1プレイ行います。

 

大産大附属敵陣30YDより1stD。大産大附属パスの構えも立宇治DL32堀池がQBサック! 前半終了です。



前半終了 【立命館宇治高校 7-0 大産大附属高校】


前半を終了して7-0と立命館宇治高校が7点をリード! 強力なディフェンスが持ち味の両者ですが、立命館宇治高校はパントフォーメーションからのスペシャルを成功させオフェンスのチャンスを拡大。そのドライブをRB7平選手のタッチダウンに繋げ得点を奪っています。

しかしまだまだ一進一退、ロースコアの前半戦。後半、大産大附属の追い上げなるか。それとも立宇治が突き放すか。

後半へ続きます!

 

(その3へ)
 


【全国高校アメフト選手権2017】立命館宇治高校×大産大附属高校その3(ま)

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前半を終了して7-0と立命館宇治高校がリード! お互い強力なディフェンスを擁する両チームですが、立命館宇治高校はパントフォーメーションからのスペシャルプレイでギャンブルを成功させると、キャプテンRB7平選手のランでタッチダウンを獲得しています。
しかしリードは7点とわずか1ポゼッション差。次に得点を入れるのはどちらなのか、後半の展開に期待がかかります。

後半開始その前にチアのパフォーマンス!


立宇治チアのパフォーマンス! 「OVER」


立宇治の今年のスローガン「OVER」をかわいい笑顔でお届けする立宇治チア(かわいいままお届けしたいところですが、顔をぼやかしています)! 最後の「PANTHERS」のガオーポーズ足跡足跡とどちらの写真にするか悩みました・・・・・・(笑)


こちらは大産大附属チア!


本格的なチアパフォーマンスを見せる大産大附属チア! こちらも素敵な笑顔と大きな声で、頑張る選手たちにエネルギーを送ります!


アメフトボール後半開始。立宇治のキックオフはサイドラインを出ました。大産大附属自陣35YDからの攻撃へ。

 

旗大産大附属の後半最初のオフェンスは自陣35YDより。RB25西山雄大(3年)のランナイスゲインFD! フィールド中央まで前進すると、RB25西山へのオプションピッチ5YD、フォルスで下がり2ndD10 パス失敗。

 

カメラ大産大附属オフェンスライン!


LT58山下凌(3年)LG50天野敢太(3年)C70松永怜也(3年)、RG63石川竣介(3年)RT57濱端倫(3年)でしょうか。大型のオフェンスラインは迫力満点です。


しかし大産大附属、追い込まれた3rdD10、立宇治ディフェンス側にビッグプレイが飛び出します。立宇治DL55光本周平(3年)がファンブルフォース、それをDL32堀池大吾(3年)がリカバーしファンブルロスト! ターンオーバー攻守交代です!


Video orange(や)さんがアップしてくれた動画でどうぞ~☆

 


旗立宇治ディフェンス陣のビッグプレイにより、立宇治は敵陣42YDよりと絶好のフィールドポジションからの攻撃です。


カメラここで立宇治オフェンスラインご紹介。


LT65詫間捷史(3年)、LG57林快星(3年)、C63出口慧(3年)、RG55光本周平(3年)、RT77小山田健太朗(3年)とこちらも大型のオフェンスラインが立宇治攻撃の柱となってどっしり支えます!


ロングパス不成功、RB7平のラン5YDの後に、なんと今度は大産大附属にビッグプレイが飛び出します! 立宇治の3rdD5 ランプレイ中ファンブルロスト! 大産大附属13番伴野圭祐(2年)のファンブルフォース、6番永井叡(2年)が確保し、ターンオーバー攻守交代です!


立宇治が魅せれば大産大附属がお返しとターンオーバーの応酬です! ファンブルフォースは大産大附属13番伴野選手かな・・・・・・? 

 

カメラ喜ぶ大産大附属のディフェンス陣!


立宇治は痛いターンオーバー、大産大附属は失点のピンチをディフェンスのビッグプレイにより無得点で切り抜けます!


旗大産大附属自陣35YDより。QB11橋谷怜(3年)→WR13伴野へのパス成功FD

先ほどファンブルフォースを見せた13番伴野選手がオフェンスでも活躍です!


さらにRB25西山のランナイスゲインFD! 敵陣45YDへ。


パスとランを織り交ぜいよいよ敵陣に進入の大産大附属オフェンス。このまま勢いに乗るかと思われましたが・・・・・・。


 パスは惜しくもアウトオブバウンズ、ランも立宇治DL69田中諒(3年)、LB13堀之内海太(3年)らがストップ、3rdD9 リバースプレイを立宇治DB1村井翔哉(3年)がタックルしFD獲得ならず。

 

アメフトボール大産大附属の4thダウン、パントへ。


旗立宇治自陣15YDよりの攻撃。ショベルも大産大附属DL50天野敢太(3年)らがストップ、ランも大産大DL70松永怜也(3年)らがストップし、3rdダウンへ。


立宇治オフェンスに立ちはだかる大きな壁! 大産大附属ディフェンスの奮闘により立宇治は3rdダウン9に追い込まれます。


立宇治追い込まれた3rdD9 QB8庭山大空→WR2伊佐真輝(2年)パス成功FD!


Video orange 動画はこちら

3rdダウン9をパスで打開するQB8庭山選手とWR2伊佐選手! FDを獲得すると、この後もQB8庭山選手の落ち着いたクォーターバッキングでドライブを進めます。

 

 

ランは大産大附属DL5小林陸(2年)のロスタックルもパス失敗の後の3rdD15、QB8庭山のスクランブルFD! 自陣41YDまで前進。


立宇治自陣41YDより。RB7平のラン5YD、QB8庭山→WR2伊佐パス成功FD! 敵陣45YDまで進むとRB21平松的(2年)のランがナイスゲインFD! 敵陣31YD


2年生RB21平松選手のナイスゲインでFD! 立宇治オフェンスが勢いに乗り攻めたてます。

 
立宇治敵陣31YDより、RB7平浩希(3年)のラン6YDゲイン、QB8庭山のラン前進し3rdD1。ここで3Q終了です。


自陣15YDから始まった立宇治のドライブが、いよいよレッドゾーンに迫る敵陣25YD付近へ。写真はRB7平選手のラン、タックルは大産大LB32番井出竜司(3年)選手です。


3Q終了 【立命館宇治高校 7-0 大産大附属高校】


旗いよいよ4Q開始です。立宇治敵陣25YDより3rdD1、QB8庭山選手のパス成功もアウトオブバウンズ。立宇治のオフェンスは4thダウン! 4thD1 ギャンブルの構え。 立宇治タイムアウト後半1回目

立宇治敵陣25YDより。4thダウンギャンブル! ラン前進も微妙な位置のためメジャーメント。 その結果立宇治のゲインは僅かに足らず、ターンオーバー! 大産大附属に攻撃権が移ります!


立宇治の4thダウンギャンブルは大産大附属ディフェンスがストップ! 止めたのはLB44番山田玲太(3年)選手かな? 立宇治のギャンブル失敗により、攻撃権は大産大附属に移ります。


旗大産大附属自陣23YDより攻撃。ギャンブル後にビッグプレイを狙った大産大附属、ロングパスを投じますが・・・・・・。レシーバーが弾いたボールを立宇治DB1村井がインターセプト! 攻守交代です!
Video orange 動画はこちら

立宇治DB1村井選手の見事な反応のインターセプト&ナイスリターン! タレント揃いの立宇治ディフェンス、サックにインターセプトにと大暴れです! 一方、反撃に向かいたい大産大附属にとっては、なんとも残念なインターセプト。立宇治は敵陣35YDからの攻撃です。


旗立宇治敵陣35YDからと絶好の得点チャンス。QB8庭山→WR2伊佐5YD、パス不成功、3rdD5 RB21平松のランFD! 敵陣25YDへ前進。QB8庭山スクランブルノーゲインの後、QB16横山恵太郎へ代えてRB7平のランで前進!


ランとパスを織り交ぜながらゴリゴリと前進を進める立宇治オフェンス。3rdD6 QB8庭山→WR97山下パス成功でFDを獲得し、いよいよゴール前10YDへ!


立宇治ゴール前より。QB8庭山→WR11坂下稜太郎(3年)7YDパス


刻みながらも着実に前進を進める立宇治オフェンスですが・・・・・・。


ランは大産大附属LB33大沢海生(3年)、LB32井出がロスタックル!


固いランディフェンスを見せる大産大附属。立宇治オフェンスを3rdダウンに追い込みますが・・・・・・。


 立宇治の3rdD8。最後はRB7平のランTouchdown! 万歳


立宇治RB7平選手がエンドゾーンに持ちこみこの日2本目のタッチダウン! 平キャプテンが自らのプレイでチームの勢いを押し上げます!

 

 

アメフトボールTFP、K39横川豪士(2年)のキックも成功し7点を獲得した立命館宇治高校。

ディフェンス合戦の様相を呈していたこの試合。ディフェンスのビッグプレイで手に入れた得点チャンスを立宇治オフェンスが着実にエンドゾーンに繋げ大きな大きな追加点です!


試合残り5:06 【立命館宇治高校 14-0 大産大附属高校】


アメフトボール立宇治K39横川のキックオフを大産大附属リターナー7番橋谷壮(1年)がナイスリターン!


試合残り5分、14点を追いかける大産大附属はこのドライブでなんとしても得点しなければなりません! 1年生の橋谷壮選手がナイスリターンを見せ、好ポジションからの攻撃です。


旗勝負をかけたい大産大附属は自陣35YDよりのオフェンスで準備していたスペシャルプレイを披露します!QB11橋谷→WR13伴野選手へのパス成功から後ろに控えていたRB25西山へバックトス! 通称「ボイジー」でFD! 

Video orange 動画はこちら

 

このスペシャルプレイでFDを獲得した大産大附属高校、いよいよ敵陣進入です。


大産大附属、敵陣48YDより。スペシャルのパス不成功、 時間なくなり大産大附属タイムアウト後半2回目 試合残り4:12。2ndD10 QB11橋谷→RB6永井叡(2年)パス成功FD! 敵陣20YDへ 立宇治タイムアウト、後半2回目 試合残り3:45


大阪大会優勝の原動力となったQB11橋谷選手のパス&RB6永井選手のラン! このまま一気にタッチダウンを狙いたい大産大附属でしたが・・・・・・。


大産大附属敵陣20YDより。大産大附属のロングパスを立宇治DB1村井がインターセプト! 攻守交代です! 試合残り3:32。


立宇治のビッグプレイメイカー、DB1村井選手がこの日2本目のインターセプト! ここまで時間を使わずにオフェンスを進めてきた大産大附属にとっては痛恨のターンオーバーです。
 
カメラ そのまま立宇治DB1村井がナイスリターン!


立宇治DB1村井選手が大産大附属の反撃をシャットダウン。攻撃権はまたもや立命館宇治高校に移ります。


旗立宇治、自陣40YDより。試合残り3分半、時間を消費したい立宇治はRB30村上太智(1年)のラン前進、背後へのブロックで罰退、2ndD18、QB8庭山のラン、3rdD15 ランもストップ。4thDへ。
大産大附属後半2回目のタイムアウト 試合残り1:20


立宇治はランプレイでたっぷりと時間を消費します。写真は2ndダウン立宇治QB8庭山選手のランを止める大産大附属D、廣見壇(2年)選手!


アメフトボール立宇治の4thダウン、P16横山のパントへ。


立宇治P16横山選手のパントへ。


旗大産大附属自陣40YD付近よりの攻撃へ。試合残り1:12


残り1分12秒。このドライブにかける大産大附属オフェンスハドル。QB11橋谷選手を中心に集まります。


大産大自陣40YDより。ラン前進し大産大附属最後のタイムアウト。 試合残り1:05。


時間が惜しい大産大附属オフェンスはロングパスで一気にゲインを狙いますが、そのパスを立宇治DB24西田健人(2年)がインターセプト!  攻守交代です。 試合残り56秒。
Video orange 動画はこちら。

 

 


カメラインターセプトに沸く立宇治ディフェンダー陣!


立宇治DB24西田選手のインターセプトにより大産大附属の攻撃も万事休す。試合は残り56秒です。


旗立宇治ニーダウンで時間を消費しタイムアップ!  試合終了です。



試合終了 【立命館宇治高校 14-0 大産大附属高校】



カメラ試合後の整列!

お互いのオフェンスの前にディフェンスが立ちはだかる一進一退の攻防戦。接戦を制したのは立命館宇治高校です!

 

 

ご覧の通り、大阪1位対京都1位の強豪対決は14-0で立命館宇治高校が勝利となりました! お互い強力なディフェンスを擁する両チーム。進んでも押し戻す、なかなか点の入らないじりじりした渋い展開でしたが、スペシャルプレイの成功や立宇治DB1村井選手のインターセプトなどで試合を有利に進めた立命館宇治高校が大産大附属のオフェンスを退け、零封で逃げ切りました。ロスタックル、インターセプトと立宇治ディフェンス陣が凄みを見せた一戦でしたね。
しかしさすが1位校同士の対決と言える、見ごたえたっぷりのこの勝負。素晴らしい戦いを繰り広げてくれた選手たちにスタンドからは大きな声援と拍手が送られました!


勝利した立命館宇治高校整列


多くの応援の人が駆けつけてくれた宝ヶ池球技場。この声援を背にした立宇治はチャンスを確実に得点するオフェンスとそしてとにかく観ていてワクワクするようなアグレッシブなディフェンスで圧倒。また一歩、クリスマスボウルへと歩みを進めました。次戦は強敵「関西学院高等部」との対戦です!


敗戦した大産大附属高校の整列


敗れた大産大附属。この整列を見てもわかる通り決して多くない人数でこれだけ強力なチームを作っていることに驚かずにはいられません。「負けて尚強し」の印象を残して全国大会を去ることになった大産大附属ですが、1、2年生も多く残っていることから今後のチームの活躍も楽しみです。
最後に3年生の皆様お疲れさまでした。大阪大会から見てきた(や)さんがぽつりと「このチームでもっと試合を観たかった」と惜しんだナイスチーム。ここ数年の大産大附属の強さを支えた3年生だと思います。またどこかの大学でプレイしている姿を見られれば嬉しいです。



(終わり)
 

全国高校大会2017秋 関西準決勝 啓明学院高校x 関西大学第一高校①(や)

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平成29(2017)年11月12日(日)、王子スタジアムにて行われました全国高校大会2017秋 関西準決勝 啓明学院高校(兵庫1位) x 関西大学第一高校(大阪2位) の試合レポです。

 

各地区大会の結果、2017年の全国高校大会の関西トーナメントは以上のとおりとなりました。

 

そして、11月4日(土)の試合結果をもって、啓明学院高校(兵庫1位)、関西大学第一高校(大阪2位)、関西学院高等部(兵庫2位)、立命館宇治高校(京都1位)が関西ベスト4となりました。

関西準決勝(全国準々決勝)では、この関西ベスト4同士の対戦となります。

 

試合前の整列です。

左側のホワイトジャージが関西大学第一高校右側のカラー(紫)ジャージが啓明学院高校です。
関西大学第一高校の55番OL/DL木下大地主将(3年生)と啓明学院高校の2番DB/P福山昂汰主将(3年生)のコイントスの結果、関大一高が勝利し、後半レシーブを選択。

後半レシーブを選択するのは、関西学生Div.1(大学)の試合ではむしろ普通になっていますが、高校の試合でも増えてきましたね。

 

啓明学院高校のキックオフ前の円陣です。

昨秋、今春に続き、今秋も兵庫県大会決勝戦で関西学院高等部を下し、兵庫1位での全国大会出場ですキラキラ

シード扱いであるため、前週11月4日(日)の2回戦から登場し、広島代表の崇徳高校に45-7で勝利

もはや関西ベスト4の常連となった啓明学院高校、今年の春の関西大会では念願の優勝を果たし、次に狙うはクリスマスボウル(秋の全国大会決勝戦)出場クリスマスツリーです!

 

関西大学第一高校のキックオフ前の円陣です。

関西大学第一高校は大阪大会決勝戦で大阪産業大学附属高校に敗れ、大阪2位としての全国大会出場です。

1回戦では同志社国際高校(京滋第3代表)を41-9で、2回戦では南山高校(東海1位)を31-14で下し、関西準決勝に進出です。

このスコアからもわかるように強力なオフェンス、そして正確なキッキングが持ち味のチームです。

 

この試合レポの写真は、私撮影のもの以外に、技術顧問こと(ま)さんの旦那さんが撮影したものも使用させていただいております。

 

<第1Q>
関一、4番K小川悠太選手(3年生)のキックオフはタッチバックに。


啓明学院、自陣25YDからの攻撃へ。
先発QBは、昨秋からエースの11番平尾渉太選手(3年生・178cm・75kg)。

私認定、今年の関西高校No.1QBですOK


21番RB中作勇斗選手(3年生)のランで、1stダウン更新×2。敵陣46ヤード付近へ。


続く2ndダウン4、21番RB中作選手のランでロングゲイン!
あっという間に、敵陣15ヤード付近へあせる


しかし、関大一高の55番DL木下大地主将(3年生)のナイスタックルや

29番DB山下泰生選手(2年生;写真↑右から2番目)のパスカットで、続けては1stダウン更新できず。


9番K古河凛之介選手(2年生)の28YDフィールドゴール成功!
1Q残り5:45 啓明学院高校 3-0 関西大学第一高校

啓明学院、まずはフィールドゴールで先制です!

 

啓明学院、9番K古河選手がキックオフ。


関一、10番Ret伊藤大生選手(3年生)がリターンし、自陣29YDより。


先発QBは昨秋1年生時からのエースの7番篠原呂偉人選手(2年生・163cm・70kg)。
フォルススタートで罰退し、2ndダウン14に。

関一タイムアウト前半1回目
1Q残り4:44

 

関大一高、2ndダウン14、7番QB篠原選手のスクランブルで11ヤードのナイスゲイン。
この7番QB篠原選手の縦への早い、かつディフェンダーを振り払う力強い上りが関大一高オフェンスの大きな武器ですナイフ
続く3rdダウン3、7番QB篠原選手のキープで1stダウン更新。自陣41YD付近へ。


3rdダウン1、11番RB柳井竜太朗選手(2年生;写真↑1番右)のランで1stダウン更新。敵陣49YDへ。

しかし、1stダウン、啓明の2番DB福山昂汰主将(3年生)がインターセプトガーン!攻守交代です。

 

啓明、2番DB福山主将のインターセプトリターンにより、自陣42ヤード付近からのオフェンスに。 


しかし、1stダウンのランプレイ中ファンブルロストガーン! 


そのボールをリカバーしたのは、関一の40番LB前野貴一選手(2年生)!
インターセプトを喰らった関大一高ですが、1プレイで攻撃権を取り戻します!


関一、敵陣44ヤード付近からのオフェンスに。
背後への不正なブロックで10ヤード罰退があったものの、

3rdダウン11、7番QB篠原選手→8番TE増田力哉選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣28ヤード付近へ。


第1Q終了 啓明学院高校 3-0 関西大学第一高校

 

<第2Q>
関一、敵陣28YD、1stダウンより。
続けてはダウン更新できず、4thダウン4に。
関一タイムアウト 前半2回目
前半残り8:31 


関大一高、4番K小川選手の39YDフィールドゴール成功!
ホルダーは1番角井優一選手(3年生)。
前半残り8:27 啓明学院高校 3-3 関西大学第一高校

関大一高、フィールドゴール成功で同点です!

 

関一、4番K小川選手がゴロキック。


啓明、21番Ret中作選手がリターンし、自陣31YDより。

3rdダウン1、11番QB平尾選手→82番WR佃厚志選手(2年生)のロングパス成功!


そのままエンドゾーンへTouchdown! 


9番K古河選手のTFPキックも成功。

前半残り6:59 啓明学院高校 10-3 関西大学第一高校

 

サイドラインで11番QB平尾選手や

櫻間敏夫監督が選手たちを出迎えます。

 

その②に続く…。

【全国高校アメフト選手権2017】 関西学院高等部×立命館宇治高校その1(ま)

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いよいよ関西ベスト4の戦いです。11月12日王子スタジアムにて行われました関西学院高等部(兵庫県2位)×立命館宇治高校(京都府1位)の試合を簡単にレポートしたいと思います。


試合前の掲示板、関西学院と立命の二つの言葉が並ぶだけで、迫力がありますね!


この試合に勝利した高校がいよいよ関西決勝ということもあり、両チームともに気合いの入る準決勝。王子スタジアムには多くのファンの方が集まりました!

旗関西学院高等部横断幕!


関西学院高等部は兵庫県2位として全国大会出場。一回戦からの出場となりましたが、昨秋同じ位置からクリスマスボウル進出を決めたことは高校アメフトファンには記憶に新しいところであり、この2017シーズンでもクリスマスボウル進出が有力視されるチームです。この全国大会では一回戦追手門学院高校、二回戦立命館守山高校を撃破し、意気揚々と三回戦に出場を決めています!


