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11/14(土)全国高校大会2015 2回戦 関西学院高等部 x 箕面自由学園高校①(や)

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2015(平成27)年11月14日(土)、王子スタジアムにて行われました全国高校大会 第3試合 関西学院高等部(兵庫1位) x  箕面自由学園高校(大阪3位)の試合レポです。
今週末の試合告知を兼ねて、順番が前後してしまいますが、この試合を先にアップさせていただきます。
(関西大倉x啓明学院、関大一高x広島城北は、また後日にアップさせていただきます。)

キックオフ前の整列です。
この日は朝からで、16時キックオフで暗いのとで、写真がよくなく、少な目です
左側のホワイトジャージが箕面自由学園高校右側のカラー(青)ジャージが関西学院高等部です。

箕面自由学園高校の75番OL/DL松永大誠主将(3年生)と関西学院高等部の57番DL寺岡副将(3年生)のコイントスの結果、関西学院が勝利し、前半レシーブを選択。

箕面自由学園高校のキックオフ前の円陣です。
箕面自由学園高校は、この前週の1回戦・同志社高校高校戦を7-31で快勝しての2回戦進出となりました。

関西学院高等部のキックオフ前の円陣です。
関西学院高等部は兵庫1位のシード扱いのため、全国大会はこの2回戦が初戦となります。
この春から共学となった関西学院高等部、サイドラインにはチアリーダーが来てくれるようになりました(ノ´▽`)ノ
今年のタッチダウン誌の高校名鑑の「今季の自慢や問題点」の欄での「創部初の女子マネージャーが入部しました」も誇らしげですw 

昨年の秋にも同じ対戦があったのですが、その時は、関西学院高等部が圧勝しました。
箕面自由学園としては、そのリベンジも果たしたいところです。

<第1Q>

箕面自由の93番K永瀬選手(3年生)のキックオフで試合開始。

関西学院、キックオフリターンし、自陣21ヤードから。

先発QBは、春大会に引き続き、16番埜下(のした)選手(3年生)。
(写真↑は、3rdダウンの時のものです。)

箕面自由の9番DB山下浩之選手(3年生)や

1番LB大藤(おおふじ)選手(3年生)のナイスタックルもあり、1stダウン更新できずパント。

箕面自由、敵陣48ヤード付近から。

先発QBは、1回戦に引き続き、13番西本選手(2年生)。
(写真↑は、2ndダウンの時のものです。)

2ndダウン6、13番QB西本選手→17番WR井貝選手(3年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣27ヤードへ。

1stダウン、フリフリから13番QB西本選手→93番TE永瀬選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣13ヤードへ。
13番QB西本選手→17番WR井貝選手のパス成功で9ヤードゲインも、

関学の1番LB大竹選手(3年生)のQBサックで5ヤードロスし、1stダウン更新できず。
反則で5ヤード罰退後、93番K永瀬選手の31ヤードフィールドゴール成功!
1Q残り5:23 関西学院高等部 0-3 箕面自由学園高校
箕面自由学園高校、タッチダウンには至らずも、順調にダウン更新を重ね、フィールドゴールで先制です!

箕面自由学園、93番K永瀬選手がキックオフ。

関学、21番三宅選手(2年生)がキックオフリターンし、自陣21ヤードから。
1stダウン更新できず、パント。

箕面自由、自陣47ヤードからのオフェンスとなりましたが…、

パスプレイを関西学院の10番DB平尾選手(3年生;写真↑右)がインターセプトΣ(゚д゚;)

リターンし、関西学院の敵陣39ヤードからのオフェンスに。
タッチダウン誌のトップボーイズにも選ばれている10番DB平尾拓真選手、さすがのインターセプトでした。

2ndダウン、21番RB三宅選手が右オープンを30ヤード以上走り切り、そのままタッチダウン!
3番K安藤選手のキック成功。
1Q残り3:04 関西学院高等部 7-3 箕面自由学園高校
関西学院、すぐさまタッチダウンで逆転です!

関西学院、3番K安藤選手がキックオフ。
箕面自由、21番吉田選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣23ヤード付近から。
1stダウン更新できず、24番P杉野選手(3年生)がパント。

関学、自陣36ヤード付近から。 

16番QB埜下選手→81番WR松田選手(3年生;写真↑)のパス成功、16番QB埜下選手→89番TE栃尾選手(2年生)のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣40ヤードへ。

第1Q終了、関西学院高等部 7-3 箕面自由学園高校

<第2Q>

関学、敵陣40ヤード、1stダウンから。
3rdダウンショート、23番RB出光(いでみつ)選手(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣26ヤードへ。

箕面自由75番DL松永大誠選手(3年生・主将)のQBサックで9ヤードの大幅ロスし、続けてはダウン更新できず、47ヤードフィールドゴールも失敗に…。

箕面自由、自陣30ヤードから。
31番RB野中選手(3年生)のランで1stダウン更新。自陣46ヤードへ。
関学の91番久保選手(2年生)の1ヤードロスタックルがあったものの、13番QB西本選手→17番WR井貝選手のパス成功、31番RB野中選手のランで、1stダウン更新×2。敵陣22ヤード付近へ。
関学の13番LB山本選手(3年生)のパスカットもあり、続けてはダウン更新できず。

93番K永瀬選手の33ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーはWRでもある、18番森岡選手(3年生)。
2Q残り1:59 関西学院高等部 7-6 箕面自由学園高校

箕面自由の93番K永瀬選手がキックオフ。

関西学院、10番平尾選手(3年生)が、ビッグリターンでロングゲイン((((((ノ゚⊿゚)ノ
関学、敵陣20ヤード付近からのオフェンスに!

で、でたー!KG Highは、この平尾選手のキックオフリターンが、昨年からの大きな武器なのです。
1点差までキャッチアップし追い上げムードであった箕面自由学園にとって、これは痛い…(>_<)

関西学院、23番RB出光選手のランで9ヤードゲインも、

続くランプレイは、箕面自由の57番LB山下貴大選手(3年生)のナイスタックルでほぼノーゲイン。
しかし、最後は16番QB埜下選手のランでタッチダウン!

3番K安藤選手のキック成功。
ホルダーは、QBでもある9番奥野選手(2年生)。
2Q残り0:22 関西学院高等部 14-6 箕面自由学園高校

関西学院、3番K安藤選手がキックオフ。
箕面自由、21番吉田選手がキックオフリターンし、自陣18ヤード付近からのオフェンスも、スコアには至らずタイムアップ。

前半終了、関西学院高等部 14-6 箕面自由学園高校

最初はシーソーゲームの様相でしたが、10番平尾選手のビックプレイをいずれもタッチダウンに繋げた関西学院高等部にモメンタムありです。

その②に続く…。

11/14(土)全国高校大会2015 2回戦 関西学院高等部 x 箕面自由学園高校②(や)

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2015(平成27)年11月14日(土)、王子スタジアムにて行われました全国高校大会2回戦 第3試合 関西学院高等部(兵庫1位) x  箕面自由学園高校(大阪3位)の試合レポの続きです。

前半終了、関西学院高等部 14-6 箕面自由学園高校


箕面自由学園高校のチアリーダー部によるハーフタイムショーです(ノ´▽`)ノ


イクゾ!!


クリスマスボウル

前半レポでアップし忘れていましたこの日のスタメンです。

<関西学院高等部:オフェンス>
OL:65番高木慶太選手(2年生)、75番森田選手(3年生)、58番阿部選手(2年生)、54番森選手(3年生)、79番村田選手(3年生)、TE:89番栃尾選手(2年生)、QB:16番埜下選手(3年生)、RB:23番出光選手(3年生)、WR:2番山下選手(3年生)、82番木下選手(3年生)、81番松田滉平選手(3年生)、P:3番安藤選手(3年生)

<関西学院高等部:ディフェンス> 
DL:57番(後半は93番)寺岡選手(3年生)、44番大槻選手(3年生)、90番菅野選手(2年生)、91番久保選手(2年生)、LB:33番吉野選手(3年生)、1番大竹選手(3年生)、7番繁治選手(2年生)、DB:13番山本選手(3年生)、22番渡部選手(3年生)、10番平尾選手(3年生)、20番岩崎選手(2年生)、K:3番安藤選手(3年生)

<箕面自由学園高校:オフェンス>
OL:75番松永大誠選手(3年生・主将)50番山田圭悟選手(3年生)、51番浅野選手(2年生)、72番川部選手(3年生)、58番神田選手(3年生)、TE:88番多田選手(1年生)、QB:13番西本選手(2年生)、RB:31番野中選手(3年生)、WR:21番吉田選手(3年生)、17番井貝選手(3年生)、18番森岡選手(3年生)、P:24番杉原選手(3年生)

<箕面自由学園高校:ディフェンス> 
DL:72番川部選手(3年生)、75番松永大誠選手(3年生)、51番浅野選手(2年生)、93番永瀬選手(3年生)、LB:58番神田選手(3年生)、57番山下貴大選手(3年生)、1番大藤選手(3年生)、DB:9番山下浩之選手(3年生)、12番石口選手(3年生)、29番小森田選手(2年生)、30番国分選手(2年生)、K:93番永瀬選手(3年生)

後半からは、完全にナイターなので、写真は静止画以外ほぼなし状態です…


<第3Q>

関西学院高等部の3番K安藤選手(3年生)のキックオフで後半開始。

箕面自由、21番吉田選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣23ヤード付近から。
31番RB野中選手(3年生)のラン、13番QB西本選手(3年生)→21番WR吉田選手のパス成功で、1stダウン更新×2。
写真↑は、1回ダウン更新した後の写真ですが、かなり強い雨が降っています
関学の44番DL大槻選手(3年生)のロスタックルもあり、続けては1stダウン更新できず。

パントフォーメーションも、スナップの乱れで蹴ることができず、関西学院の93番DL寺岡選手(3年生)がリカバー!
関西学院の敵陣30ヤード付近からのオフェンスに!

大雨の悪コンディションがもたらしたミスでしょうか…(>_<)?

関西学院、16番QB埜下選手→88番TE勝部選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣17ヤード付近へ。
反則による罰退があったものの、最後は21番RB三宅選手(2年生)のランでタッチダウン!TFPは不成功。
3Q残り4:36 関西学院高等部 20-6 箕面自由学園高校
関西学院、21番RB三宅選手の本日2本目のタッチダウンで、さらに差を広げます。

関西学院の3番K安藤選手がキックオフ。
箕面自由、21番吉田選手がナイスキックオフリターンし、自陣33ヤードから。
関学の93番DL寺岡選手のロスタックルもあり、1stダウンできずも、24番P杉野選手(3年生)がナイスパント。

関学、自陣24ヤードから。

箕面自由の29番DB小森田選手(2年生)のナイスロスタックルで、1stダウン更新できず。
しかし、パント時に箕面自由のラフィンザキッカーの反則があり、1stダウン更新。自陣39ヤードへ。
16番QB埜下選手→88番TE勝部選手(3年生)のロングパスヒット!敵陣36ヤードへ。

うぅーん…、箕面自由、ミスがことごとく響く結果となってしまっています(ノД`)

第3Q終了、関西学院高等部 20-6 箕面自由学園高校

<第4Q>

関西学院、2ndダウン7、敵陣39ヤード付近から。

16番QB埜下選手→89番TE勝部選手のパス成功、16番QB埜下選手→81番WR松田選手(3年生;写真↑)のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣14ヤードへ。
最後は、23番RB出光選手のランでタッチダウン!

3番K安藤選手のキックも成功。
ホルダーは、QBでもある9番奥野選手(2年生)。
4Q残り7:15 関西学院高等部 27-6 箕面自由学園高校

タッチダウン時に箕面自由のアンスポ(アンネセサリーラフネス?)の反則があり、関西学院のフィールド中央付近からのキックオフに。
関西学院、オンサイドキック成功!
…ここで相手ミスにたたみ掛けるようなオンサイドキック、関西学院らしいです(^_^;)

関西学院高等部の敵陣40ヤード付近からのオフェンスに。
ここでQBは、12番林選手(2年生)に。
反則もあり1stダウン更新できずも、4thダウン7ギャンブル、12番QB林選手→21番RB三宅選手のパス成功からのランでロングゲイン!敵陣8ヤード付近へ。
ディレイオブザゲームの反則もあり、1stダウン更新できず。

4thダウンギャンブル、ここは箕面自由ディフェンスが踏ん張り、タッチダウンには至らず。
ターンオーバーです。

試合残り2:36

箕面自由、自陣5ヤード付近から。

13番QB西本選手→21番WR吉田選手(写真↑)のパス成功で1stダウン更新。
13番QB西本選手→88番TE多田選手(1年生)のパス成功で9ヤードゲインし、3rdダウン1、箕面自由、タイムアウト1回目。
試合残り1:29
パス失敗で1stダウン更新できず。
4thダウン1ギャンブルのロングパスも失敗となり、ターンオーバー…。
試合残り1:15

関学、敵陣28ヤードから。
1stダウン更新できず、45ヤードフィールドゴールも失敗に。
試合残り0:47

箕面自由、自陣28ヤードからのオフェンスに。
しかし、関西学院の20番DB岩崎選手(2年生)が、とどめのインターセプト!

関西学院、ランプレイで時間を消費し、タイムアップ。

試合終了、関西学院高等部 27-6 箕面自由学園高校


試合終了後の関西学院高等部の円陣です。
勝利した関西学院高等部は、この次週の関西トーナメント準決勝も勝利し、次戦は明日11月29日(日)13:30から、エキスポフラッシュフィールドにて行われる関西トーナメント決勝(全国大会準決勝)立命館守山高校戦です。
春の関西大会では3-20で勝利している相手ですが、秋大会は果たして…??

箕面自由学園高校の試合後の円陣です。
箕面自由学園高校は、昨年に続き、関西学院高等部に敗戦し、ここでトーナメント敗退、3年生は引退することとなりました…。
大雨という厳しいコンディションでミスもあり、力を出し切れなかった悔しい敗戦かもしれませんね…。

おわり。

11/15 Div2 順位決定戦 同志社大学×甲南大学その1(ま)

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遅くなりましたが、11月15日王子スタジアムにて行われましたDiv2ABの順位決定戦、同志社大学×甲南大学の一戦をお届けします。Div2A一位の甲南大学は不戦勝を含む5勝0敗、特に注目すべき点はその攻撃力で同ブロック4チームに対し全て30点オーバーの得点力を誇り、圧倒的な強さでこの舞台まで勝ち上がってきました! 一方の同志社大学もDiv2Bを全勝、ではありますが神戸学院戦、大体大戦、大阪大学戦とすべて1ポゼッション差の辛勝が多く、苦しみながらもしぶとく勝利をもぎとってきた印象です。

この日、交通機関の乱れによりキックオフに間に合いませんでした。すみません!!
到着したときにはすでに同志社大学が得点した後でしたので、その地点からのレポートです。


旗同志社大学がFG成功で先制です!(写真がなくてすみません)


1Q残り6:45【同志社大学3-0甲南大学】


旗甲南大学自陣よりの攻撃。QBは18番田中大士(甲南高校 4年生)!


甲南大学エースQBは田中大士選手、そのランプレイなどでオフェンスは前進します。

QB18田中大士のラン、TE5米崎へのパス成功などでFD連続更新し、さらにランやWR1洪へのパス成功などで敵陣へ進入も4thダウン。P14土井康平のパントへ


甲南大学ランにパスにとバランスの良いオフェンスを見せますが、ここはP土井選手(市立西宮高)のパントへ


旗同志社大学自陣よりの攻撃。ファーストドライブは見ていなかったので分かりませんが、このオフェンスに登場したQBは1年生の16番坂井隆介(豊中高校)! しかしRB35菅谷のラン、パス失敗、QB16坂井のスクランブルもFDには至らず


1年生QB坂井選手の登場に驚きましたが、このドライブは続かず。パントへ


アメフトボール続くキッキング中にビッグプレイ! 同志社のパントしたボールを甲南大学R13竹内廉(桃山学院高)がナイスリターン!


甲南大学副将竹内選手のビッグリターン! なんと甲南大学は敵陣30YD付近からの攻撃です!



旗甲南大学敵陣27YD地点よりと絶好の得点チャンスですQB18田中大士のラン8YDゲインし、1Q終了。QTタイムを挟み2Q開始。ゴール前20YD地点からランプレイがさく裂!! RB30伊藤大樹のランでゴール前12YDへ前進すると、RB33木村友(甲南高 3年)のランB30伊藤大樹(大阪学芸 3年)のランランで押し込みTouchdown!万歳
強力なオフェンスラインと伊藤大樹選手のパワフルなランでタッチダウン!! ゴール前からの見応えあるライン戦でしたが、軍配は甲南大学に上がりました!

K9近藤俊樹(宝塚東高 4年)のTFPキックも成功!


ホルダーは13番、このドライブの得点につながる見事なリターンを見せた竹内副将でしょうか。9番近藤選手のキックも成功で、甲南大学逆転に成功です!


2Q残り9:49【同志社大学3-7甲南大学】


旗逆転された同志社大学、自陣15YD付近よりの攻撃。このドライブはエースQB8番古角知也(豊中高 3年)に任されます! RB35菅谷のラン5YD、QB8古角→WR1草深大貴(豊中高 3年)FD!


古角選手から草深選手への豊中高ホットラインでFD!


さらにQB8古角→TE84東海聡大(あずみそうた 同志社香里 2年)へパス成功でフィールド中央付近へ前進もその後のRB20山形和嗣(同志社国際 3年)のランやパスもFDには至らず。このドライブもパントに終わります。


同志社RB20山形選手のランを素早い出足で止める甲南大学14番土井選手! 甲南大学のディフェンスの前に同志社はドライブを続けることができません。


旗甲南大学自陣よりの攻撃、2ndダウンでまたもや甲南大学にビッグプレイ!QB18田中大士のスクランブルが60YDのロングゲイン!一気に敵陣20YDへ!


QB18田中選手が右サイドラインを駆け上がり一気にロングゲイン! この日甲南スタンドにはたくさんの観客がつめかけ、ビッグプレイに大いに盛り上がっていました!


ゴール前20YDからQB18田中大士→WR27佐藤司(岡山城東高 4年)へのパス成功でゴール前5YDまで前進した甲南大学、最後はまたもやRB30伊藤大樹のランでTouchdown!


30番の伊藤選手のランはもちろんですが、オフェンスラインの頑張りもお伝えしたい! 同志社大学はこのゴール前ディフェンスがことごとく破られています。K9近藤のキックも成功し、甲南大学追加点です!


