同志社国際×龍谷大平安の戦いは前半を終了し、0-0の同点と五分の戦い。勝負の行方は後半戦にかかってまいりました。後半最初に得点をあげるのはどちらのチームか、後半は平安のキックオフ、同国のレシーブにより試合再開です。
後半開始。平安のキックオフを同国の13番鏡味巧磨(2年)がナイスリターン! 同国は自陣42YDよりと好ポジションより後半最初のドライブです!
自陣42YDからと良いポジションからの同志社国際ですが、前半同様平安のディフェンスが素晴らしい動きを見せます。平安Dのロスタックルなどもあり、同国オフェンスは3rdダウン12へ!
ここまで、オフェンスらしいオフェンスをさせてもらっていない同国、しかしこのままでは終われません。後半最初のドライブで持ち前の粘り強さとオフェンス力を発揮したいところです。
3rdD12QB1渡辺雅友(1年)→WR13鏡味パス成功FD!
同国の大事な武器の一つ、QB1渡辺選手からWR13鏡味選手へのパス成功! ようやく気持ちの良いパスが通りました!
さらにエースRB21藤田成哉(3年)のランがナイスゲインでゴール前へ!
ここまで平安ディフェンスに苦しめられてきましたが、やはりエースRB! ここぞというときのナイスゲインで、チームに推進力をもたらします。この藤田選手のランにより、同国ゴール前からと得点チャンスです!
同志社国際の攻撃はゴール前から。FB4番和田尚人(2年)のランは平安77番青根奨太(3年)が止めるも・・・・・・。
やはり恐ろしい平安77番青根選手のナイスタックル! しかしFB4和田選手のランで前進し、エンドゾーンの赤いラインを越えるまであとインチです!
同国、最後はエースRB21藤田に持たせてTouchdown!
赤いエンドゾーンをめぐる攻防! わずかな隙間にRB21藤田選手が飛び込みタッチダウン!
K32多田羅選手のキックも成功で後半最初のドライブ、同国がようやく1本タッチダウンを獲得。7点を先制です!
3Q残り4:57 【 同国7-0平安】
ここで一つお知らせ。この試合、ゲームクロックが見えない場所からの観戦であったため、途中の時間経過がよくわかっておりません。得点が加わったときの残り時間などは同志社国際高校アメフト部のTwitterアカウント @DIHSwildrover さんのツイートを参考にさせていただきました。お礼が遅くなりましたがこの場を借りて有難うございます!!
先制された平安、自陣よりの攻撃ですがまたもや同国ディフェンスが立ちはだかります。平安の3rdD10、RB31福井将司(2年)のランも同国DL61中邑勇介(3年)?がストップ!
シングルタックルでストップしたのは同国61番中邑選手か。
平安の後半最初のドライブはFDを獲得できずパントへ。
このパントシチュエーションで平安に痛いミスが出ます。パントのロングスナップがオーバー! 平安がおさえるも同国敵陣ゴール前よりの攻撃へ!
頭上を越えていったスナップをなんとかエンドゾーン前でP1西村竜也(3年)選手がカバー! うーん、これは平安にとっては痛いミスですね。逆に同志社国際はゴール前からの攻撃権が転がり込んできました。
このチャンスを得点に繋げたい同国、ゴール前4YD付近より。RB21藤田のランランで前進もゴール前1YDへ。同国ここは落ち着いてタイムアウトを取ります。
同国ゴール前1YDより3rdダウン、中央ダイブでタッチダウンを狙うも平安Dの壁が厚くストップ!
最終ラインを守りきる平安、このディフェンスは熱い!! 平安51番大山賢人(3年)選手らが同国OLを押し戻しています! 最終ラインを守り切った平安に対し、同国はゴール前4YDからのビッグチャンスをタッチダウンに結び付けられません。
しかし、ここで一番重要なのは追加点をあげること。K32多田羅選手がFGを決め同国は3点を追加します!
3Q残り0:39 【同国10-0平安】
平安自陣35YD付近より。ランプレイもノーゲインで3Q終了です
3Q終了 【同国10-0平安】
いよいよ4Q開始。自陣35YDより2ndD10。残りわずか1Q、10点差を背負いなんとか反撃したい平安でしたが、パスなどで狙うもFD獲得ならず。
ここで平安キッキングでミス(かな?)。観戦位置より遠い場所で行われたプレー、さらにひどい雨もあり双眼鏡で見ても何が起こっているのかよくわかりませんでしたが、気が付けば同国、ゴール前からの攻撃となっていました。同国、またもや得点チャンスを手に入れます。
同国ゴール前より。QB10辻のキープ?などで前進も4thD1へ。同国は再度FGトライ、K32多田羅のフィールドゴール成功です!