旗立命館宇治高校、横断幕!


4年前の出場以来しばしクリスマスボウルから遠ざかっていることもあり、今年こそはと一段と気合いの入っている立命館宇治高校。その意欲も能力も十分で、いつも献身的なサポートをしている多くの父兄、ファンらの応援もその活躍を後押ししています。全国大会は二回戦から出場となった立命館宇治高校ですが、強豪大産大附属高校を下しこちらも勢いそのままに打倒KGHに向かいます!


試合前の円陣! 関西学院高等部!


一回戦からの出場となっている関西学院高等部ですが、前述した通りキャプテンDL96手塚選手を中心に堅固なディフェンスと安定感のあるオフェンスが持ち味です!


キックオフ前円陣、立命館宇治高校!


地方大会から変わらず熱い檄でチーム全体を鼓舞する立命館宇治高校! 百戦練磨の関西学院高等部を下さなければクリスマスボウルへの道は開かないことは自明のこと。並々ならぬ意気込みでこの試合に挑んでいることが、この後のキックオフ時に明らかとなります!


コイントスに勝利した立命館宇治高校がレシーブを選択。 関西学院高等部のキックオフ、立命館宇治高校のリターンで試合開始です。

 

ふたば 関西学院のキックオフ時にまず混乱する我ら観戦者たち。「あれ? 立宇治QBの8番庭山くんがリターナーに入ってる。何でだろう???」という疑問は、その後すぐに解消しました。


アメフトボール関西学院高等部K29大隅俊輝(3年)のキックオフをリターナーに入った立宇治QB8庭山大空(1年)が同じくリターナーに入った29番浅木照平(3年)へパス! その浅木がなんと85YDのビッグリターン! リターナー浅木へのスペシャルプレイにより立宇治一気にゴール前3YDへ!


立命館宇治高校が最初のキックオフで仕掛けてくるとは思っておらず、写真撮影が追いついてないほど意表のプレイ! パスを受けた29番浅木選手が一気にゲインをぐいぐい重ね、85YDのビッグリターン! 立命館宇治高校一気にゴール前3YDに迫ります!


カメラナイスリターンの浅木選手に55番光本周平(3年)選手がハイタッチ!


立宇治、これはしてやったりのビッグプレイ! 観ているファンもあっと驚くスペシャルプレイで、立命館宇治高校が試合開始早々得点チャンスです!


旗立命館宇治高校のファーストドライブはゴール前3YDからといきなり得点のチャンスです。 QBは1年生QBの庭山大空! 


先ほどのスペシャルプレイに興奮収まらないスタンドをしり目に、1年生QB庭山選手が落ち着いてオフェンスに向かいます。


立宇治のファーストプレイ、RB7平浩希(3年)のランでTouchdown! 万歳


立宇治キャプテンRB7平選手のランでタッチダウン! 

Video orangeタッチダウンの動画はこちら!

 


カメラタッチダウン後、サイドラインに戻ってくるRB7平キャプテン!


コーチや12番福井直人(3年)選手に出迎えられる平キャプテン! 立宇治は試合開始1分足らずでタッチダウンを獲得です!

アメフトボールTFP、K39横川豪士(2年)のキックも成功し立宇治7点を獲得! 立命館宇治高校、キックオフ時のスペシャルプレイを一気にタッチダウンに繋げています!


1Q残り9:38 【関西学院高等部 0-7 立命館宇治高校】


カメラタッチダウンをあげた立宇治のキックオフ前。スペシャルチームの面々をパチリ。


「いやー、立宇治積極的だなぁ。スペシャルから始めるなんてー」とのんびり構えていたのですが、なんとこのとき立宇治はもう一つのスペシャルプレイを準備していたのでした!


アメフトボール立宇治、K39横川ではなく5番辛坊仁(3年)がオンサイドトライ! ポーンと上がったボールを・・・・・・。


立宇治なんとこの前半戦でオンサイドトライ! キックしたのはいつものキッカー39番横川選手ではなく5番辛坊選手でした! このオンサイドのボールを・・・・・・。

アメフトボール高くあがったボールを立宇治81番大塩良至(3年)がおさえ攻撃権は立宇治へ! 


蹴ったボールも受け取ったキャッチも完璧なオンサイド! どれだけこの試合にかけて準備しているんだ立宇治・・・・・・とガッツィなプレイコールに立宇治スタンドから大きな歓声が沸き起こります!


旗立宇治、フィールド中央付近より。QB8庭山→WR81大塩へ短いパスも2ndダウンのRB21平松のランは関学高LB4山本昌弥(2年)がストップ!


試合開始早々エンジン全開で攻めかかる立宇治ですが、関学高ディフェンスが落ち着いて対応します。ランプレイは関学高LB4山本選手がストップ!


立宇治の3rdD7、パスの構えも関学高DL96手塚大介(3年)がQBサック! で大きくロスし4thダウンへ。


さらに関学高DL96手塚キャプテンがQBサック! 立命館宇治高校のオフェンスを進ませず。立宇治3&outで4thダウンへ。

Video orangeこのプレイも動画があります☆

 


アメフトボール立宇治の4thダウン、P16横山恵太郎(3年)のパントはナイスパント!


立宇治P16横山選手のナイスパント! 関学高等部は自陣10YD付近からと厳しいフィールドポジションからの攻撃です。


旗関学高自陣10YD付近より QB3山中勇輝(3年)!


関学高等部のファーストドライブは自陣10YDからと厳しいフィールドポジションから。QBは今シーズンオフェンスを牽引する3年生山中選手です!


QB3山中のキープ6YD、RB29大隅のランも立宇治LB47三田雄介(3年)がストップ!


立宇治LB47三田選手がナイスタックルでストップ! 


関学高等部の3rdD2、パスは立宇治DL55光本選手のナイスプレッシャーにより不成功。


立宇治DL55光本選手がナイスラッシュ! 関学高等部のオフェンスは厳しいフィールドポジションもありあっさり3&out。4thダウンへ。


アメフトボール関学高等部4thダウン、P29大隅のパントへ。


関学高P29大隅選手のパントで攻撃権を手放します。


旗立宇治自陣47YDよりと好ポジションから。RB21平松的(2年)のランナイスゲインFD! 敵陣39YDへ。


2年生RB21平松選手のナイスゲインで立宇治FD! 敵陣37YDまで前進しますが・・・・・・。


クイックリバースを関学高DL96手塚がゲイン許さず。QB8庭山のスクランブルも関学高DL17トゥロター・ショーン(1年)、DL97岡本良太(3年)らがストップ! 


立宇治オフェンスをノーゲインに仕留めた関学高。立宇治は3rdダウン10と追い込まれますが・・・・・・。


追い込まれた立宇治の3rdD10、QB8庭山のドローナイスゲインFD! 一気にゴール前14YDへ!
Video orangeこちらも動画でどうぞ!



しかしここから立ちはだかる関学高ディフェンス。立宇治ゴール前14YDよりの攻撃はランストップ、ランも関学高DL97岡本、LB8藤原燎(3年)がタックルし大きくロス! 3rdD17 立宇治タイムアウト前半1回目

関学高等部がナイスディフェンスで立宇治オフェンスを3rdダウンロングへ。3rdダウン17、QB8庭山のスクランブル前進もFDには至らず。 


アメフトボール立宇治4thダウン、K39横川の31YDフィールドゴール成功!


立宇治がK39横川選手のフィールドゴール成功で追加点! リードを10点にひろげます!


1Q残り1:52 【関西学院高等部 0-10 立命館宇治】


アメフトボール立宇治のキックオフを関学高リターナー2番戸田龍太(3年)が50YDのビッグリターン! 関学高敵陣41YDよりの攻撃へ。


ここまで立宇治の見せ場が多いキッキングシーンでしたが、関学高も御返しとばかりにビッグリターン! リターナー2番戸田選手の50YDリターンにより、関学高等部は敵陣からの攻撃へ!


 旗関学高のドライブは敵陣41YDより。ファーストプレイのパスは立宇治インターセプトもオフサイドで取り消し、1stD5 ランストップ、QB3山中→TE89遠藤壮真(3年)へのパスも立宇治DB17多賀翼(2年)のタックルで失敗。


3rdD5 ドローを立宇治DL61寺阪侑斗(2年)とDL32堀池大吾(3年)がストップ。 4thD5 1Q終了です。


後ろからタックルしているのがDL61寺阪選手かな・・・・・・? 関学高等部のオフェンスは4thダウンへ。怒涛の第1Q終了です。


1Q終了 【関西学院高等部 0-10 立命館宇治高校】


アメフトボール2Q開始。関西学院高等部の4thD5、P29大隅のパントはナイスパント!


旗立宇治自陣14YDよりの攻撃です。RB7平のラン4YD、QB8庭山のQBドロー、3rdD2 QB8庭山のランFD!


1年生ながら立命館宇治高校のオフェンスを牽引するQB9庭山選手のランでFDを更新!


続く立宇治1stダウンは、関学高DL17トゥロターがサックしノーゲイン。パスは関学高LB8藤原があわやインターセプト、パスの構えも関学高DL97岡本、LB4山本らがQBサック!  

写真は1年生ながら今や関学高の主力の一人といってもいい活躍のDL17トゥロター選手のQBサック! 関学高のディフェンスが立宇治オフェンスを阻止! このナイスディフェンスたちが次のビッグプレイを生みます。


アメフトボール立宇治4thダウン、パントを蹴ろうとするも関学高DL17トゥロターがパントブロック! エンドゾーンで立宇治P16横山がおさえるもセーフティで関学高等部に2点が入ります!


パントブロックしたのはまたもや関学高17番トゥロター選手! ビッグプレイメイカーですね! エンドゾーンへ転がるボールを立宇治P16横山選手がすかさずカバーするもセーフティ! 関西学院高等部、この試合の初得点はディフェンスでの得点です!


カメラ空に向かい腕を突き上げるトゥロター選手!


やったぞと腕を高々とあげるトゥロター選手! 横の方では関学高DB32市川直輝(3年)選手が立宇治のP16横山選手を手助けしていますね。ナイススポーツマンシップ(^▽^)/ しかし、関西学院高等部、ディフェンスのビッグプレイで2点獲得です!


2Q残り6:13 【関西学院高等部 2-10 立命館宇治高校】


アメフトボール立宇治のキックオフをリターナーがジャグルするも2番戸田がナイスリターン! 

 

 

旗関学高自陣45YDより。パス投げ捨て、QB3山中のドローで前進


司令塔としてのプレイはもちろん自らのランも大きな武器となっている関学高QB3山中選手! ですが、ここは立宇治LB47三田選手が大きなゲインを与えず3rdダウンロングへ。


関学高、3rdD7。スクリーンパス失敗。 関学高、セーフティの次のオフェンスドライブもアメフトボールP29大隅のパントに終わります。


旗立宇治自陣26YDより。RB21平松のランナイスゲインFD!


良いゲインを見せているRB21平松選手!


 QB8庭山→WR11坂下稜太郎(3年)8YDパス成功!


じわりじわりと攻撃で前進する立命館宇治高校!

庭山のドローは関学高DL96手塚DL11吉田圭杜(2年)らがロスタックル! 3rdD4 RB7平のランFD! フィールド中央付近へ 前半残り3分半


カメラ関学高等部DL陣!


97番岡本選手、11番吉田選手、17番トゥロター選手、96番手塚選手と大型DLが立宇治オフェンスを仕留めにかかります!


カメラ立宇治オフェンスライン!


その関学高ディフェンスを跳ね返してオフェンスを進ませようとする立宇治のオフェンシブラインメン! LT65詫間捷史(3年)、LG57林快星(3年)、C63出口慧(3年)、RG77小山田健太朗(3年)、RT55光本周平(3年)でしょうか。


立宇治フィールド中央付近より。ランも関学高LB33三村快(3年)がストップ!


これ以上は進ませじと関学高ディフェンスが立ちはだかります。LB33三村選手がナイスタックル!

RB7平のナイスゲインで前進、3rdD3 ランは関学高DB32市川らのロスタックル! 


青い壁に押し戻される立宇治オフェンス。4thD4となり、関学高タイムアウト前半1回目 前半残り1:54

立宇治ギャンブルの構えに関学高タイムアウト前半2回目 前半残り1:54です。

アメフトボール立宇治4thD4、相手にタイムアウトを使わせたことに満足してギャンブルの構えからパント。立宇治P16横山のパントにより攻撃権は関学高へ。前半残り1:45


関学高DL97岡本選手のラッシュにも負けずパントを蹴るP16横山選手! これがナイスパントになり関学高自陣深くからの攻撃です。


旗関学高自陣16YDより ラン前進、パス投げ捨て、追い込まれた3rdD6 パスを立宇治DB28森山祥太郎(3年)がインターセプト! 攻守交代で立宇治敵陣22YDからの攻撃へ。 前半残り59秒


関学高等部のパスオフェンスを立宇治DB28森山選手がインターセプト! 前半終了間際に立宇治ディフェンスにビッグプレイ!


カメラ祝福される立宇治28番森山選手!


ボールを返そうとするところをチームメイトからの祝福でくしゃくしゃになるDB28森山選手! このビッグプレイにより、立宇治にまたもやオフェンスの機会が巡ってきます!


旗立宇治敵陣22YDより。しっかり時間を使って追加点を取ろうとする立宇治はRB21平松のランで前進するも、続くWR81大塩のランは関学高LB33三村のロスタックル! 
☆動画でどうぞ!

33番LB三村快選手の大きなロスタックル! 立宇治タイムアウトで時間を止めます。3rdD13 ランで前進させた立宇治タイムアウト前半3回目。前半残り1秒です。


アメフトボール前半残り1秒 立宇治FGユニット入りました。 関学高が前半3回目のタイムアウトの後、立宇治K39横川の40YDフィールドゴール成功! 前半終了です。


接戦が予想されたこの勝負。予想通りのロースコア戦ながら立宇治がK39横川選手が前半2本目のフィールドゴール成功しリードを広げます! ここで前半終了です。


前半終了 【関西学院高等部 2-13 立命館宇治高校】


前半を終了して2-13と立命館宇治高校が11点のリード! なんといっても、最初のキックオフリターン、その後の意表のオンサイドキックと前半から積極的に試合を動かそうとする立命館宇治高校の作戦が見事に成功した印象です。しかしながら、試合巧者の関西学院高等部も自慢のディフェンス陣の活躍でセーフティを獲得し2点をゲット。未だオフェンスでの得点がないところが不安ですが、後半のアジャストに定評のある関西学院高等部。後半の戦いぶりに注目が集まります!

(続く)

と、前半まで書いたところですみません。次の試合の告知をば。。


前半有利に試合を進めた立命館宇治高校ですが、関西学院高等部に主導権を明け渡すことなく終始試合をコントロール。結果、関西大会準決勝は関西学院高等部8-18立命館宇治高校立命館宇治高校の勝利となりました! この勝利でいよいよ立命館宇治高校は関西大会決勝にコマを進めます!
関西決勝に出場したもう一校のチームは、クリスマスボウル出場本命視されていた啓明学院高校を13-23と快勝で下し、こちらも怒涛の勢いで関西決勝に名乗りを上げた関西大学第一高校です!

クリスマスボウルまであと一つ。関西決勝は明日11月26日エキスポFFにて行われます。

11月26日13:30~@エキスポFF
関西大学第一高校(大阪2位)×立命館宇治高校(京都1位)

 

告知ムービーを(や)さんが作ってくれました~! いやー、どちらがクリスマスボウルに出場するでしょうか。ドキドキワクワクですね!!

 

<告知ムービー 関西大学第一高校編>

 

<告知ムービー 立命館宇治高校編>

また立命館宇治高校の明日の試合へ向けてのPVも届いております!

ハイクオリティ且つ熱いPVはこちら→https://vimeo.com/244413778

 

 

いよいよ勝てばクリスマスボウルの関西決勝戦! この日はエキスポFFの隣の吹田スタジアムでガンバ大阪の試合があり、会場付近は混雑が予想されます。どうぞ余裕をもって会場にお越しいただき、関西頂上決戦をお楽しみいただければと思います!

 

全国高校大会2017秋 関西準決勝 啓明学院高校x 関西大学第一高校②(や)

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平成29(2017)年11月12日(日)、王子スタジアムにて行われました全国高校大会2017秋 関西準決勝 啓明学院高校(兵庫1位)関西大学第一高校(大阪2位) の試合レポの続きです。

 

前半残り6:59 啓明学院高校 10-3 関西大学第一高校

 

この試合レポの写真は、私撮影のもの以外に、技術顧問こと(ま)さんの旦那さんが撮影したものも使用させていただいております。

 

<第2Q途中から>
啓明学院の9番K古河凛之介選手(2年生)のキックオフで試合再開。
関一、ナイスリターンもホールディングの反則があり、罰退し自陣24YDより。
2ndダウン5、11番RB柳井竜太朗選手(2年生)のランで1stダウン更新。自陣37ヤード付近へ。 


2ndダウン10、7番QB篠原呂偉人選手(2年生)→9番WR成尾慧亮選手(3年生;写真↑)のロングパス成功!


ランアフターを含めて計約40ヤードゲインし、敵陣22YDへ! 


1stダウン、啓明学院の98番DL後藤 慶選手(3年生)のQBサックで1ヤードロスしたものの、3rdダウン11、7番QB篠原選手→9番WR成尾選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣11ヤード付近へ。

最後は、2ndダウン2ゴール、10番RB伊藤大生選手(3年生)のランでTouchdown! 

タッチダウンランの10番RB伊藤選手に駆け寄る55番OL/DL木下大地主将(3年生)。

4番K小川悠太選手(3年生)のTFPキックも成功。

前半残り2:49 啓明学院高校 10-10 関西大学第一高校

関大一高、同点に追いつきます!

 

関一、4番K小川選手がキックオフ。


啓明、2番Ret福山昂汰主将(3年生)がナイスリターンし、自陣41YDより。 

しかし、1stダウン、ランも関大一高の40番LB前野貴一選手(2年生)のタックルでほぼノーゲイン。


2ndダウン9、パスの構えも関一の55番DL木下選手、70番DL越久(おく)峻樹選手(2年生)のQBサックで6ヤードロス!
3rdD15、オフェンスのパスインターフェアがあったものの、パス失敗となったため、関大一高はこれをディクライン。


4thダウン15、2番P福山選手がパント。

(足、ながーい…。)


関大一高、自陣20ヤード付近から。
前半残り1:12


10番RB伊藤大生選手、11番RB柳井選手のラン(写真↑)で1stダウン更新×2。自陣46YDへ。
しかし、スコアには至らず、タイムアップ。

啓明学院高校 10-10 関西大学第一高校

<ハーフタイム>

関大一高のチアリーダーによるハーフタイムショー流れ星

 

啓明学院のチアリーダーによるハーフタイムショー流れ星

対戦相手側へのチア文字も、いつもありがとうございますチュー


<第3Q>


啓明学院の10番K古河選手のキックオフで後半開始。


このキックオフを関一の10番Ret伊藤大生選手がナイスリターンし、自陣39YDより。

啓明学院の5番LB濱田爽斗選手(3年生)のナイスタックルや

3番LB石本弦選手(3年生)のロスタックル(写真↑)があったものの、3rdD12、7番QB篠原選手→10番WR伊藤大生選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。
啓明学院の6番DB金原岳志選手(3年生)のロスタックルもあり、続けてはダウン更新できず、4thダウン2に。


ここでパントフォーメーションから11番柳井選手のスペシャルプレイのランで1stダウン更新!敵陣39YDへ。 
時間なくなり、関一タイムアウト後半1回目を取得。 
3Q残り5:22

 

関大一高、11番RB柳井選手のランで1stダウン更新し、敵陣29ヤード付近へ。

1stダウン、ここで7番QB篠原選手→4番WR小川選手の約30ヤードタッチダウンパス成功!!
4番K小川選手のTFPキックも成功。
3Q残り3:36 啓明学院高校 10-17 関西大学第一高校
関大一高、ついに逆転です!

 

関一、4番K小川選手がキックオフ。
啓明、82番Ret佃厚志選手(2年生)がリターンし、自陣25YD付近より。

3rdダウン2、22番RB中作勇斗選手(3年生)のランで約30ヤードのロングゲイン! 敵陣38YDへ。
関大一高の33番DB中田真成選手(3年生)のロスタックルがあったものの、

3rdダウン12、11番QB平尾渉太選手(3年生)→80番WR三上岳選手(3年生)の約33ヤードロングパス成功!

ゴール前7YDへ。
1stダウン7ゴール、22番RB中作選手のランでナイスゲインも、2ndダウン2ゴール、関一の40番LB前野選手、55番DL木下選手らがタックルでロスし、3rdダウン4ゴールに。


第3Q終了、啓明学院高校 10-17 関西大学第一高校

 

<第4Q>
啓明学院3rdD4 to Goalから。

ランも、関大一高の70番DL越久選手がロスタックルし、タッチダウンに至らず! 
9番K古河選手の25YDフィールドゴール成功!