2Q残り3:33【同志社大学3-14甲南大学】


旗点差を広げられた同志社は自陣25YDよりの攻撃。ここから反撃したいところでしたが、パス失敗×2、ホールディングで下がりランもFDには至らず。3&outでパントへ


個人的にお気に入りショットでホールディングをお伝えします。同志社大学はオフェンスのキープレイが見つからず未だ波に乗れません。


旗旗この後、甲南大学同志社大学とオフェンスドライブは無得点。前半終了です


前半終了【同志社大学3-14甲南大学】


前半を終了して14-3と甲南大学がリード。 一つタックルをミスすると一気にロングゲインが可能なタレント陣。竹内副将、エースQB田中大士選手のビッグプレイから得点チャンスを生みだすと最後は伊藤大樹選手のパワフルなランで二つのタッチダウンにまでつなげ、自慢の得点力の強さを見せています! ゴール前からきっちりタッチダウンを取れるところも試合巧者といった印象です。
一方、先取点の3点を手に入れてからはオフェンスに苦労が見える同志社大学。ランプレイだけでは無理と判断しパスも織り交ぜるオフェンスを展開したい様子でしたが、なかなか成功には至らず前半の得点はわずか3点。ハーフタイムのアジャストで打開策を見つけたいところです。

後半へ。

全日本大学選手権2015 西日本代表校決定戦 立命館大学 x 西南学院大学①(や)

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平成27(2015)年11月29日(日)、王子スタジアムにて行われました全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表校決定戦 立命館大学(関西学生代表)西南学院大学(九州学生代表)の試合レポです。

この勝者が、西日本代表校として、甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝戦)に進出することができます。


5年ぶりに宿敵・関西学院大学を下し、関西学生代表校となった立命館大学のホームスタンド側は、チームカラーのマルーン(えんじ色)で埋まっています。
今年は特に「MAROON SPIRIT」という、えんじ色のものやチームグッズを身につけて応援しようという取組みがなされており、立命館大学側のスタンドのマルーンカラーが目立つような気がします。
スタンドとフィールドが一体化して、チームを勝利に導けたのなら、嬉しいですね。
図らずも、同じチームカラーの名城大学の学生さん(横断幕の下辺り)も、MAROON SPIRITに参加してくださってます。ありがとうございますw


一方の九州学生代表として初めて西日本代表校決定戦に出場した西南学院大学側のスタンドです。
歴史的出場を見届けようと、学生やOBの方が多数来られてました。
コーチに関西大学や関西学院大学等の関西学生出身者が多いことあり、その関係でこちら側の応援に来られているような方もいらっしゃったようです。
西南学院大学の歴史的勝利と関西学生アメフトとの御縁については、先日、記事をかかせていただきましたので、よろしければこちらの方も御覧ください。

コイントス前の整列です。
手前のホワイトジャージが西南学院大学奥のカラージャージが立命館大学です。
手前の西南学院大学の部員数は、日刊スポーツさんの記事によると62名とのことでしたので、選手数は50名くらいでしょうか。


立命館大学の57番DL田辺主将と西南学院大学の5番LB米替(こめがえ)主将のコイントスは、西南学院大学が勝利。


西南学院が前半レシーブを選択。


立命館大学のキックオフ前の円陣です。
1週間前に宿敵・関西学院大学との死闘を決したばかりで良コンディションでないにしろ、この試合の勝利はかたいでしょう。
とはいえ、関西学生代表として、5年ぶりの甲子園ボウル出場に向けて、無様な試合はできません。

この日の立命館大学のスタメンです。

<オフェンス>

OL:52番村田選手(2回生)、77番島野堅三選手(4回生)、73番西選手(3回生)、58番遠藤選手(4回生・副将)、78番齋藤選手(4回生)、TE:80番吉永選手(3回生)、96番山下選手(2回生)、WR:86番猪熊選手(3回生)、84番近江選手(2回生)、RB:25番森本選手(3回生)、QB:11番西山選手(2回生)、K:18番栃尾選手(3回生)

<ディフェンス>

DL:54番中村選手(4回生)、92番南選手(3回生)、94番松原選手(3回生)、72番木保(きぼ)選手(2回生)、LB:56番浦野選手(4回生)、4番長谷川仁志選手(4回生)、DB:13番奥田選手(4回生)、34番奥野敬介選手(4回生)、30番木村選手(3回生)、38番奥野喬平選手(2回生)、35番中川選手(2回生)、P:82番宇治野選手(2回生)

32番RB西村七斗選手(2回生)や93番DL仲里選手(4回生)など、1週間前の関西学院大学戦での傷みがあるエース級の一部の選手については、出場せずです。
ちなみに、34番DB奥野敬介選手(4回生・立命館宇治高卒)と38番DB奥野喬平選手(2回生・立命館守山高卒)は、御兄弟です。
兄(もしくは弟)が立命館宇治高校、弟(もしくは兄)が立命館守山高校という御兄弟は、ちょいちょいおられますね。

西南学院大学のキックオフ前の円陣です。
打倒・東海を果たして勢いのある西南学院大学とはいえ、この試合が苦しい展開となるのは承知の上。
しかし、相手の油断に乗じて、全国のアメフトファンに「九州代表ここにあり」との存在を示したいところです。
写真↑円陣の手前の左、ヘッドセットをつけている緑のシャツ姿のコーチが、先日のブログで紹介させていただきました吉野HC(関西大学卒)です。
学生時代、選手として幾度となく試合をしてきたこの王子スタジアムに、指揮官として戻ってこられました。

西南学院大学のこの日のスタメンです。

<オフェンス>
OL:72番田中鴻一郎選手(4年生)、61番永田選手(4年生)、59番那須選手(4年生・副将)、57番豊田選手(4年生)、50番甲斐選手(4年生)、TE:88番松鳥選手(2年生)、WR:1番岩永選手(3年生)、3番中村選手(4年生)、RB:33番田中大智選手(4年生)、21番平選手(4年生)、QB:7番原口選手(4年生)、K:15番帆足選手(3年生)
<ディフェンス>
DL:72番田中鴻一郎選手(4年生)、61番永田選手(4年生)、57番豊田選手(4年生)、91番林選手(3年生)、LB:5番米替選手(4年生)、44番天本選手(2年生)、2番今村選手(3年生)、DB:21番平選手(4年生)、22番黒土選手(1年生)、15番帆足選手(3年生)、26番敷田選手(3年生)、P:15番帆足選手(3年生)

選手が少ないこともあり、両面で出場の選手もいます。


審判の皆さんも円陣。
本日も、よろしくお願いします!

<第1Q>
立命館大学のキックオフで試合開始。

西南学院の1番岩永選手(3年生)がナイスリターン!
…でしたが、立命館大学にオフサイドの反則があり、キックオフやり直しを選択。
私はこの日、西南学院スタンドで観戦していたのですが、立命館スタンドでは、この1stプレイで「あの1番は速い!彼は危険ですね」と話題になっていたそうです。
朝日新聞さんの記事によると、1番岩永選手は4.48秒/40ydだそうで、これは立命館大学で一番の俊足・86番エースWR猪熊選手(4.49/40yd)並みです((((((ノ゚⊿゚)ノ
相手反則で取り消しになったとはいえ、朝日新聞さんいわく「目の肥えた関西のフットボールファン」を驚かせた1stプレイでした。

立命館大学の16番K池上選手(3回生)がキックオフ蹴り直し。

西南学院、21番平選手(4年生)がキックオフリターンし、自陣27ヤードから。


先発QBは、7番原口選手(4回生)。
西南学院は、ファンダメンタル(基本となるプレイ)の確立に力を入れて伸びてきたチームというのもあり、皆さん、体格が関西学生Div.1のチーム並みにしっかりしています。
タッチダウン誌の選手名鑑によると、OL5人とも体重はすべて0.1t越えです。

立命館の56番LB浦野選手(4回生)のロスタックルや立命館の94番DL松原選手(3回生)のQBサックでの大幅ロス(写真↑)があり、 1stダウン更新できず。

4thダウン14、72番P田中鴻一郎選手(4年生)がパント。
おっと、アブナイ

立命館、自陣45ヤードから。
先発QBは、エース11番西山選手(2回生)。
3rdダウン、11番QB西山選手→83番WR宗村選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣41ヤード付近へ。


1stダウン、西南学院の61番DL永田選手のQBサックで約8ヤードの大幅ロス。
3rdダウン、西南学院の22番DB黒土選手(1年生)のナイスカバーでパス失敗となり、1stダウン更新できず。
4thダウン16、82番P宇治野選手(2年生)がナイスパント。

西南学院、自陣13ヤード付近から。

立命館の94番DL松原選手のあわやセーフティのタックルで大幅ロスしたこともあり(写真↑)、1stダウン更新できず、4thダウン12、パント。

立命館、ただいま売り出し中の2番渡邉選手(1回生)がリターンも、西南学院の91番林選手(3年生)のナイスタックルであまりゲインできず、敵陣45ヤード付近から。
11番QB西山選手→80番TE吉永選手(3回生)のパス成功×2、11番QB西山選手→86番WR猪熊選手(3回生)のパスからのランで1stダウン更新×3。ゴール前へ。

最後は、2ndダウン、25番RB森本選手(3回生)が、OL陣の作ったホールを駆け抜け…、

タッチダウン!

18番K栃尾選手(3回生)のキック成功。
ホルダーは、14番宇野選手(4回生)。
立命館大学 7-0 西南学院大学、1Q残り1:27

立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。

西南学院、1番岩永選手がナイスキックオフリターンし、自陣34ヤードから。

1stダウン、パス成功も、立命館の35番DB中川選手(2回生・大産大附属高卒)、97番DL大崎選手(2回生・立命館宇治高卒)が5ヤードのロスタックル。
立命館大学のみならず、各校とも昨年からこの学年(2回生)の活躍が目覚ましいですが、レギュラーとなりつつあるこの2人も要注目です

1stダウン更新できず、72番P田中選手がパント。

立命館、2番渡邉選手がナイスリターンし、敵陣42ヤードから。

第1Q終了、立命館大学 7-0 西南学院大学

<第2Q>

立命館大学、敵陣42ヤード、1stダウン10から。

1stダウン、44番LB天本選手(2年生)、72番DL田中選手らのロスタックルがあったものの、

2ndダウン11、11番QB西山選手→84番WR近江選手(2回生)の43ヤードロングタッチダウンパス成功!
18番K栃尾選手のキック成功。

立命館大学 14-0 西南学院大学、2Q残り11:13
立命館大学、格の違いを見せつけるロングタッチダウンパスで差を広げます。

立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。

西南学院、1番岩永選手がナイスキックオフリターンし、自陣38ヤードから。

3rdダウン2、7番QB原口選手→1番WR岩永選手のパス成功からのランで1stダウン更新。敵陣47ヤードへ。
西南学院、この試合で初めて1stダウンを奪います。

4thダウン1、ギャンブルを選択!

32番RB岡本選手(3年生)のダイブで1stダウン更新。敵陣37ヤードへ。

1stダウン、7番QB原口選手のキープで1stダウン更新。敵陣22ヤードへ。
しかし、立命館の35番DB中川選手と4番LB長谷川仁志選手(4回生)のロスタックルや13番奥田選手(4回生)のナイスパスカバーもあり、続けては1stダウン更新できず。


17番K帆足選手(3年生)の43ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、1番岩永選手。

西南学院、フィールドゴールでついに得点です!

立命館大学 14-3 西南学院大学、2Q残り4:27

その②に続く…。

11/15 Div2 順位決定戦 同志社大学×甲南大学その2(ま)

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前半を終えて14-3と甲南大学がリード、ランパスともにバランスの良い攻撃が印象的な前半です。さて後半はリードされている同志社大学の攻撃からです!


アメフトボール後半開始 甲南K9近藤のキックはタッチバック! 同志社自陣25YDより


旗リードされている同志社大学、後半最初のドライブで得点が欲しいところでしたがランノーゲイン、QB8古角→WR1草深パス成功3rdD4同志社タイムアウト後のパスは甲南DB13竹内のナイスカットで失敗。3&outでパントへ 


同志社WR1草深選手をストップしているのは甲南大学LB6加戸進太郎(大阪学芸高 4年)選手! さらに甲南竹内副将のナイスパスカットもあり同志社大学のオフェンスはパントへ


旗甲南自陣25YD付近より。こちらはランプレイ中心で攻めますが、RB33木村友(甲南高 3年)へのピッチやRB30伊藤大樹のランでゲインも最後のランプレイは同志社Dがストップ。パントへ


ランプレイ中心で攻めようとする甲南でしたが、ここは同志社Dが踏ん張りこちらも3&out。K9近藤選手のパントへ


 
旗同志社大学自陣30YD付近より。そろそろ反撃のドライブを決めたいところです。反則で下がった後QB8古角→RB49植田正輝(同志社国際 4年)パス成功!


RB49植田選手へのパス成功!


さらにRB35菅谷遊(同志社高 4年)のランがナイスゲイン!敵陣30YDへ!


ブロッキングで前を走っているのは同志社OL53宗像真宏副将! 菅谷選手が宗像選手の背中を押しながらのナイスゲイン! このランで同志社大学敵陣へ前進です!

しかし敵陣に入ってからの攻撃に苦しむ同志社、QB8古角のランや草深へのパス成功、ラン前進もストップされた同志社。4thDギャンブルの構えで甲南タイムアウト。4thD1ランプレイで狙うもギャンブル失敗で攻守交代です!
同志社大学のランプレイをがつんと止めるのは甲南大学主将52番吉岡朋哉(清風高校 4年)選手! 同志社はギャンブルプレイで前進を狙うも厚い壁に跳ね返されます!


旗甲南大学自陣20YDよりの攻撃でしたが、ここで同志社ディフェンスにビッグプレイ!ランプレイもボールをファンブル!同志社がおさえターンオーバー攻守交代です!


ボールをおさえたのは同志社LB7檜直佑(同志社国際 4年)選手か。ここまでタッチダウンがない同志社大学、ゴール前10YDからと絶好の得点チャンスをゲットです!



旗ディフェンスのビッグプレイにより絶好の得点チャンスを手に入れた同志社、ゴール前10YDよりの攻撃。でしたがパス失敗の後のランは甲南DL7樋口輝(市立西宮高 4年)がロスタックル! さらにQB16坂井がキープでゲインもタッチダウンには至らず。ゴール前5YDからのギャンブルのランもストップ! 同志社大学無得点で攻守交代です! 


同志社RB20山形選手に襲いかかるDL7樋口選手! エンドゾーンが近くなってからの甲南大学の固いディフェンスが光ります! 一方の同志社大学はゴール前10YDからというチャンスをものにできず痛いターンオーバーです。


ここから甲南大学同志社大学ともにこう着状態が続きます
旗甲南大学ランランで進み3rdD2のランは同志社DB5中村充(近畿大学付属高 3年)?がロスタックル!パントへ
旗同志社自陣45YD付近より。QTタイムを挟んだオフェンスでしたがパントへ

3Q終了【同志社大学3-14甲南大学】


旗甲南大学自陣20YD付近より。3rdD10QB18田中→WR10牧田圭祐(宝塚北高校 2年)パス成功もFDには至らず。パントへ。K9近藤のパントはナイスパント、インサイド10!


甲南大学WR10牧田選手を止めにいく同志社大学DB21島岡恭平(南山高校 2年)選手! 同志社大学は早くオフェンスに繋げたい一心でディフェンスが踏ん張ります。


旗同志社、自陣10YD付近より。すでに第4Q、時間のない同志社はこのドライブを前進させるしかありませんが、QB8古角選手のキープなどで自陣35YDまで前進したところで同志社に痛い反則。15YD罰退し、RB35菅谷のランなどでゲインもパス失敗×2、ギャンブルのパスも失敗攻守交代です!


なんとかキープでゲインするQB古角選手! しかしパス失敗が続き、自陣からのギャンブルも失敗。同志社大学はオフェンスを繋げることができず、万事休すか。


旗甲南大学敵陣30YD付近より。余裕をもってランプレイで攻める甲南は、RB30伊藤大樹のランやRB29小泉峻(市立西宮高 3年)のランなどで前進すると最後はまたもやRB30伊藤大樹のランでTouchdown!万歳万歳万歳


最後はまたもやこの人伊藤選手のランでタッチダウン! K9近藤のキックも成功し甲南大学試合を決める追加点です!


試合残り1:48【同志社大学3-21甲南大学】


旗同志社自陣20YD付近より。なんとか意地の1本を見たいというのがファンの願いでしたが、QB古角のランなどでFD更新もQBサックで大きくロス、4thD5パス失敗。攻守交代で試合終了です! 

試合終了【同志社大学3-21甲南大学】


Div2順位決定戦はDiv2A一位の甲南大学の快勝となりました! チャンスを着実にタッチダウンに繋げる堅実なオフェンス、また攻め込まれてもゴール前でがっちりと止める厚いディフェンスと攻守にバランスのとれた良いチームで、最初にFGを取られた以降は危なげない試合運びを見せました。オフェンスではやはりゴール前からの3TDをあげた伊藤大樹選手のランが印象的ですね。甲南大学と言えばその昔の活躍を口にし、「そろそろ上へ」と願っているファンも多いはず。そのファンたちへ歓喜の勝利をプレゼントできるか、いよいよ入れ替え戦、相手は桃山学院大学です!

一方の同志社大学は、レギュラーシーズンの不安を象徴するかのような試合となってしまいました。なんといっても得点がFG成功の3点だけでは寂しすぎる。ここまで内容が悪いながらも勝利を続けてきた同志社大学でしたが、ギリギリで切り抜けてきたシーズンとは同様にいかず。Div1 入りを目指す甲南大学には通用しませんでした。反省すべき点は多いとは思いますが、後ろ向きに肩を落とすより前を向いて戦ってほしいのがファンの願い。 最後の一戦は入れ替え戦! 強敵近畿大学が相手ですが、全力で立ち向かってほしいですね。

Div1Div2 入れ替え戦はこちら! たくさんのお客様にご注目いただければと思います!

12月6日(日)【関西学生入替戦(Div.1-2)@王子】
・11:00 近畿大x同志社大
・14:00 桃山学院大x甲南大

全日本大学選手権2015 西日本代表校決定戦 立命館大学 x 西南学院大学②(や)

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平成27(2015)年11月29日(日)、王子スタジアムにて行われました全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表校決定戦 立命館大学(関西学生代表)西南学院大学(九州学生代表)の試合レポの続きです。

立命館大学 14-3 西南学院大学、2Q残り4:27

西南学院、15番K帆足選手(3年生)がキックオフ。

立命館、2番渡邉選手(1回生・日大三高卒)がナイスキックオフリターンし、自陣35ヤードから。
11番QB西山選手(2回生)→84番WR近江選手(2回生)のパス成功で1stダウン更新。50ヤードへ。

2ndダウン、11番QB西山選手→83番WR宗村選手(3回生;写真↑)のパス成功からのランで約35ヤードのロングゲイン!敵陣11ヤード付近へ。
2ndダウン11、立命館にパスインターフェアの反則があり、2ndダウン16に。

11番QB西山選手→85番TE成田選手(1回生・立命館宇治高卒)のパス成功×2で陣地回復も、ダウン更新には至らず、4thダウン1に。
85番TE成田光希選手は、9番WR廣吉賢選手(1回生・立命館宇治高卒)とともに、昨年のU19世界選手権に高校生唯二で出場した選手で、期待の1回生の1人です

西南学院、タイムアウト1回目。

立命館、ギャンブルでランプレイも、西南学院の44番LB天本選手(2回生)のナイスタックルで、ダウン更新に至らず、ギャンブル失敗!

ターンオーバーです。
前半残り0:58

西南学院の自陣2ヤードからのオフェンスに。

しかし、ファーストプレイで、立命館の56番LB浦野選手(4回生)がインターセプト!
再ターンオーバーで
立命館のゴール前からのオフェンスに。

11番QB西山選手→84番WR近江選手のタッチダウンパス成功!
18番K栃尾選手のキック成功。

立命館大学 21-3 西南学院大学、2Q残り0:45
立命館大学、11番QB西山選手→84番WR近江選手の本日2本目のホットラインタッチダウンパスで、点差を広げます。

立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
西南学院、1番岩永選手(3年生)がキックオフリターン。

しかし、ロングパスを立命館の37番DB村上選手(2回生・大産大附属高卒)がインターセプト!
37番DB村上知裕選手選手も、期待の2回生の1人ですね

立命館、自陣33ヤードから。
西南学院の57番DL豊田選手(4回生)(?)のQBサックを受け、3ヤードロス。
2ndダウン13、立命館タイムアウト。
前半残り0:20


西南学院の26番DB敷田選手(3年生)のナイスパスカバーもあり、1stダウン更新できず。
82番P宇治野選手(2回生)のナイスパントでタイムアップ。

前半終了、立命館大学 21-3 西南学院大学

<第3Q>


西南学院の15番K帆足選手のキックオフで後半開始。

立命館、25番森本選手(3回生)がナイスキックオフリターン!自陣49ヤードから。

1stダウン更新できずも、82番P宇治野選手がナイスパント。

西南学院を自陣9ヤード付近まで、押し込めます。
82番P宇治野選手のナイスパントは、今年の立命館大学の関西学生リーグ優勝の原動力の1つですね(*^ー^)ノ

西南学院、3rdダウン、7番QB原口選手(4年生)→1番WR岩永選手(3年生)のパスからのランでロングゲイン!敵陣45ヤードへ。

しかし、立命館の43番DB佐野選手(3回生)や、

44番LB大江選手(3回生)や97番DL大崎選手(2回生)などの3連続ロスタックルがあり、1stダウン更新できず。
4thダウン20、15番P帆足選手がパント。

立命館、自陣24ヤードから。
11番QB西山選手→84番WR近江選手のパス成功で1stダウン更新。自陣41ヤードへ。
続けては1stダウン更新できず、4thダウン5、82番P宇治野選手がナイスパント。

西南学院、自陣11ヤードから。

7番QB原口選手のキープでロングゲイン!敵陣43ヤード付近へ。

7番QB原口選手→1番WR岩永選手のパス成功からのランで…、


43ヤードのロングゲインし、そのままタッチダウン!

強豪・立命館大学からついに初タッチダウンを奪い、西南学院スタンドも大歓声!