写真を見ていただければお分かりになるように、フィールドは横殴りの酷い雨。そんな悪条件の中、多田羅選手がきっちりとFGを決め大きな3点を獲得しています!!
4Q残り7:58 【同国13-0平安】
13点差をリードされ後がない平安の攻撃。あまりの酷い雨で実況やカメラ撮影も中断していましたが、そんな中雨を吹き飛ばすほどのオフェンスを繰り広げる平安の選手たち!
帰って写真を確認しても誰のランかもわからない!! ですが、平安オフェンスは次々とFDを獲得。敵陣へと進入しています!!
その原動力となったのがQB7番山際陽介(3年)のロングゲイン! あれよあれよという間に平安オフェンスはゴール前20YDへ!
少し雨が落ち着いてきました。平安、エースQB山際選手のランなどでFD更新! いよいよレッドゾーンへ入りました!
平安敵陣20YD付近からのオフェンスはランランも同国Dがストップ。平安は4thダウンに追い込まれます。
平安、4thダウン。もちろんギャンブルしかありません!! 厳しい状況の中、エースRB21大門翔(3年)のランでTouchdown! 一枚目。
何度も言いますが赤いラインがエンドゾーン。そこをめがけて突進してくる大門選手!!
2枚目。平安ここにきて見事なタッチダウン!
写真がなくて困ったこの試合ですが、このタッチダウン写真が撮影できていてよかった、ほっ。平安このタッチダウンで6点ゲットです!
タッチダウンあとのTFP、普通にキックで狙った平安でしたが、ロングスナップが乱れキック失敗へ・・・・・・。
雨ということもあるでしょうが、ロングスナップが安定しないことに平安は試合全体を通じて苦しみました。TFPキックは失敗ですが、同国のゴール前からのオフェンスを3点3点で阻止したことがここで効いてきますね。まだまだ点差は7点。この7点差を追いかけ、あとはオンサイドキックを狙うのみです!
4Q残りわずか【同国13-6平安】
しかし時間がありません。注目の平安のキックオフはオンサイド! このオンサイドキックをカバーしたのは同志社国際!! このオンサイドを取ったことで同国が勝利を手中にしたでしょうか?(写真撮れてません><)
同国の攻撃。もう時間がないようです。同国RB21藤田のランやニーダウンで時計を動かし試合終了です!
じわりじわりと時間を消費し試合終了! 同志社国際が勝利しました!
試合終了 【同国13-6平安】
以上、接戦となったこの試合。後半に1本のタッチダウン2本のFGをあげた同志社国際が追いすがる平安を突き放して逃げ切り勝利しました! 後半に入り3つの得点チャンスをきっちりと決めた同志社国際、落ち着いていましたね。しかしながら龍谷大平安も最後の4thダウンからのタッチダウンは本当に気迫あふれるタッチダウンで、サイドラインの盛り上がり、さらに選手らの闘志ともに「オンサイドさえ成功すればまだまだ平安分からないぞ!」という勢いを感じましたが、最後のオンサイドを同国がきっちりとおさえ試合に幕を下ろしました。
またこの日は第二試合もあり(所用により観戦できていません。すみません><)立命館宇治が市立紫野と戦い33-0のスコアで勝利。
その結果、京都府予選一位通過は同志社国際と立命館宇治高校の二校に絞られました!(最終戦に勝利したチームは京都府一位として関西大会出場決定、負けたチームは京滋第三代表戦へと回り、滋賀の二位「長浜・長浜北高校」と関西大会出場権を争います)
京都府覇者をめぐる大事な最終戦はいよいよ明日、10月2日に行われます!
10月2日 同志社大学(←重要です)グラウンドにて
10:30~ 龍谷大学付属平安高等学校(0勝2敗) vs 市立紫野高等学校(0勝2敗)
13:00~ 立命館宇治高等学校(2勝0敗) vs 同志社国際高等学校(2勝0敗)
第一試合、平安×紫野。予選敗退が決まっている龍谷大平安と市立紫野ですが3年生にとっては最終戦。最後の戦いです。どうぞ両チームに熱くあたたかい応援をお願いします!
さらに注目の第二試合、立宇治×同国! 春に苦杯を嘗めた立宇治がリベンジを果たすのか。それとも同志社国際が春の戦いのごとく押し返すのか。京都覇者をめぐる大一番!
どうぞ京都府大会にご注目ください!!