試合残り9:14 啓明学院高校 13-17 関西大学第一高校
キャッチアップが得意な啓明学院らしいオフェンスでゴール前まで迫りましたが、タッチダウンには至らず、フィールドゴールとなりました。


啓明の9番K古河選手がキックオフ。
関一、10番Ret伊藤大生選手がリターンし、自陣33YDより。


1stダウン、パスを啓明学院の36番DB北田大貴選手(2年生)がインターセプト!


一転、啓明学院の敵陣41ヤード付近からのオフェンスに! 

啓明高校にとっては逆転への絶好のチャンスグー関大一高にとってはせっかくフィールドゴールに抑えたところから逆転されるかもしれないピンチです…ガーン

 


啓明学院、2ndダウン、11番QB平尾選手→7番WR塚崎正吾選手(2年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣29YDへ。
しかし、続く1stダウンでファンブルロストガーン


関大一高の55番DL木下選手がリカバーし、ターンオーバー!
啓明学院にとっては痛い、関大一高にとってはピンチ脱出の攻守交代です…。 

試合残り8:00


関一、自陣7ヤード付近からのオフェンスに。
10番RB伊藤大生選手のラン×2、11番RB柳井選手のランで1stダウン更新×3。敵陣42ヤード付近へ。
22番RB平野佐典選手(3年生)のランでゲインし、2ndダウン1に。

関一タイムアウト後半2回目。
試合残り4:39

関大一高、2ndダウン1、ランプレイ中にホールディングがあり罰退も、1stダウン更新して敵陣26ヤード付近へ。


3rdダウン5、7番QB篠原選手→8番TE増田力哉選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣5ヤード付近へ。

1stダウン5ゴール、最後は22番RB平野選手のランでTouchdown!
TFPキックは失敗。

試合残り2:58 啓明学院高校 13-23 関西大学第一高校
関大一高にとっては、5分使ってタッチダウンで10点差に引き離すという理想的なドライブとなりました。
しかし、相手はハリアップオフェンスが得意な啓明学院。
試合残り3分弱、まだまだ油断はできません!


関一、4番K小川選手がキックオフ。
啓明、82番Ret佃選手がリターンし、自陣20YDより。

3rdダウン5、関大一高の33番中田選手のナイスパスカバーで1stダウン更新できず。

4thダウン5ギャンブル、11番QB平尾選手→7番WR塚崎選手のパス成功で1stダウン更新!自陣38YDへ。

関一の66番DL中道麗太選手(3年生)、57番DL宮本一選手(3年生)、55番DL木下選手らのQBサックで4ヤードロス! 
啓明タイムアウト、後半1回目。
試合残り1:59


啓明学院、1stダウン更新に至らず、4thダウン5に。
11番QB平尾選手→7番WR塚崎選手パス成功で再びギャンブル成功!敵陣40YDへ!
試合残り1:40

 

しかし、関一の55番DL木下選手、57番DL宮本選手、70番DL越久選手らQBサックでまたしても5ヤードロス! 
2ndD15、啓明タイムアウト後半2回目。
試合残り1:26

 

啓明学院、2ndダウン15、パスは関一の81番金山将龍選手(2年生)がカット。 

さらにロングパスを関一の8番LB増田選手がインターセプト!
試合残り1:10

ほぼ試合を決める攻守交代です…! 


関一の自陣12ヤード付近からのオフェンスに。
1stダウン、10番Rb伊藤大生選手のナイスゲインで1stダウン更新。
 
啓明ラストタイムアウト。
試合残り1:03


関一、ランプレイで時間を流し、ニーダウンでタイムアップ。

試合終了です!

 

試合終了、啓明学院高校 13-23 関西大学第一高校

 

試合終了後の啓明学院高校の円陣です。

春の関西大会は優勝した啓明学院高校でしたが、秋の全国大会はここで敗退、3年生は引退となりました…。

春の関西大会での強さを見てきてた私としては、啓明学院が秋も関西決勝まで行くのはかたいと思っていたので、意外な結果となりました…。

キープレイヤーのTE岡部亘成選手(3年生)などの欠場も響いたのかもしれません…。

 

関西大学第一高校の試合後のミーティングです。

関西大学第一高校は見事、春の覇者・啓明学院高校を下して、平成22(2010)年以来、7年ぶりの秋の全国大会関西決勝への進出を決めました!

次に目指すは平成10(1998)年、約20年ぶりのクリスマスボウルクリスマスツリー(全国高校大会決勝戦)出場!

あわわ…、高校生の今の選手たちが生まれる前の出来事ですね汗

 

この後に行われた全国大会高校大会関西準決勝第2試合は、立命館宇治高校(京都1位)が関西4連覇を賭けた関西学院高等部(兵庫2位)を下し、関西決勝は、関西大学第一高校 x 立命館宇治高校というちょっと目新しい組み合わせとなりました。

クリスマスボウル出場を賭けたこの試合は、明日11月26日(日)13:30から、エキスポフラッシュフィールドにて行われます。

 

関西決勝を前に告知ムービー(好プレイ集)を作りましたので、リンクを貼っておきます。

<関西大学第一高校編>

<立命館宇治高校編>

 

関西大学第一高校は強力なオフェンス、立命館宇治高校は強力なディフェンスが持ち味のチームです。

その裏の立宇治オフェンス x 関大一高ディフェンスやキッキングが勝負を分ける気がします。

 

ちなみに、関西大学第一高校のQB7番篠原選手(2年生)と立命館宇治高校のQB8番庭山大空選手(1年生)は、ともにチェスナットリーグの大阪Jr.ベンガルズ出身で、1年先輩・後輩となります。

あと、関大一高の磯和雅敏監督と立命館宇治高校の東前圭監督は、たしかともに数学の先生ですね照れ

 

明日は、観戦日和の晴れ晴れ予報。

是非、現地観戦にいらしてくださいね!

【全国高校アメフト選手権2017】 関西学院高等部×立命館宇治高校その2(ま)

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大変遅くなりましたが、関西学院高等部×立命館宇治高校のレポ後半です。前半戦は立命館宇治高校が先手先手で試合を動かし、リードを獲得。なんといっても驚いたのは前半戦次々に繰り出してくるスペシャルプレイ! この試合に対する準備の深さと集中力の高さに立宇治スタンドから驚きと賞賛の声が上がります。一方の関西学院高等部はパントブロックからセーフティを獲得し意地を見せるも、オフェンスでは無得点と厳しい状況。しかしアジャストの上手い関学高等部、後半にどんな策を準備しているのか期待がかかります。

お互い強固なディフェンスを持つ両チームならではといった戦いぶりで、2-13のロースコアで折り返した前半戦。いよいよ後半開始。その前にチアのハーフタイムです!(関学高チアの写真はうまく撮影できておらず申し訳ない! しかし立宇治チアが両チームを鼓舞するパフォーマンスを見せてくれています)

 

ポンポン立宇治チアのポンポン文字で「KG」の二文字! 


チアリーディング魂のこもった「KG」の二文字にびっくり。おお、立宇治チア優しい!!「11.12」→「KG」の次に現れたのは・・・・・・?
 

おなじみ「足跡 足跡」!!


おなじみ「PANTHERS」のガオーポーズ。そして「ガンバレ」→「OVER」という文字が続き、どちらのチームのファンも今日の試合をみんなで楽しみましょうといった、立宇治チアからの素敵なメッセージが伝わってきます。

さて、いよいよ後半開始です。

アメフトボール立宇治K39横川豪士(2年)のキックオフ関学高リターナー2番戸田龍太(3年)がリターン! 後半は関西学院高等部のオフェンスから始まります。


旗関学高自陣30YDより後半最初のドライブです。 RB29大隅俊輝(3年)のランから入るも立宇治LB13堀之内海太(3年)らがロスタックル!


後半も立宇治のアグレッシブなディフェンスから始まります。

2ndダウン、QB3山中勇輝(3年)のキープもストップ、3rdD9 パスを立宇治DB17多賀翼(2年)がナイスカットでFD獲得ならず。

 

アメフトボール関学高4thダウン、P29大隅のパントへ


期待された後半最初のドライブもFDを獲得ならず。キッキングでも大きな役割を果たすP29大隅選手のパントで陣地を挽回します。


旗立宇治自陣40YDより。QB8庭山大空(1年)のラン6YD、続いてのQBキープはノーゲイン、3rdD4 WR81大塩良至(3年)のランも関学高DB18中根巧人(3年)がストップしFDには至らず。 


関学高等部ディフェンスも立宇治オフェンスを進ませません。立宇治WR81大塩選手のランをDB18中根選手が鋭いタックルで仕留め立宇治のファーストドライブをストップ! 立宇治4thダウンへ。


アメフトボール立宇治4thダウン、P17多賀のパントはナイスパント! インサイド10!


DBとしても活躍中のの17番多賀選手がパントキック! ロースコアゲームはキッキングも重要な要因ですね。これがナイスパントとなり関学高自陣深くからの攻撃です。


旗関学高自陣7YDより QB3山中→WR1福原楽(3年)へのパスが少し跳ねるも・・・・・・。


パスカット?により宙に浮いたボールですが・・・・・・。


関学高WR1福原がナイスキャッチ、4YDパス成功!


この集中力! さすがの一言のナイスキャッチですWR1福原選手!


QB3山中のキープは立宇治LB13堀之内のタックルでストップも、3rdD8 QB3山中のキープFD!


自身のキーププレイがビッグウェポンとなるQB3山中選手! 

さらにQB3山中のスクランブルがロングゲインでFD!  気持ちの良いランが続き、関学高等部自陣40YDまで前進します。

 

関学高自陣40YDより。QB3山中のキープ、RB29大隅のラン、3rdD3 パスの構えも立宇治DL32堀池大吾(3年)、DL55光本周平(3年)のQBサック! でロス。4thダウンパントへ


ようやくオフェンスが進み始めた印象の関学高等部ですが、ここも立宇治ディフェンスが立ちはだかります。立宇治DL55光本選手がナイスプレイ! 関学高のオフェンスはパントへ。



旗立宇治自陣33YDより RB7平浩希(3年)のラン、RB7平へのサイドスクリーン、3rdD3 ランで狙うも関学高LB33三村快(3年)、DB32市川直輝(3年)らがストップ! 3Q終了です。


立宇治はキャプテンRB7平選手を中心にオフェンスを組み立てますが、ここも関学高ディフェンスがFD獲得を阻止。じっくりとした我慢比べとなっています。


ふたばどちらのオフェンスもパント、パントでお互い無得点のままあっという間に3Q終了です。

3Q終了 【関西学院高等部 2-13 立命館宇治高校】


アメフトボール4Q開始。立宇治4thDへ。関学高LB33三村のナイスプレッシャーP16横山恵太郎(3年)のパントが短くなり関学高自陣45YDからの攻撃へ。


あわやパントブロックかと思われる関学高等部LB33三村選手のナイスプレッシャー! 立宇治P16横山選手もよく蹴りました! しかしこのパントが短く関学高自陣45YDからと好ポジションからの攻撃です!


旗泣いても笑っても最後の第4Q。11点差を追いかける関学高等部はこの自陣45YDからのドライブでなんとか反撃に撃ち出たいところでしたが、ファーストプレイか。パスを立宇治DB17多賀がインターセプト! 攻守交代です!


綺麗に投じられたパスだったのですが、立宇治DB17多賀選手が目の覚めるような反応でインターセプト! 

☆(や)さんがアップしてくれたショートムービー「立命館宇治高校17番DB多賀翼選手のインターセプト」

 



カメラ祝福される多賀選手!


立宇治LB44竹谷俊哉(2年)選手から祝福を受ける多賀選手! この試合大活躍ですね! 堅守の立宇治、関学高等部のオフェンスをここもシャットダウンです。


旗インターセプトにより攻撃権を手に入れた立宇治自陣45YDよりの攻撃。


しかし後半に入ってオフェンスに苦しむのは立宇治も同じ。1年生QB庭山選手がオフェンスを牽引しますが・・・・・・。


RB7平のラン、パスの構えも関学高DL97岡本良太(3年)、DL96手塚大介(3年)の鋭いラッシュにパス投げ捨て、3rdD8 パス不成功。 P16横山のパントへ 試合残り8:25。


写真は2ndダウン、関学高3年生DLコンビ96手塚選手、97岡本選手の鋭いラッシュに思わずパスを投げ捨てる立宇治QB8庭山選手! パンター16番横山選手のパントにより攻撃権は関学高等部へ。


旗関学高、自陣15YDよりの攻撃です。


自陣15YDからと厳しいポジションからのオフェンスとなって関学高等部。逆転に向けてなんとか進めたいドライブでしたが・・・・・・。

立宇治LB13堀之内のQBサック! でロス、QB3山中のキープも立宇治DL69田中諒らがロスタックル、3rdD16 立宇治タイムアウト、後半1回目 試合残り7:09。


関学高3rdDロング、 パスの構えも立宇治DL32堀池大吾(3年)がエンドゾーン内でタックルしセーフティ! 立宇治に2点が入ります。


立宇治ディフェンスにビッグプレイが連発です! ここは立宇治DL32堀池選手がエンドゾーン内でサックしセーフティ! 両チームにセーフティが出現するという珍しい試合ですね。

☆ショートムービー「立命館宇治高校 堀池大吾選手のタックルによるセーフティー(2017.11.12.関西学院高等部戦@王子ST)」



カメラ通称「人」のセーフティ!
審判の横でのセーフティポーズはその前にナイスプレイの立宇治DL69田中諒選手かな? 立宇治圧巻のロスタックル三連発、最後に立宇治ディフェンスがセーフティを獲得しディフェンスで2点を獲得です。


試合残り7:02 【関西学院高等部 2-15 立命館宇治高校】


と、その2はここまでですm(_ _)m
(いろいろ貼りまくったせいか、amebaブログの文字数制限にひっかかってしまいました。続きはその3へ)
 

【全国高校アメフト選手権2017】 関西学院高等部×立命館宇治高校その3(ま)

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文字数制限にひっかかりその3です。

 

試合残り5:44 【関西学院高等部 2-15 立命館宇治】

 

立宇治ディフェンスがセーフティで2点を獲得しリードを13点差に! 試合残り6分弱。勝利への逆算をする関学高等部、勝負をかけたガッツィコールが飛び出します!

 

 

アメフトボールセーフティの後は失点したチームがキックオフを蹴ります。13点差となってしまった関学高は意表のオンサイドキック!


セーフティを獲られた後のキックオフは自陣20YDからと普通のキックオフより不利なポジションからのキックとなるため、通常であれば無謀とされるプレイ。しかしここが勝負所とみた関学高等部はらしいと言えば、らしい選択で意表を突くオンサイドキック! 


しかしこのキックオフのボールは30YDラインを越えない地点で関学高がタッチしオンサイドは失敗です・・・・・・。


オンサイドの成功は、キックオフのボールがキック地点から10YDを越えることが絶対条件。つまり右から左へとキックした関学高は30YDラインを越えなければなりませんが、ご覧の通り関学高のオンサイドチャレンジはあと1YD足らず。立宇治97番山下憂(1年)選手がきちんとカバーしているのもさすがです。関学高等部のオンサイドは失敗となり、この地点で立命館宇治高校の攻撃となります!


旗立命館宇治、敵陣29YDからの攻撃へ。立宇治はこのチャンスをきっちりと得点に繋げます。QB8庭山のキープで前進し・・・・・・。



RB7平のワイルドキャットは関学高DL96手塚らがストップ!


もうこれ以上点をやることはできない関学高等部。必死のディフェンスを見せます。ここは関学高等部DL96手塚キャプテンらがナイスタックルでノーゲインへ。さらに3rdD7 パス失敗で立宇治4thダウン 。


アメフトボール立命館宇治4thダウン、K39横川豪士(2年)の43YDフィールドゴール成功!


実はこの試合、立命館宇治高校のタッチダウンは前半意表のキックオフロングゲインから獲得した1本のみ。さらにセーフティの2点を除いては全ての得点をK39横川選手が獲得しています! ここも43YDという難しい距離をK39横川選手が決め、立宇治がリードを16点に広げています! ホルダーは31番坪倉拓未(2年)選手です!


カメラ祝福されるK39横川選手!


安定感あるキッカーがいるチームは強いですね。このフィールドゴール成功で立命館宇治高校はリードを16点に広げます。


試合残り5:44 【関西学院高等部 2-18 立命館宇治】


アメフトボール立宇治のキックオフを関学高2番戸田がナイスリターン! 


オンサイド失敗で窮地に陥った関学高ながら、キャプテンDL96手塚選手中心のディフェンスで立宇治にタッチダウンを許さずリードは16点とぎりぎり2ポゼッション差。まだまだチャンスは残っています。2番戸田選手がナイスリターン!


旗関学高自陣31YDより。試合終盤に入ってからのキャッチアップオフェンスに定評のある関学高、QB3山中のキープ5YD、QB3山中→WR1福原パス成功FD! 自陣49YDへ。動画で!


☆ショートムービー「関西学院高等部 3番QB山中勇輝選手→1番WR福原楽選手のパス成功 (2017.11.12.立命館宇治高校戦@王子ST)」

 


相手と共に時間とも戦わなければいけない関学高はここで一気にロングゲインを狙うロングパススロー! しかしきっちりカバーしていた立宇治DB17多賀がパスカット! それを立宇治DB1村井翔哉(3年)がインターセプトとなりターンオーバー! 攻守交代です。連続写真でどうぞ!(写真その1)


1番福原選手を狙ったロングパス、しかし立宇治DB17多賀選手が競り合い・・・・・・。

(その2)立宇治DB17多賀が、一瞬の隙をとらえてパスカット!


多賀選手がカットしたボールを見つめるDB1村井選手が・・・・・・。


(その3)立宇治DB1村井翔哉(3年)が地面に落ちるスレスレでインターセプト!


ご覧ください、この集中力! DB1村井選手は本当に反応がいいんですよね! 立宇治ディフェンスがまたもやビッグプレイ!


カメラガッツポーズでサイドラインに戻ってくる立宇治DB1村井選手!


同じくDB24西田選手と共に喜びの顔で戻ってきます。 関学高のオフェンスは痛恨のインターセプトで攻撃権を手放してしまいます。試合残り4:31です。


旗立宇治自陣20YDより。リードをしている立宇治はランプレイで時間の消費にかかります。 RB21平松的(2年)のラン、ランは関学高DL97岡本のロスタックル、3rdD9 RB30村上太智(1年)のラン関学高LB33三村のタックルによりFDには至らず。 


少しでも早くオフェンスに回したいという気持ちが伝わってくる関学高ディフェンス。写真は関学高LB33三村選手のナイスタックル! 立宇治4thD5 関学高タイムアウト後半1回目のタイムアウト 試合残り2:59です。


アメフトボール4thダウン、立宇治パントで陣地を回復。 関学高は時間を少しでも残すフェアキャッチ。 関学高自陣36YDよりの攻撃へ 試合残り2:52です。

 

旗試合残り3分弱。このまま終わるわけにはいかない関学高等部、ここから最後の望みをかけたオフェンスを見せます。自陣36YDより。QB3山中→WR2戸田パス成功FD! 


いくらリードされていても、いくら時間がなくても逆転への道をあきらめない関学高のオフェンスは迫力があります! WR2戸田選手へのパス成功! ランアフターキャッチを阻止すべく、立宇治も必死のディフェンスです!

立宇治にラフィンザパサーがあり前進し関学高オートマチック1stD 敵陣35YDまで前進します。 試合残り2:33です。


関学高敵陣35YDからです。 QB3山中のキープも立宇治DL69田中諒のサックでロスQB3山中→WR81山下パス成功、3rdD6 WR1福原へのパス成功FD! 敵陣20YD 残り1:28


いよいよ敵陣20YDまで迫ってきました関学高オフェンス、タッチダウンなるか!?


関学高敵陣20YDより。横パスもノーゲイン、関学高タイムアウト後半2回目 試合残り1:26 パスの構えも立宇治DL52溝口雄大(3年)のQBサック! でロス、3rdDQBキープも立宇治LB47三田雄介(3年)がストップ! 4thD20へ。 関学高タイムアウト後半3回目残り51秒。


コンテインを意識したディフェンスで関学高QB3山中選手のランを進ませない立宇治LB47三田選手! 関学高等部ついに4thダウンに追い込まれます!


関学高4thD20、ギャンブル!


ファーストダウンまで20YD、エンドゾーンまで30YD。ギャンブルしか選択肢がなくいよいよ追い込まれたかに見えた関西学院高等部でしたが、ここで素晴らしいプレイが飛び出します!


QB3 山中→エンドゾーンのWR2戸田へパス成功Touchdown!万歳(連続写真 その1)


投げも投げたり、捕りも捕ったり! 立宇治DB陣がきちんとカバーしているのですが・・・・・・。

(その2)関学高WR2戸田選手がエンドゾーンでキャッチしタッチダウン!