15番K帆足選手のキック成功。
立命館大学 21-10 西南学院大学、3Q残り3:07
アスリート揃いの立命館大学DB陣のタックルをかわし、さらに追走をぐいぐいと引き離してのタッチダウン!
西南学院の初タッチダウンに嬉しいながらも、パンサーズファンの私としては唖然としてしまうタッチダウンでした

西南学院、15番K帆足選手がショートキックオフ。
立命館、26番北脇選手(4回生)がキックオフリターンし、自陣43ヤードから。
2ndダウン8、49番RB藤岡選手(1回生)のランで1stダウン更新。敵陣41ヤードへ。

1stダウン、2番渡邉選手のランでロングゲイン!敵陣5ヤード付近へ。

最後は、25番RB森本選手のランでタッチダウン!
18番K栃尾選手のキック成功。
立命館大学 28-10 西南学院大学、3Q残り1:17
森本選手、この日、2本目のタッチダウンでした。

立命館大学、16番K池永選手がキックオフ。
西南学院、1番岩永選手がキックオフリターンし、自陣31ヤードから。

立命館の79番DL栗本選手(3回生)のナイスタックル(写真↑)や38番DB奥野喬平選手(2回生)のナイスパスカバーもあり、1stダウン更新できず。
4thダウン10、15番P帆足選手がパント。

第3Q終了、立命館大学 28-10 西南学院大学

<第4Q>

立命館大学、自陣29ヤード、1stダウン10から。
ここでQBを12番植村選手(1回生)に。

25番RB森本選手のラン、12番QB植村選手のキープ(写真↑)、25番RB森本選手のランで1stダウン更新×3。敵陣20ヤードへ。

さらに、49番RB藤岡選手のランで1stダウン更新。敵陣9ヤード付近へ。
2ndダウン2 to ゴール、立命館、タイムアウト1回目。
試合残り8:44

西南学院の91番DL林選手(3年生)、72番DL田中鴻一郎選手(4回生;写真↑)から、連続でQBサックを受け、1stダウン更新できず。
18番K栃尾選手の28ヤードフィールドゴール成功!
立命館大学 31-10 西南学院大学、4Q残り7:19

立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。
西南学院、1番岩永選手がナイスキックオフリターンし、自陣34ヤードから。
しかし、続くオフェンスで、ファンブルロスト!

本日大活躍の97番DL大崎選手がリカバーし、ターンオーバー!

立命館大学の敵陣27ヤード付近からのオフェンスに。
12番QB植村選手→8番TE中谷選手(4回生)のパス成功、49番RB藤岡選手のランで1stダウン更新×2。ゴール前へ。


最後は、49番RB藤岡選手のランでタッチダウン!
18番K栃尾選手のキック成功。

立命館大学 38-10 西南学院大学、4Q残り5:01
49番RB藤岡選手(1回生・立命館宇治高卒)、大学の公式戦では初タッチダウンでしょうか?
この日、1、2回生の若手中心起用の立命館大学、さらに点差を広げます。

その③に続く…。

全日本大学選手権2015 西日本代表校決定戦 立命館大学 x 西南学院大学③(や)

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平成27(2015)年11月29日(日)、王子スタジアムにて行われました全日本大学アメリカンフットボール選手権 西日本代表校決定戦 立命館大学(関西学生代表) 西南学院大学(九州学生代表)の試合レポの続きです。

立命館大学 38-10 西南学院大学、4Q残り5:01

立命館大学の16番K池上選手(3回生)がキックオフ。

西南学院、1番岩永選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣23ヤード付近から。
写真↑奥がリターナー1番岩永選手、手前がもう1人のリターナー、21番平選手(4年生)です。
パス失敗×2の後、立命館の44番LB大江選手(3回生)などのナイスタックルでノーゲイン。

4thダウン10、西南学院、タイムアウト2回目。
試合残り4:21

西南学院、4thギャンブルも、立命館の44番LB大江選手のQBサックを受け、ターンオーバー。

立命館の敵陣13ヤード付近からのオフェンスに。

立命館、ここでQBを1番道渕選手(2回生・立命館守山高卒)に。

1stダウン更新できずも、18番K栃尾選手(3回生)の25ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは14番宇野選手(4回生)。
立命館大学 41-10 西南学院大学、4Q残り2:44

立命館、16番K池上選手がキックオフ。
西南学院、21番平選手がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。
1stダウン、7番QB原口選手→1番WR岩永選手のロングパス成功からのランで…、

一気にタッチダウンΣ(゚д゚;)
(写真、ボッケボケですいません…
15番K帆足選手(3年生)のキック成功。
立命館大学 41-17 西南学院大学、4Q残り2:20
西南学院、第3Qに続き、本日2本目、1番岩永選手の独走タッチダウンです!

西南学院、オンサイドキック失敗。
立命館の敵陣43ヤード付近からのオフェンスに。
1番QB道渕選手→8番TE中谷選手(4回生)のパス成功でゲインも、4thダウン1に。
西南学院、タイムアウト2回目。
試合残り0:54

立命館、4thダウンギャンブル、49番RB藤岡選手(1回生・立命館宇治高卒)のランで1stダウン更新。敵陣32ヤードへ。

続けて、36番RB中井選手(1回生・関西大倉高卒)のランで1stダウン更新。
西南学院、タイムアウト3回目。
試合残り0:37

1stダウン、西南学院の22番DB黒土選手(1年生;写真↑左奥)のナイスカバーもあり、パス失敗。

続く2ndダウン、1番QB道渕選手→88番WR永見選手(2回生;写真↑奥)のタッチダウンパス成功!
18番K栃尾選手のキック成功。

立命館大学 48-17 西南学院大学、4Q残り0:20

立命館、16番K池上選手がキックオフ。
西南学院、21番平選手がキックオフリターンし、自陣31ヤードからのオフェンスも、スコアには至らず、タイムアップ。

試合終了、立命館大学 48-17 西南学院大学
勝利した立命館大学は、西日本代表校として5年ぶりの甲子園ボウル(全国大学アメフト選手権大会 決勝戦)出場を決めました!

<試合終了後>
試合終了後、表彰式が行われました。


まずは、この試合を勝利し、西日本代表校となった立命館大学。
代表して、57番田辺主将がトロフィーを受け取ります。


続きまして、西南学院大学の5番LB米替(こめがえ)主将がトロフィーを受け取りました。
関西学生代表の立命館大学に敗れはしましたが、西日本代表決定戦準優勝のトロフィーが、ついに九州に渡ることとなりました。


立命館大学の表彰式後の整列、スタンドへの礼です。

立命館大学のミーティングの様子です。
エース級の一部の選手は出場を見合わせ、後半は1、2回生の若手選手を多数起用しての試合でしたが、タッチダウンを取り切れなかったり、逆に西南学院に1発タッチダウンを許すなど、課題も残る試合でした。
次戦はついに、12月13日(日)13:05から、聖地・甲子園球場にて、早稲田大学と学生日本一を賭けて対戦します!

早稲田大学は、今年の春の定期戦で0-24で完敗している相手です。
また、立命館大学の57番DL田辺主将など大産大附属高校卒の4回生は、高校時代に早大学院相手にクリスマスボウルで引き分け、11番QB西山選手など立命館宇治高校卒の2回生は、同じくクリスマスボウルで敗退しているという早稲田グループとは因縁の対決となります。
とにもかくにも、関西学生、西日本学生代表として、学生日本一となってください(-人-)!!


西南学院大学の表彰式後の整列、スタンドへの礼です。


その後、5番LB米替主将から今シーズンの応援への御礼と挨拶がありました。
円陣の時の会話の詳細までは聞こえませんが、キャプテンシーを感じる主将でした。
攻守両面出場の選手が多いながら、実力差がある対戦の時に見られるような負傷退場が頻出することもないタフなチームで、ファンダメンタルや体づくりに力を置いておられるというのがよくわかる好チームでした。
九州アメフトの歴史を変えた西南学院大学アメリカンフットボール部、これからは九州アメフトのモデルとなるチームとして、さらなら飛躍を遂げてほしいですね(^_^)
また1年後、この西日本代表決定戦の場に戻ってきてくれることを、お待ちしております。

おわり。

関西学生Div.1 2015 最終節 関西学院大学 x 立命館大学①(や)

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平成27(2015)年11月22日(日)、ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)にて行われました関西学生Div.1 最終節(第7節) 関西学院大学(昨年1位)立命館大学(昨年2位)の試合レポです。
両校ともこの日まで6戦全勝、勝った方が関西学生リーグ単独優勝を決める関西学生Div.1のリーグ最終戦にして、最も注目すべき試合です
西日本代表決定戦とアップ順が前後してしまいましたが、今週末の甲子園ボウルの告知も兼ねて、このタイミングでアップさせていただきますm(_ _)m

まずは、試合開始前の様子です。
お先に立命館大学サイドから。


スタジアム内の立命館大学のパンサーズショップには、かっこいい写真が!


少し暗くなった帰りに撮った様子がこちら。
左から19番DB荒木選手(4回生・副将)、32番RB西村七斗選手(2回生)、34番DB奥野敬介選手(4回生)、3番DB八条選手(4回生)、11番QB西山選手(2回生)、42番RB長谷川航平選手(4回生)です。

試合前の応援団チアリーダー部PeeWeeS!(ピーウィーズ)のパフォーマンスです。
一番右は、おなじみ、アメフト専用キャラの「パン太くん」。
メンズ(男性チア)は、1人で1人をリフトしています
今年のPeeWeeS!の皆さんは、アメフトのチームTシャツを着てくださっていますが、これは応援団とアメフト部の話し合いの中で生まれた提案だそうです。

次に、関西学院大学サイドです。

鳥内監督と55番OL橋本主将を先頭に、選手・スタッフの入場です。

スタッフも含めて、青い青い円陣を組みます。

バックスタンド側には青い壁が。


奥側・関西学院大学の55番OL橋本主将と手前・立命館大学の57番DL田辺主将のコイントスは、関西学院大学が勝利し、前半レシーブを選択。

コイントスが終了し、両校ともキックオフ前に円陣を組みます。
以前も御紹介しましたが、大一番で組まれるキックオフ前の立命館大学の円陣は、オクラホマスタイルと呼ばれています。
田辺主将の“Who's House ?”の掛け声に対して、周りの選手が“Rits House !”と答えるのですが、この最終戦にはさらにスペシャル仕様が!

それは、スタンドの皆さんも、お互い肩を組んで“Rits House !”と叫んで、フィールドだけでなくスタンドも含めたオクラホマスタイルを完成させようというもの!
ちなみに、私も参加させていただきましたw

この日スタメンです。
<関西学院大学:オフェンス>
OL:70番井若選手(2回生)、55番橋本亮選手(4回生・主将)、73番松井和史(3回生)、 64番高橋選手(3回生)、59番藏野選手(3回生)、TE:91番山本俊太朗(4回生)、WR:24番池永選手(3回生)、85番木下豪大選手(4回生・副将)、 86番松井理己選手(1回生)、QB:6番伊豆選手(3回生)、RB:40番橋本誠司選手(3回生)、K:1番西岡選手(3回生)
<関西学院大学:ディフェンス>
DL:58番藤木選手(2回生)、52番松本英一郎選手(3回生)、96番小川選手(4回生)、98番柴田選手(2回生)、LB:43番作道選手(4回生・副将)、44番松本和樹選手(2回生)、DB:26番稲付選手(1回生)、3番小椋選手(2回生)、10番田中雄大選手(4回生・副将)、37番小池直崇選手(3回生)、46番山本泰世選手(3回生)、P:1番西岡選手(3回生)
<立命館大学:オフェンス>
OL:52番村田選手(2回生)、77番島野堅三選手(4回生)、73番西選手(3回生)、58番遠藤選手(4回生・副将)、78番齋藤選手(4回生)、TE:96番山下選手(2回生)、WR:86番猪熊選手(3回生)、83番宗村選手(3回生)、84番近江選手(2回生)、RB:32番西村七斗選手(2回生)、QB:11番西山選手(2回生)、K:18番栃尾選手(3回生)
<立命館大学:ディフェンス>
DL:57番田辺選手(4回生・主将)、93番仲里選手(4回生)、91番大野選手(3回生)、94番松原選手(3回生)、LB:56番浦野選手(4回生)、4番長谷川仁志選手(4回生)、DB:13番奥田選手(4回生)、34番奥野敬介選手(4回生)、20番長尾選手(4回生)、3番八条選手(4回生)、30番木村選手(3回生)、P:82番宇治野選手(2回生)

<第1Q>

試合開始は、立命館大学のキックオフから。
第1節の京都大学戦レポでも少し御紹介しましたが、立命館大学のキッキングチームには1、2回生の若手が多く起用されています。
この日も、写真↑左から、1回生では60番糸井選手(龍谷大平安高卒)、49番藤岡選手(立命館宇治高卒)、17番平野選手(清教学園高卒)、この写真では見えませんが、40番近田選手(立命館宇治高卒)など、また、2回生では27番利岡選手(立命館宇治高卒)などが出場していました。

立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
しかし、立命館大学に反則があり、蹴り直し。

関西学院、10番田中雄大選手(4回生)がキックオフリターン。
昨年の立命館大学戦での、試合開始早々、あわやタッチダウンのビックリターンは、パンサーズファンには悪夢として脳裏に焼き付いているのですが…、

立命館大学、今年はなんとかビックゲインは抑え、関西学院大学のオフェンス1stシリーズは、自陣36ヤード付近から。
先発QBは、前節と同じく、エース6番伊豆選手(3回生)。

3rdダウン6、立命館の3番DB八条選手(4回生)のナイスパスカットで1stダウン更新できず。

1番P西岡選手(3回生)がパント。

立命館、自陣38ヤード付近から。
先発QBは、こちらも前節と同じく、エース11番西山選手(2回生)。

3rdダウン、関西学院の2番岡本選手(3回生;写真↑右から2人目)のナイスカバーでレシーバーが弾いたボールを、37番DB小池選手(3回生;写真↑1番左)がインターセプト!

インターセプトを誘った2番DB岡本選手へのセレブレート。

関西学院の自陣49ヤード付近からのオフェンスに。
パス成功で1stダウン更新し、敵陣40ヤード付近へ。

3rdダウン7、TE位置に入りボールキャリアーできる有資格者となった本職OLの59番蔵野選手(3回生)のランも、1stダウン更新には至らず。
無資格者が有資格者がなるというマジックは、NFLのNEペイトリオッツが昨シーズンのプレイオフでなんかやってたようなw

4thダウン5、QBでもある6番伊豆選手がパント。
このPとしてQB伊豆選手が入るというのは、ラン・パス、どちらとものスペシャルプレイを警戒しなくてはならないので、なかなかやっかいなんです。
2年前のスコアレスドローとなった関学x立命戦、立命館大学のタイムアウトの取得が疑問視された場面があるのですが、それがPとしてQB伊豆選手(当時1回生)が入った場面でした。
結局スペシャルプレイはなく、普通に蹴ったのですが、それでもタイムアウトを1回消費させただけでも儲けものだったでしょう。
(ちなみに、私はあの時に立命館がタイムアウトを取ったことに対しては、無策でのぞんで大怪我する可能性もあったことから、取っておいて正解だったと思っています。)

立命館、自陣13ヤード付近から。

86番WR猪熊選手(3回生)のランで1stダウン更新。自陣30ヤードへ。

32番RB西村七斗選手(2回生;写真↑左から2番目)のランで1stダウン更新×2。敵陣45ヤードへ。
32番RB西村選手の走路の先で、OL陣がナイスブロックで走路を作ります

関西学院の3番DB小椋選手(2回生・箕面自由学園高卒)のナイスパスカバーによるパス失敗もあり、続けては1stダウン更新できず。
この3番DB小椋選手のパスカバーはすごかったです
小椋選手は、昨年の1回生時にはすでにレギュラーで、立命館大学戦や甲子園ボウルでインターセプトもしていたビックプレイメーカーです

4thダウン9、82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント。

関西学院を自陣7ヤード付近まで押し込めます。

3rdダウン7、この敵陣深い位置で、立命館の34番DB奥野(兄)敬介選手(4回生)がインターセプト!

リターンし、立命館、敵陣14ヤード付近からと絶好の位置からのオフェンスに!
これは先ほどの82番P宇治野選手のナイスパントが呼び込んだオフェンスでもありますね(*^ー^)ノ

しかし、1stダウン更新できず、4thダウン2に。

立命館大学、ここで4thダウンギャンブルを選択!

32番RB西村七斗選手(写真↑1番左)が、襲い掛かる関西学院ディフェンス陣を振り切り…、

最後はジャンプでかわして、タッチダウンΣ(゚д゚;)

立命館大学、約3年ぶり(?)の関西学院大学戦でのオフェンスのタッチダウンです!

18番K栃尾選手(3回生)のキック成功。
ホルダーは、14番宇野選手(4回生)。
関西学院大学 0-7 立命館大学、1Q残り0:45
私は先制しなくては立命館大学の勝利はないと考えていたので、4thダウンとなった時、「ギャンブルではなく、フィールドゴールの方がいいのかもなぁ…」と思ったのですが、立命館大学、自信のある32番RB西村選手のランで見事、先制タッチダウンをもぎ取りました!

立命館、16番K池上選手がキックオフ。

関西学院、24番池永選手(3回生)がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。

6番QB伊豆選手のキープで、3rdダウン2に。

第1Q終了、関西学院大学 0-3 立命館大学

その②に続く…。


関西学生Div.1 2015 最終節 関西学院大学 x 立命館大学②(や)

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平成27(2015)年11月22日(日)、ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)にて行われました関西学生Div.1 最終節(第7節) 関西学院大学(昨年1位) 立命館大学(昨年2位)の試合レポの続きです。

第1Q終了、関西学院大学 0-3 立命館大学

<第2Q>

関西学院、3rdダウン2、自陣31ヤードから。
6番QB伊豆選手(3回生)のキープで45ヤードのロングゲイン!敵陣24ヤード付近へ。  
4thダウン1ギャンブル、6番QB伊豆選手のキープで1stダウン更新し、敵陣13ヤード付近へ。

3rdダウン8、オフェンス(関西学院)側のパスインターフェアの反則が発生。
立命館大学、ここで関西学院の15ヤード罰退しての3rdダウンやり直しではなく、罰退はないもののロスオブダウン(4thダウン)となるディクライン(反則の放棄)を選択。

1番K西岡選手(3回生)の27ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、38番石井選手(3回生)。
関西学院大学 3-7 立命館大学、2Q残り8:27
立命館大学の反則ディクラインは、失点ゼロか失点7点かのギャンブルより、確実に3点失うことを選んだもので、結果論ですが、これはなかなかに冷静かつクレバーな判断だったと思います。

関西学院、1番K西岡選手がキックオフ。

立命館、2番渡邉選手(1回生・日大三高卒;写真↑右)がキックオフリターン。
リードブロッカーは、32番西村七斗選手(2回生・大産大附属高卒;写真↑左)。

その先導役の32番西村選手(写真↑左から2番目)が、関西学院キッキングカバーチームを次々とブロックし…、

2番渡邉選手がキックオフリターンタッチダウンΣ(゚д゚;)
18番K栃尾選手(3回生)のPATキック成功。
関西学院大学 3-14 立命館大学、2Q残り8:12
この最終節の展望として書かせていただいた立命x関大戦レポで「最終節では隠し玉となるかも!?」と紹介させていただきました2番渡邉綾介選手が、予言どおりやってくれました(*^ー^)ノ!

立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
関西学院、キックオフリターンし、自陣21ヤード付近から。
28番RB高松選手(2回生・箕面自由学園卒)のラン、24番WR池永選手(3回生)のランで、1stダウン更新×2。敵陣42ヤードへ。
6番QB伊豆選手→85番木下豪大選手(4回生)のロングパス成功で約40ヤードのビックゲイン!

敵陣2ヤード付近へ。

しかし、40番RB橋本誠司選手(3回生)や6番QB伊豆選手のラン×3も、立命館大学の堅守に阻まれ、タッチダウンには至らず。
1番K西岡選手の20ヤードフィールドゴール成功!
関西学院大学 6-14 立命館、2Q残り5:20
立命館大学が、第1Q終了間際のゴール前オフェンス、ギャンブルでタッチダウンを奪い取ったのに対し、関西学院大学は、ゴール前4thダウンでいずれもフィールドゴールを選択。
慌てず騒がず確実に加点し、逆転のチャンスを待ちます。

関西学院、30番K千葉選手(4回生)がキックオフ。

立命館、32番西村七斗選手がキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
関西学院の37番DB小池選手(4回生)のロスタックルで、1stダウン更新に至らず。
パント時に立命館の反則があり、パント蹴り直しに。

4thダウン11となり、82番P宇治野選手(2回生・千葉日大一高卒)がナイスパント。

このボールを関西学院のリターナーがファンブルし、立命館の38番奥野(弟)喬平選手(2回生)がリカバー!