ディフェンダーと競り合いタッチダウン! 関学高等部、意地のオフェンスで6点を獲得!



(その3)タッチダウンコール!


4thダウンギャンブルに追い込まれ、タッチダウンは難しいかと思われた絶体絶命の状況下で魅せる意地のタッチダウン! WR2戸田選手の素晴らしい集中力、「さすが」という一言ですね! 観客をうならせたこの素晴らしいプレイは動画でご覧ください!
☆ショートムービー「関西学院高等部 3番QB山中勇輝選手→2番戸田龍太選手 タッチダウンパス成功 (2017.11.12.立命館宇治高校戦@王子ST)」

 



カメラつかの間の祝福の瞬間!


TE89 遠藤壮真(3年)選手と一瞬喜ぶWR2戸田選手。しかし両選手ともすぐさま2ポイントコンバージョンの準備に向かいます。


アメフトボール関学高等部はもちろん2ポイントコンバージョントライ!


2点を獲得するしかない関学高、QB3山中選手を中心に集まります。


どうしても成功させたい2ポイントコンバージョン、関学高QB3山中がパスで狙うも立宇治LB44竹谷俊哉(2年)がパスカット! 2ポイントコンバージョン失敗!


最後の最後まで集中力を切らさないのは立宇治側も同じ。立宇治LB44竹谷選手がパスカットし、関学高の2ポイントは失敗に。いよいよ関学高等部は厳しくなってまいりました。


☆ショートムービー「立命館宇治高校 44番LB竹谷俊哉選手のパスカット (2017.11.12.関西学院高等部戦@王子ST)」

 

 


試合残り0:42 【関西学院高等部 8-18 立命館宇治高校】


アメフトボールわずかな希望にかける関学高はもちろんオンサイドトライ! キックは面白いバウンドになったものの、サイドラインを割りオンサイド失敗。サイドラインを出た地点より立命館宇治高校の攻撃です。 試合残り42秒


ポーンと浮き、面白いところにとんだボール。しかしこの後イレギュラーにバウンドしながらボールはサイドラインを割り、オンサイドキックは失敗へ。試合残り42秒、立宇治は時間を消費するのみです。


旗立宇治、QB12福井直人(3年)のニーダウンで時間を消費しタイムアップ。 試合終了です。


最後は3年生QB12福井選手が試合を締め、タイムアップ! 関学高等部×立宇治の強豪校対決は立宇治に軍配が上がりました!



試合終了 【関西学院高等部 8-18 立命館宇治高校】


両チームにセーフティが飛び出すディフェンシブゲーム。じりじりした攻防が続いた試合でしたが前半早々からスペシャル連発でタッチダウンを奪い、試合を優勢に進めた立命館宇治高校がモメンタムを奪ったまま終盤までリードを許さず、この強豪校対決を制しました。立宇治は関西ブロック決勝に進出です!


試合終了。



カメラ整列の後のフィールドでの一コマ。


入り乱れる選手たち、お辞儀の姿勢を崩さない関学高等部のサイドラインにぐっときます。そして関学高等部キャプテン手塚選手と立命館宇治高校キャプテン平選手が、お互いの健闘を称え合っていました。


以上のように、関西学院高等部×立命館宇治高校の注目の対戦は前半からのリードを守り切った立命館宇治高校が勝利をおさめました! なんといっても圧巻は立宇治のディフェンス陣。QBサック、ロスタックルにインターセプトと関学高オフェンスの良い部分を封じ込め、強敵KGHを撃破しました。敗れた関学高等部ですが、なかなかオフェンスが進まない中、しかし試合ラスト3分で魅せたドライブは見事の一言。さすがただでは終わらない、終わらせないといった意地のプレイに両スタンドから大きな拍手が送られました!


関西学院高等部整列


王子スタジアムに集まってくれた皆さんに深々とお辞儀をする関学高等部。ナイスファイトに観客からは惜しみない拍手が送られていました。私もここ最近は兵庫県大会も観に行くことも多く、春から秋にかけて後々語り継がれるような素晴らしい試合を見せてくれたこのチームに感謝の気持ちで一杯です。これだけ試合を見ていると、最近出場していない選手がどうしても気になってしまうのですが、春大会ぐいぐい走りまくっていたRB28前田公昭選手のランも見たかったですね・・・・・・。3年生の皆さんおつかれさまでした。また大学や新しいフィールドで元気にプレイしている姿を見られると嬉しいです。


立命館宇治高校整列


見事な試合展開でこの難敵を破った立命館宇治高校に、立宇治スタンドから大きな歓声と拍手が送られました! この試合に勝利した立宇治は関西決勝に進出! 残念ながらクリスマスボウルへの道は絶たれてしまいましたが、「京都府代表がクリスマスボウルに行けるかも!」と、関西決勝まで連れていってくれて個人的に嬉しかったです。私が今シーズンの立宇治のレポを書くのはこれが最後になりそうなのでここで感謝の言葉を少し。今シーズン、秋大会での大産大附属戦、KGH戦での素晴らしい戦いぶりは「立宇治強し」という強烈な印象を残し、私たちアメフトファンを大いに沸かせてくれました! 3年生のみなさんお疲れさまでした。また大学でそしてインターナショナルボウルに選ばれている選手もいるとちらほら聞いていますので(詳しくは知りませんが)、大舞台での活躍を楽しみにしています!


(終わり)

全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校 x 立命館宇治高校①(や)

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平成29(2017)年11月26日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校(大阪2位)立命館宇治高校(京都1位) の試合レポです。

 

フィールド周りにこれでもかと貼られていた今年のクリスマスボウルクリスマスツリー(全国高校大会決勝戦)のポスターです。

(…の写真を撮ってくださったのは、技術顧問こと、(ま)さんの旦那さんです。)

ポスターの中心は、昨年の関東高校代表校かつ全国優勝校の佼成学園高校の選手たちの写真です。

実は、この試合の数日前に今年の関東決勝があり、この時点で佼成学園高校の2年連続クリスマスボウル出場が決まっていました。

この関西決勝の試合会場にも、スカウティングに来た佼成学園高校の生徒さんたちがチラホラ…キョロキョロ

今年は関西代表校が勝って、日本一の座を取り戻してほしいですね!

 

試合前の整列です。
左側のホワイトジャージが立命館宇治高校右側のカラー(黒)ジャージが関西大学第一高校です。

どちらも人数が多いですね!嬉しいことです照れ


立命館宇治高校の7番RB平浩希主将(3年生)と関西大学第一高校の55番OL/DL木下大地主将(3年生)のコイントスの結果、コイントスに勝利した立命館宇治高校が前半レシーブを選択。 

 

関西大学第一高校のキックオフ前の円陣です。
前々週の関西準決勝では、兵庫1位かつ春の関西大会優勝校でクリスマスボウル出場に一番近いと思われた啓明学院高校を13-23で下し、平成22(2010)年以来、7年ぶりの関西決勝戦進出です!

たしか関西大学→現・パナソニックのLB林 直輝選手がキャプテンだった時ですね。

(関大一高時代の林選手は、どちらかというと、ディフェンスよりRBとしての印象が残っています。)

この時は関西決勝で関西高校アメフト界の盟主・関西学院高等部に敗れた関大一高、平成10年(1998)年以来、19年ぶりの悲願であるクリスマスボウル出場を果たすことができるでしょうか??

 

関西大学第一高校のこの日のスタメンです。

(skyAの録画中継から転記しました。)
<オフェンス>
OL:71番岩見裕輔選手(3年生)、77番徳山雄輝選手(2年生)、57番宮本一選手(3年生)、75番寺田浩司選手(2年生)、55番木下大地選手(3年生・主将)
TE:8番増田力哉選手(3年生)
WR:9番成尾慧亮選手(3年生)、10番伊藤大生選手(3年生) 
RB:22番平野佐典選手(3年生)、2番前川真司選手(3年生)
QB:7番篠原呂偉人選手(2年生)
<ディフェンス>
DL:66番中道麗太選手(3年生)、57番宮本一選手(3年生)、70番越久峻樹選手(2年生)、55番木下大地選手(3年生・主将)
LB:18番伊藤悠選手(3年生)、2番前川真司選手(3年生)、8番増田力哉選手(3年生)
DB:33番中田真成選手(3年生)、81番金山将龍選手(2年生)、84番山田裕哉選手(3年生)、37番池上裕貴選手(3年生)

 

立命館宇治高校のキックオフ前の円陣です。
春大会は同志社国際高校に敗れ関西大会出場が叶わなかった立命館宇治高校ですが、秋は一転、大阪では春秋通じて無敗だった大阪産業大学附属高校に続き、宿敵・関西学院高等部をも撃破し、平成25(2013)年以来、4年ぶりの関西決勝戦に進出です!

その時は、現・立命館大学4回生でWR近江克仁主将やQB西山雄斗選手(写真↑;敢闘賞受賞)などが3年生で、クリスマスボウルに出場し、全国準優勝となっています。

この時以来のクリスマスボウル出場を果たし、偉大な先輩たちを超えることができるでしょうか??

 

立命館宇治高校のこの日のスタメンです。

(skyAの録画中継から転記しました。)
<オフェンス>
OL:65番詫間捷史選手(3年生)、57番林快星選手(3年生)、63番出口慧選手(3年生)、75番中川秀太選手(3年生)、77番小山田健太朗選手(3年生)
WR:6番矢間大智選手(3年生)、81番大塩良至選手(3年生)、18番青木源太選手(3年生)、11番坂下稜太郎選手(3年生)、
RB:7番平浩希選手(3年生・主将)
QB:12番福井直人選手(3年生)
<ディフェンス>
DL:32番堀池大吾選手(3年生)、69番田中諒選手(3年生)、52番溝口雄大選手(3年生)、55番光本周平選手(3年生)
LB:13番堀之内海太選手(3年生)、47番三田雄介選手(3年生)、36番新家修太選手(3年生)、28番森山祥太郎選手(3年生)
DB:17番多賀翼選手(2年生)、24番西田健人選手(2年生)、1番村井翔哉選手(3年生)

 

これまでの試合は1Q10分でしたが、関西決勝からは1Q12分となり、攻守両面で出場する選手が多い高校の試合ではスタミナ面が重要となってきます。

関西大学第一高校はどちらかというとオフェンシブなチーム立命館宇治高校はどちらかといえばディフェンシブなチームと、得意分野が違う対決となった全国高校大会関西決勝、クリスマスボウルへの切符を手に入れるのは、どちらでしょう??


なお、この試合レポの写真は、私撮影のもの以外に、技術顧問こと(ま)さんの旦那さんが撮影したものも使用させていただいております。
 
<第1Q>

関一の4番K小川悠太選手(3年生)のキックオフで試合開始。


立命館宇治の11番Ret坂下稜太郎選手(3年生)がエンドゾーンから果敢にキックオフリターンも…、


関一の14番横山智明選手(1年生)のナイスタックルであまりリターンできず、立宇治自陣17YDからの攻撃に。 

関大一高、試合開始直後から、得意のキッキングで魅せますグッ

QBは、これまでの試合から引き続き、1年生(!)の庭山大空選手(173cm・67kg)。

1stダウンの短いパスは関一の55番DL木下大地選手(3年生・主将)がナイスカット。

そして、2ndダウンのパスを関一の2番LB前川真司選手(3年生)がインターセプト! 

試合開始たった24秒で、攻撃権を奪い取るビックプレイです!


攻守交代し、なんと一転、関一の敵陣27YDからのオフェンスに! 
QBは、こちらもこれまでの試合から引き続き、1年生の昨秋からスターターの7番篠原呂偉人選手(2年生・168cm・70kg)。
ちなみに、立宇治の1年生QBの庭山選手と関大一高の2年生QBの篠原選手は、ともにチェスナットリーグ(少年アメフト)の大阪Jr.ベンガルズ出身です。

いま話題の日本大学の1回生QB林 大希選手も大阪Jr.ベンガルズ出身なので、ベンガルズのコーチの皆さんは、喜んでおられるでしょうね照れ
立命館宇治のロスタックルやフォルススタートの罰退もあり、1stダウン更新できず、4thダウン6に。

関一、4番K小川選手の40ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、1番角井優一選手(3年生)。

高校の試合では40ヤードフィールドゴールが決まれば御の字ですが、試合前練習をチェックしておられた(ま)さんの旦那さんによると50ヤードフィールドゴールでも決まりそうとのことでした。ヒョエェェ---ガーン
1Q残り9:14 関西大学第一高校 3-0 立命館宇治高校
関大一高、インターセプトから得たチャンスから先制です!
立命館宇治としては、大ピンチを得意のディフェンスでフィールドゴールに抑えたといってもいいでしょうあせる

 

関一、4番K小川選手がキックオフ。


立宇治、21番Ret平松 的(いくは)選手がエンドゾーンからナイスリターン!立宇治、自陣31YDより。
3rdD1、8番QB庭山選手のランでゲインも、1秒間の不静止の反則で取り消しとなり、3rdダウン6に。

(このプレイは、スペシャルプレイだったのかもしれません。)


1年生QBを先輩たちがフォローします。
さらにフォルススタートの反則で罰退し、3rdD11に。


QBスクランブルも、関一の75番DL寺田浩司選手(3年生)のタックルで、さらに1ヤードロス。
ディレイオブザゲームでまたしても罰退し、4thダウン17、パントもあまり飛距離が伸びず。
うぅーん、立宇治に反則が多いですショボーン
プレイコールの伝達(スポッター席→サイドライン→フィールド)が、うまくいってないような印象を受けました。

 

関一、自陣43YDより。
立宇治得意のディフェンスでほぼゲインなく、4thダウン9、1番P角井選手がパント。
 

立宇治、自陣16YDより。 

1stダウン、8番QB庭山選手→11番WR坂下選手パス成功からのランアフターで1stダウン更新。自陣28YDへ。 

しかし、関大一高の77番DL徳山勇輝選手(2年生)の2ヤードロスタックルもあり、続けてはダウン更新できず、4thダウン5、パント。

 

このパントもあまり飛距離が伸びず、関一自陣40YDより。
立宇治の44番LB竹谷俊哉選手(2年生)のパスカットもあり、1stダウン更新できず。

4thダウン6、1番P角井選手がパント。
 

立宇治、81番Ret大塩良至選手(3年生)のパントリターンにより、自陣36YDから。 

1stダウン、21番RB平松選手のランで約20ヤードのロングゲイン!敵陣44ヤード付近へ。

 

ここで第1Q終了、関西大学第一高校 3-0 立命館宇治高校

 

立宇治のリズムの悪さが気になるものの、両校ともディフェンシブな展開となった第1Qでした。

 

その②に続く…。


お帰りなさい!日本大学の元・大阪高校生フットボーラーたち(や)

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さてさて、いよいよ甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝戦)が、明日12月17日(日)と迫ってまいりました。

みなさん御存知のとおり、対戦カードは今年は(も?)、東日本代表校・日本大学(関東1位) 西日本代表校・関西学院大学(関西2位)という対戦となりました。

 

大会及び各校オフィシャル、各紙誌等からすでに、各校・各選手情報をモリモリだくさんにお伝えていただいているので、私(や)からは大阪高校担当目線で、今年2017年の関東学生アメリカンフットボール連盟の公式パンフに掲載されているメンバー表を元に、日本大学サイドの大阪の高校出身の選手紹介をしたいと思います。

(関東学生の公式パンフは、関東在住の方からいただきました。いつもありがとうございます!)

 

①大阪産業大学附属高校出身者(13名)

 

・4年生:25番WR桑原司選手、44番LB谷口一騎選手

・3年生:84番WR井田陽選手

・2年生:14番QB室井正道選手、20番RB松野留依選手、32番DB松元慶太選手、38番DB森上太郎選手、45番DB谷口大成選手、52番OL三井太賀選手、82番WR小倉豪選手

・1年生:29番DB澤井俊稀選手、36番WR佐山侑平選手、76番OL田川日向選手

 

日本大学の武田真一コーチは大産大附属高校でもコーチをされており、元・立命館大学→元・パナソニックの長谷川昌泳コーチの出身高校でもあります。

その縁で見るからに大産大附属高校と日本大学の間には太いパイプがあり、毎年必ず、年によってはかなりの数の選手が日本大学へ進学しています。(どちらかというと、バックスの選手が多いですね。)
学連公式パンフによると選手数は122名とのことですので、約1割が大産大附属高校出身者という一大学閥です。

その中でも注目選手は、2年生の82番WR小倉豪選手(183cm・81kg;高校時代の背番号は3番)です。

大産大附属高校時代はTEで、背の高さ、足の速さ、DBも兼務の競り合いの強さをいかして、現在も引き続きチームメイトであるQB室井選手のホットなロングパスターゲットになっていました。

ニューイヤーボウル (毎年1月に行われる関東地区選抜・関西地区選抜対抗戦)では優秀選手として表彰され、当然タッチダウン誌のトップボーイズにも選ばれていました。

今年は2年生ながら、スタメンで多くの試合に出場しているようで、久々にあのキャッチが見られることを楽しみにしています。
 

②関西大倉高校出身者(3名)

 

・4年生:81番WRクック立志選手

・3年生:26番DB竹内壮大選手

・2年生:89番八尾祐輝選手

 

読みは「かんさい おおくら 高校」であり、関西大学とはまったく無関係の高校です(笑)!

今年の京都大学4回生のDL植村主将やQB田中大輔選手の出身高校でもあり、偏差値がSランの特進コースがある進学校でもあります。

最近は、明治大学等の関東へ進学する選手も増えています。

 

注目選手は、クック選手と迷ったのですが…、2年生の89番WR八尾祐輝選手(172cm・67kg;高校時代の背番号は83番)です。
関西大倉高校時代からWR(DB兼務)で、現・立命館大学2回生のDB荒尾選手らとともに、高校2年生時からパスターゲットとして活躍していました。

 

③大阪学芸高校(2名)

 

・4回生:22番WR山本賢選手
・3回生:9番LB楠井涼選手

 

どちらの選手もスタメンで出場されてるようですが、注目の選手は、3年生のLB楠井涼選手(176cm・86kg)です。

実は楠井選手、当初は他の大学への進学が決まっていて、1年の浪人を経て日本大学に進学しています。

つまり、4年生WRの山本選手とは大阪学芸高校では同級生です。

楠井選手、山本選手が高校3年生であった4年前の大阪学芸高校は、RB西村七斗選手(現・立命館大学4回生)のいる大産大附属高校、QB上田将輝選手(現・龍谷大学4回生)のいる関西大倉高校を撃破して、秋の大阪高校大会で優勝しています。

楠井選手は、FB/LB/Pかつ副将で、力強いブロックとチームを鼓舞する熱いふるまいが魅力的で、大好きな選手でした。

なので、高校卒業後にどうなったかすごく気になっていたのですが、卒業して1年後に日本大学に入学し、1年生時からさっそく試合で活躍していると聞き、ほっとし、とても嬉しかったです。

 

④追手門学院高校(2名)


・2年生:59番LB秋永聖乃選手

・1年生:74番DL樋口斎選手

 

学連公式twitterがアップしてくださるスタメン表によると、74番DL樋口斎選手(175cm・96kg;高校時代の背番号は76番)は、1年生ながらすでにスタメンで試合に出場しているそうですね!すごい!

⑤大阪府立大正高校(1名)


・1回生:10番QB林大希選手

 

もうすっかり有名人、1年生ながら伝統のエースQBナンバー10番を背負う林大希(たいき)選手(174cm・85kg)です。

QB林選手についてはもうすでに10月に、特集記事「日本大学の1年生QB・林大希選手について(や)」を書かせていただきました。

今年の、いやここ5年では最も際立ったシンデレラボーイといっていいでしょう。

ちなみに、関東学連の公式パンフではQB林選手の出身高校は「府立立正」となっていますが、正しくは「府立大正」です。

もはや過去のことをことさらに話題に出すのは失礼かもしれませんが、フラフラになりながら泥まみれでフィールドに立っていた大正高校での最終戦がたった1年前というのがほんと信じられないです。

この試合は注目されるような試合ではなく、観客もほぼ身内だけという試合だったのですが、林選手の出身少年アメフトチームである住吉川86スコーピオンズの小学生たちが応援に来てくれていました。

(ちなみに、先ほど、大阪学芸高校出身のLB楠井選手、大産大附属高校出身のLB谷口一騎選手・DB谷口大成選手(は御兄弟です)、DB松元選手も、住吉川86スコーピオンズ出身と教えていただきました。みなさま、いつも情報提供していただき、ありがとうございます!)

コーチとおぼしき方が「がんばったら、大希みたいになれるでぇ」と言っていて、当時は微笑ましく思っていたのですが、今では「いやいやいや、そう簡単にはなれないから!」となってしまいました(笑)。

高校時代とは真逆の意味での厳しい練習環境で成長したQB林選手のプレイを、最高の舞台・甲子園で見られるのがとても楽しみです。

 

関西のアメフトファンの皆さんは、西日本代表校の関西学院大学を応援される方が多いとは思いますが、東日本代表校の日本大学には、甲子園ボウルで関西に帰ってくることを目標にがんばってきた元・大阪高校生フットボーラーたちがたくさんいますので、是非、彼らにも注目していただけたら嬉しく思います。

 

全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校 x 立命館宇治高校②(や)

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平成29(2017)年11月26日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校(大阪2位)立命館宇治高校(京都1位) の試合レポの続きです。
 

第1Q終了、関西大学第一高校 3-0 立命館宇治高校

 

<第2Q>

立宇治の敵陣44YD、1stダウンより試合再開。 
3rdD5、21番RB平松的(いくは)選手の(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣31YDへ。 
続く3rdD7、先発QBの8番庭山大空選手(1年生)に代わり、3年生QBの12番福井直人選手がフィールドに入り、「んん?ここはもしやスペシャルプレイ?」と思ったところで、時間がなくなり、立宇治タイムアウト1回目を取得。
前半残り9:17

立命館宇治、30番RB村上太智選手(1年生)のランで前進も、関大一高の40番LB前野貴一選手(2年生)のタックルでFDには至らず。 
4thD2、立宇治、タイムアウト前半2回目を取得。
前半残り8:32
 

立宇治、敵陣23YDから4thD2 ギャンブル!
しかし、ランプレイで関大一高の2番LB前川真司選手(3年生)のタックルを受け、ファンブルロストガーン! 

こぼれたボールを関一の40番LB前野選手が拾い上げ、一気にエンドゾーンへ駆け込み、ファンブルリカバーTouchdown! 


試合前に「関大一高のキープレイヤーは、10番(Ret/TB伊藤大生選手)と40番(LB/FB前野選手)になると思うんですよねー」と、(ま)さんに語っていたのですが、まさか40番LB前野選手がこんな形でタッチダウンを取るとは思いませんでした!
ちなみに、関大一高の40番LB前野貴一選手(2年生)は、追手門学院高校→現・関西大学3回生の41番LB前野太一選手の弟さんだそうです。
関西大学の前野(兄)選手は、U19日本代表選手かつ今年2017年の関西学生ベスト11にも選ばれており、素早く確実なタックルが持ち味で、プレイが似ているなぁと思っていたので納得です(笑)。

関大一高、4番K小川悠太選手(3年生)のTFPキックも成功。

2Q残り8:12 関西大学第一高校 10-0 立命館宇治高校
しばらく膠着状態でしたが、思わぬ形で関大一高がタッチダウンを取りました!
 

関一の4番K小川選手がキックオフ。

立宇治、11番Ret坂下稜太郎選手(3年生)のナイスリターンで、自陣30YDより。


1stダウン、7番RB平浩希選手(3年生・主将)のランで約30ヤードのロングゲイン!敵陣41YDへ。 

さらに3rdD2、21番RB平松選手のランでナイスゲインし、1stダウン更新。ゴール前17YDへ。

1stダウン、7番RB平選手のランで再びナイスゲインし、1stダウン更新。あっという間にゴール前3YDへ!


最後は、1stダウン、7番RB平選手のランでTouchdown! 


39番K横川豪士選手(2年生)のTFPキックも成功。
ホルダーはLBでもある31番坪倉拓未選手(2年生)。

2Q残り4:45 関西大学第一高校 10-7 立命館宇治高校
立命館宇治高校、ランプレイでナイスゲインを連発し、タッチダウンです!
 

立宇治の19番K大森魅選手(3年生)の短いプーチキックを、関一の45番村中勇太選手(2年生)が落ち着いてフェアキャッチ。 

関一、自陣35YDより。 

1stダウン、22番RB平野佐典選手(3年生)のセカンドフォートのランで5YDゲイン。
関一の選手はワンタックルで倒れないことが多く、ましてやディフェンスの強い立命館宇治相手ですので、この試合では何度か「あれ?関一の選手って、いつの間にこんなに体幹強くなったんだろう」と思いました。


3rdD4、7番QB篠原呂偉人選手(2年生)→10番RB伊藤大生選手へのパス成功!
「あっ!これは…!」と思った瞬間には、立命館宇治ディフェンスのラッシュと関大一高オフェンスのブロッカーがキレイに入れ違うサイドスクリーンパス成功でした。

多数のブロッカー投入で、あっという間に10番RB伊藤選手は独走状態となり…、


計59YDのロングゲインでTouchdown! 
「まさかここで」こんなビッグプレイが飛び出すとは…あせる
関大一高のナイスプレイコールに、ほんとドキモを抜かれました…。
4番K小川選手のキックも成功。

前半残り3:03 関西大学第一高校 17-7 立命館宇治高校
関大一高、すかさずタッチダウンで再び10点差に引き離します。


立命館宇治、関一の4番K小川選手のゴロキックをあまりリターンできず、自陣13YDより。 
ラン×3もFDには至らず、16番P横山恵太郎選手(3年生)のパントへ。


前半残り1:10 
関一、自陣37YDより。 
2ndダウン7、立命館宇治の4番LB藤井大輔選手(1年生)、69番DL田中諒選手(3年生)らのタックルでロスし、3rdダウン9に。
関一、タイムアウト2回目を取得。
前半残り27秒 

関大一高、3rdD9、7番QB篠原選手→4番WR小川選手のパス成功もFDには足らず、4thダウン2に。
関一、タイムアウト前半3回目を取得。 
前半残り14秒 

関大一高、4thD2、パントスナップが乱れ、なんとかパンターがボールを確保するも、自陣15ヤード付近でボールデッドし、大幅ロス!
一転、立命館宇治の大チャンス、関大一高の大ピンチに…!

…と思われましたが、このプレイの最中に、立宇治に痛恨のフェイスマスクの反則があり、関大一高が1stダウン更新。敵陣40ヤード付近へ。
前半残り5秒

関大一高、なんとここで、57ヤード(!)フィールドゴール隊形に!
(ま)さんから「夫が、試合前練習で50ヤード以上のFG決めてた、って言ってたよー」と聞いていたので、もしかして…と思いましたが、さすがにこれは失敗となりました。
ここでタイムアップ。

 


前半終了 関西大学第一高校 17-7 立命館宇治高校

 

<ハーフタイム>

両校のチアリーダーによるハーフタイムショウがありました。

まずは、立命館宇治高校レイチャーズ流れ星

(ま)さんのレポで知ったのですが、ユニフォームが変わったんですね!

ポンポン文字で、メザセ「No.1」!

 

続いては、関西大学第一高校です。

こちらもポンポン文字ガーベラ

この写真は、(ま)さんの旦那さんが、逆サイドに回って、撮影してくださいました!


その③に続く…。

全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校 x 立命館宇治高校③(や)

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平成29(2017)年11月26日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校(大阪2位) 立命館宇治高校(京都1位) の試合レポの続きです。
 

前半終了、関西大学第一高校 17-7 立命館宇治高校

後半は、リードしている関大一高のレシーブから始まります。

 

チームカラーのマルーン(えんじ)に染まる後半開始前の立命館宇治のスタンドです。

(画質は、顔バッチリにならないよう、わざとかなり下げています。)

チアリーダーと吹奏楽の皆さん、他にも同級生と思われる高校生の皆さんがたくさん応援に来てくださってました。

チアの皆さんは、ユニフォームを着てくれてます。

 

この写真もそうですが、以下、この試合レポの写真は、私撮影のもの以外に、技術顧問こと(ま)さんの旦那さんが撮影したものも使用させていただいております。

(このレポ③に関しては、むしろ(ま)さんの旦那さん撮影のものの方が、ずっと多いです。)
 

<第3Q>

立宇治の19番K大森魅選手(3年生)のプーチキックを、関一が落ち着いてフェアキャッチ。関一、自陣44YDより。

前半も同じような場面があり、立命館宇治は関大一高のリターンをかなり警戒しているようでした。
立命館宇治の44番LB竹谷俊哉選手(2年生)らのナイスパスラッシュもあり、1stダウン更新できず。

4thダウン5、1番P角井優一選手(3年生)がパント。

リターンを警戒する代わりにいい位置からのオフェンスを提供してしまうのはどうなのかなぁ…と思ったのですが、立命館宇治、まずは関大一高オフェンスを3&OUT(野球でいう三者凡退)に抑えます。


立命館宇治、パントリターンもホールディングの反則で罰退し、自陣20ヤード付近より。

しかし、2ndダウン9、ランプレイ中にファンブルロストガーン! 


関一、このボールを33番DB中田真成選手(3年生)がリカバーし、ターンオーバー! 


関一の敵陣11YDからの攻撃へ!


しかし、関大一高、1stダウン更新できず、 ゴール前2ヤードで、4thダウン1に。
関大一高は、ここでギャンブルを選択!


7番QB篠原呂偉人選手(2年生)のキープでTouchdown!

7番QB篠原選手の縦への上りの速さは、関大一高オフェンスの大きな武器ナイフですね。

4番K小川悠太選手(3年生)のTFPキックも成功。
3Q残り7:43 関西大学第一高校 24-7 立命館宇治高校
10点差を追う立命館宇治、関大一高の後半1stシリーズをせっかく3&OUTに抑えたにも関わらず、ターンオーバーからの痛い被タッチダウンです…。


関一の4番K小川選手がキックオフ。
立宇治、7番Ret平浩希選手(3年生・主将)がリターンし、自陣26YDより。
1stダウン更新できず、自陣35ヤード付近で、4thダウン1に。
立宇治、ギャンブル隊形後に、タイムアウト後半1回目を取得。
3Q残り5:59
自陣35ヤード付近でギャンブルとなると、失敗した時のリスクが高い訳ですが、17点差を逆転するためにはそろそろ悠長には構えてられないというのも確かです。


立命館宇治、4thD1、7番RB平選手のランで1stダウン更新し、ギャンブル成功!自陣37YDへ。


1stダウン、81番RB大塩良至選手(3年生)のランでナイスゲインし、1stダウン更新。敵陣47YDへ。


関大一高の66番DL中道麗太選手(3年生)のQBサックで5ヤードロスしたものの、


3rdダウン15、8番QB庭山大空選手(1年生)→80番WR木下豪彪選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。
続けては1stダウン更新できず、4thD3、立宇治、再びギャンブルの構えに。
関一、タイムアウト後半1回目を取得。
3Q残り1:22

立宇治、4thD3ギャンブル、8番QB庭山選手のキープで1stダウン更新。敵陣25YDへ。


1stダウン、パスの構えも関一の77番DL徳山雄輝選手(2年生)のQBサックで大きくロス!


続けて、関一の55番DL木下大地選手(3年生・主将)のタックルでさらにロスし、3rdダウン20に。

第3Q終了 関西大学第一高校 24-7 立命館宇治高校

 

<第4Q>
立宇治、敵陣35YD、3rdダウン20より。

3rdD20、ランも関一の40番LB前野貴一選手(2年生)のナイスタックルでストップ! 
4thDギャンブルのパスも失敗となり、ここでターンオーバー…。攻守交代です。


関一、自陣35YDより。


13番LB堀之内海太選手(3年生;写真↑)や77番DL小山田健太朗選手(3年生)ら、立宇治ディフェンスがここでも踏ん張り、1stダウン更新できずパント。


立宇治、81番Ret大塩選手がパントリターンし、自陣42YDより。
試合残り8:56

関大一高の55番DL木下選手のパスカットがあったものの、

3rdダウン7、8番QB庭山選手のキープで1stダウン更新。敵陣47ヤード付近へ。
続く3rdダウン1、再び8番QB庭山選手のキープで1stダウン更新。敵陣36YDへ。
試合残り6:13

フォルススタートがあったものの、


2ndダウン、8番QB庭山選手→6番WR矢間大智選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。

敵陣24YDへ。
1stダウン、8番QB庭山選手のスクランブルで1stダウン更新。ゴール前13YDへ。
試合残り4分半


関一の40番LB前野選手の2ヤードロスタックルがあったものの、


2ndダウン12、8番QB庭山選手→81番WR大塩選手のパス成功で1stダウン更新。ゴール前1YDへ。


最後は、8番QB庭山選手のキープでTouchdown!
立宇治TFP、39番K横川選手のキックも成功。


試合残り3:30 関西大学第一高校 24-14 立命館宇治高校
立命館宇治、10点差に迫るタッチダウンをあげますが、このシリーズで約5分半も使ってしまいました…。

 

このまま関大一高がリードを保てるか?

それとも、立命館宇治がここからさらなる追い上げを見せてくれるでしょうか??

 

その④に続く…。

全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校 x 立命館宇治高校④(や)

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平成29(2017)年11月26日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会2017秋 関西決勝 関西大学第一高校(大阪2位) x 立命館宇治高校(京都1位) の試合レポの続きです。

 

試合残り3:30 関西大学第一高校 24-14 立命館宇治高校

立命館宇治高校が追い上げる展開も、試合残り時間はどんどん減っていきます…。

 

この試合レポの写真は、私撮影のもの以外に、技術顧問こと(ま)さんの旦那さんが撮影したものも使用させていただいております。

 

<第4Q途中から>


あと3分半で10点差を追いつかなければいけない立宇治、ここは当然オンサイドキックを試みますが…、


関一の13番村重壱心選手(2年生)がカバーし、オンサイドキックは失敗に!攻撃権は関一へ。
試合残り3:20


関一、敵陣41ヤード付近より。
ランプレイ2回の間に、立命館宇治、タイムアウト2回目、3回目を取得。
試合残り3:03

 

関大一高、3rdD1、11番RB柳井竜太朗選手(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣29YDへ。

試合残り2分半、時計は回ります。
3rdD8でぎりぎりまで時間を使い、関一タイムアウト2回目を取得。
試合残り0:56
 

関大一高、3rdダウン8、ランプレイも1stダウン更新には至らず。
関一、わざとディレイで下がり、時間を消費。 
試合残り0:11


関大一高、4thDギャンブル、パス失敗でターンオーバー。
関大一高は、立命館宇治のリターンを警戒してか、パントを蹴らず、ギャンブル(失敗)を選択しました。
関大一高、時間をめいっぱいいっぱい使いきり、試合残り0:05で攻撃権を立命館宇治に渡します。


立宇治、自陣29ヤード付近からのオフェンスに。
どうにかパスをつないでゲインを狙いますが、エンドゾーンには至らず、タイムアップ。

 

試合終了、関西大学第一高校 24-14 立命館宇治高校 

 

関西大学第一高校は、なんとなんと19年ぶりのクリスマスツリークリスマスボウル(全国高校大会決勝戦)クリスマスツリー出場です!

選手・スタッフの高校生の皆さんがまだ生まれる前の出来事ですねあせる

 

大阪高校担当の私にとっても、関西大学第一高校が大阪ベスト3以上に入って全国大会トーナメントに出場するであろうことは予想がついてたのですが、まさか関西で1位になってクリスマスボウルに出場するとは、予想外でしたあせるあせるあせる

この試合の勝利に驚くとともに、「あっ…!そういえば…」と、とある光景がフラッシュバックしました。

それは、大阪高校大会決勝戦で、関大一高が大阪産業大学附属高校に敗れて大阪2位となり、泣いている3年生が多くいたことです。

大阪からは3位以上が全国(もしくは関西)大会に出場できるので、決勝戦で敗れて2位になった場合、選手が悔しそうにしていても、泣いている姿というのはあまり見たことがなく、違和感があったというか「そないに泣かんでも…」と、その時思ったのです。

今から思うと関大一高のthe Road to Christmas Bowlは、あの時からのRestartだったんだな、と。

 (写真↑は、大阪高校大会決勝戦後のミーティング) 

 

あと実はこの試合、スタッツがなかなか信じがたいことになっています。

それは関大一高が24点も獲得しているにも関わらず、1stダウン更新回数がたったの4回ということ。

「アメフトはわからないけど、野球はわかる」という人には、私は「アメフトの点を4で割ると、だいたい野球の点数の感覚になるよー。1stダウン更新はヒットみたいなもんだよー」と教えているのですが。

ワタシ流の野球の例えでいうと、4本しかヒットを打っていないのに、6点も取っているという感じですね。

なぜこのようなことになったかというと、立命館宇治ディフェンスは関大一高オフェンスをほぼ封じられていたのに、ターンオーバー3回がすべて失点につながってしまったから…ですね。

関大一高の目線でいうと、ラッキーにもターンオーバーをすべてスコアに持っていけたので、オフェンスで用意してたプランを披露する必要なく勝ってしまったという感じかもしれません。

 


クリスマスボウルは、関東開催と関西開催が交互となっており、今年2017年は関東開催の年で、富士通スタジアム川崎(神奈川県)にて、明日12月23日(土祝)13:00キックオフです。 

対戦相手は関東代表、かつ昨年の全国優勝校である佼成学園高校です。

2年ぶりに関西代表校が勝利し、王座奪還してくれることを期待しています!

 

私は関大一高の近所に住んでいるので、後日、この横断幕を撮りに行きました。

(スマホで撮ったので、画質がイマイチで、すいません…汗

自宅から一番近い高校が大阪でも貴重なアメフト部がある高校で、かつ、その高校がクリスマスボウルに出るとは、実はなかなか稀有なことですよね。

 

一方、敗れた立命館宇治高校の試合後のスタンドへの礼です。

春の京都大会で同志社国際高校に敗れた立命館宇治高校も、私にとってはここまで勝ち上がってくるのは予想外でした。

あと一歩のところでクリスマスボウル出場を逃しましたが、熱くてまとまりのあるいいチームでした。

ここで引退となった3年生の皆さんは、お疲れさまでした。

1、2年生でいい選手が多いチームでもあるので、また来年、この悔しさを晴らせるよう、がんばってください。

 

おわり。

甲子園ボウル2017 日本大学 x 関西学院大学①(や)

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平成29(2017)年12月17日(日)、甲子園球場にて行われました第72回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 2017 日本大学(東日本代表・関東1位) 関西学院大学(西日本代表・関西2位)の試合レポです。

 

その前に、この日の午前中に中学タッチフットボールの招待試合(関西中学大会決勝戦)がありましたので、簡単に御紹介を。

立命館宇治中学と

啓明学院中学が対戦し、

第4Qが終わって0-0のスコアレスドローに。

延長戦のタイブレイク1回表で啓明学院中学がタッチダウン+キック成功で7点先制し、1回裏の立命館宇治中学もタッチダウンパス成功!…のように見えましたが、その前にQBへのタッチがありパス成功は無効に…。

その結果、0-7で啓明学院中学が勝利しました!

啓明学院中学は、チェスナットリーグチャンピオンの大阪ジュニアベンガルズにも勝利し、1月8日(月祝)に、富士通スタジアム川崎にて、関東王者の川崎グリーンライズ相模原と対戦します。

彼らの中から、将来、甲子園ボウルで活躍する選手が出てくるかもしれませんね照れ

さてさて、大学生の甲子園ボウルのレポに戻りましょう。

まずは2年ぶりの甲子園ボウル出場・日本大学から選手・スタッフの入場です。

先頭の旗手は、副将でDBの3番B.ビィーティー選手。

そして、円陣。

 

日本大学のこの日のスタメンです。
(rtvのアーカイブから転記させていただきました。)
<オフェンス>
OL:51番植原涼選手(2年生)、59番加倉井翔選手(4年生)、61番村田航平選手(3年生)、55番後藤大輝選手(4年生)、54番松浦拓未選手(4年生)
WR:7番福島大揮選手(3年生)、83番林裕嗣選手(1年生)、81番クック立志選手(4年生)、82番小倉豪選手(2年生) 
RB:30番川上理宇選手(1年生)
QB:10番林大希選手(1年生)
K:4番篠原歩夢選手(4年生)
<ディフェンス>
DL:73番伊東慧太選手(1年生)、57番山崎奨悟選手(4年生・主将)、74番樋口斎選手(1年生)、91番宮川泰介選手(2年生)
LB:1番モーゼス ワイズマン選手(3年生)、9番楠井涼選手(3年生)
DB:7番小田原利之選手(3年生)、23番吉田朋治選手(3年生)、49番奥本魁選手(4年生)、3番ブロンソン ビィーティー選手(4年生)、48番柴田和樹選手(1年生)
P:54番松浦拓未選手(4年生)
 

先日のブログでも御紹介させていただきましたが、日本大学には大阪の高校から進学した選手が数多くいます。

(参考・過去ブログ)お帰りなさい!日本大学の元・大阪高校生フットボーラーたち(や)

スタメンでは、10番QB林大希選手(府立大正高校出身)、81番WRクック立志選手(関西大倉高校出身)、82番WR小倉豪選手(大阪産業大学附属高校出身) 74番DL樋口斎選手(追手門学院高校出身)、9番LB楠井涼選手(大阪学芸高校出身)が、大阪の高校出身ですね。

どの選手も高校時代に試合を観てきた選手なので、甲子園ボウルで関西に戻ってきてくれたのは、とても嬉しいです爆  笑

 

また、試合が始まってみると(スタメン表を見たのは試合後なので)、大阪出身か否かは関係なく、このスタメン以外にも1年生の出場が多いことにビックリ!