引き続き、立命館の敵陣8ヤード付近からのオフェンスに!
このビッグプレイに、一番敵陣深くにいたはずの82番P宇治野選手、思わず駆けつけたようですね(^_^)

関西学院、タイムアウト1回目。
立命館、32番RB西村選手などのラン×2もあまりゲインなく、3rdダウン・ゴール前6ヤード、タイムアウト1回目。
前半残り1:42

立命館、11番QB西山選手のキープもタッチダウンに至らず。
関西学院、タイムアウト2回目。
前半残り1:33

18番K栃尾選手の24ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは14番宇野選手(4回生)。
関西学院大学 6-17 立命館大学、2Q残り1:29

立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。
関西学院、10番田中雄大選手(4回生)がキックオフリターンし、自陣25ヤード付近から。
立命館のスポーツマンらしくない行為の反則で1stダウン更新。自陣39ヤード付近へ。
しかし、残り時間が少ないことから無理はせず、スコアには至らずタイムアップ。

前半終了、関西学院大学 6-17 立命館大学
立命館大学がリードしていますが、ハーフタイムに関西学院公式Twitterアカウントから発信された前半終了時点スタッツによると、獲得ヤードは関西学院が148ヤード、立命館大学は53ヤードでした。
立命館大学がターンオーバーでいい位置からオフェンスできていたことと、ナイスパントで関西学院大学を自陣深くまで押しやれていたこと、ゴール前ディフェンスでタッチダウンを阻止できていることなどが、このスコアに繋がっているのでしょう。

<第3Q>

関西学院の30番千葉選手のキックオフで後半開始。

立命館、32番西村選手がキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
1stダウン更新できずも、4thダウン10、82番P宇治野選手がナイスパント

関西学院、自陣11ヤード付近から。

1stダウンで立命館の91番DL大野選手(3回生)のQBサックで5ヤードロスしたこともあり、1stダウン更新できず、4thダウン8、1番P西岡選手がパント。

立命館、自陣43ヤード付近から。


1stダウン、11番QB西山選手(2回生・立命館宇治高卒)→81番TE成田選手(1回生・立命館宇治高卒)のパス成功で20ヤードのロングゲイン!敵陣37ヤードへ。

続いて1stダウン15、2番渡邉選手のランで26ヤードのロングゲイン!敵陣16ヤード付近へ。

3rdダウン5、11番QB西山選手が58番DL藤木選手(2回生・関西学院高卒)のタックルを受け、ファンブルロスト(>_<)

関西学院の66番DLパング選手(3回生;写真↑一番右)がボールを押さえて、ターンオーバー!
現地ではわかってなかったんですが、ファンブルフォースは58番DL藤木選手だったんですね。
58番DL藤木選手は関西学院高等部時代は主将で、3回生の時は、春の関西大会、秋の全国大会とも、関西決勝でいずれもQB西山選手率いる立命館宇治高校に敗れています。
それだけに魂のこもったタックルであったのでしょう。

関西学院、失点の危機を脱し、自陣16ヤード付近からのオフェンスに。
立命館大学の91番DL大野選手のロスタックルなどもあり、1stダウン更新できず、1番P西岡選手がパント。

立命館、自陣43ヤード付近から。

2ndダウン5、11番QB西山選手から…、
(OL陣、ナイスパスプロテクションです

86番猪熊選手(3回生)へのロングパス成功!

…からのランアフターで、計38ヤードのロングゲイン!敵陣5ヤード付近へ。
しかし、1stダウン更新できず、立命館大学、フィールドゴール隊形に。
ここで関西学院、フィールドゴールブロックΣ(゚д゚;)!
関西学院の10番DB田中雄大選手(4回生)がリターンし、ロングゲイン!

このまま逆タッチダウンかと思われたところ、これを阻止したのはなんと立命館の14番ホルダーの宇野選手!
ホルダーの位置からここまで走って、なんとか追いつきました

ともあれ、関西学院の敵陣15ヤード付近からのオフェンスに!

関西学院、3rdダウン15、タッチダウンパスを立命館の20番DB長尾選手(4回生)にカットされ1stダウン更新できず。
カットの瞬間の写真は撮れませんでしたので、その後のセレブレートの写真を。
20番DB長尾選手は162cmと小柄ですが、WRの前にまわりこんでジャンプ一番、ナイスパスカットでした
 
関西学院、ここで4thダウンギャンブルを選択。

今度はタッチダウンパスを立命館の39番DB橘選手(2回生)にカットされ、ターンオーバー!

立命館、自陣20ヤードからのオフェンスに。

しかし、2ndダウン10、関西学院の2番DB岡本選手(3回生)がインターセプト!
関西学院の敵陣30ヤードからのオフェンスに!

ディフェンスがすぐさま攻撃権を取り戻してくれました

これに応えたい関西学院オフェンス、

1stダウン、6番QB伊豆選手→91番TE山本俊太朗選手(4回生;写真↑)のパス成功でロングゲイン!一気にゴール前5ヤード付近へ。

最後は、6番QB伊豆選手→86番WR松井選手(1回生)のタッチダウンパス成功!
ここで関西学院、タイムアウト1回目。
3Q残り0:24

関西学院、トライフォーポイントのプレイはパス失敗で、2点コンバージョン失敗。
関西学院大学 12-17 立命館大学、3Q残り0:24
PATは無得点となったものの、関西学院、ついにタッチダウンです!

関西学院、30番K千葉選手がキックオフ。
立命館、42番長谷川航平選手(4回生)がキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
32番RB西村選手のランでゲインし、2ndダウン4に。

第3Q終了、関西学院大学 12-17 立命館大学
前半はターンオーバーなどもあり有利に試合を進めていた立命館大学ですが、第3Q終了間際、関西学院大学が待望のタッチダウンをあげ、1ポゼッション差まで迫ってまいりました…(>_<)

その③に続く…。

関西学生Div.1 2015 最終節 関西学院大学 x 立命館大学③(や)

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平成27(2015)年11月22日(日)、ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)にて行われました関西学生Div.1 最終節(第7節) 関西学院大学(昨年1位)立命館大学(昨年2位)の試合レポの続きです。

第3Q終了、関西学院大学 12-17 立命館大学

<第4Q>

立命館、2ndダウン4、自陣46ヤードから。
32番RB西村七斗選手(2回生)のラン、2番RB渡邉選手(1回生)のランで1stダウン更新×2。敵陣31ヤードへ。

2ndダウン9、11番QB西山選手(2回生;写真↑)→84番WR近江選手(2回生)の30ヤードタッチダウンパス成功!
立命館、タイムアウト1回目。
試合残り10:13

立命館、トライフォーポイントはプレイを選択し、パス失敗。
関西学院大学 12-23 立命館大学、4Q残り10:13
立命館大学、第3Qに5点差まで迫られますが、11番QB西山選手→84番WR近江選手の中学生からのホットラインタッチダウンパスで再び点差を2ポゼッション差まで広げます。

立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
関西学院、キックオフリターンし、自陣26ヤード付近から。

6番QB伊豆選手(3回生)のパスが次々と決まり、1stダウン更新×4。
あっという間に敵陣16ヤード付近へ!

立命館ディフェンス、この時点で見るからにバテバテで、この間、大黒柱の93番DL仲里選手(4回生)も負傷でフィールドアウトしている状態でした。

さらに40番RB橋本誠司選手(3回生)のランで1stダウン更新し、敵陣3ヤード付近へ。
3rdダウン6 to ゴール、立命館、タイムアウト2回目。
試合残り5:46

関西学院、3rdダウン6 to ゴール、立命館のパスインターフェアの反則で1stダウン更新。1stダウン3 to ゴールに。

1stダウン、6番QB伊豆選手→86番WR松井理己選手(1回生・市立西宮高卒;写真↑)のタッチダウンパス成功!
PATはプレイを選択し、2ポイントコンバージョン成功!
関西学院大学 20-23 立命館大学、4Q残り5:15
関西学院、再び1ポゼッション(1タッチダウン+キック成功)差まで、キャッチアップします

試合残り約5分で1ポゼッション差、関西学院のキックオフは、オンサイドキックでしょうか?
ここでオンサイドキックを決められると、ディフェンスが疲弊している立命館ディフェンスにとってかなり苦しいところですが…(>_<)

関西学院のキックオフは、30番K千葉選手(4回生)が深く蹴り込み、サイドライン割りの反則に。
リターンでのゲインが望み薄の自陣深い位置に蹴られたボールを見送ったリターナーの32番西村選手も、ナイス判断でした。
蹴り直しのキックオフを32番西村七斗選手がリターンし、ロングゲイン!

立命館、敵陣44ヤードの好位置からのオフェンスに。

32番RB西村選手のラン×3で1stダウン更新。敵陣30ヤードへ。
第4Qに入りディフェンスが疲弊しているのは関西学院大学も同じ、立命館大学、そこへ32番RB西村選手擁する得意のランプレイをガンガンぶち込みます。

立命館、2ndダウン10、32番RB西村選手(写真↑1番右)のランで…、

OL、TE、WR陣にこれだけ走路を開けてもらえば、西村選手にとってはもう十分、

エンドゾーンまで30ヤード走り切って、タッチダウン!

タッチダウンした32番RB西村選手へのセレブレート。

18番K栃尾選手(3回生)のPATキック成功。
ホルダーは、14番宇野選手(4回生)。
関西学院大学 20-30 立命館大学、4Q残り2:41
立命館大学、安全圏とはいえないまでも、2ポゼッション(1タッチダウン+キック成功+1FG成功)差まで突き放します。

立命館、16番K池上選手がキックオフ。
関西学院、キックオフリターンし、自陣37ヤードから。
立命館大学としては試合残り時間(2:41)と点差(10点)から考えて、1発ロングゲインだけ防げばいいところでしたが…、

6番QB伊豆選手が投じたロングパスは…、

エースWRの85番木下豪大選手(4回生)にヒット!

そして、エンドゾーンまで走り切って、タッチダウンΣ(゚д゚;)
1番K西岡選手(3回生)のPATキック成功。
関西学院大学 27-30 立命館大学、4Q残り2:03

関西学院大学、土壇場で、1フィールドゴールで同点に追いつける3点差までキャッチアップです!試合残り時間は2:03!

関西学院、ここは当然、オンサイドキック!

…でしたが、立命館大学の1番成田選手(1回生)がボールを押えて、オンサイドキック失敗!
立命館大学も、普通のキックリターンチームではなく、オンサイドキックに備え、ボールのハンドリングが得意なWR、DBなどのスキルポジションの選手を多数投入していたようです。

立命館大学、勝利をぐっと引き寄せはしましたが、まだニーダウンできる試合残り時間ではありません。
たった3点差、1フィールドゴールで同点にされる危険性もあることから、関西学院大学に攻撃権を渡さないためには、最低でも、1回のダウン更新が必要です。

立命館、50ヤードから。
立命館、タイムアウト3回目。
試合残り2:02

立命館、ランプレイで時間を消費
2ndダウン、関西学院、タイムアウト2回目。
3rdダウン5、 関西学院、タイムアウト3回目。
試合残り1:51

3rdダウン5、ここで1stダウン更新すれば、これがウィニングドライブとなりますが…(-人-;)

写真↑右側、OL陣が祈るように見届ける中、32番RB西村選手がランで1stダウン更新!
試合残り約1分半!
立命館大学、あとはニーダウンするだけとなりました…!

立命館大学側のメインスタンドから発せられる勝利へカウントダウンが、スタジアムに響き渡ります。

立命館大学、2010年以来5年ぶりに関西学院大学に勝利し、関西学生リーグ優勝です!
ここまで長かった~~~・°・(ノД`)・°・
ちなみに、前回の優勝時は関西学院大学、関西大学とともにの3校同時優勝で、プレイオフに勝利しての甲子園ボウル出場であったので、単独全勝優勝としては2008年以来の7年ぶりとなります。

試合終了、関西学院大学 27-30 立命館大学

試合終了後、関西学生リーグ優勝校の表彰式がありました。

これは一緒に観戦していた方がおっしゃっていたのですが、試合が結し、他の選手と同じく57番DL田辺主将も大号泣していたのですが、表彰式でトロフィーを受け取った後、こんな風に満面の笑顔となれるところが、チームが1つになれた田辺主将の人望がうかがい知れます。


表彰式及びエール交換終了後の立命館大学の整列、礼です。

先日の試合レポでも報告させていただいたとおり、立命館大学は、この次週、11月29日(日)に行われた西日本代表決定戦で、九州学生代表・西南学院大学に勝利し、5年ぶりの甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦)への出場を決めました!
甲子園ボウルは、明日12月13日(日)13:05キックオフで、聖地・甲子園球場にて、東日本代表校の早稲田大学と対戦します。

早稲田大学は、今年の春の定期戦で0-24で完敗している相手です。
また、立命館大学の57番DL田辺主将など大産大附属高校卒の4回生は、高校時代に早大学院相手にクリスマスボウルで引き分け、11番QB西山選手など立命館宇治高校卒の2回生は、同じくクリスマスボウルで敗退しているという早稲田グループとは因縁の対決となります。

本日の京都新聞の記事で、甲子園ボウルに向けての田辺主将の「関西、西日本のチャンピオンとして恥じない戦いをする」とのコメントが紹介されていました。
そう、西日本代表校にはこの決意がある!
だから、その分、強いのだと思っています。
立命館大学パンサーズ、関西学生、西日本学生代表として、学生日本一となってください(-人-)!!

エール交換終了後の関西学院大学の整列、礼です。
ゲームセットで敗戦が決まり、その直後に帰ったお客さんも多かったですが、彼らの善戦を讃えるため残ったお客さんが拍手を送ります。
今年は立命館大学有利と言われた最終節でしたが、立命館サイドにもう1つミスが多ければ、関西学院サイドにもう1つミスが少なければ、結果は逆になっていたであろう展開でした。
関西の、いえ、全国の大学が倒したいと目標とする関西学院大学が存在するからこそ、学生アメリカンフットボールはこんなにも熱くて、観ていてヒリヒリするのだと改めて感じた試合でした。

おわり。

11/14 高校アメフト秋季全国大会 立命館宇治高校×啓明学院高校その1(ま)

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順番が前後するかもしれませんが、11月14日王子スタジアムで行われました高校アメフト選手権大会 立命館宇治高校パンサーズ(京都府1位)×啓明学院高校セインツ(兵庫県2位)の試合の模様をお届けします。
立命館宇治高校はこの秋の京都府大会を全勝で突破。京都王者のプライドを背負いやってきた秋大会初ですが、この啓明学院は春の大会で立宇治が敗れた因縁の相手。立宇治にとっては春の屈辱を晴らすべく、一段と気合の入る一戦です!
一方の啓明学院高校は、一回戦大阪府2位の関西大倉高校を破り意気揚々と二回戦に駒を進めてきました。その試合を私も観戦しましたが、小気味よいパスオフェンスとよく訓練された選手らの動きはアメフトファンの心をわくわくさせる魅力的なチームです!

この日はあいにくの雨模様、ですが多くのファンがつめかけていましたニコッ(写真は(や)さんから提供していただきました! 時々マーチ撮影の写真が混じっています)


試合前の整列!

ずらりと並ぶ選手たち。人数では互角でしょうか。


立宇治の円陣!

地方大会の時から感じていますが立宇治の円陣は迫力満点! 大声を張り上げ全員で盛り上げます!


こちらは啓明学院!


こちらも気合の満ちた大きな声が聞こえてきます!


アメフトボール コイントスの結果 勝利した啓明が後半チョイス啓明学院K3冨田遼平(3年)のKick Off宇治R1村井翔哉(1年)のリターンで前半開始です!


旗立宇治自陣20YD付近よりのファーストドライブ、QBは21番キャプテン西田晃大(3年)!


この1年間キャプテンとしてそしてQBとしてチームを引っ張ってきた西田選手。この試合もオフェンスを牽引します!


立宇治のファーストドライブはRB41小林周平のランでFDを獲得! しかしこの後RB7平のランノーゲイン、QB12福井→WR88田中2YD、3rdダウンのパスは失敗。51番南のパントへとうつります。


旗啓明自陣35YD付近より。QBは14番中岡賢吾(3年生)!

QB14中岡選手率いる啓明オフェンスはテンポの良いオフェンスが持ち味! 


その啓明のファーストドライブは、立宇治DL8岩間のロスタックル立宇治DL69田中諒(1年生)のQBサックでロスなどがあるも……


QBサックを浴びせる1年生DL田中諒選手! 立宇治ディフェンスも要所でナイスプレイを魅せますが、


その立宇治ディフェンスを吹き飛ばすかのような啓明パスオフェンスが絶好調! WR15細川へのパス成功でFDを更新し、QB14中岡→WR1
大村隼也(2年)へロングパス成功! レッドゾーンへ! RB90鶴留のランランはストップも最後はQB14中岡→WR85池田優人(3年生)へパス成功Touchdown!万歳


とにかく中岡選手のパスオフェンスが止まりません。最後も85番池田優人選手へのパス成功、エンドゾーンへ走り込みタッチダウン!


タッチダウン後の池田選手! 

ヘルメットの星がキラリ光ってます!


TFP K3冨田遼平のキックも成功!


冨田選手のキックも成功! 啓明学院が持ち前のオフェンス力を遺憾なく発揮し、パス中心のドライブを見事タッチダウンへ。啓明学院が先制です!


1Q残り4:46【啓明7-0立宇治】


アメフトボール啓明K3冨田のキックを立宇治R1村井ナイスリターン!

旗先制された立宇治、自陣30YD付近よりの攻撃。QB21西田のキープ9YD、RB2金本のランでFDを獲得するとRB7平のランの後QB10渡辺和俊(2年生)から……


QBは10番渡辺選手へ! 立宇治はもちろんこの試合総力戦で攻めかかります! その渡辺選手の肩から繰り出されたパスは……

WR4魚谷海仁(2年生)がキャッチ! ロングパス成功FD!


魚谷選手へのパス成功! このパスで立宇治は一気に敵陣30YDへ前進です!


レッドゾーンが見えてきた立宇治、ランは啓明DL97尾辻瞭太郎のロスタックルにあうも、RB41小林周平(3年生)が一気にエンドゾーンまで走り切りTouchdown!万歳


小林選手がぐいぐいとエンドゾーンへ! 立宇治はロングパスとランのロングゲインで同点につながるタッチダウン!


タッチダウン後の小林選手!


皆から祝福されて戻ってくる小林選手!

TFP K81長尾健登のキックも成功!


先制された立宇治でしたが次のドライブですかさずタッチダウン! バランスの良い立宇治らしいオフェンスで同点に追いついています!

1Q残り1:53【啓明7-7立宇治】
 

旗啓明、R1大村のナイスリターンにより自陣30YDよりの攻撃。セカンドドライブもまだまだパスは止まりません。WR85池田へのパス2本でフィールド中央付近へ前進すると、ロスタックルの後QB14中岡→WR15細川龍太郎(3年生)へパス成功!
豊富なパスターゲットを誇る啓明、次々と繰り出されるパスに立宇治ディフェンスが翻弄されています。ここも細川選手へのパス成功! 1Q終了です

1Q終了【啓明7-7立宇治】


旗2Q開始。啓明3rdD6のシチュエーションでしたが、QB14中岡→WR1大村隼也へパス成功! そのままエンドゾーンへTouchdown!万歳万歳


一気にエンドゾーンへ走り切り大村選手の50YDタッチダウンパスキャッチ! K3冨田のキックも成功で啓明すかさず追加点です!


2Q残り9:37【啓明14-7立宇治】 


旗立宇治、自陣35YD付近よりの攻撃でしたがフォルスで下がり、RB41小林のラン3YD、WR4魚谷のランで前進も3rdD7パスは失敗。P51南拓郎(3年生)のパントへ

立宇治のドライブは続かず、51番南選手のパントへ。


旗啓明自陣40YD付近より。まだまだ啓明は攻撃の手をゆるめません。啓明キャプテン18番前田広人のランで前進すると……

啓明高校キャプテンは前田広人選手! その前田キャプテンのナイスプレーでオフェンスがまたもや前進し始めます! 3rdD7、WR18前田へのパス成功RACでFD!敵陣へ進入すると、さらにWR18前田へのパス成功WR1大村へのパス成功などで啓明は一気にゴール前10YDへ!


しかしここから立宇治ディフェンスが粘ります。ゴール前10YDからのパス攻撃はパス失敗×3。さらにK3冨田のFGトライを立宇治のDB26中川明駿がカット! 攻守交代です!


啓明の追加点を阻止した26番中川選手の元へ集まる選手たち。左から27番駒尺選手、51番南選手、15番喜多選手、1番村井選手、34番宇野選手らの立宇治キッキングチームの活躍で、啓明の追加点はなし。攻守交代です! 


旗ナイスプレーで啓明を無得点におさえた立宇治でしたがオフェンスはなかなかふるいません。自陣よりの攻撃もランノーゲイン、パス投げ捨て、サックでロス。ここもパントで終了します。


旗啓明は18番前田のナイスリターンにより、なんと敵陣40YDよりの攻撃とまたもや絶好の得点チャンス! QB14中岡→WR85池田パス成功!