私の持論として「1・2年生が活躍しているチームは強い」というのがあるので、「これは、もしかするんじゃないか…」と感じました。

 

続きまして、2年連続甲子園ボウル出場・2連覇を狙う関西学院大学の入場です。

1塁側は、アルプスを中心に、外野・内野スタンドにわたるKGブルーの青い壁が壮観です!

立命館大学パンサーズファンの私としては、この青い壁に軽く恐怖を感じますあせる

この大応援団を背に、70番OL井若主将、旗手である44番LB松本副将を先頭に、選手・スタッフの入場です。

ビックゲーム恒例の円陣からの「Fight on」です。

 

関西学院大学のこの日のスタメンです。
(rtvのアーカイブから転記させていただきました。)

<オフェンス>
OL:70番井若大知選手(4回生・主将)、73番森田陸斗選手(2回生)、71番光岡昌典選手(3回生)、59番松永大誠選手(2回生)、54番池田勇気選手(4回生)
TE:91番對馬隆太選手(3回生)
WR:11番前田泰一選手(4回生)、88番亀山暉選手(4回生)、85番松井理己選手(3回生) 
RB:34番山口祐介選手(3回生)
QB:18番西野航輝選手(3回生)
K:8番安藤亘祐選手(2回生)
<ディフェンス>
DL:98番柴田啓汰選手(4回生)、58番藤木秀介選手(4回生)、52番寺岡芳樹選手(2回生)、90番三笠大輔選手(3回生)
LB:44番松本和樹選手(4回生)、49番海崎悠選手(1回生)
DB:32番吉野大也選手(2回生)、42番木村翔太選手(3回生)、25番横澤良太選手(3回生)、45番畑中皓貴選手(2回生)、3番小椋拓海選手(4回生)
P:14番中岡賢吾選手(2回生)

 

コイントスには、関西学院大学側(奥側)からは70番OL井若主将、58番DL藤木副将、44番LB松本副将、日本大学側(手前側)からは57番DL山崎主将、3番DBビィーティー副将、59番OL加倉井副将、81番WRクック副将が参加です。

私たちは4年前、今の大学4回生が高校3年生の時にこのブログを始め、高校アメフトを現地でしっかりと観るようになったので、この学年にはすごく思い入れがあるのですが。

(…そりゃぁ、私たちも5シーズンもブログやってれば年を取りますよ。その辺は御忖度ください(苦笑)!)

関西大倉高校アメフト部でチームメイトだった松本くん(写真↑上側の40番)とクックくん(写真↑下側の84番)が、この甲子園ボウルのコイントスでお互い両チームの副将として向かい合うことになるとは…。

ちなみに、彼らが3年生の時の関西大倉高校は、秋の全国大会で現・関西学院大学の藤木主将率いる関西学院高等部に0-7で惜敗し、3年生が引退となっています。

その時の対戦相手である関西学院の大学に進学したLB松本副将と大学ラスボスとして再び関西学院に立ち向かうWRクック副将、いやぁ…、これだけでちょっと感慨深いものがありました。

 

コイントスは関西学院大学が勝利し、前半レシーブを選択しました。

これは、立命館大学に対し先制し圧勝した西日本代表決定戦と同じ狙いでしょうか…。

なお、甲子園ボウルは1Q15分計時です。

 

<第1Q>

日大の4番K篠原歩夢選手(4年生・長崎日本大学高校出身)のキックオフで試合開始。

関学、11番Ret前田泰一(ひろかず)選手(4回生・関西大学第一高校アメフト部出身)がリターンし、自陣30YD付近より。

先発QBは18番西野航輝選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)。

1stダウン、18番QB西野選手得意のキーププレイで約25ヤードのロングゲイン!

写真↑、並走する91番TE對馬(つしま)隆太選手(3回生)は、QB西野選手の箕面自由学園時代のホットターゲットでした。

大学ではレシーブする機会はぐっと減りましたが、その分、重量感が増しブロッキングTEとして、いい活躍を見せてくれています。

1stダウン更新し、敵陣44YDへ。

続く1stダウン、85番WR松井理己選手(3回生・市立西宮高校アメフト部出身)へのロングパス成功!

ランアフターでさらにゲインし、一気にゴール前へ。

日本大学にオフサイドの反則がありましたが、当然、これはディクライン。

しかし、このプレイ終了時に、WR松井選手は負傷退場に…。

続く1stダウン、18番QB西野選手のランでTouchdown!

8番K安藤亘成(2回生・関西学院高等部アメフト部出身)のTFPキックも成功。

K安藤選手は、高校3年生の時にクリスマスボウルで三隅杯(最優秀バックス賞)を受賞している期待のキッカーです。

ホルダーは29番木村悠歩選手(4回生・関西学院高等部アメフト部出身)。

1Q残り13:49 日本大学 0-7 関西学院大学

 

関西学院大学、たったの!3プレイ、試合開始たったの!1:11で、あっさりと先制タッチダウンを奪います。

この時、私は「あぁ、いつもの(関西圧勝の)甲子園ボウルになるのかなぁ…」と思ったのですが、そうはなりませんでした。

 

関西学院の31番K小川拓光選手(3回生・静岡学園高校出身)がキックオフ。


日大、83番Ret林裕嗣選手(1年生・佼成学園高校アメフト部出身)がリターンし、自陣20YDより。 
おぉー、昨年のクリスマスボウルでこちらも三隅杯(最優秀バックス賞)受賞の1年生の林裕嗣選手、もう試合に出てるんですね!


先発QBは、もうすっかり有名人、1年生ながら伝統のエースナンバー10番を背負う林大希(たいき)選手(府立大正高校アメフト部出身)。
ワタクシ、今年の甲子園ボウルは、高校時代以来、1年ぶりに彼のプレイを観るのを楽しみにやって参りました!
日大オフェンス1stシリーズは1stダウン更新できず、9番P楠井涼選手(3年生・大阪学芸高校アメフト部出身)がパント。

 


関学、88番Ret亀山暉(あきら)選手(4回生・啓明学院高校アメフト部出身)がパントリターンし、自陣35YDより。


1stダウン、34番RB山口祐介選手(3回生・県立横浜栄高校出身)のナイスゲインで1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。
写真↑、OL・TE陣のナイスブロックで、走路がキレイに開いていますね。
日大の1番LBモーゼス ワイズマン選手(3年生・カポレイ高校出身)のロスタックルがあったものの、

続く3rdダウン14、18番QB西野選手→88番WR亀山選手(写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣38YDへ。

日大の3番DBブロンソン ビィーティー選手(4年生・カフク高校出身)と74番DL樋口斎選手(1年生・追手門学院高校アメフト部出身)の4ヤードロスタックルもあり、続けては1stダウン更新できず。
4thダウン、ここで50ヤードフィールドゴール隊形に。
しかし、これはフィールドゴールフェイクパント。

関西学院、8番P安藤選手のナイスパントで、日大を自陣1ヤード(!)まで押し込めます。

 

日大、自陣1YDより。
1stダウン、39番RB宋旻宰選手(1年生・日本大学豊山高校アメフト部出身)のナイスゲインで1stダウン更新。

3rdダウン5、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。自陣23ヤード付近へ。 
さらに、10番QB林大希選手→82番WR小倉豪選手(2年生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)のパス成功、5番RBウィリアムス デレク アキラ選手(3年生・ベイショア高校出身)のランで1stダウン更新×2。敵陣39ヤード付近へ。

続く1stダウン、10番QB林大希選手から…、


83番WR林裕嗣選手へパス成功!


…からのランで一気にTouchdown!
これは鮮烈なタッチダウンでした…あせる

試合開始前に、(ま)さんと「林→林のパスがあるかもですね(笑)」と言っていたのですが、日大の先制点はこの「林→林」の1年生から1年生へのパス成功からのタッチダウンとなりました。

試合後の新聞記事で拝見しましたが、このプレイは、立命館大学時代に最大のライバル・関西学院大学と散々対峙してきた長谷川昌泳コーチのとっておきのプレイコールだったようです。
しかし、TFPキックは関学にブロックされ失敗に。


1Q残り2:24 関西学院大学 7-6 日本大学
このキック失敗の1点が後々響かなければいいのですが…。

 

その②に続く…。

甲子園ボウル2017 日本大学 x 関西学院大学②(や)

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平成29(2017)年12月17日(日)、甲子園球場にて行われました第72回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 2017 日本大学(東日本代表・関東1位)関西学院大学(西日本代表・関西2位)の試合レポの続きです。

 

1Q残り2:24、日本大学 6-7 関西学院大学

日本大学がタッチダウンをあげましたが、キックは関西学院大学にブロックされ失敗に。

この1点が後々響かなければいいのですが…。

 

<第1Q途中から>
日本大学の4番K篠原歩夢選手(4年生・長崎日本大学高校出身)のキックオフで試合再開。
関西学院、このショート気味のキックオフをリターンし、自陣35YD付近より。
関学らしからぬ交代違反での罰退があったものの、3rdダウン14、18番QB西野航輝選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)→88番WR亀山暉選手(4回生・啓明学院高校アメフト部出身)のパス成功で1stダウン更新。自陣49ヤード付近へ。

 

第1Q終了、日本大学 6-7 関西学院大学

 

<第2Q>
関西学院大学、敵陣48ヤード付近、2ndダウン7から。 

3rdダウン6、ここでQBを10番光藤航哉選手(3回生・同志社国際高校アメフト部出身)に。 
10番QB光藤選手→88番WR亀山選手の約20ヤードのロングパス成功!

1stダウン更新し、敵陣25YDへ。


関学トップレシーバー3人衆の1人・85番松井理己選手(3回生・市立西宮高校アメフト部出身)をケガで欠き、88番WR亀山選手にボールが集まります。

日本大学の9番LB楠井涼選手(3年生・大阪学芸高校アメフト部出身)のロスタックルもあり、続けては1stダウン更新できず。


8番K安藤亘成(2回生・関西学院高等部アメフト部出身)の36ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは29番木村悠歩選手(4回生・関西学院高等部アメフト部出身)。

2Q残り11:41 日本大学 6-10 関西学院大学

関西学院、フィールドゴールでサクっと追加点をあげます。

 

関学、4番K泉山直輝選手(4回生・啓明学院高校出身)がキックオフ。
日大、あまりリターンできず、自陣24YDより。 
2ndダウン3、10番QB林大希選手(1年生・府立大正高校アメフト部出身)のナイスゲインで1stダウン更新。自陣42YDへ。

続く1stダウン、10番QB林大希選手→81番WRクック立志選手(4年生・関西大倉高校アメフト部出身)へパス成功で9ヤードゲイン。


タックルでダウン更新を阻止したのは、高校時代のチームメイト・関西学院大学の44番LB松本和樹選手(4回生・関西大倉高校アメフト部出身)。
続く2ndダウン1、5番RBウィリアムス デレク アキラ選手(3年生・ベイジョア高校出身)のランで1stダウン更新。敵陣45YDへ。 
関西学院大学の44番LB松本選手のロスタックルもあり、続けてはダウン更新できずも、

4thダウン5、LBとしても活躍の9番P楠井選手のパントはナイスパントに!

 


関学、自陣1ヤード(!)付近より。
QBは再び18番西野選手に。
1stダウン、ここで18番QB西野選手→88番WR亀山選手の約24ヤードのロングパス成功!1stダウン更新し、自陣25YDへ。
セーフティーのリスクのあるエンドゾーンを背負った自陣深くからオフェンスで、いきなりのロングパスはちょっと驚きました…汗
しかし、続けてはダウン更新できず。
ディレイオブザゲームで罰退後にパントも、フィールドポジションが悪く、あまり陣地回復できず。

 

日大、自陣48YDと好位置からのオフェンスに。

3rdダウン10、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣41ヤード付近へ。
フォルススタートもあり続けてはダウン更新できず、4thダウン8、9番P楠井選手がパント。

関学、自陣29YDより。
前半残り2分

しかし、1stダウンのパスプレイで、日本大学の73番DL伊東慧太選手(1年生・日本大学豊山高校出身)がQBを強襲びっくり


こぼれたボールは日本大学の1番LBモーゼス ワイズマン選手(3年生・カポレイ高校出身)が確保!
これはパス失敗扱いになるか、ファンブル扱いになるのか…??

判定は、関西学院大学のファンブルロスト→日本大学のリカバーに! 

ここで攻守交代となり、敵陣25YD付近からの攻撃と、日本大学の大チャンスに! 
ここで関学、体制を立て直すためか、タイムアウト前半1回目を取得。
前半残り1:50

 

日本大学、1stダウン、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣17YDへ。

続く1stダウン、39番RB宗旻宰選手(1年生・日本大学豊山高校アメフト部出身)のランで、一気に17ヤードゲインし、Touchdown! 

日本大学は、ここでも1年生が活躍!
去年のニューイヤーボウル(高校東西地区選抜対抗戦)では力強い走りで最優秀バックス賞受賞のRB宋選手も、もうすっかり戦力なんですね!


4番K篠原選手のTFPキックも成功。


ホルダーは、84番井田陽選手(3年生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)。

前半残り1:20、日本大学 13-10 関西学院大学
日本大学、ディフェンスがもぎ取ったチャンスにオフェンスが応え、ついに逆転です…!
 

日本大学、4番K篠原選手がキックオフ。
関学、リターンし、自陣25YDより。
1stダウン更新できず、4thダウンに。
ここで日大、タイムアウト前半1回目を取得。
前半残り2秒 
続けて、関学もタイムアウト前半2回目を取得。

関学、4thダウン、無理はせずランプレイで残り時間を消費し、前半終了に。

 

前半終了、日本大学 13-10 関西学院大学
…なんと、関西学生アメフトファンたちの予想を裏切り、日本大学の3点リードで前半折り返しです!
しかも、後半は日本大学レシーブから始まります。
 

<第3Q>
後半開始の関学のキックオフはサイドライン割りとなり、日大は自陣35YDからのオフェンス開始を選択。

1stダウン、10番QB林大希選手→82番WR小倉豪選手(2年生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)の約30ヤードのロングパス成功!敵陣35YDへ。
その俊足に続き、10番QB林大希選手の強肩が光りますキラキラ

3rdダウン2、10番QB林大希選手のキープで1stダウン更新。敵陣20YDへ。
私、試合開始前にパンフをみて、(ま)さんに「日大のOLって、関西上位チームのOLに比べて小柄じゃありませんコト?関西上位チームに比べてマイナス10kg・マイナス5cmって感じザマス」くらいの勢いでしゃべっていたんですが、もうほんと、これに関してはスイマセンとしか言えませんあせる
なんと日本大学OL陣は、関西学生上位チーム相手に猛威をふるった関西学院大学DL陣を完全に抑え込んでいました。


もちろんQB林大希選手のフィジカル及び判断の速さ・正確さも素晴らしいのですが、このOL陣に護られているからこそ可能なことなんだと感じました。
ちなみに、日本大学のOLコーチは立命館大学出身の田中芳行さんです。

日本大学、続く1stダウン、10番QB林大希選手→82番WR小倉選手のパス成功で1stダウン更新し、敵陣10ヤード付近へ。

2ndダウン2ゴール、30番RB川上理宇選手(1年生・佼成学園高校アメフト部出身)のランでTouchdown!

4番K篠原選手のTFPキックも成功。
3Q残り12:00 日本大学 20-10 関西学院大学
このタッチダウンで、関学サイド・1塁側スタンドの青い壁がシーンと静まりかえりました…ガーン

 

関学、日本大学のショートキックオフを確保し、自陣41YDより。

フォルススタートでの罰退もあり、3rdダウン14 、18番QB西野選手→88番WR亀山選手のパス成功もダウン更新には足らず。

4thダウン5、4番P泉山選手がパント。

 

日大、自陣15YDより。
10番QB林大希選手のキープ、5番RBウィリアムス選手のランで、1stダウン更新×2。自陣38ヤード付近へ。


続く1stダウン、30番RB川上選手のナイスゲインで1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。

写真↑に写っている限りですが、前方61番OL村田航平選手(3年生・駒場学園高校出身)がナイスブロック、59番OL加倉井 翔選手(4年生・日本大学第三高校出身)がナイスリードです。
さらに3rdダウン2、39番RB宋選手のランで1stダウン更新。敵陣34YD付近へ。

2ndダウン、5番RBウィリアムス選手のランで1stダウン更新し、敵陣19YD付近へ。
日本大学、ここまで1stダウン更新を刻んで刻んでレッドゾーンに侵入しますが、関西学院大学90番DL三笠大輔選手(3回生・追手門学院高校アメフト部出身)のロスタックルなどもあり、続けてはダウン更新できず。
4thダウン6、4番K篠原選手の33YDフィールドゴール成功!

 

3Q残り2:45 日本大学 23-10 関西学院大学

日本大学、ついにリードを13点差まで広げます…!

並のチームならこのままフェイドアウトしてしまうところですが、そこはアジャストが得意な関西学院大学、ここから驚異の追い上げを見せるのでした。

 

その③に続く…。

甲子園ボウル2017 日本大学 x 関西学院大学③(や)

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平成29(2017)年12月17日(日)、甲子園球場にて行われました第72回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 2017 日本大学(東日本代表・関東1位)関西学院大学(西日本代表・関西2位)の試合レポの続きです。

 

3Q残り2:45 日本大学 23-10 関西学院大学
日本大学、フィールドゴール成功でリードを13点差まで広げます…!
しかし、そこは相手がアジャストの得意な関西学院大学、(タッチダウン+キック成功)×2で逆転できる点差。

まだまだセーフティーリードとは言えません。

 

<第3Q途中から>
日本大学、4番K篠原歩夢選手(4年生・長崎日本大学高校出身)のキックオフで試合再開。


関学、84番Re前田耕作選手(4回生・関西学院高等部アメフト部出身)がナイスリターンし、自陣34YDより。
2ndダウン9、84番WR前田耕作選手のスウィーププレイで約25ヤードのロングゲイン!敵陣39YDへ。
このプレイは今シーズン1回目の立命館大学戦でもロングゲインしていましたね。
続く1stダウン、18番QB西野航輝選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)のキープで1stダウン更新。敵陣27ヤード付近へ。


さらに続く1stダウン、18番QB西野選手のスクランブルで約20ヤードのロングゲイン!
追撃モードの関西学院オフェンス、たったの2分強で、あっというまにゴール前6ヤード付近へびっくり

 

第3Q終了、日本大学 23-10 関西学院大学

 

<第4Q>
関学、2ndダウン、ゴール前4YDより。

3rdダウン2ゴール、スナップを受けた34番RB山口祐介選手(3回生・県立横浜栄高校出身)のダイブプレイでTouchdown! 
8番K安藤亘祐(こうすけ)選手(2回生・関西学院高等部アメフト部出身)のTFPキックも成功。
4Q残り14:23、日本大学 23-17 関西学院大学
関西学院、久しぶりのスコアで、タッチダウン+キック成功で逆転できる6点差まで迫ります!


関学のキックオフはサイドライン割りに。
日大、自陣35YDからの攻撃を選択。
10番QB林大希選手(1年生・府立大正高校アメフト部出身)→5番RBウィリアムス デレク アキラ選手(3年生・ベイショア高校出身)のパス成功、10番QB林大希選手のランで、1stダウン更新×2。敵陣38ヤード付近へ。
関西学院の98番DL柴田啓汰選手(4回生・関西学院高等部アメフト部出身)のナイスタックルなどもあり、続けてはダウン更新できずも、4thダウン、9番P楠井涼選手(3年生・大阪学芸高校アメフト部出身)がまたしてもナイスパント!


大阪学芸高校時代もパンター兼任だった楠井選手、大学でもパンターとして活躍してるんですね。


関学、自陣2ヤード(!)付近から。
3rdダウン7、この厳しいフィールドポジションからの勝負は難しいとの判断か、QBの18番西野選手が攻撃権を手放す3rdダウンパント!
 

当然、日大はリターンできずも、自陣44ヤード付近からのオフェンスに。

1stダウン、10番QB林大希選手のキープで約25ヤードのロングゲイン!敵陣30YDへ。
しかし、このプレイでQB林選手が負傷退場…ガーン

QBは2年生の14番室井正道選手(大阪産業大学附属高校アメフト部出身)に。
この時、日大スタンドからは「室井コール」が!
3rdダウン8で10番QB林大希選手が戻りましたが、関西学院大学の3番DB小椋拓海選手(4回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)らのロスタックルで1stダウン更新できず。


ここで日大は4thダウンギャンブルを選択!