自信をもってパスを投げ込む中岡選手! (写真は別のプレーのものです) WR85池田選手へパス成功!

QB14中岡→WR18前田パス成功FD!ゴール前へ!


前田選手へのパス成功で一気にタッチダウン圏内へ! (写真は別のプレーのものですが、ヘルメットの☆三つがかっこよかったので!!)



ゴール前10YDよりの啓明、立宇治DB17家田がQBサックに仕留めるも、最後もQB14中岡→WR18前田へパス成功Touchdown!万歳万歳万歳


タッチダウンを喜ぶ前田選手と大村選手! 啓明の強力なパスオフェンスがここも爆発! K3冨田のキックも成功し啓明が立宇治を突き放しにかかります!


2Q残り2:04【啓明21-7立宇治】


旗立宇治R2金本大輔(2年生)のナイスリターン、さらに啓明に反則もありフィールド中央付近よりと絶好のフィールドポジション。QBは1年生12番福井直人! その福井のキープ6YD前進!

このドライブをなんとか得点につなげたい立宇治。そのオフェンスを1年生QB福井選手に託します!


さらにQB12福井→WR88田中陽太郎へパス成功FD!

頼りになる副将田中選手へのパス成功!  徐々にエンドゾーンが近くなってきます。


しかしここで魅せたのは啓明ディフェンス、啓明DB10岩國優汰(3年生)のパスカットなどもありパス失敗×3、4thDギャンブルも啓明DL95信多孝重のサックでギャンブル失敗! 攻守交代です! 前半残り0:48 

旗前半残り48秒。このまま啓明のオフェンスで前半終了かと思われましたがここで立宇治ディフェンスにビッグプレイ! なんとタックルにより啓明ファンブルロスト! 立宇治がおさえターンオーバー!


タックルにいったのは51番南選手と奥は誰かな? このタックルによりファンブルしたボールを立宇治がおさえターンオーバー! 前半終了間際、立宇治に再度得点チャンスが巡ってきます!


旗ディフェンスのビッグプレイにより攻撃権を手に入れた立宇治、敵陣30YD付近より。ここはなんとしてもタッチダウンが欲しいところです。ラン7YDの後、ダブルリバースからWR4魚谷がディフェンスをかわしTouchdown!万歳万歳


立宇治この好機を逃しません。俊足を誇るWR4魚谷選手がタッチダウン! TFPキックは不成功も6点追加。立宇治追い上げに成功です!


旗前半残り0:20。啓明ニーダウンし前半終了です。


前半終了【啓明21-13立宇治】
 



前半を終わって啓明学院が21-13と8点のリード。なんといっても目を見張るのがその持ち前のオフェンス力。特にパスオフェンスが絶好調で中岡選手から豊富なレシーバー陣に次々とパスを通し、3つのタッチダウンに繋げています! 一方啓明のオフェンスに苦しむ立宇治ディフェンス。ランは鋭いタックルでストップさせるも、相手の強力なパスオフェンスに厳しい状況に追い込まれています。さらにオフェンスも1Qのタッチダウン以降沈黙させられていましたが、前半終了間際のビッグプレイから6点をゲット! ワンポゼッション差で折り返し後半の巻き返しが期待されます!

後半へ続く。

11/14 高校アメフト秋季全国大会 立命館宇治高校×啓明学院高校その2(ま)

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前半を終えて21-13で啓明のリード! 前半で3つのタッチダウンと破壊力のあるオフェンスを見せつけています。しかし、立宇治も前半終了間際に意地のタッチダウンをあげその差はわずか8点。後半はコイントスで後半をチョイスした啓明のオフェンスからです!


旗後半開始。啓明R1大村隼也のナイスリターンで啓明自陣35YDよりの攻撃。啓明、最初のドライブのオフェンスにかけますがここは立宇治のディフェンスが踏ん張ります。WR18前田広人のランは立宇治DL69田中諒?のロスタックル、さらにパスも立宇治DL32堀池大吾(1年生!)のプレッシャーなどで失敗。後半最初のドライブはパントに終わります。


旗立宇治、R4魚谷のナイスリターンによりフィールド中央付近からの好ポジション! なんとしても得点につなげたい立宇治。オフサイドで前進、パスは啓明DL69小村陽太朗(2年生)のプレッシャーで失敗QB21西田晃大のランなどで前進。しかし、4thダウン! 


QBを変えながら前進を図る立宇治オフェンス。しかし4thダウンに追い込まれます。

4thDショート立宇治、1年生RB7平浩希のランでギャンブル成功FD!


1年生ながら立宇治オフェンスの要の一人、RB7番平選手のランでFD! オフェンス継続です!

勢いに乗る立宇治、パスは失敗もQB12福井直人(1年生)のキープFD!敵陣25YDへ前進!




さらにQB21西田のスニークや、RB7平のランでゴール前6YDまで迫った立宇治オフェンス、最後はRB2金本大輔(2年生)のランでTouchdown!万歳万歳万歳


豊富なRB陣を誇る立宇治、2年生RB金本選手のランでタッチダウン! TFPK81長尾選手のキックも成功し、立宇治後半最初のドライブで追加点をあげ1点差まで迫ります!


3Q残り5:19【啓明21-20立宇治】 


旗点差を縮められた啓明、自陣15YD付近よりの攻撃でしたが、ラン3YD、QBサックでロス、パス成功も反則で取り消し、3rdDロングパス失敗。またもやオフェンスはパントへ


後半に入り雨とともに湿りがちな啓明オフェンス雨 逆に立宇治ディフェンスは乗ってきました! QBサックは立宇治DL51番南拓郎選手かな?


旗立宇治はフィールド中央付近よりとまたもや好ポジションからの攻撃ですが、 RB7平のランでFDを獲得もその後ランパスともに止められ、タイムアウト後のギャンブル失敗。攻守交代です

雨足が強まってきたのが写真からお分かりでしょうか。立宇治、ギャンブル失敗で攻守交代です。



旗啓明自陣よりの攻撃。後半に入り立宇治ディフェンスに抑えられていたオフェンスが、いよいよ爆発します! WR1大村へパス成功9YD、WR7米島へのパス成功FDを獲得するとパス失敗×2の後、QB14中岡→WR85池田優人(3年生)へパス成功FD! 敵陣30YDへ
激しいタックルを浴びるもきっちりキャッチ、WR85池田選手! 3Q終了です

3Q終了【啓明21-20立宇治】


旗パスオフェンスで敵陣30YD付近まで攻め込んだ啓明、QB14中岡のスクランブルで7YDゲインすると、WR85池田へのパス成功FD!ゴール前10YDへ


さらにWR85池田へのパス成功でエンドゾーンまで残り1YDまで迫った啓明、最後はRBの中央のランでTouchdown!万歳万歳万歳万歳


うーん、タッチダウンを獲得したのは誰なのでしょう? 写真ではよくわからずすみません>< パスパスで来た啓明、最後はランでタッチダウン!


審判のタッチダウンコールに喜ぶ選手ら!


K3冨田選手のキックも成功し、第4Qに啓明が点差をまたもや8点に広げます! 


4Q残り8:23【啓明28-20立宇治】


旗立宇治R11西村直記のリターンで自陣30YD付近より。QB21西田のドローでFDを獲得するもQB12福井からのロングパスは惜しくも失敗。追い込まれた3rdD10、 QB21西田?→10渡辺和俊(2年生)へのパス成功RACでFD!

QBで登場した渡辺選手、ここはパスキャッチでFD!


ファーストダウン! と雄たけびをあげる渡辺選手!


前はOL78山中健輔(2年生)選手です。これで立宇治敵陣40YDへ


さらに前進した立宇治ですが、ランは啓明DL69小村のナイスタックルでロス、WR4魚谷海仁(2年生)のランやQB12福井のランでゲインも4thD! 


魚谷選手のランですが、啓明ディフェンスがロングゲインは許さず。立宇治はまたもやギャンブルトライです。


立宇治敵陣30YD付近より4thDギャンブル! 痛いフォルススタートの反則で下がり4thD5のショベルパスもギャンブル失敗! リードされている立宇治、無得点で攻守交代です。試合残りは4:26


旗啓明自陣より。QB14中岡→WR7米島大貴(3年生)7YDQB14中岡のスクランブルでFD! 


時間を使いつつ攻撃する啓明、立宇治ディフェンスは早く止めたいところです。


さらにRB90鶴留輝斗(2年生)のランで敵陣へ進入した啓明でしたが、パス失敗、鶴留のラン3YD、パス失敗で啓明オフェンスはパントへ。


アメフトボール なんとこのパントシチュエーションで立宇治に大きなミス! パントをリターンしようとした立宇治リターナーがファンブルロスト! 啓明DB10岩國優汰(3年生)がカバーし攻撃権は啓明へ! 


立宇治、ここで痛恨のファンブルロスト! 試合残り1:48、攻撃権はまたもや啓明学院へ!


旗啓明、ゴール前より。ランで時間を消費しつつ立宇治のタイムアウトを使わせる啓明。0:44、ゴール前1YDよりFGトライ。K3冨田遼平(3年生)の20YDFG成功!


時間を消費しつつ、FGで追加点をあげる啓明学院! 試合残り0:38、立宇治は苦しくなってきました。


試合残り0:38【啓明31-20立宇治】


旗時間を使わず攻撃したい立宇治でしたが、パスを啓明DB19福山昂汰(1年生)がインターセプト!

こちらも1年生が大活躍、啓明福山選手がインターセプト!


抱き合って喜ぶ啓明ディフェンス!
一緒に喜んでいるのは17番西崎選手でしょうか。このインターセプトで立宇治万事休す。攻守交代です!


旗試合残り0:16、啓明ニーダウンで試合終了!
試合終了の瞬間、歓喜に沸く啓明オフェンス! 啓明学院が立命館宇治高校を破り関西準決勝に出場を決めました!


試合終了【啓明31-20立宇治】


2回戦となったこの試合は31-20で啓明学院の勝利となりました! とにかくそのパスオフェンスの強さが目立った啓明学院。後半最初のオフェンスがストップし、立宇治に1点差に追い上げられたときは勢いが弱まったかに思われましたが、第3Q終わりくらいから再度テンポを作り直し、モメンタムを掴み直すその手腕は見事。したたかで崩れにくい戦いぶりを見て、勢いあるチームの充実感が伝わってきました。本当に楽しみなチームです!イェー・左
一方、第3Qに1点差にまで迫りながらもその後追加点をあげられず、残念ながら敗れてしまった立命館宇治高校。オフェンスディフェンス共に意地のプレーを見せ啓明を苦しめにかかりましたが、一歩及ばず春の雪辱はなりませんでした。しかし1年生~3年生まですべての戦力、戦術を結集して勝とうとする積極的な姿勢は見ていて清々しいもので、京都府代表として堂々と戦ってくれたと思います! 三年生とのお別れはさみしいですが、また大学の舞台でその姿を見せてくれればいいなと願っていますにゅーん


試合後の円陣啓明学院
オフェンス、ディフェンスともに強さを見せ2回戦も突破した啓明、この勢いのままさらなる上へと登りたいホークス応援メガホン

試合後の円陣立命館宇治
キャプテン21番西田選手中心に集まる選手たち。意地とプライドを見せた戦いぶり、しっかりと目に焼き付けました。



終わり。

11/21 高校アメフト秋季全国大会 立命館守山高校×啓明学院高校その1(ま)

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11月21日に行われました高校アメフト秋季全国大会、立命館守山高校パンサーズ(滋賀1位)×啓明学院高校セインツ(兵庫2位)の模様をお届けします。
啓明学院高校は関西大倉高校、立命館宇治高校を破り関西大会準決勝に登場! 兵庫県の高校アメフトのレベルの高さを印象付ける躍進で春に引き続き関西ベスト4まで駒を進めました! 春には高槻高校の前に涙を呑んだ啓明学院。ここを突破しクリスマスボウルへの階段を一気に上りたいところです。
一方の滋賀1位の立命館守山高校は初戦、東海1位の海陽学園を破りこの舞台に登場! しかし、人数の少ない海陽学園に対し10-0の苦戦とも思われるスコアを見ると調子の良しあしを図りかねる立守。滋賀地方大会を観戦していた私は「もしかして全国大会までの時間が長すぎて試合勘が戻っていないのでは?」などと心配したのですが………。それは全くの杞憂に終わりました!


実はこの試合、高校アメフト史上に残る(と言っても過言ではないほどの)素晴らしい試合となりました!! 観戦したもの皆を魅了し、アメフトの楽しさがいっぱい詰まった手に汗握る死闘をどうぞ最後までご覧ください!!


試合前の整列!

気合の入った様子で試合に向かう両選手たち。(興奮のしすぎで円陣の写真は撮り忘れました><)


さぁ試合に参りましょう! コイントスの結果、立命館守山のキックオフ、啓明のリターンで試合開始です!!


旗啓明、R1大村がキックオフリターン。自陣25YD付近からの攻撃へ。パスオフェンスが持ち味の啓明ですが、ファーストドライブは固く静かな立ち上がり。RB90鶴留輝斗(2年生)のランやキャプテン18番前田広人(3年生)のランなどで攻めるも……
ランプレイ中心のオフェンスを展開する啓明。QBはもちろん3年生14番中岡賢吾選手です! 写真は鶴留選手のラン、ゲインはするものの……。


立守2年生DL中谷優太のロスタックルでFD獲得ならず。 P19福山昂汰(1年生)のパントへ。


1年生ながらDBでも活躍している福山選手のパントへ。啓明のファーストドライブは3&outです


アメフトボール立命館守山、ナイスリターンも背後への不正なブロックがあり罰退へ。しかし敵陣から


旗立命館守山のファーストドライブは得点を狙える好ポジションから開始! パス失敗、ラン3YDの後の3rdダウン、QB1荒木優也(3年生)のキープでFD!


躍動感のあるランでFD! QB荒木選手! ここからの立守のテンポの良いオフェンスをご覧ください。


さらに、QB1荒木→WR19木村和喜(2年生)のパス成功でFD獲得、敵陣31YD付近へ!


こちらはQB荒木選手のメインターゲット、木村和喜選手! 立命館守山には木村匠選手と二人の木村がいます!


エースRB29田野裕樹(3年生)のランでレッドゾーンへ!


ランにパスにと勢いに乗る立守、次のプレイファンブルもかえって前進し、敵陣8ヤード付近へ!

しかし、啓明Dも魅せます! 一度は啓明LB44川﨑駿平(2年生)のナイスカットでパス失敗!


ボケボケですが、素晴らしいプレイだったので。啓明、川﨑選手が体を伸ばしてパスカット! しかし…… 


ゴール前より最後は立守、QB1荒木→WR19木村和喜パス成功Touchdown!万歳
パスキャッチの瞬間は撮れていないので、歓喜の一枚! 立命館守山、ファーストドライブでテンポの良いオフェンスを見せタッチダウン!


さらにTFP、キックの構えから立守が仕掛けますホルダーの荒木がボールをエンドゾーンに持ち込み、2ポイントコンバージョン成功!


荒木選手のスペシャルプレイに気付き追いかける啓明Dですが、これは立守してやったりの2ポイント成功! 立命館守山、積極的な2ポイントコンバージョンも成功させ8点をゲットです!


1Q残り4:20 【啓明 0-8 立守】 


旗立守のキックオフはサイドライン割り、啓明、自陣45ヤード付近からのオフェンス。しかし立守キャプテンLB55新武志(3年生)のロスタックルで下がった啓明、FDを獲得できずこのドライブもパントへ


鶴留選手のランをロスタックルに仕留める新キャプテン! 啓明オフェンスは2ドライブ続けてオフェンスがストップです。


旗立守、自陣34YD付近よりの攻撃。RB29田野のランランなどでゲインも、4thダウンショートへ。まだ自陣ながら立守はギャンブルを選択! このギャンブルプレイ、啓明Dの鋭いタックルにファンブルロスト、DL74本田稜一朗(3年生)がボールを押さえ、ターンオーバー!


宙に浮くボール! 立守のギャンブルプレイは啓明のナイスディフェンスでストップです!



旗ギャンブルをストップし敵陣45YD地点からの攻撃と絶好の得点チャンスを手に入れた啓明。RB28澤田康太(3年生)のランでゲインすると……

RB28澤田選手のナイスゲイン!

さらにQB14中岡賢吾から……


なんといってもこの人の肩が脅威!! 中岡選手から見事にコントロールされたパスが……


WR1大村隼也(2年生)へヒット! ロングパス成功で敵陣14ヤード付近へ!


中岡選手から大村選手へのパス成功で一気に敵陣14YD付近へ! 啓明の持ち味であるパスオフェンス、いよいよエンジンがかかってきた様子。1Q終了です。

1Q終了【啓明学院 0-8 立命館守山】


旗2Q開始。エンドゾーンが見えてきた啓明、RB43横山遼太(2年生)のランなどで前進も3rdダウンへ。QB14中岡→TE87小林武史(2年生)へパス成功! しかしFDには至らず

パスキャッチからのRACでゲインを狙うもFDには惜しくも届かず。

啓明の4thダウンはFGトライへ。K3冨田遼平(3年生)の22YDフィールドゴール成功!
安定感のあるキッカー冨田選手のキック、FG成功! ゴール前まで攻め込んだ啓明3点獲得です! 

2Q残り8:44【啓明 3-8 立守】


アメフトボール 立守、R26柴田健人(2年生)がナイスキックオフリターン! 50ヤード付近から。
ナイスリターンの立守R26柴田選手をなんとか止める啓明のディフェンス。しかしこのロングリターンで、立守良いポジションからです!


旗立守フィールド中央付近より。QB1荒木→RB26柴田?へパス成功でFDを獲得すると、ロングパス一閃! QB1荒木→WR19木村和喜へロングパス成功からのランでタッチダウン!万歳万歳


こちらも一瞬の出来事にカメラがついていけず。またもや歓喜の瞬間、19番木村和喜選手と喜ぶ7番吉原選手! 立守木村和喜選手の40YDのパスキャッチによりなんとわずか2プレイでタッチダウン!

TFP、K3三輪誠也(3年生)のキックも成功!


ここはきっちりと三輪選手のキックで1点ゲット。立守、エースQB荒木選手の肩から繰り出される鮮やかなパスオフェンスで追加点を獲得です!


2Q残り7:46【啓明3-15 立守】


旗12点差とされた啓明は自陣よりの攻撃。早めに追いつきたい啓明オフェンスはWR18前田のランや……


前田キャプテンのランでナイスゲイン!


QB14中岡→WR7米島パス成功RB43横山遼太(2年生)のナイスゲインなどでFDを連続獲得。敵陣48YD付近へ!

今日へ啓明RBの活躍も目立っています。写真は2年生RB43番横山選手! その横山選手のランなどで敵陣へ進入!

しかし、またもやたちはだかる立守ディフェンス。LB55新のサックでロスすると、その後もFDを獲得ならず。啓明はまたもやパントへ


立守新選手からプレッシャーを受ける中岡選手。啓明はこのドライブ、得点圏に持ち込むことができません。


旗攻撃権を手に入れた立守、R7吉原大輝(3年生)がリターンし、自陣23YD付近より。ここからはお互いのディフェンスが意地を見せる展開に。啓明Dのタックルでファンブルも、自らリカバーした立守でしたが、ランは啓明LB24田中聖澄(3年生)のナイスタックルでストップ!

これ以上は進ませまいと意地の啓明D、24番田中選手のナイスタックルでオフェンスはストップ!

立守のオフェンスはP89加藤聖貴(3年生)のパントへ


ギャンブルなどもありパンター登場の場面がありませんでした。立守、この試合初のパントへ。



旗前半残り2分半とわずかな時間ながら、啓明は50YD付近からと好ポジションからの攻撃へ。RB90鶴留のランでFD×2。敵陣29YD付近へ!
パワフルなランを見せる鶴留選手のランで敵陣30YD付近へ。

しかしここから立守のディフェンスが守り切ります。立守DB6北尾峻一(3年生)のナイスカバーでパス失敗。さらに4thダウンギャンブルも、立守DB13中塚賢(1年生)のナイスカバーで失敗に。攻守交代です!


旗立守、1度FD更新も時間を使い切り前半終了。


前半終了【啓明 3-15 立命館守山】



前半終了して3-15と立命館守山のリード! なんといっても特筆すべきは立命館守山の積極性とオフェンス力! 最初のドライブでタッチダウンを奪ったと思いきや意表を突く2ポイントで貪欲に点を稼ぎにいく姿勢はまさに試合巧者! ディフェンスもオフェンス力を誇る啓明学院に3点しか与えず、立命館守山が12点差でリードしております。しかし、ここまで数々の強豪を破り勢いに乗る啓明学院が大人しく引き下がるわけがありません! アメリカンフットボールの女神は後半にものすごいドラマを用意しているのです。

この後さらなる怒涛の展開が待っております! 後半へ続く。

11/21 高校アメフト秋季全国大会 立命館守山高校×啓明学院高校その2(ま)

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前半が終わり15-3と立命館守山が12点のリード。後半開始です! 後半は啓明学院のキックオフ、立命館守山のリターンからです。

旗立命館守山、R26柴田健人(2年生)がナイスキックオフリターン。自陣35YDよりの攻撃。QB1荒木→WR19木村和喜パス成功RB26柴田のランでFDを獲得するものの、次のオフェンスでWR81船越やRB26柴田へのパスで前進も4thダウン! この4thダウンショートはRB26柴田健人のダイブでFD! 敵陣43YDへ


後半最初から良いリターンを見せている柴田選手のダイブプレイ。オフェンスラインの頑張りも是非ご注目ください!

敵陣まで前進の立命館守山でしたが、啓明Dの鋭いパスラッシュやパスカットもあり、ドライブストップ。後半最初のドライブはパントに終わります


アメフトボールパントリターンは立命館守山21番三木壮平のナイスタックルでストップ。啓明自陣よりの攻撃です。

旗啓明、l後半最初のドライブでいよいよ反撃ののろしを上げます! QB14中岡賢吾のキープでFDを獲得すると、QB14中岡→WR18前田広人へのロングパス成功! 一気に敵陣40YD付近へ!


パスキャッチの瞬間は撮れてませんが、サイドライン際の難しいボールをキャッチしパス成功! 前田キャプテン! 啓明、敵陣へ進入です!


さらに素晴らしいパスが続きます。QB14中岡→WR85池田優人(3年生)のダイビングキャッチ成功!敵陣13YD付近へ


ちょっと奥さん、見てくださいよこのスーパーキャッチ!! きっちり手におさめる技術もですがものすごい集中力です!ホークス応援メガホン 

パスキャッチ後「捕ったぞー!」と手を広げる池田選手!
啓明レシーバー陣が乗ってきました!


しかしその後パス失敗、ランでゲインも立守ディフェンスが踏ん張り3rdダウン。立守DL34番南の強烈なパスラッシュをなんとかかわしてパスを投じるも失敗


立守南選手の強烈なパスラッシュをギリギリでかわす中岡選手! パスを投じるものの失敗で4thダウンギャンブルです!


啓明、ゴール前からのギャンブル! QB14中岡賢吾から……

エースQB中岡選手から狙いすまされたパスが……

WR18前田広人へのパス成功! Touchdown!万歳


エンドゾーン右奥ギリギリのここしかない!という場所に落とされたボールを前田キャプテンのレシーブで啓明この試合初めてのタッチダウン!!

K3冨田遼平のキックも成功!


TFP、冨田選手のキックも成功! 啓明学院、中岡選手のパスパス、ギャンブルプレイもパス成功で追い上げのタッチダウンゲットです! 


1Q残り3:36【啓明 10-15 立命館守山】 


旗点差を縮められた立命館守山、R26柴田がキックオフリターンし、自陣30YD付近から。RB29田野のラン、QB1荒木→WR19木村和喜パス成功でFDを獲得。さらに、飛び出した頭脳プレイ! 啓明のオフサイドの反則を見たQB1荒木がロングパス! これがパスインターフェアを誘って立命館守山FD更新!

オフサイドの時はロングパスを狙えというセオリーですが、すかさずやってのける荒木選手の落ち着いたプレーに感心!! 立守は相手から反則を奪って敵陣へ!


さらにWR19木村和喜へのパス成功で敵陣23YD付近へ。3Q終了です!


3Q終了【啓明 10-15 立命館守山】


旗いよいよラストクォーター、4Q開始です。引き続き立命館守山、WR19木村和喜のリバースプレイでFD! 敵陣5YD付近へ!


この日、パスキャッチにランにととにかく大活躍の木村和喜選手! 立命館守山、ゴール前5YDとエンドゾーンに迫ります。


啓明、タイムアウト1回目の後の立命館守山、最後はQB1荒木優也のキープでTouchdown!万歳万歳万歳

追い上げられた立命館守山でしたが、返すドライブですかさずタッチダウン! こちらも荒木選手中心のオフェンス力を見せつけます!

立守、2ポイントコンバージョントライ。このトライは、啓明DB10岩國優汰がインターセプト!


立守、2点を狙っての2ポイントコンバージョンでしたがここは啓明DB10岩國選手がインターセプト! 立守は6点の追加のみとなりましたが、またもや啓明を突き放します!


試合残り約9分半【啓明10-21 立命館守山】


旗追いかける啓明は、自陣34YD付近から。ここもパスで打開を図る啓明ですが、立命館守山のDB2岡田健一朗?のパスカットなどもありでFDには至らず。4thダウンギャンブルを一度は切り抜けるものの、啓明のパスを立命館守山LB88草野吉耶?がインターセプト!


ちょっと背番号の確認があいまいですが、立守ディフェンスが啓明の強力なパスオフェンスをストップ! 試合残り約7分半で攻撃権は立命館守山へ移ります!


旗立命館守山、自陣36YD付近から。時間を使いたい立守、RB29田野選手のランなどでゲインするも追い込まれた3rdダウン1、QB1荒木→WR34南友貴へのパス成功でFD! 敵陣45YD付近へ。


3rdダウン1のシチュエーション、てっきりランで取ってくるのだと予想していましたが、ここはパスできっちりFD! 立守がドライブを前進させています。


しかしここで立守に痛い反則発生。フォルススタート、ホールディングがあり、2ndダウン20に。パス失敗などで4thダウン。立守はバタバタしてディレイの反則を喫し、下がってパントへ。ここで啓明ディフェンスにビッグプレイが飛び出します! 啓明DB19福山昂汰?がパントをブロック!


まずはドラマ1の始まりです! 時間を使いパントを蹴ろうとした立守の思惑を跳ね返すパントブロック!!  ちゃんと番号が見えませんが1年生の福山選手かな? 

そのボールを啓明7番米島大貴が拾い、そのままエンドゾーンに持ち込みタッチダウン!万歳万歳 両チームのスタンドから大きな歓声と悲鳴が上がります!!


なんと、啓明がパントリターンタッチダウンにより6点ゲット! 時間を使って陣地挽回を狙っていた立守にとっては痛恨の失点です!立命館守山、タイムアウト1回目。


点差を縮めたい啓明の2ポイントコンバージョンは、立命館守山のパスラッシュもあり、立守DB21三木壮平がインターセプト! 2ポイントは失敗に
一気に立守ディフェンスに囲まれる中岡選手! しかしそれでもラッシュをかわしパスを投じますがこれは立守三木選手のインターセプトに終わります。しかし、啓明、残り時間3:49、ワンポゼッション差に迫るタッチダウンをあげ試合の行方が分からなくなってきました!


試合残り3:49 【啓明 16-21 立命館守山】


アメフトボール それでも試合残りは3:49、厳しいことに変わりがない啓明はオンサイドトライへ。このオンサイドキックが成功!
見てください。まるで啓明の選手へと向かっていくようなボールの跳ね方を! 先ほどのパントブロックリターンタッチダウンにより息を吹き返した啓明、流れを一気に引き寄せるオンサイド成功!


やったぞ! と手を挙げる啓明学院の選手たち!


オンサイド成功により攻撃権は啓明学院へ。啓明はこのドライブに逆転の望みをかけます!


旗啓明、敵陣48YD付近から。RB90鶴留のランRB43横山遼太(2年生)のランでゲインも、4ダウン1に

ランでごりごりとおしていく啓明。しかし立守も意地のディフェンスを見せ4thダウンに! 啓明、タイムアウト2回目。試合残り2:32 


啓明の4thダウンギャンブル! RB28澤田康太のダイブでFD獲得! 敵陣36YD付近へ!


高らかにジャンプ!! 選手らを乗り越えてFDを奪うRB28澤田選手! このFD獲得で啓明のオフェンス続行です!

さらにRB90鶴留のランでFDを獲得すると最後は、QB14中岡→WR15細川龍太郎へパス成功! Touchdown!万歳万歳万歳 なんとここで啓明が逆転に成功!


途中、鋭いラッシュに苦しむ場面もあった中岡選手のパスでしたが、ここは見事なタッチダウンパススロー!


WR15細川龍太郎選手の元に駆け寄るチームメイト!

パスレシーブの瞬間は撮影できていませんでしたが、私の記憶では美しいタッチダウンパスでした! このタッチダウンにより1点差で逆転した啓明、最後のタイムアウトを取り考えます。


啓明の2ポイントコンバージョントライ、RB28澤田のランで2ポイント成功!


先ほどギャンブルを成功させた澤田選手のランで、啓明2ポイント成功! 啓明学院、試合残り4分ほどであげた二つのタッチダウンにより14点を獲得し、11点差を逆転した啓明が3点のリード! しかしまだ試合時間は残っています!


試合残り1:49 【啓明 24-21 立命館守山】


旗この日初めてリードを許した立命館守山はこのドライブで少なくとも3点を入れなければなりません。自陣36YD付近から。QB荒木からWR81船越開智(2年生)や……


これもサイドライン際難しいボールを見事キャッチ! 81番船越選手!


WR7吉原大輝(3年生)へ次々とパスを成功させ敵陣へ!

ランなども織り交ぜながらも敵陣までボールを持ってきた立守、FD! QB荒木選手がスパイクで時間を止め試合残り約1分!


しかし、ここでも啓明ディフェンスが立ちはだかるのです。投じられたパスをDB19福山昂汰がインターセプト!! 立守は痛恨のターンオーバー!

先ほどパントブロックしたのも福山選手だったか!? 1年生の値千金のインターセプトで啓明が立守の希望のドライブをストップ! 試合残り約1分、立守はこのインターセプトで万事休すか…… 。


旗インターセプトにより攻撃権は啓明へ。試合残りはわずか1分、もうあとは時間を使うのみの啓明はランプレイやニーダウンで時計を進めます。立命館守山は二つ残っていたタイムアウトを2回目、3回目と消費。するとニーダウンの後、啓明学院の攻撃が4ダウンに! 残り時間15秒!


すみません。画像は13秒ですが多分この後審判から2秒戻してくださいがあって15秒だったような……。とにかくこのへん記憶があいまいですが、それもこれもこの後のドラマのせいなのです!


アメフトボール啓明、ディレイで一度チームを落ち着かせた後のパントシチュエーション。サイドラインから大きな声をあげて出て行った立命館守山のキッキングチームがやりました! 立守DL34南友貴がパントブロック!!


「絶対勝つぞ」の声とともにフィールドに駆けていった選手たち。その選手らの思いが届いたかのようなパントブロック! 


さらにそのボールを拾いあげた、RB29田野裕樹がエンドゾーンに持ち込みリターンタッチダウン!万歳万歳万歳万歳


こんなことがあるんでしょうか。残り15秒、絶体絶命かと思われた立守がパントブロックリターンタッチダウン!!! タッチダウンをあげたのはエースRBとしても活躍の田野選手!


タッチダウンの瞬間の画像です!


わざとぼやけた写真にしました。狂喜で沸くサイドラインとTFPに冷静に向かう選手ら! 劇的なタッチダウンにスタンドも大興奮です!!


立命館守山、K3三輪誠也(3年生)ののキックも成功!


三輪選手のキック成功で1点追加、啓明の逆転劇かと思われたこの試合。立命館守山にも勝利のチャンスが残っていました!


試合残り0:06【啓明 24-28 立命館守山】


旗試合残り0:06、啓明にオフェンスが回ってきます。立命館守山は短く蹴り込み敵陣48YDから。しかしながら時間はわずか0:03、ラストプレイ、WR18前田へのパス成功もスコアに至らず、タイムアップ!

前田キャプテンの元へ届くボール。しかし無情にも時計は流れタイムアップ! 

試合終了。この熱戦を制したのは試合残り15秒からパントブロックリターンタッチダウンをあげた立命館守山高校でした!

試合終了【啓明学院高校 24-28 立命館守山高校】




イヤー、本当に興奮で我を忘れるかのような凄い試合でした!! 年甲斐もなくキャーキャー言わせてください。本当に凄い試合だったよー!キャーキャー!ニコッ 

まず何と言っても大きな声で述べたいのが、啓明学院の4Qの見事な逆転です! 時間を使いつつ試合をコントロールさせようとする立命館守山に対し、パントブロックリターンタッチダウンから流れを掴むと、オンサイド成功、さらにはオフェンスもギャンブルを乗り越えつつもきっちりエンドゾーンまで持っていき、2ポインまであっさりと成功させてしまう。またディフェンスも立守オフェンスをインターセプトに仕留め、選手らの気合と迫力が全て啓明の逆転劇につながっているかのようでした。私は正直、インターセプトの瞬間に啓明の勝利だと思っていました。
しかし、残り15秒。あの場面の立命館守山のベンチは異様でした。闘志あふれる声が次から次へと湧き出て、さらにはその闘志そのままフィールドへ向かった彼らのパントブロックリターンタッチダウン! 本当にまさかの展開に手の震えが止まりませんでした! 最後のパントの場面、啓明に他の選択肢もあったのではないかという議論もあるでしょうが、見ているこっちはとにかく全く冷静にはなれず、あと15秒、「啓明が守りきれば啓明の勝ち」「しかしわずかではあるけど、立守にも勝利のチャンスが残っている」と見守っていました。そんな中そのわずかなチャンスを掴み取った立命館守山。最後の最後まで諦めず勝利した立命館守山高校の選手らに。そしてもちろん、その直前まで鮮やかな試合運びを見せた啓明学院の選手らに。どちらのチームにも大きな拍手が送られました!!!

勝利した立命館守山高校は、いよいよ関西決勝に進出! 相手は、関西学院高等部となりましたが、その試合の様子はまたレポートします!

(終わり)

11/29 高校アメフト秋季全国大会 関西学院高等部×立命館守山高校その1(ま)

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11月29日に行われました高校アメフト秋季全国大会準決勝(関西大会決勝)、関西学院高等部×立命館守山高校の試合を簡単にお届けします。
兵庫県1位の関西学院高等部は大阪1位の関西大学第一高校を、滋賀県1位の立命館守山高校は兵庫県2位の啓明学院高校を破っての関西決勝進出です!


試合前の整列!

壮観な眺めですね。もちろん両校気合が入っています!!


関西学院、円陣!!

この日、特に印象的だったのがこの関西学院高等部の選手らの気合のこもった大きな声でした! これまで王子スタジアムだったので距離が遠くて気付かなかったのかもしれませんが、まずは声で相手を圧倒しようかとも思えるかのような熱い檄! この試合にかける意気込みがビンビン伝わってきます!


立命館守山の円陣ですが、アップで撮りすぎて選手らの顔が写ってしまっているので掲載を控えます。すみません>< こちらも気合の入った声でしたが、どこか決勝戦に対する緊張感が感じられ「いよいよここまでやってきたぞ」というこれまた熱い思いが伝わってくるようでした!


コイントスの結果、勝利した関学高が後半チョイス。前半は関学高のKick Off立命館守山のレシーブで試合開始ですが、まずはこのキックオフで意外なことが起こるのです!


アメフトボール K3安藤亘祐のKick Offですが、なんとここで関学高仕掛けてきます!! 関学高いきなりオンサイドキック!


安藤選手がチョイと蹴り込んだ瞬間分かったオンサイド! 試合巧者の誉れ高い関学高等部、使える手段は何でも使ってくるとは思っていましたが、まさかいきなりのオンサイドにはびっくり!!


そのキックをおさえたのは関学高DB岩崎誉功(2年生)? 関学高等部、オンサイド成功です!!


意表を突くオンサイドを見事成功させた関学高等部! これにより攻撃権はもちろん関学高へ。関学高フィールド中央付近よりの攻撃です!


旗関学高等部、フィールド中央付近よりの攻撃。QBは16番埜下大雅(3年生)! このエースQB埜下選手がオンサイド成功から手に入れたオフェンスをぐいぐいと牽引します。まずはWR81松田へのパス成功でFDを獲得すると、ランノーゲイン、パスは立守DB21三木のパスカットも3rdダウンQB16埜下→WR82木下怜へのパス成功FD!
地面に落ちる直前にすくいあげるWR82木下選手! 凄い集中力です! このパス成功により関学高オフェンス継続です。


さらに、関学高はランやパスを織り交ぜてテンポよく進みます。QB16埜下のスクランブル、QB埜下→TE88勝部樹へパス成功でゴール前へ。


この試合、メインターゲットの一人だった勝部選手へのパス成功で、関学高ゴール前12YDへ!


関学高ゴール前12YDより、RB21
三宅昂輝(2年生)のラン、さらにワイルドキャットからRB23出光浩太朗(3年生)のランで前進!
じわりじわりとエンドゾーンに近付く関学高オフェンス! ワイルドキャット隊形から23番出光選手が走ります!


最後はQB16埜下大雅から……


エースQB埜下選手のパスも好調! 埜下選手から……


TE88勝部樹へのパス成功、Touchdown!万歳


エンドゾーン、右奥へのタッチダウンパス成功! ターゲットはまたもや勝部選手!

K3安藤亘祐のキックも成功!
オンサイドを成功させた安藤選手! TFP、立守6番北尾峻一選手のプレッシャーもキックは成功! 試合最初からオンサイドを決め、立守の出鼻をくじくことに成功した関学高、ファーストドライブを見事完遂させ先取点ゲットです!

1Q残り7:30【関学高7-0立命館守山】


すみません、今日はここまで。後はその2以降へ続きます。
というのも、明日を前にしてKGHの選手らのかっこいいところを少しでもお届けしたいと思い……。そうです、そうなんです。もういよいよ明日に迫っています! クリスマスボウル!!

12月23日(水祝)
【クリスマスボウル@横浜ST(神奈川県)】
・12:00 関西学院高等部x早稲田大学高等学院


ここまで行われてきた全国大会もいよいよ決勝戦。全ての高校フットボーラー憧れのクリスマスボウルが明日横浜スタジアムにて行われます! 生観戦できるお近くの方も、そうでない方も両校の熱闘に是非ご注目ください! 

11/3 全国高校大会2015 1回戦 関西大倉高校 x 啓明学院高校①(や)

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2015(平成27)年11月3日(火祝)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会 第1試合 関西大倉高校(大阪2位) 啓明学院高校(兵庫2位)の試合レポです。
都合により、アップ順が大変遅くなり、申し訳ございません…
お詫びといっては何ですが、この日、(ま)さんの旦那さんも写真を撮ってくださっていたので、そちらも交えてお伝えさせていただきます。(旦那さん、ありがとうございます!)

キックオフ前の整列です。
左側のカラー(赤)ジャージが関西大倉高校右側のホワイトジャージが啓明学院高校です。
関西大倉高校の9番LB徳茂主将(3年生)と啓明学院の18番WR前田主将(3年生)のコイントスの結果、啓明学院が勝利し、前半レシーブを選択。

大阪2位・関西大倉高校のキックオフ前の円陣です。

兵庫2位・啓明学院高校のキックオフ前の円陣です。

今年の春の関西大会1回戦でも関西大倉x啓明学院の組合せがあり、その時は0-20で啓明学院が勝利!
さて、秋となり、関西大倉のリベンジなるでしょうか?それとも、啓明学院の再勝利となるでしょうか?