…と見せかけて、QBの林大希選手がパント。
日大、QB林選手のギャンブルフェイクパントで、関西学院を自陣1ヤード(!)付近まで押し込めます。
試合残り6分半
府立大正高校3年生時は、人数不足でQB/LB/K/P/Retと、1人何役もこなしていた林選手、パントもお手の物です。
(ちなみに、LBとしても、プリンスボウル(春の関西高校大会終了後に行われる府県対抗オールスター形式のボウルゲーム)で2年連続大阪高校選抜先発に選ばれるほどの腕前でした。)

ここで日大は、時間を消費しつつ追加点を取って1タッチダウン+TFPでは逆転されない9点差以上とするよりも、安全に関西学院を自陣深くまで押し込めることを選択しました。
ディフェンスに自信がないとできない選択ですが、それよりも負傷退場したQB林選手に無理をさせたくない、休ませたいという意図もあったのかもしれません。
試合残り時間は6分半とまだまだ時間があるなかで、この選択が吉と出るか凶とでるか…ショボーン


ふいに攻撃権が戻ってきた関西学院、自陣1ヤード付近からとはいえ、6分半もあればタッチダウンを取り、キックを成功させるのは不可能なことではありません。
昨シーズン(2016年)の2回目の立命館大学戦でも同じようなシチュエーションがあり、この時は時間をたっぷり使ってロングドライブをタッチダウンで完遂し、追いすがる立命館大学に引導を渡して勝ち切っています。
むしろ、こういった場面は関西学院大学にとっては得意なような気がして、早々に攻撃権を渡した日大の選択に不安が募るばかりでした…。


関西学院大学、3rdダウン1、34番RB山口選手のセカンドエフォートのランで約30ヤードのロングゲイン!自陣40ヤード付近へ。
ちなみに、関西学院オフェンスは、シーズン終盤にRB2枚看板のうち4回生の28番高松祥生(よしき)選手(箕面自由学園高校アメフト部出身)をケガで欠き、RBとしては山口選手にボールが集まりました。
続く1stダウン、この試合を通してしばしば見られた関西学院らしからぬフォルススタートがまたあったものの、日本大学にレイトヒットの反則があり、1stダウン更新。フィールド中央付近へ。

試合残り5分

QBを10番光藤航哉選手(3回生・同志社国際高校アメフト部出身)にし、3rdダウン2、34番RB山口選手のランで1stダウン更新。敵陣40YDへ。

日大の9番LB楠井選手のロスタックルなどもあり、続けては1stダウン更新できず、敵陣35ヤード付近で4thダウン5に。
6点差を逆転勝利するためにはフィールドゴールの3点では足りず、どうしてもタッチダウンがほしい=どうしても5ヤード以上をゲインし4thダウンギャンブルを成功させなくてはならない関西学院大学、ここでタイムアウト後半1回目を取得。
試合残り1:53

 

関西学院大学の4thダウンギャンブルのパスは、日本大学91番DL宮川泰介選手(2年生・日本大学豊山高校出身)にカットされ、それを日本大学の9番LB楠井選手がインターセプト!!
ここで関西学院大学、逆転するための攻撃権を失い、攻守交代です!
LB楠井選手がビックリターンしたこともあり、日本大学の敵陣27ヤード付近からのオフェンスに!
試合残り1:42
 

冷静に考えれば、ここでディフェンスが日本大学オフェンスを3&アウトに抑え、タイムアウト残り2回を使って時間が流れないようにすれば、自陣からとはいえ関西学院大学に再びオフェンスが回ってくる可能性は十分あったのですが。
ここで1塁側の関西学院サイドのスタンドからは、どっと帰る観客が出始めました…。
(関学を応援しに来た私の知り合いも、このインセプで帰ったと言っていました。)
そのくらいこのプレイは、関西学院を応援する人たちの心を折る、実質チェックメイトとなったプレイでした…。


日大の2ndダウン、関学はタイムアウト後半2回目を取得しますが、

39番RB宗旻宰選手(1年生・日本大学豊山高校アメフト部出身)のナイスゲインで1stダウン更新。敵陣10ヤード付近へ。
時計もまわり、この1stダウン更新が本当のチェックメイトとなりました。
関西学院、ラストタイムアウトを取得しますが、日本大学はランプレイとニーダウンで時計を進め、ついにタイムアップ。

 

試合終了、日本大学 23-17 関西学院大学

日本大学、27年ぶりの甲子園ボウル優勝です!

 

個人表彰は、日本大学の10番QB林大希選手が、1年生として史上初の年間最優秀選手賞(チャック・ミルズ杯)を受賞!

しかも、こちらも1年生としては史上初の甲子園ボウル最優秀選手賞も受賞となりました。

高校時代のQB林大希選手の持ち味は、強肩と足の速さでした。
この日久しぶりにQB林選手のプレイを観ましたが、これに加え、判断の速さと的確さが格段によくなったと感じました。

立命館大学パンサーズファンとしては、パンサーズOBの長谷川昌泳コーチの指導の賜物なのかなと嬉しく思いました。

 

QB林大希選手は、日本大学の大阪高校出身の選手の中でも、私が特に思い入れのある選手で、過去のブログでもそのことを書かせていただきました。

(参考・過去ブログ)日本大学の1年生QB・林大希選手について(や)

高校時代はさほど注目されず苦労してきた林選手が、1年生で日大の伝統のエースQBナンバーを背負い、関東学生リーグを制して甲子園ボウルで関西に凱旋、日本大学を27年ぶりの学生日本一に導き、史上初の1年生でのミルズ杯受賞とは…。

こんなマンガみたいなシンデレラストーリーが現実となるなんて…。

彼の高校生フットボーラー時代を観てきた私としては、いまだにふと「あれ?これって、夢…?…現実なのかな??」と思います。

是非、どなたかにマンガ化してほしいくらいです(笑)

 

どこかの記事でも書かれていましたが、彼は少年マンガの主人公のように、人や運命を引き寄せる不思議な力があるような気がします。

関西大学第一高校から府立大正高校に転校して挫折を味わっていなかったらここまでの選手にならなかったと思いますし、ニューイヤーボウルで長谷川コーチに見いだされて日本大学に進学したのも、彼が引き寄せた運命のような気がして…。

そして、私もまた、その引き寄せられた1人なんだと思います。

余計な詮索に繋がる可能性があるので、特集記事を書く時に府立大正高校に転校する前の関大一高時代のことを書いていいものか承諾を得ているのですが、「関大一高があっての(今の)自分なんで」と返事をくれたことに、彼の人としての成長を感じました。

仲間やライバル選手のいいところは認め、前向きに明るく、腐らずに努力を継続する。

私もカレッジスポーツ(アメフトではないです)の端くれを体験してきたのでわかりますが、これって多感な10代の学生にとっては、簡単そうですごく難しいことなんですよね。

 

甲子園ボウル敢闘賞は、関西学院大学3年生の18番QB西野航輝選手が選ばれました。

 

私が勝手に甲子園ボウル恒例としている私からの特別賞は、日本大学3年生の9番LB/P楠井涼選手です。

関西学院大学の最後の反撃を断ち切るインターセプトの他にも、ナイスタックル連発でした。

特に、関西学院オフェンスを自陣深くに何度も押し込めるナイスパントは、日本大学優勝に一番貢献したプレイかもしれません。 

チャック・ミルズ杯はQB林選手で文句なしとして、甲子園ボウル最優秀選手賞は楠井選手にあげてほしかったです(笑)!

大阪学芸高校時代にすごく大好きな選手で、この年の秋引退選手で「一番立命館大学に来てほしい選手(立命系列校の高校生は当然来てくれるものとして除く)」だったので、久しぶりに楠井選手の熱いプレイをたくさん見れて嬉しかったです。

4年前の秋の大阪大会で優勝した時の大阪学芸高校の快進撃を思い起こし、懐かしく思いました。

 

さて、学生日本一になった彼らが次に向かうは、1月3日(日)に東京ドームにて行われるライスボウル(アメリカンフットボール日本選手権)。

対戦相手は、社会人王者・富士通フロンティアーズです。

キックオフ時間は15時と、いつの間にか遅めになっているんですね。

甲子園ボウル以上に厳しい戦いになるとは思いますが、現地に行けない方にはNHK-BS1(ライブ中継)もありますので、彼らがさらに目指すその先を見届けてください。

 

おわり。


クリスマスボウル2017 関西大学第一高校 x 佼成学園高校①(や)

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平成29(2017)年12月23日(土祝)、富士通スタジアム川崎にて行われました全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦 クリスマスボウル2017 関西大学第一高校(関西代表・大阪2位) x 佼成学園高校(関東代表・東京1位) の試合レポです。

 

クリスマスボウルは、関東・関西交互開催となっており、2017年は関東会場(富士通スタジアム川崎)でした。

ホームということもあり、メインスタンド側には佼成学園中・高の生徒さんが多数駆けつけてくれてました。

そのため、バックスタンドからもさらに観客があふれ、立ち見が出るほどでしたあせる

 

佼成学園側の横断幕には「連覇」の文字が。

昨シーズン、クリスマスボウル初出場にして初優勝を果たした佼成学園高校が次に狙うは、クリスマスボウル二連覇。

しかし、関西のアメフトファンの私たちとしては、関西大学第一高校に日本一の座を関西に取り戻してもらいたいところですDASH!

 

選手入場前に、まずは関大一高のベスト11の選手紹介です。

8番TE/LB/P増田力哉選手(3年生)

9番WR/DB成尾慧亮選手(3年生)

10番RB/DB伊藤大生選手(3年生)

22番RB平野佐典選手(3年生)

58番OL/DL河野伊吹選手(3年生)

71番OL/DL岩見裕輔選手

75番DL/OL寺田幸司選手(3年生)

2番LB/RB前川真司選手(3年生・副将)

33番DB中田真成選手(3年生・副将)

57番DL/OL宮本一選手(3年生・副将)

最後に、主将でもあるDL/OL木下大地選手(3年生)

そして、選手全員・スタッフの入場です。

普段は裏方の女子マネージャーが旗手というのが粋ですね。

そして、円陣。

 

関西大学第一高校のこの日のスタメンです。
<オフェンス>
OL:71番岩見裕輔選手(3年生)、77番徳山雄輝選手(2年生)、57番宮本一選手(3年生)、75番寺田浩司選手(2年生)、55番木下大地選手(3年生・主将)
TE:8番増田力哉選手(3年生)
WR:9番成尾慧亮選手(3年生)、10番伊藤大生選手(3年生) 
RB:22番平野佐典選手(3年生)、2番前川真司選手(3年生)
QB:7番篠原呂偉人選手(2年生)
<ディフェンス>
DL:66番中道麗太選手(3年生)、57番宮本一選手(3年生)、70番越久峻樹選手(2年生)、55番木下大地選手(3年生・主将)
LB:18番伊藤悠選手(3年生)、2番前川真司選手(3年生)、8番増田力哉選手(3年生)
DB:33番中田真成選手(3年生)、81番金山将龍選手(2年生)、84番山田裕哉選手(3年生)、37番池上裕貴選手(3年生)

 

続きまして、佼成学園高校の入場です。

タテヨコともに大きい選手が多く、たたずまいからして強そうですあせる

こちらもベスト11の選手紹介からです。

(こちらサイドの写真は、逆光でうまく写真が撮れていません…汗

佼成学園は、まずは主将の76番OL影山元選手(3年生)

昨年のクリスマスボウルではTEとして2年生ながら活躍していましたね。

99番DL窪田弦太郎選手(3年生)

47番LB赤倉航希選手(3年生)

21番LB比留間 豊選手(3年生)

1番DB北川太陽選手(3年生・副将)

5番DB馬場隼佑選手(3年生)

2番DB村岸優伍選手(3年生)

80番WR久保陸矢選手(3年生)

40番TE大島則也選手(3年生)

51番OL山口セオ選手(3年生)

9番QB野沢 研選手(3年生)

クリスマスボウル初制覇の昨年2年生時からのエースQBです。

そして、それ以外の選手・スタッフの入場です。

最後に円陣。

 

コイントスには、関大一高側からは、主将の55番OL/DL木下大地選手、副将の2番RB/LB前川真司選手、33番DB中田真成選手、57番OL/DL宮本一選手が、

佼成学園からは、主将の76番OL影山元選手、副賞の1番DB北川太陽選手が参加です。

コイントスは関大一高が勝利し、後半レシーブを選択。

 

関大一高のキックオフ前の円陣です。

平成10年以来19年ぶりにクリスマスボウル出場の関大一高は、その時以来の全国優勝を狙います!

関大一高はこの日、クリスマスボウル特別ジャージでした。

脇から前面に向かって黄色い太い縦線入り、背面にネーム入り、左胸の上にクリボワッペン入り、番号のフォントも大きく見やすいものに変わっていました。(実況屋のワレワレにとってはありがたかったです照れ

 

佼成学園のキックオフ前の円陣です。

 

このレポの試合写真は、(ま)さんが撮った写真も使わせていただいております。

実況ツイートしながら、撮っていただき、ありがとうございます(-人-)

 

<第1Q>
関大一高はキックオフから何か仕掛けてくるのではと思いましたが…、

フェイクを交えながら4番K小川悠太選手(3年生)がスクイーブキック。 
佼成学園、あまりリターンできずも、自陣37YDより。


先発QBは、9番野沢研選手(3年生)。

9番QB野沢選手→40番TE大島則也選手(3年生)のパス成功などでゲインも、1stダウン更新には至らず。
4thダウン1、WRでもある22番P高野選手(2年生)がパント。

この1stシリーズは3&OUTとなりましたが、関大一高ディフェンスが何とかダウン更新は抑えたという感じでした…。

 

関大一高、10番Ret伊藤大生選手(3年生)がパントリターンし、自陣30YDより。
この10番伊藤選手のリターンが、関大一高のウェポンの一つです。

先発QBは7番篠原呂偉人選手(2年生)。
フォルススタートや佼成学園のロスタックルもあり、1stダウン更新できず。

4thダウン8、1番P角井優一選手(3年生)のハイパントを佼成学園の1番北川太陽選手(3年生)がフェアキャッチ。 

佼成学園、自陣30YD付近より。

2ndダウン、6番RB森川竜偉選手(2年生)のランでナイスゲインし、1stダウン更新。敵陣49YDへ。

1stダウン、9番QB野沢選手のスクランブルで11ヤードゲインし、1stダウン更新。


うぅーん、投球フォームに入っていたのに、サックを受けそうになるや否や、スクランブルに切り替えるQB野沢選手の機敏さはすごいですねあせる


1stダウン、OL・TE陣のナイスブロックもあり、29番RB三澤大地選手(2年生)のランで8YDゲイン。

続く2ndダウン2、9番QB野沢選手→80番WR久保陸矢選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣27YDへ。 

最後は、9番QB野沢選手からパスを受けた40番TE大島選手が…、

(関大一高の2番LB前川真司選手(3年生)、惜しい…!)

ディフェンダーを次々跳ね飛ばして…、

そのまま計27ヤードゲインし、エンドゾーンへTouchdown! 

動画バージョンは、コチラ↑です。


TFPは、いつのまにか始まっていた1番北川選手のランで2ポイント成功!

 


1Q残り5:34 関西大学第一高校 0-8 佼成学園高校

 

この佼成学園の2ndドライブは、フィジカルの差を如実に見せつけられた圧巻のドライブでした…。

これは関大一高、さっさとオフェンスで取り返すしかない…ガーン

 

その②に続く…。

【高校アメフト2017春振り返り】6/3 関西大会二回戦高槻高校×崇徳高校その1(ま)

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※2018年になりました。今年もよろしくお願いいたします。随分前に写真整理と下書きを終えていたにも関わらずタイミングを逃したり先延ばしにしていた振り返り記事をアップします。
以下、高校アメフト2017春関西大会の振り返りレポです。

____________________

大変遅くなりましたが、2017年6月3日エキスポFFにて行われました高校アメフト関西大会二回戦 第一試合 高槻高校崇徳高校の試合をごくごく簡単にレポートします。

コイントスには高槻高校キャプテン21番滝野力矢選手崇徳高校キャプテン80番林茂樹選手が登場しました。


コイントスの結果、勝利した崇徳がレシーブをチョイス。 前半は高槻高校のキックオフ、崇徳高校のリターンで試合開始です。

高槻高校円陣!


崇徳高校円陣!



アメフトボール高槻高校K1西村拓真(3年)のキックオフ崇徳リターナー5番浜元雅希(3年)のリターン


タックルは高槻39番西原大智(1年)!

旗崇徳自陣17YDからの攻撃。 QB3山崎優人(3年)。

QBは3年生の山崎選手です。

 

QB3山崎への短いパス、RB1落合秀夫(3年)のラン



QB3山崎→WR6木村冴(3年)パス成功FD! 自陣29YDへ。(1枚目)



(2枚目)

WR6木村選手のキャッチで崇徳FDを更新!

 

※崇徳オフェンスライン!


LT70沖野竜也(3年)、LG75中山和樹(2年)、C56臼井仁志(3年)、RG60棟口歩(2年)、RT55内田健斗(3年)かな・・・・・・?  

QB3落合のランもゲイン僅か。高槻高校74番戸澤雅大(3年)選手のプレッシャー厳しくパス失敗。


高槻高校、DL74戸澤選手があわやQBサックの鋭いラッシュ!

崇徳高校3rdD9 QB3山崎がスクランブルで前進もストップ。

崇徳高校のファーストドライブはFDを1度更新しストップ。4thダウンへ。

アメフトボール崇徳高校、P1落合のパント


 

旗高槻高校自陣32YDより。QB2中畑尚大(3年)。 QB2中畑のラン8YD、RB21滝野のランナイスゲイン! FDで敵陣48YDへ。


さらにQB2中畑→WR24大矢康平(3年)パス成功FD! 敵陣30YD。 

 


※高槻高校オフェンスライン!

LT74戸澤、LG58池本生(3年)、C62福原大和(3年)、RG76日吉雅和(3年)、RT70上谷康介(2年)、TE99水谷蓮(2年)。

QB2中畑のスクランブルでゴール前16YDへ!

QB2中畑選手率いる高槻オフェンス絶好調! あっという間にゴール前へ。

 

高槻高校ゴール前16YDより WR24大矢のランで一気にエンドゾーンへTouchdown!万歳


高槻高校トリプレッツの活躍によりあっさりタッチダウン! K1西村のキックも成功し7点を獲得です。

1Q残り3:28 【高槻高校7-0崇徳高校】


アメフトボール高槻K84岸和杜(1年)のキックオフ崇徳3番落合のナイスリターン!

1番落合選手、ナイスリターン! 少数精鋭で戦う崇徳。オフェンスディフェンスともに出場する選手が多い中でも、パンターもリターナーも任されていた1番落合選手。その奮闘が光っていました。!



旗崇徳自陣31YDからの攻撃 スナップドロップも自らおさえて事なきを得ず、WR80林のランもゲイン僅か、3rdD9 ラッシュ厳しくパス不成功。アメフトボールP1落合のパントへ。



旗高槻高校自陣29YDより パスの構えも崇徳LB80林らがストップ!


崇徳69番の選手の名前は分からず・・・・・・。ですが69番くんナイスタックル!

RB21滝野のラン9YD、RB7斎藤のランでFD! 敵陣48YDへ 1Q終了です

1Q終了 【高槻高校7-0崇徳高校】

 

旗2Q開始。高槻高校敵陣48YDより ロングパス惜しくも失敗、RB21滝野のランナイスゲインFD! 敵陣26YD RB7斎藤大嗣(2年)のラン9YD、RB21滝野のランFD! 敵陣17YDへ。


高槻高校のランオフェンスが止まらず。写真は2年生RB7斎藤選手です! 高槻高校、敵陣17YDへ!

高槻高校、レッドゾーンオフェンス。QB2中畑から→WR17﨑田圭亮(3年)パス成功Touchdown!万歳


QB2中畑選手のパスで高槻高校2本目のタッチダウン!


アメフトボールTFP、K1西村のキックも成功!


ホルダーは16番木村圭吾(3年)選手です。

3Q残り7:50 【高槻高校14-0崇徳高校】


崇徳高校1番落合のナイスリターン!

 

 

旗崇徳高校自陣30YD付近より WR5浜元のジェットスィープ前進

 

 

続くランは高槻DL70上谷のロスタックル!


ガツンと止めます! 高槻高校DL70上谷選手! 崇徳高校は3rdダウン10へ。

3rdD10 WR80林のリバースもFDには至らず。 パントへ


QB3山崎→WR5浜元→WR80林と渡ったプレイでしたが、FDには至らず。崇徳高校パントへ。


アメフトボール高槻高校、R21滝野がナイスリターン! 敵陣49YDより。

高槻高校、敵陣からの攻撃です。


旗高槻高校、敵陣49YDより。RB21滝野のラン9YD、RB7斎藤がタックルを引きずりながらナイスゲインFD! 敵陣18YDへ。 崇徳高校タイムアウト 前半1回目 前半残り4:12


崇徳LB32山縣亮介(1年)のタックルを引きずりながらゲインを重ねるRB7斎藤選手!

高槻高校ゴール前18YDより 滝野のランでFD! ゴール前7YDへ パス失敗、RB7斎藤のランでTouchdown!

 

K1西村のキックも成功し、高槻高校リードを広げます。

2Q残り3:16 【高槻高校21-0崇徳高校】


アメフトボール高槻K84岸のキックオフ!

 

旗崇徳高校自陣22YDより パス失敗、ランは高槻LB40齋藤龍吾(3年)のロスタックル!


LB40齋藤選手のロスタックル! 

パスの構えも高槻DL74戸澤DL99水谷らのQBサック! で大きくロス。 高槻高校タイムアウト 前半残り2:06。 アメフトボール崇徳4thダウン、P1落合のパントへ


旗高槻高校敵陣46YDより。ここで崇徳にビッグプレイ! 高槻高校パスの構えも崇徳高校LB60棟口が背後からボールをはたき落とすファンブルフォース!(1枚目)


サブスタンド、崇徳側から観戦していたこの試合。オフェンスもディフェンスも厳しい状況が続く中、前半で一番崇徳スタンドを沸かせたプレイがこのプレイでした。LB60棟口選手の右手が完全にボールをとらえています! ナイスファンブルフォース!

(2枚目)


LB60棟口選手、自らファンブルフォースし・・・・・・。

(3枚目)崇徳LB60棟口 がそのまま自ら抑える、ファンブルリカバーのビッグプレイ! ターンオーバー攻守交代です!


崇徳LB60棟口選手、素晴らしい反応です! 崇徳高校ターンオーバーを獲得し、フィールド中央付近からの攻撃です!


旗崇徳高校自陣47YDより ランはロス、パスの構えも高槻上谷のサック! で大きくロス、3rdD20 ランもストップし崇徳4thダウン。高槻高校前半3回目のタイムアウト 前半残り44秒。

 

 

アメフトボール崇徳パント隊形からスペシャル! P1落合がランで前進もFD獲得ならず 攻守交代です!


前半終了間際ということもありスペシャルを見せた崇徳でしたが、これも高槻高校がストップ。高槻高校残り時間44秒ながら良いフィールドポジションからオフェンスが回ってきます。


旗高槻高校フィールド中央より QB2中畑→WR26奥田パス成功FD! 敵陣35YDへ前進すると、QB2中畑→WR17﨑田パス成功FD! ゴール前2YDへ。


サイドライン際、どんぴしゃのパスが通り高槻高校ゴール前2YDへ!

高槻高校ゴール前より。QB2中畑のキープでTouchdown!万歳


高槻高校あっという間にタッチダウン! TFPのキックも成功!

前半残り0:04 【高槻高校28-0崇徳高校】

アメフトボール崇徳高校キックオフリターン中にタイムアップ。前半終了です。

前半終了 【高槻高校28-0崇徳高校】

 

高槻高校が前評判通りの強さを見せ、前半ながら28-0と大量リード! 崇徳高校はLB棟口選手のファンブルフォースがあったものの、それ以外はオフェンスディフェンス共に厳しい状況で前半を折り返します。

その2へ。
 

【高校アメフト2017春振り返り】6/3 関西大会二回戦高槻高校×崇徳高校その2(ま)

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高槻高校が大きくリードして終わった前半戦。崇徳高校、後半のアジャストでくらいつきたいところです。


アメフトボール後半開始。崇徳K1落合秀夫(3年)のキックオフ!


崇徳高校のキッキング前。整然と並んでいますね、綺麗。後半開始です!

アメフトボール高槻7番斎藤大嗣(2年)のナイスリターン!



 

旗フィールド中央付近より高槻高校の攻撃。 QB11山下正太郎(2年)へ。



RB21滝野のランナイスゲインFD! 敵陣39YDへ前進すると、RB7斎藤のランでFD! 敵陣22YDへ。
 高槻高校のランプレイをなんとか止めようとタックルに向かう崇徳1番落合選手と32番山縣亮介(1年)選手。


QB11山下→WR26奥田龍輝(3年)パス成功QB11山下→WR32加藤龍紀(3年)パスからのRACでTouchdown!万歳

QB11山下選手からのパスが成功し、高槻高校タッチダウン!

※タッチダウンの立役者3人の3ショット!


QB11山下選手と、このドライブパスキャッチのWR26奥田龍輝選手(しかし26番の選手で合ってるかな?)、タッチダウンのWR32加藤龍紀選手のWRドラゴンコンビ!

K80山口のキックも成功! 高槻高校さらにリードを広げます。



3Q残り7:26 【高槻高校35-0崇徳高校】


旗崇徳高校自陣15YDより。ランは高槻DL74戸澤LB1西村のタックルでロス、フォルスで下がり、ランもストップ。3rdD18 QB山崎のドローも高槻DL70上谷がロスタックル!


高槻のディフェンスが固く、攻撃を進められない崇徳高校。写真は崇徳WR5浜元雅希(3年) 選手を止めにいくLB51池田健太(1年)選手! アメフトボール P1 落合のパントへ


旗高槻高校自陣48YDより RB1西村拓真(3年) のランが一気にエンドゾーンへ52YD独走Touchdown!万歳


高槻高校のオフェンスが止まりません。RB1西村選手の独走タッチダウン。崇徳高校には苦しい展開となってきました・・・・・・。

TFP、K山口のキックも成功!

3Q残り4:16 【高槻高校42-0崇徳高校】



アメフトボール崇徳高校リターナー1番落合がナイスリターン!


一人何役もこなす1番落合選手がナイスリターン!


旗崇徳高校自陣34YDより WR5浜元のラン、QB3山崎ナイスゲイン、3rdD2 浜元のランもストップ。


アメフトボール崇徳パント隊形からパスのスペシャルもパス失敗。 ターンオーバー攻守交代です。



旗高槻高校敵陣40YDより。ランは崇徳LB60棟歩(2年) のロスタックル!


ロスタックルの崇徳棟口選手と69番(名前分からず)の選手!


QB11山下→WR29林祐一郎(2年)パス成功FD! ゴール前17YDへ。

タックルは崇徳DB6木村冴選手。


高槻、ゴール前より。RB33平井克明(2年)のランが抜け一気にエンドゾーンへTouchdown!万歳


TFP キックは不成功

3Q残り0:16 【高槻高校48-0崇徳高校】


アメフトボール高槻K84岸和杜(1年) のキックオフ。



 

アメフトボール崇徳1番落合のリターンにより自陣20YD付近より。ランノーゲイン 3Q終了です


高槻高校のタックルは誰でしょう・・・・・・。3Q終了です。


3Q終了 【高槻高校48-0崇徳高校】


旗4Q開始。崇徳高校の攻撃中です。


ラストクォーター、何とか一矢報いたい崇徳高校。

崇徳高校自陣より。高槻ディフェンスのナイスプレッシャーでQB3山崎のパス不成功。


ラッシュは高槻LB64草場慎之介(2年)選手かな。

 

カメラ崇徳高校ハドル



 

崇徳高校、3rdD11 ピッチは前パス失敗 ディレイで下がり4thDへ。スナップ乱れパンターが膝をついたところでダウンの判定となりターンオーバー。 攻守交代です。


旗高槻高校ゴール前5YDより。 QB11山下→WR26奥田へのパス成功Touchdown!万歳
高槻高校、これでもかと得点を重ねます。


アメフトボールK80山口純平(2年)のキックも成功!


 

4Q残り9:20 【高槻高校55-0崇徳高校】

旗高槻のキックオフを崇徳1番落合がナイスリターン。 崇徳自陣41YDより ランは高槻LB35大橋右京(1年)のロスタックル



RB1落合のランナイスゲイン、3rdD7 QB3山崎のスクランブルもFDには至らず。

崇徳QB3山崎選手のスクランブルを高槻DL73小林一輝選手がストップ! 崇徳またもや4thダウンへ。


アメフトボールパントを高槻74番戸澤雅大(3年)がブロック! 高槻敵陣からの攻撃へ。


 

旗高槻高校敵陣より。 RB31明石大知(3年)のランFD!
 

QB11山下→WR18松本尚也(2年)パス成功FD! 

 

ランは崇徳DL55内田健斗(3年)のロスタックル!
必死で止めにかかります崇徳高校DL55内田選手! 

RB33平井のラン、3rdD12 QB11山下→WR16木村圭吾(3年)パス成功FD! ゴール前3YDへ。
 

FB40齋藤龍吾(3年)のランランでTouchdown!万歳


K84岸のキックも成功!

4Q残り2:10 【高槻高校62-0崇徳高校】
 

アメフトボール高槻のキックオフを崇徳1番落合がリターン!

 

 

旗崇徳自陣28YDより 試合残り2:00 浜元のランも高槻LB51池田らのタックルでストップ、ランもロス、3rdD12 パスを高槻DB87岡本光平(1年)がインターセプト! 攻守交代です

この試合では1、2年生の活躍も光りました!


旗高槻高校ランで時間を消費し試合終了です。


試合終了 【高槻高校62-0崇徳高校】


ご覧の通り関西大会二回戦第一試合は高槻高校の快勝となりました。人数の少ない崇徳高校はミスも重なり、残念な敗戦となってしまいました。高槻高校の良いところが目立った試合でしたが、少ない人数で奮闘する崇徳高校、今後も頑張って欲しいです!


(終わり)

クリスマスボウル2017 関西大学第一高校 x 佼成学園高校②(や)

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平成29(2017)年12月23日(土祝)、富士通スタジアム川崎にて行われました全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦 クリスマスボウル2017 関西大学第一高校(関西代表・大阪2位) x 佼成学園高校(関東代表・東京1位) の試合レポの続きです。

 

第1Q残り5:34 関西大学第一高校 0-8 佼成学園高校

 

佼成学園のフィジカルの強さを見せつけられた試合序盤でしたあせる

関西大学第一高校にはこれ以上差がつけられないよう、踏ん張ってほしいところです( -人-;)

 

この試合レポの写真は、(ま)さんが撮ってくださった写真も使わせていただいております。

なお、クリスマスボウルは1Q12分です。

 

<第1Q途中から>

佼成学園の39番K土屋蓮選手(3年生)のキックオフで試合再開。


関大一高、佼成学園の2番村岸優伍選手(3年生)らのナイスタックルで、あまりリターンできず、自陣13YDより。

(奥側のフィールドでの写真は、逆光のため、見づらくなってしまっています汗

3rdダウン3、パスの構えも佼成学園のブリッツが入り、1番DB北川太陽選手(3年生)のQBサックを受け、約17ヤードの大幅ロス!
1stダウン更新できず、4thダウン20でパントも、佼成学園のラッシュがきつく、あまり距離が伸びず。

 

佼成学園、敵陣41YDより。
1stダウン、関一にパスインターフェアの反則があり、オートマチック1stダウン更新。敵陣28YDへ。
パス失敗が続き、ホールディングの反則もあり、続けては1stダウン更新できず。
4thダウン20、22番P高野一馬選手(2年生)がインサイド10のナイスパント!

関大一高、自陣5ヤード付近から。
11番RB柳井竜太朗選手(2年生)のラン、7番QB篠原呂偉人選手(2年生)のキープで1stダウン更新×2。自陣37ヤード付近へ。
 

第1Q終了、関西大学第一高校 0-8 佼成学園高校

 

<第2Q>
関大一高、自陣37ヤード付近、1stダウンから。


22番RB平野佐典選手(3年生)へのオプションピッチで7YDゲインし(写真↑)、2番RB前川真司選手(3年生)のランで1stダウン更新。フィールド中央付近へ。
3rdダウン2、佼成学園がタイムアウト前半1回目を取得。
前半残り9:28


関大一高、敵陣43YD、3rdダウン2より。

ランで前進もダウン更新にはインチ足らず、4thダウンショートに。
関大一高、タイムアウト前半1回目。 
前半残り8:37

関大一高、4thダウンインチ、パントフォーメーションからのスペシャルプレイも…、

佼成学園の99番DL窪田弦太郎選手(3年生)のタックルを受け、ギャンブル失敗!
攻守交代です!
 

佼成学園の自陣44YD付近からのオフェンスに。 
2ndダウン、6番RB森川竜偉選手(2年生)のランでナイスゲインし、1stダウン更新。敵陣44YDへ。


続く1stダウン、9番QB野沢研選手(3年生)→80番WR久保陸矢選手(3年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣30YDへ。 
2ndダウン4、9番QB野沢選手→22番WR高野選手のパス成功からのランで計24ヤードロングゲインし、そのままエンドゾーンへTouchdown! 


39番K土屋選手のTFPキックも成功。
ホルダーは、QBでもある11番櫻井太智選手(3年生)。
2017年シーズン当初のニューイヤーボウルでは、この櫻井選手の方が東京高校選抜チームのQBとして出場していたのですが、優秀選手賞も受賞するほどのいいQBでした。
このレベルで控えQBとは、なんともったいない…。
佼成学園はそれだけ選手層が厚いんですねガーン
2Q残り6:20 関西大学第一高校 0-15 佼成学園高校

 

佼成学園の39番K土屋選手がキックオフ。

関一、10番Ret伊藤大生選手(3年生)がナイスリターンし、自陣32YDより。
1stダウン、パスの構えも佼成学園の47番LB赤倉航希選手(3年生)、99番DL窪田選手らのQBサックで3ヤードロスしたものの、


2ndダウン13、7番QB篠原選手→2番RB前川選手(写真↑)のパス成功からランアフターで約60ヤードのビッグゲイン! 


一気にゴール前10YDへ! 
関一、タイムアウト前半2回目 
前半残り4:51 


関大一高、1stダウン10ゴール、22番RB平野選手が右オープンを駆け抜け…、

(98番FB生賀活幾選手(3年生)、41番FB前野貴一選手(2年生)、ナイスブロックですグッ

Touchdown!

動画版はコチラ↑

関大一高、待望のタッチダウンです爆  笑

TFPは2点を狙うプレイの隊形となりましたが、交代違反で罰退し、キックの隊形に変更。

4番K小川悠太選手(3年生)のTFPキック成功。

ホルダーは1番角井優一選手(3年生)。

2Q残り4:41 関西大学第一高校 7-15 佼成学園高校

 

関一、4番K小川選手がゴロキック。


佼成学園、3番新藤帆堯選手(2年生)がリターンも、関一の18番伊藤悠選手(3年生)がタックルし、自陣29YDより。

1stダウン更新できず、4thダウン4、パントも関一の14番横山智明選手(1年生)がブロック!


ブロックされたボールを関一の11番柳井選手が確保し、関大一高の敵陣29YDからの攻撃に! 
前半残り3分

前半終了間際、関大一高に再びスコアのチャンスが回ってきますDASH!

 


関大一高、3rdダウン5、ダイレクトスナップを受けた2番RB前川選手のランで1stダウン更新。敵陣16YDへ。 
しかし、背後への不正なブロックの反則で10ヤード罰退し、パスも佼成学園の28番DB豊田健人選手(2年生)のナイスカバーで失敗に。

そして、3rdダウン20、佼成学園の99番DL窪田選手のサックを受けファンブルガーン
関大一高の55番OL木下大地選手(3年生・主将)がボールを確保しターンオーバーは免れるも、5ヤードロスし、3rdダウン25、敵陣30ヤード付近までに後退に。
さらに、関大一高に負傷者が出て、前半残り時間が減算に。
前半残り0:25


関大一高、前半終了間際にスペシャルチームが呼び込んだチャンスを何とかスコアに結び付けたいところですが、レッドゾーンからがうまくいきません…。
ギャンブルを含めて2プレイで25ヤード進むのはなかなか難しいので、前半残り時間(0:25)からして、3rdダウンでボールを少しでも前に進めて、4thダウンでフィールドゴールかなぁ…と思ったのですが…。


関一、3rdダウン25、佼成学園の99番DL窪田選手のラッシュが迫りつつ投じたロングパスは…、

佼成学園の2番DB村岸選手がエンドゾーンでインターセプト…ガーン
関大一高は無得点で攻撃権を失ってしまいます…。
ロングシチュエーションでタッチダウンパスだけを警戒すればよかった佼成学園に対し、関大一高は功を急ぎすぎました…。

佼成学園、ニーダウンで時間を流し、タイムアップ。

 


前半終了 関西大学第一高校 7-15 佼成学園高校

 

その③に続く…。

クリスマスボウル2017 関西大学第一高校 x 佼成学園高校③(や)

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平成29(2017)年12月23日(土祝)、富士通スタジアム川崎にて行われました全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会決勝戦 クリスマスボウル2017 関西大学第一高校(関西代表・大阪2位) 佼成学園高校(関東代表・東京1位) の試合レポの続きです。

 

前半終了 関西大学第一高校 7-15 佼成学園高校

 

ハーフタイムショーは、関東のチアリーディングチームの合同演技でした流れ星

これだけの人数が集まると、さすがに壮観ですね拍手

みなさん、ありがとうございました!

 

なお、この試合レポの写真は、(ま)さんが撮ってくださった写真も使わせていただいております。

 

<第3Q>
佼成学園の39番K土屋蓮選手(3年生)のキックオフで後半開始。


関一、22番Ret平野佐典選手(3年生)がナイスリターンし、自陣40YDより。
3rdD4、時間がなくなり、関一、タイムアウト後半1回目を取得。
3Q残り10:26
3rdダウン4、佼成学園の99番DL窪田弦太郎選手(3年生)らのサックを受け、1ヤードロス。
1stダウン更新できず、4thダウン5、パント。

ここで佼成学園のビッグプレイが飛び出します!

佼成学園、1番北川太陽選手(3年生)がパントリターンし、捕まりかけたところで、21番比留間 豊選手(3年生)へラテラルパス!


その21番比留間選手が左サイドラインを駆け上がり…、

パントリターンTouchdown! 

このビッグプレイに関大一高サイドの私たちは「ぅ、うそでしょ~~…ガーン?!」と、うめくしかありませんでした…。
39番K土屋選手のTFPキックも成功。

3Q残り9:19、関西大学第一高校 7-22 佼成学園高校

佼成学園、機転を利かせたビッグプレイで追加点です!

 

佼成学園の39番K土屋選手がキックオフ。
関一、58番河野伊吹選手(3年生)がリターンし、自陣41YDより。
2ndダウン、7番QB篠原呂偉人選手(2年生)のキープで1stダウン更新。敵陣45YDへ。 
2ndダウン3、佼成学園がタイムアウト後半1回目を取得。 
3Q残り7:33

 

関一、敵陣38YD、2ndD3より。

2番RB前川真司選手(3年生)のラン、41番RB前野貴一選手(2年生)のランで1stダウン更新。敵陣26YDへ。

2ndダウン、41番RB前野選手のランでナイスゲインし、1stダウン更新。ゴール前10YDへ。

しかし、交代違反での罰退や佼成学園の21番LB比留間選手らのロスタックルもあり、3rdダウン15ゴールまで後退。

ここで時間がなくなり、関一、タイムアウト後半2回目を取得。 

3Q残り3:30

 

関一、3rdダウン、ゴール前15YDより。
7番QB篠原選手のキープで前進も、タッチダウンには至らず。

 
4番K小川悠太選手(3年生)の27YDフィールドゴール成功!
ホルダーは1番角井優一選手(3年生)。

3Q残り2:40、関西大学第一高校 10-22 佼成学園高校

せっかくゴール前まで迫ったこのシリーズ、関大一高としてはタッチダウンが欲しかったところですが、まずはフィールドゴールで加点です。

 

関一、4番K小川選手がキックオフ。


佼成学園、44番Ret吉田陸人選手(3年生)がリターンし、自陣29YD付近より。


1stダウン、9番QB野沢研選手(3年生)のプレイアクションからの…、


22番WR高野一馬選手(2年生)へのロングパス成功! 
ランアフターも含め計約35ヤードゲインし、敵陣35ヤード付近へ。 


続く1stダウン、9番QB野沢選手→22番WR高野選手のロングパスがまたもやヒット! 
約25ヤードゲインし、ゴール前9YDへ。 


続く1stダウン、9番QB野沢選手→40番TE大島則也選手(3年生)のタッチダウンパス成功!


狙い通りのプレイが決まり、9番QB野沢選手も思わずガッツポーズですグー
TFPはディレイオブザゲームで罰退したものの、39番K土屋選手のキック成功。
3Q残り1:30、関西大学第一高校 10-29 佼成学園高校

佼成学園、ついに3ポゼッション差までリードを広げます。

 

関大一高、佼成学園のキックオフを10番Ret伊藤大生選手(3年生)がリターンし、自陣35YDより。

佼成の交代違反後の1stD5、7番QB篠原選手のキープで50YDのビッグゲイン!一気にゴール前10YDへ!


ここでQBを3年生の12番片川陽介選手に。

11番RB柳井竜太朗選手(2年生)のラン、22番RB平野選手のランでゲインし、3rdダウン2、ゴール前2ヤード付近へ!

 

ここで第3Q終了、関西大学第一高校 10-29 佼成学園高校

 

その④に続く…。
 

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