<第1Q>


関西大倉の22番K荒尾選手(3年生)のKick Offで試合開始。

啓明、18番R前田選手(3年生;写真↑右)が22ヤードリターン。

啓明、自陣26ヤード付近からの1stシリーズに。
先発QBは、春大会と同じく、14番QB中岡賢吾選手(3年生)。
啓明学院の14番QB中岡賢吾選手は、この夏のパシフィックリムボウル(関西高校選抜xアシュランド高校)でも、日本チームの先発QBを務めていました

90番RB鶴留選手(2年生;写真↑右)のラン、

28番RB澤田選手(3年生;写真↑左)のランでゲインも、3rdダウンはパス失敗となり、1stダウン更新できず。
4thダウン4、パント。
春大会は、この2人を中心とするランプレイを止めきれなかった関西大倉ディフェンス、まずまずの立ち上がりでしょうか。

関西大倉、自陣37ヤードから。
先発QBは、11番林選手(2年生)。
1stダウン更新できず、4thダウン8、7番P江本選手(3年生)がパント。

啓明、自陣26ヤード付近より。



1stダウン、関倉の44番DL久松選手(2年生)のナイスタックルで7ヤードロス。

2ndダウン17、14番QB中岡選手→7番WR米島選手(3年生;写真↑)のパス成功で10ヤード前進も、

3rdダウン7、関西大倉の56番DL北村選手(3年生)と97番DL芳山選手(2年生)のナイスパスラッシュと

24番DB榎本選手(2年生)のナイスカットでパス失敗に。

1stダウン更新できず、19番P福山選手(1年生)がパント。

関西大倉、83番R八尾選手(3年生)のナイスパントリターンで、敵陣47ヤード付近からのオフェンスに。

1stダウン、11番QB林選手のスクランブルで7YDゲイン。

啓明の10番DB岩國選手(3年生)のナイスタックルがあったものの、

3rdダウン2、11番QB林選手→83番WR八尾選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣29ヤードへ。

1stダウン、22番WR荒尾選手のランで5YDゲインも、1stダウン更新できず。
39ヤードフィールドゴールも失敗に。

啓明、自陣22ヤード付近より。

14番QB中岡選手→1番WR大村選手(2年生;写真↑)のフラットのパスからのRACで5ヤードゲインし、

14番QB中岡選手のキープで1stダウン更新。自陣36ヤードから。

43番RB横山選手(2年生)ののランで1stダウン更新。自陣47ヤードへ。


2ndダウン、90番RB鶴留選手のランで1stダウン更新。敵陣40ヤードへ。

ホールディングでの罰退や関西大倉の9番LB徳茂選手のナイスタックルがあったものの、

14番QB中岡選手→18番WR前田選手のパス成功や43番RB横山選手のラン(写真↑)でゲインし、4thダウン3まで陣地回復。

 4thダウン3、啓明タイムアウト1回目。
1Q残り0:29

4thダウン3ギャンブル、46番RB藤田統貴選手(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣24ヤード付近へ。

第1Q終了、関西大倉高校 0-0 啓明学院高校

<第2Q>

啓明、敵陣20YD、2ndD6から。

3rdダウン6、14番QB中岡選手→18番WR前田選手(写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣7ヤードへ。
1stダウン、90番RB鶴留選手のランでゲインしゴール前1YDまで前進も、

ラン×2を関西大倉ディフェンスがストップし、タッチダウンに至らず。
4thD2、啓明タイムアウト2回目。
啓明学院、4thダウンギャンブル!


しかし、三たび、ランプレイを関西大倉ディフェンスが止め、ギャンブル失敗!

攻守交代です。

関西大倉の自陣1ヤードからのオフェンスに。 
1stダウン更新できず、パント。

啓明学院、18番R前田選手がこのパントをロングリターンし、敵陣13ヤードからと好位置からのオフェンスに。

関西大倉の9番LB徳茂選手や54番DL牧村選手(3年生;写真↑)らのナイスタックルで、1stダウン更新できず。

3番K冨田選手(3年生)の26ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーはWRでもある85番池田選手(3年生)。
2Q残り4:16 関西大倉高校 0-3 啓明学院高校
啓明学院、フィールドゴールで先制です!

啓明学院、3番K冨田選手がキックオフ。
関西大倉、83番R八尾選手のナイスリターンで自陣31YD付近から。

2ndダウン7、啓明の24番LB田中聖澄選手(3年生)と54番DL牧野選手(1年生)のQBサックを受け、2ヤードロス。


啓明ディフェンスのラッシュを受けつつ投じたパスは…、

19番DB福山選手のあわやインセプのパスカットにあい、失敗に。
4thダウン9、パント隊形。


LSは、DB24番榎本選手(2年生)。
(なんだか、連続写真みたいに撮れました ^_^;)

7番P江本選手がパント。

啓明の18番R前田選手のナイスパントリターンで、自陣47ヤードから。


2ndダウン8、14番QB中岡選手から…、

85番WR池田選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣30ヤードへ。
14番QB中岡選手→7番WR米島選手へのパス成功で5ヤードゲインも、関西大倉の83番DB八尾選手のナイスタックルで続けてはゲインできず、3rdダウン6、啓明学院、タイムアウト2回目。
前半残り1:14


14番QB中岡選手から…、
(OL陣、ナイスパスプロです

85番WR池田選手へのパス成功で、1stダウン更新。ゴール前4ヤードへ。

最後は、43番RB横山選手がOL陣が開けたホールを駆け抜け、Touchdown! 
3番K冨田選手のキックも成功。

前半残り0:55 関西大倉高校 0-10 啓明学院高校


啓明の3番K冨田選手がキックオフ。
関西大倉、22番荒尾選手がキックオフリターンし、自陣20ヤードから。


21番RB山田選手(2年生)のランでゲインも、スコアには至らず。


前半終了、関西大倉高校 0-10 啓明学院高校
啓明学院がテンポのいいオフェンスとキッキングで試合を優位に進め、前半折り返しです。

<おまけ>

サイドラインからプレイコールのサイン出しているのは、だいたいは控え選手ですが、関西大倉高校はマネージャーの女の子が白い軍手をつけてサイン出しをしてるのです。
私が気が付いた限りでは、たぶん関西大倉高校だけだと思うのですが、なかなかよい取組みだと思います。 

その②に続く…。

11/3 全国高校大会2015 1回戦 関西大倉高校 x 啓明学院高校②(や)

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2015(平成27)年11月3日(火祝)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました全国高校大会 第1試合 関西大倉高校(大阪2位)啓明学院高校(兵庫2位)の試合レポの続きです。

前半終了、関西大倉高校 0-10 啓明学院高校

レポ①でアップしておくべきでしたが、この日のスタメンです。
場内アナウンスから聞き取ったものなので、間違いがあるかもしれません。
その場合は修正させていただきますので、お知らせいただければ、助かりますm(_ _)m

<関西大倉高校:オフェンス>
OL:56番北村選手(3年生)、54番牧村選手(3年生)、77番高橋選手(3年生)、51番八木選手(3年生)、61番眞田選手(2年生)、TE:7番江本選手(3年生)、QB:11番林選手(2年生)、RB:2番石井晃輝選手(3年生)、21番山田選手(2年生)、WR:83番八尾選手(3年生)、22番荒尾選手(3年生)、P:7番江本選手(3年生)
<関西大倉高校:ディフェンス> 
DL:54番牧村選手(3年生)、56番北村選手(3年生)、44番久松選手(2年生)、97番芳山選手(3年生)、LB:7番江本選手(3年生)、9番徳茂選手(3年生・主将)、2番石井晃輝選手(3年生)、DB:83番八尾選手(3年生)、24番榎本選手(2年生)、10番尾崎選手(3年生)、22番荒尾選手(3年生)、K:22番荒尾選手(3年生)

<啓明学院高校:オフェンス>
OL:57番森田選手(3年生)、78番西山選手(3年生)、79番飛田選手(3年生)、56番長谷川選手(3年生)、71番但馬選手(2年生)、TE:91番田中顕人選手(3年生)、選手QB:14番中岡選手(3年生)、RB:28番澤田選手(3年生)、46番藤田統貴選手(3年生)、WR:18番前田選手(3年生・主将)、15番細川選手(3年生)、P:7番江本選手(3年生)
<啓明学院高校:ディフェンス> 
DL:69番小村選手(3年生)、95番信多選手(3年生)、54番牧野選手(1年生)、52番生田選手(3年生)、LB:24番田中聖澄選手(3年生)、2番藤田優貴選手(3年生)、44番川崎選手(2年生)、DB:10番岩國選手(3年生)、6番藤田陽成選手(3年生)、9番光山選手(3年生)、17番西崎選手(3年生)、K:3番冨田選手(3年生)

啓明学院は、スタメンに3年生の「藤田選手」が3人います。
2番藤田優貴選手と46番藤田統貴選手は、名前と体格が似ているので、もしかして双子の御兄弟でしょうか?

<第3Q>
啓明学院の3番K冨田選手(3年生)のKick Offで後半開始。

関西大倉の22番R荒尾選手(3年生)のナイスキックオフリターンで、自陣33ヤードからのオフェンスに。

3rdD2、11番QB林選手(2年生)から…、

7番TE江本選手(3年生)へのパス成功で1stダウン更新。自陣49ヤードへ。

しかし、2nd7、啓明学院の6番DB藤田陽成選手(3年生)がインターセプト!
攻守交代です。

啓明学院の自陣42ヤードからのオフェンスに。
1stダウン更新できず、4thダウン3、19番P福山選手(1年生)がパント。

関倉、自陣18ヤード付近より。

11番QB林選手→8番WR河田選手(2年生)のパス成功(写真↑)で9YDゲインし、11番QB林選手のキープで1stダウン更新。自陣34ヤードへ。
3rdD9、11番QB林選手→7番TE江本選手のパス成功で8YDゲインし、 4thダウン1ギャンブル、21番RB山田選手(2年生)のダイブで1stダウン更新。自陣45ヤードへ。

22番WR荒尾選手のジェットスイープ(写真↑)で7YDゲインしたものの、

2ndダウン3は、パス成功も啓明の10番DB岩國選手(3年生)のナイスタックルで2ヤードロス。

3rdダウン5、11番QB林選手→2番RB石井晃輝選手(3年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣40ヤードへ。

しかし、1stダウン、今度は啓明学院の24番LB田中聖澄選手(3年生)がインターセプト!
関西大倉高校、またしても、インターセプトでターンオーバーです…(>_<)
啓明学院のLB・DB陣は、春の関西大会でもインターセプトを奪うことが多く、運動能力とプレイの理解度の高さがうかがえます。

啓明学院の自陣40YD付近からのオフェンスに。

1stダウン、パス成功も関西大倉の83番DB八尾選手のナイスタックルでノーゲイン。

2ndダウン、関西大倉の56番DL北村選手(3年生)のQBサックで7ヤードロス!
3rdダウン17のランプレイも、関西大倉の9番LB徳茂選手(3年生)のナイスタックルでほぼノーゲイン。1stダウン更新できず。

第3Q終了、関西大倉高校 0-10 啓明学院高校

<第4Q>

10点差をキャッチアップしなければシーズンエンドの関西大倉高校、緊迫した雰囲気です。


一方の啓明学院高校、10点差リードとはいえ、まだまだセーフティリードではありません。
第4Q開始前に気合を入れなおします。

啓明学院、4thD17、自陣33ヤードから。
関西大倉のプレッシャーがかかり、このパントはショートに。

関西大倉、敵陣48ヤードからのオフェンスに。

11番QB林選手のキープ×2で1stダウン更新。敵陣37ヤードへ。

1stダウン、オプションピッチからの21番RB山田選手(写真↑1番左)のランで…、

一気に37ヤード、エンドゾーンまで駆け抜け、Touchdown!

関西大倉高校、待望のタッチダウンです!
7番K江本選手のPATキックも成功。
4Q残り8:30 関西大倉高校 7-10 啓明学院高校

関西大倉、22番K荒尾選手がキックオフ。

啓明、18番R前田選手(3年生)のナイスリターンで自陣28ヤードからのオフェンスに。

1stダウン、2ndダウン、関西大倉の44番DL久松選手(2年生)や7番LB江本選手(写真↑)らのナイスディフェンスでほぼノーゲイン。

3rdダウン、14番QB中岡選手→18番WR前田選手のパス成功も、関西大倉の10番DB尾崎選手(3年生)のナイスタックルで1stダウン更新できず。

4thダウン4、19番P福山選手(1年生)がパント。

関西大倉、自陣29ヤードから。
3rdダウン2、2番RB石井晃輝選手のダイブで1stダウン更新。自陣43ヤードへ。

3rdダウン、21番RB山田選手(写真↑1番左)のランで1stダウン更新。敵陣47ヤードへ。
啓明学院の24番LB田中聖澄選手の3ヤードロスタックルがあったものの、

11番QB林選手→83番WR八尾選手(写真↑)の26ヤードロングパス成功!敵陣24ヤードへ。
啓明学院、タイムアウト1回目。
試合残り2:13

1stダウン、啓明学院の69番DL小村選手(2年生)のQBサックで3ヤードロス。

2ndD15、啓明の90番DL鶴留選手のラッシュきつくパス失敗に。
続く3rdダウンもパス失敗となり、1stダウン更新できず。
関西大倉、後半1回目のタイムアウト。
試合残り1:27



フィールドゴールを蹴るとすれば、45ヤード。
高校生には難しい距離です。
しかし、逆転勝利に向けて、ここでパントは蹴れません。
関西大倉のFGチーム、かたく円陣を組みます( -人-;)

しかし、45ヤードフィールドゴールは失敗となり、同点ならず…。
試合残り1:22

啓明、自陣27ヤードより。

ランプレイで時間を進める啓明学院に対し、関西大倉、1stダウン更新は許さず。
タイムアウト×2も取得し、試合時間0:29を残して、なんとか4thダウンに。
啓明学院、19番P福山選手がパント。

関西大倉、83番八尾選手がパントリターン。
啓明、タイムアウト。

関西大倉、自陣41ヤードから。
もう1度、同点・逆転のチャンスがまわってきました。
とはいえ、試合残り時間は0:18!

啓明の44番LB川崎選手(2年生)のナイスカバーでパス失敗があったものの、3rdダウン10、11番QB林選手→83番WR八尾選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣48ヤードへ。
しかし、続くオフェンス、スコアには至らず、タイムアップ…。


試合終了、関西大倉高校 7-10 啓明学院高校


啓明学院高校の試合後の円陣です。
勝利した啓明学院高校は、先に(ま)さんが試合レポアップしてくれましたが、続く2回戦の立命館宇治高校戦では20-31で勝利、準決勝の立命館守山高校戦は24-28で惜しくも敗戦となりました。
春の関西大会を観させていただき、兵庫県大会決勝戦も関西学院高等部相手に惜敗だったので(こちらは観戦できていません)、実は「うわ~、秋の全国大会の関西決勝、兵庫対決になりそうやな~」と思っていました。
準決勝で敗れはしましたが、優勝しても全然おかしくないチームでした。
引退となった3年生は系列校の関西学院大学に進学する生徒さんがほとんどだと思いますので、アメフトを続けてくれる皆さんは、関西学生アメフトというステージでまたお会いしましょう(^_^)


関西大倉高校の試合後の円陣です。
敗戦した関西大倉高校は、ここで敗退、3年生は引退となりました…。
今年も、関西大倉高校らしく熱くて、試合を見ていて楽しい、いいチームでした。
関西大倉高校はアメフト強豪校と進学校という両面を持ち合わせているので、推薦で私立のアメフト強豪校に進学する生徒さんがいる一方で、一般入試で京都大学や神戸大学といった難関大学に合格しアメフトを続ける生徒さんもいます。
色んな進学パターンはありますが、学生アメフトというステージで再びお目にかかれるのを楽しみにしてます。

おわり。

甲子園ボウル2015 早稲田大学 x 立命館大学①(や)

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平成27(2015)年12月13日(日)、甲子園球場にて行われました第70回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 早稲田大学(東日本代表) 立命館大学(西日本代表)の試合レポです。


まずは、早稲田大学ビッグベアーズから入場です。


そして、円陣。


続けて、立命館大学パンサーズの入場です。
この日は、チアリーディングのインカレということで、ピーウィーズの大会には出場しない4回生の他、立命館宇治高校のチアリーダー部レイチャーズ(黄色のユニフォーム)が来てくれました(*^ー^)ノ

そして、円陣。


手前・立命館大学の57番DL田辺主将と奥側・早稲田大学の90番DL村橋主将のコイントスは、早稲田大学が勝利し、後半レシーブを選択。
早稲田大学の90番DL村橋主将と21番DB鈴木副将は、府立豊中高校出身です。
関西学院大学の橋本主将も府立豊中高校出身なので、関西学院大学が今年の甲子園ボウル出場となれば「豊高出身キャプテン対決」となった訳ですが、それは叶わずでした。
ともあれ、関東に進学した関西の高校生フットボーラーが、このような形で甲子園に凱旋してくれるのは嬉しいことです(^_^)

立命館大学のこの日のスタメンです。
(すいませんが、早稲田大学のスタメン表は、入手できずでした。)
<立命館大学:オフェンス>
OL:52番村田選手(2回生)、77番島野堅三選手(4回生)、73番西選手(3回生)、58番遠藤選手(4回生・副将)、78番齋藤選手(4回生)、TE:96番山下選手(2回生)、85番成田選手(1回生)、WR:86番猪熊選手(3回生)、84番近江選手(2回生)、RB:32番西村七斗選手(2回生)、QB:11番西山選手(2回生)、K:18番栃尾選手(3回生)
<立命館大学:ディフェンス>
DL:57番田辺選手(4回生・主将)、93番仲里選手(4回生)、91番大野選手(3回生)、94番松原選手(3回生)、LB:56番浦野選手(4回生)、4番長谷川仁志選手(4回生)、DB:13番奥田選手(4回生)、34番奥野敬介選手(4回生)、20番長尾選手(4回生)、3番八条選手(4回生)、30番木村選手(3回生)、P:82番宇治野選手(2回生)

<第1Q>
早稲田の16番K佐藤選手(4年生)のキックオフで試合開始。

立命館、81番R渡邉選手(1回生・日大三高卒)がキックオフリターンし、自陣20ヤード付近から。
先発QBは11番西山選手(2回生・立命館宇治高卒)。  
1stダウン更新できずも、4thダウン4、82番P宇治野選手(2回生・千葉日大一高卒)がナイスパント。
1stシリーズ、早稲田大学のディフェンスは、動きがすごく早く感じました

早稲田、自陣28ヤード付近から。
先発QBは、10番政本(まさもと)選手(4年生)。
立命館の38番DB奥野敬介選手(4回生)の3ヤードロスタックルや20番DB長尾選手(4回生)のナイスタックルもあり、こちらも1stダウン更新できず。

4thダウン8、16番P佐藤選手がナイスパント。

立命館、自陣23ヤード付近から。
11番QB西山選手→84番WR近江選手(2回生・立命館宇治高卒)のパス成功でゲインし、32番RB西村七斗選手(2回生・大産大附属高卒)のランで33ヤードのロングゲイン!敵陣39ヤードへ。

1stダウン、42番RB長谷川航平選手(4回生)のランで5ヤードゲインも(写真↑)、1stダウン更新できず。

立命館大学、4thダウン3、ギャンブルを選択!

32番RB西村七斗選手のランで1stダウン更新し、ギャンブル成功!敵陣26ヤードへ。
早稲田、タイムアウト1回目。
1Q残り7:49
(甲子園ボウルは1Q15分です。)


1stダウン、11番QB西山選手→85番TE成田選手(1回生・立命館宇治高卒)の約23ヤードのロングパスヒット!敵陣3ヤード付近へ。

1stダウン、42番RB長谷川航平選手のランでタッチダウン!

18番K栃尾選手(3回生)のPATキック成功。
ホルダーは、14番宇野選手(4回生)。
早稲田大学 0-7 立命館大学、1Q残り7:32
立命館大学、先制です!

立命館、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。

早稲田、1番R岡田選手(4年生)がナイスキックオフリターンし、自陣33ヤードから。

早稲田大学、またしても1stダウン更新できず。
4thダウン4、16番P佐藤選手がナイスパント。

立命館、81番R渡邉選手がリターンも、自陣12ヤード付近から。
早稲田大学の45番DL小宮山選手(4年生)のナイスタックルがあったものの、

3rdダウン6、32番RB西村七斗選手のランで31ヤードのロングゲイン!

自陣47ヤード付近へ。
この試合、立命館大学は、QBとして11番西山選手をメインに、ワンポイントで12番植村選手(1回生・大産大附属高校卒;写真↑)を起用していました。
しかし、続けてはダウン更新できず、4thダウン1、82番P宇治野がパント。
これはタッチバックに。

早稲田、自陣20ヤードから。

2ndダウン3、立命館の93番DL仲里選手(4回生)の2ヤードロスタックルがあったものの、

3rdダウン5、10番QB政本選手のスクランブルで1stダウン更新。自陣31ヤードへ。
続くオフェンスは、立命館の93番DL仲里選手のロスタックルもあり、2ndダウン12に。

第1Q終了、早稲田大学 0-7 立命館大学

<第2Q>

早稲田、2ndダウン12から。

3rdダウン、立命館の4番LB長谷川仁志選手(4回生)と3番DB八条選手(4回生)のQBサックで大幅ロスし、1stダウン更新できず。
4thダウン17、16番P佐藤選手がナイスパント。

立命館、81番R渡邉選手がリターンし、自陣29ヤード付近から。

3rdダウン3、11番QB西山選手(写真↑)→86番WR猪熊選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。自陣46ヤード付近へ。

続けてはダウン更新できず、4thダウン9、82番P宇治野選手がナイスパント。

早稲田、自陣18ヤードから。
立命館の94番DL松原選手(3回生)のナイスタックルもあり、1stダウン更新できず、4thダウン4、パント。

立命館、自陣37ヤードから。

2ndダウン10、32番RB西村七斗選手が63ヤード走りきって、タッチダウンΣ(゚д゚;)
18番K栃尾選手のPATキック成功。
早稲田大学 0-14 立命館大学、2Q残り9:00

立命館、16番K池上選手がキックオフ。
早稲田、1番岡田選手がリターンし、自陣16ヤード付近から。


しかし、1stダウン、立命館の4番LB長谷川仁志選手がインターセプト!

立命館の敵陣22ヤード付近からのオフェンスに。

3rdダウン9、84番WR近江選手→11番QB西山選手のパス成功で1stダウン更新Σ(゚д゚;)!敵陣7ヤード付近へ。
WR近江選手がパスを投じるスペシャルプレイは、立命館宇治高校時代からあり、今秋第1節の京都大学戦でもありましたが、その時のレシーバーは、WR経験がある12番QB植村選手でした。
QB西山選手がレシーバーとなるプレイは、初めて見ましたので、ビックリしました

1stダウン、32番RB西村七斗選手のランでタッチダウン!

18番K栃尾選手のPATキック成功。 

早稲田大学 0-21 立命館大学、2Q残り7:18

立命館大学が3タッチダウン差と大きくリード!
立命館スタンドも「お?これは、このままいけるか( ̄∀ ̄)??」と安堵の雰囲気が漂いましたが、この後、防戦一方、非常に苦しい展開になるのでした…(ノД`)

その②に続く…。

甲子園ボウル2015 早稲田大学 x 立命館大学②(や)

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平成27(2015)年12月13日(日)、甲子園球場にて行われました第70回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 早稲田大学(東日本代表)立命館大学(西日本代表)の試合レポの続きです。

早稲田大学 0-21 立命館大学、2Q残り7:18

立命館、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。

早稲田、22番藤井選手(4年生)がキックオフリターンし、自陣25ヤードから。


この時点で0-21と大幅リードの立命館大学でしたが、少し気掛かりなことがありました。
立命館自慢のDLが、リーグ戦に比べ、いまいち相手ラインを割れない、届いていないような気が…。
フロント陣が相手のランプレイ・パスプレイの出鼻をくじくことで勝利してきただけに、バックス陣に負担がかかるのではないかなぁ…と。

3rdダウン1、10番QB政本選手(4年生)のスクランブルで1stダウン更新。

自陣38ヤードへ。(写真↑は、3rdダウン4の時のものです。)

3rdダウン4、立命館の3番DB八条選手(4回生)のロスタックルで1stダウン更新できず。
写真↑はうまく撮れませんでしたが、片手一本で絡めとってのロスタックルは、さすが八条選手です。

ここで、早稲田がパントフェイク!



なんと、ボールを受け取った28番RB須貝選手(3年生)のランで61ヤードゲインし、一気にタッチダウンΣ(゚д゚;)
16番K佐藤選手(4年生)のPATキック成功。
早稲田大学 7-21 立命館大学、2Q残り3:37
早稲田大学、まずはフェイクプレイで1本返します。

早稲田、16番K佐藤選手がキックオフ。

立命館、81番R渡邉選手(1回生)がキックオフリターンし、自陣31ヤード付近から。
2ndダウン9、11番QB西山選手(2回生)→85番TE成田選手(1回生)のパス成功で1stダウン更新。自陣47ヤードへ。

2ndダウン10、早稲田の9番LB塚田選手(4年生)のQBサックで8ヤードの大幅ロス。
3rdダウン18、立命館タイムアウト1回目。
前半残り1:27

立命館、11番QB西山選手→86番WR猪熊選手(3回生)のパス成功でゲインも、1stダウン更新には至らず、4thダウン12に。
早稲田、タイムアウト2回目。
前半残り1:17

立命館、82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント。

立命館の39番橘選手(2回生・府立池田高卒)などのナイスカバーもあり、早稲田、自陣10ヤード付近と深い位置からのオフェンスに。

1stダウン、ロングパスは立命館の13番DB奥田選手(4回生)のナイスカバーで失敗に。
6番RB北條選手(3年生)のランでゲインし、3rdダウン2に。
立命館、タイムアウト2回目。 
前半残り0:46

早稲田、28番RB須貝選手(3年生)のランで1stダウン更新。

10番QB政本選手(4年生)が投じたロングパスは…、

1番WR岡田(4年生)がレシーブし、ランアフターでまたしても一気に73ヤードゲインしタッチダウン((((((ノ゚⊿゚)ノ

16番K佐藤選手のPATキック成功。
ホルダーは、WRでもある85番鈴木隆貴選手(3年生)。
早稲田大学 14-21 立命館大学、2Q残り0:06

早稲田、16番K佐藤選手がキックオフ。
立命館の32番R西村七斗選手(2回生)がキックオフリターンし、タイムアップ。

前半終了、早稲田大学 14-21 立命館大学

立命館大学にとっては、1タッチダウンリードしているとはいえ、前半終了間際にロングパスを通されての後味の悪い前半折り返しとなりました…(;´Д`)ノ

<第3Q>

立命館の16番K池上選手(3回生)のキックオフで後半開始。

早稲田、22番R藤井選手(4年生)がキックオフリターンし、自陣33ヤード付近から。
イリーガルフォーメーションでの罰退があったものの、

3rdダウン10、10番QB政本選手→85番WR鈴木隆貴選手(写真↑)のパス成功で1stダウン更新。自陣47ヤードへ。
立命館の91番DL大野選手(3回生)のパスカットもあり、続けてはダウン更新できず。
4thダウン5、3番P安部選手(3年生)がパント。

立命館、自陣25ヤードから。

立命館、1stダウン更新できずも、4thダウン3、82番P宇治野選手がナイスパント。

早稲田、自陣24ヤードから。
ここでQBを7番QB坂梨陽木(はるき)選手(2年生・早大学院高卒)に。

7番QB坂梨選手→4番WR西川選手(3年生)のパス成功(写真↑)でゲインし、28番RB須貝選手のランで1stダウン更新。自陣38ヤードへ。


立命館のロスタックルや立命館の30番DB木村選手(3回生)のナイスカバーでのパス失敗(写真↑)があり、1stダウン更新できず。
4thダウン13、16番P佐藤選手がパント。

立命館、自陣22ヤード付近から。

32番RB西村七斗選手のランで1stダウン更新。自陣37ヤードへ。


しかし、ここでスナップが取れず、早稲田の45番DL小宮山選手(4年生)がボールを確保し、 ターンオーバー!

早稲田の敵陣28ヤードからのオフェンスに!
3rdダウン5、10番QB政本選手→4番WR西川選手のパス成功でゲインも、立命館の13番DB奥田選手のナイスタックルで1stダウン更新には至らず。

4thダウン1、16番K佐藤選手の36ヤードフィールドゴール成功!
早稲田大学 17-21 立命館大学
早稲田大学、一時は21点あった点差を、ついに4点差まで縮めました( ゚Д゚)

立命館の81番渡邉選手が、早稲田のキックオフをリターンし、自陣33ヤードから。
32番RB西村七斗選手のラン×3も、1stダウン更新できず。
4thダウン1、82番P宇治野選手がパント。

早稲田、2番R寺中選手(4年生)がリターン。

10番QB政本選手→11番WR諸口選手(4年生)のロングパス成功からのランで、54ヤードゲインしタッチダウン((((((ノ゚⊿゚)ノ

早稲田大学、21点差をひっくり返して、ついに逆転です!!
6番K佐藤選手のPATキック成功。

早稲田大学 24-21 立命館大学、3Q残り3:29
ちなみに、立命館大学、秋のリーグ戦以降、リードされたのは初めてです…。

早稲田、ディレイオブゲーム後のキックオフはサイドライン割り。
計10ヤード罰退し、再々度、16番K佐藤選手がキックオフ。
このショートキックはショートに。

立命館、42番RB長谷川航平選手(4回生;写真↑)がリターンし、自陣48ヤードからと好位置からのオフェンスに。
1stダウン、11番QB西山選手→85番TE成田選手(1回生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣39ヤードへ。
立命館、タイムアウト1回目。
3Q残り2:44

立命館、32番RB西村七斗選手のランでゲインし、2ndダウン4、11番QB西山選手→32番RB西村七斗選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣27ヤード付近へ。

32番RB西村七斗選手のラン×2で1stダウン更新。敵陣10ヤード付近へ。
リードされた立命館大学、敵陣に入ってからは執拗に32番RB西村七斗選手にボールを集めますが、西村選手が足をつって一時フィールドアウトすることに…(>_<)

第3Q終了、早稲田大学 24-21 立命館大学


<第4Q>
立命館、3rdダウン5、敵陣5ヤードから。

ハンドオフフェイクから、11番QB西山選手のキープでタッチダウン!

18番K栃尾選手(3回生)のPATキック成功。
ホルダーは14番宇野選手(4回生)。

早稲田大学 24-28 立命館大学、4Q残り14:53
立命館大学、再逆転です!

立命館、16番K池上選手がキックオフ。
早稲田、キックオフリターンし、自陣29ヤードから。
1stダウン、10番QB政本選手のキープで1stダウン更新。自陣43ヤードへ。

立命館の35番DB中川葵一選手(2回生・大産大附属高卒)の8ヤードロスタックルもあり、続けてはダウン更新できず、4thダウン17、パント。

立命館、自陣30ヤードから。
1stダウン、42番RB長谷川航平選手のランで1stダウン更新。自陣42ヤードへ。
パス成功などでゲインも、1stダウン更新できず。

4thダウン3、81番WR渡邉選手がQBの位置に入り、ギャンブル隊形に!
1回生の81番WR渡邉選手は、立命館大学に入学してからWRに転向しましたが、日大三高校時代はQBで、昨年はタッチダウン誌のトップボーイズにも選ばれている腕前です(゚_゚i)

しかし、立命館、ここでプレイはせず、81番渡邉選手がナイスパント!
つまり、これはギャンブル隊形でプレイすると見せかけて、相手にリターナーを配置させず、確実にパントで相手を自陣深くまで押し込むためのギャンブルフェイクパントでした。
一緒に観戦していた方たちからは、「うち(立命館大学)も、こんな(KGのような頭脳)プレイができるようになったかぁ~( ̄∀ ̄)」との感嘆の声が(;^_^A

早稲田、自陣11ヤードから。
2ndダウン4、28番RB須貝選手のランで1stダウン更新。自陣27ヤードへ。

3rdダウン10、10番QB政本選手→85番WR鈴木選手(写真↑)の45ヤードロングパスヒット!敵陣28ヤードへ。
3rdダウン、ランプレイもロスし、4thダウン3に。

16番K佐藤選手の38ヤードフィールドゴール成功!

早稲田大学 27-28 立命館大学
早稲田大学、フィールドゴール成功で、1点差まで迫ります!
…でも私は内心、「フィールドゴールで助かった~(><;)。ギャンブルされてたら、逆転されてたかもしんない…(T_T)」と思っていました。

ともあれ、試合残り時間は、6:48!
たった1点差を逆転する(される)には、まだまだ時間があります。

いや~、時間よ、このまま早く過ぎ去って~~(ノДT)

その③に続く…。

甲子園ボウル2015 早稲田大学 x 立命館大学③(や)

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平成27(2015)年12月13日(日)、甲子園球場にて行われました第70回甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権 決勝戦) 早稲田大学(東日本代表)立命館大学(西日本代表)の試合レポの続きです。


早稲田大学 27-28 立命館大学

1点差で、試合残りは6:48!
フィールドゴール1本で逆転できる(されてしまう)点差です
(><;)

早稲田大学、キックオフ。

立命館、81番R渡邉選手(1回生;写真↑1番左)がキックオフリターンし、自陣24ヤードから。

立命館、1stダウン更新できずも、

82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント。

早稲田、自陣6ヤードから。
試合残り約5分
1stダウン、10番QB政本選手(4年生)のキープで1stダウン更新。自陣19ヤードへ。
しかし…、

2ndダウン10、立命館の38番DB奥野喬平選手(2回生)がインターセプト!
ちなみに、インセプした38番DB奥野喬平選手に駆け寄っている34番の選手は、お兄さんのDB奥野敬介選手(4回生)です(^_^)

立命館の38番DB奥野喬平選手、早稲田の猛追を断ち切るナイスインターセプトでした(*^ー^)ノ

立命館、敵陣46ヤードからのオフェンスに。
32番RB西村七斗選手(2回生)のランでゲインし、2ndダウン1、42番RB長谷川航平選手(4回生)のランで1stダウン更新。敵陣35ヤードへ。
立命館、タイムアウト2回目。
試合残り3:25


立命館、交代違反の罰退後、早稲田の90番DL村橋選手(4年生)から3ヤードロスタックルを受け、1stダウン更新できず。
早稲田、タイムアウト1回目。
試合残り2分弱

立命館、82番P宇治野選手がナイスパント。

早稲田、自陣12ヤードから。
試合残り1:46

早稲田、10番QB政本選手のキープでロングゲイン!
早稲田(サイドライン)にアンスポーツマンライクコンダクトの反則があったものの、自陣45ヤードまで前進! 
早稲田大学にはタッチダウンはいりません。
ここからは、フィールドゴールの成功率を上げるため、少しでもエンドゾーンに近づく必要があります。

10番QB政本選手のキープで1stダウン更新。敵陣44ヤードへ。
試合残り1:22


早稲田、2ndダウン10、10番QB政本選手のキープで7ヤードゲインも、フォルススタートで罰退し、3rdダウン8に。
早稲田、10秒減算を回避するため、タイムアウト2回目を取得。
試合残り0:21

早稲田、1stダウン更新できず、4thダウン1に。
立命館ディフェンス、なんとか踏ん張りました(ノДT)!
時間を流し試合残り0:03を残して、早稲田、タイムアウト3回目。

52ヤードフィールドゴール隊形に!
現在1点差、ここでフィールドゴール(3点)が決まれば早稲田大学の逆転サヨナラ勝ち、外れれば立命館大学の逃げ切り勝ちとなります
50ヤード代のフィールドゴールを成功できる大学生キッカーは滅多にいませんが、早稲田のK佐藤選手は50ヤード代もきめれるキッカーとの情報でした( -人-;)
立命館、タイムアウト3回目を取得。


早稲田の52ヤードのフィールドゴールドは…、


立命館大学ディフェンダーの手をかすめて弾道が左にそれ、失敗!!
チップしたのは、立命館大学の93番DL仲里選手でしょうか??
私が撮ったボケボケ写真を見る限り、手前側のシールドが盛大に崩れているのもあり、よくわかりません

早稲田大学のチームメイトとコーチが、死力を尽くして立てなくなってしまったK佐藤選手を迎えにいきます…。

試合終了、早稲田大学 27-28 立命館大学

立命館大学、5年ぶりの学生日本一です!

<表彰式>
試合終了後、表彰式がありました。

第70回記念大会ということもあり、例年と違い、ステージが設置されました。

まずは、優勝校・立命館大学の表彰です。



57番DL田辺主将へのトロフィー授与。


58番OL遠藤副将へのトロフィー授与。

19番DB荒木副将へのトロフィー授与。


50番OL白波瀬副将へのトロフィー授与。



山本主務へのトロフィー授与。

続いて、準優勝校・早稲田大学の表彰です。


90番DL村橋主将へのトロフィー授与。

次に、個人表彰です。

甲子園ボウル最優秀選手賞は、立命館大学の32番RB西村七斗選手(2回生)!

この日、立命館大学の32番RB西村七斗選手は、2タッチダウンに200ヤード以上のラッシングヤードと大車輪の大活躍でした

甲子園ボウル敢闘選手賞は、早稲田大学の10番QB政本悠紀選手(4年生)!

早稲田大学の10番QB政本悠紀選手は、QBキープとロングパスで堅守・立命館大学を苦しめました。 


チャック・ミルズ杯(年間最優秀選手賞)も、立命館大学の32番RB西村七斗選手(2回生)に!
今年の関西学生リーグで、ダントツの900ヤード獲得でリーディングラッシャー、獲得スコアも13タッチダウンの78点で1位。
優勝の立命館大学パンサーズの今年の躍進を象徴する32番RB西村選手、文句なしの受賞ですね(^_^)
第70回記念大会ということもあり、来日されていたチャック・ミルズ氏御本人からの表彰を受けました

報道によると、この日の西村七斗選手は、今年の甲子園ボウル出場が叶わなかった兄の日本大学WR西村有斗選手(4年生)の赤いグローブをつけて出場したそうです。 

写真を見ると、確かに今まで使っていたグローブと違いました。
(写真↑は、関西学院大戦での西村選手です。)
お兄さんの想いも背負った学生日本一&チャック・ミルズ杯受賞、おめでとうございます!
 



立命館大学のトロフィー授与された6人が登壇し、表彰式終了です。

前回の甲子園ボウルレポでも書かせていただいたので、大変僭越ながら、今回も最後に私からの特別賞を。

私からの特別賞は、立命館大学の82番P宇治野 健選手(2回生)です。
敵陣深くまで確実に深く蹴り込まれるP宇治野選手のパントは、今年の立命館大学優勝の原動力の1つでした。
P宇治野選手のパントは、立命館大学の最少失点堅守を支えとなり、オフェンスに対しては、ドライブが進まなくても無理せず攻撃権を放棄し、次の得点のチャンスを待つ余裕を与えました。

さて、学生王者となった立命館大学パンサーズに残された戦いは、あと1つ。
社会人王者と対戦し、真の日本一のチームを決める「アメリカンフットボール日本選手権 ライスボウル」です!

対する社会人王者は、7年ぶりに優勝のパナソニックインパルス!
7年ぶりに関西の社会人チームが王者奪還という、こちらも嬉しいニュースです(^_^)
関西高校・関西学生の出身選手も多く、立命館大学を始め、関西学生リーグで見てきた選手が多く所属するということもあり、楽しみな対戦です。
(パナソニックの荒木延祥監督も、出身大学は早稲田大学ですが、高槻高校アメフト部出身の関西に御縁が深い方です!)

また、第1回から第5回までの世界選手権すべてで代表選手として選出されてきたレジェンド・43番DL脇坂康生選手(滋賀県立虎姫高校→日本大学→パナソニック)や、

第3回から第5回までの世界選手権の代表選手QBであり、学生・社会人双方でのポール・ラッシュ杯(ライスボウルMVP)受賞と、高校・大学・社会人と常に日本のエースとして活躍してきた8番QB高田鉄男選手(大産大附属高校→立命館大学→パナソニック)が、すでに今シーズンでの引退を表明しており、両選手のプレイが見られる最後の試合となります(T_T)

特に、QB高田鉄男選手は、国内最高峰の試合であるライスボウルという最高の舞台で、母校・立命館大学と試合が現役最後の試合となるということで、もうこれはドラマチックすぎるにも程があるというか、やはり日本のエースQB高田鉄男選手がもつ巡り合わせなのかと思います。

パナソニックインパルスは、彼らが学生時代の時から応援しているという、私にとって思い入れのある選手が数多いチームであるのですが、上記のお2人以外にあと2人だけ、ピックアッププレイヤーを紹介したいと思います。

それは、今シーズン、パナソニックインパルス入部2年目でエースWRとして頭角をあらわした15番WR頓花(とんか)達也選手(立命館宇治高校→立命館大学→パナソニック)と、

同じく、入部2年目で第5回世界選手権代表選手でもある16番K/P佐伯眞太郎選手(清風高校→立命館大学→パナソニック)です。

立命館大学での彼らの代は、近年稀にみるアスリート揃いの学年だったにもかかわらず、2~4回生の時は関西学院大学の壁に阻まれ、甲子園ボウルに駒を進めず終わっています。
特に4回生の時は、京都大学戦でのまさかの敗戦に続き、関西学院大学戦ではスコアレスドローに終わるなど、悔いが残ったと思います。
私は1回だけ立命館大学パンサーズの納会に出席させていただいたことがあるのですが、卒業に際し、頓花選手は、「パナソニックインパルスに入って、今度は社会人として日本一を目指します」と所信表明をしてくれていました。
(ちなみに、その時、佐伯選手はNFLトライアウトのため納会は欠席で、ビデオ出演でした。)

彼らの夢の続きを、母校・立命館大学と対戦するライスボウルという形で見られるといういことを、とても嬉しく思います。

ライスボウル2016 パナソニックインパルス x 立命館大学パンサーズは、明日1月3日(日)14:00、東京ドームにてキックオフです。
結果として関西のチーム同士の対戦となっただけに、京セラドーム等、関西の会場で開催してほしかったところですが(笑)。
それは冗談として、会場にお越しになれない方には、NHK BS1で生中継があります。

リーグ戦開幕前は、関西学生2位の座すら危ういと言われた今シーズンの立命館大学パンサーズ。
そこからスローガン“Rise As One”を体現し、学生王者まで這い上がった彼らの社会人王者に対する“Big Challenge”を、是非御覧ください!

おわり。

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