平成27(2015)年10月24日(土)、西京極陸上競技場にて行われました関西学生Div.1 第5節 関西大学(昨年3位) x 立命館大学(昨年2位)の試合レポの続きです。
前半終了、関西大学 3-21立命館大学
このあたりから暗くなってきたので、いい写真が撮れておらず、写真少な目です…m( _ _;)m
<第3Q>
関西大学の23番K松田優一朗選手(4回生)のキックオフで後半開始。
立命館大学、9番渡邉選手(1回生)がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤードから。
3rdダウン5、パス失敗で1stダウン更新できずも、82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント!
春シーズンは、立命館大学のパントの飛距離を問題視する記事もありましたが、あの日に現地で観戦していた私としては強風であったことを割り引いて考えるべきと思いましたし、秋シーズンに入り、パントは飛距離・精度とも高いレベルにまで仕上がってきたと思います。
関西大学、自陣4ヤードから。
ここで、QBを19番大内選手(2回生)に。
1stダウン、19番QB大内選手のキープで1stダウン更新。自陣20ヤードへ。
さらに、19番QB大内選手→88番WR原田樹選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。自陣31ヤードへ。
後半1stシリーズ、リズムがよくなってきたここで、81番WR中村総吾(2回生)へのパス成功でロングゲイン!
…と思われましたが、関西大学のイリーガルフォーメーションの反則で、取り消しとなり、2ndダウン11に。
反則で取り消しになったとはいえ、これは鉄壁かに思える立命館大学ディフェンスのほころびが露呈したプレイでした。
関西大学、タイムアウト1回目。
3Q残り7:42
関西大学、立命館の93番DL仲里選手(4回生)、91番DL大野選手(3回生;写真↑)とナイスタックルが続き、1stダウン更新できず、32番P藤田選手(2回生)がパント。
立命館大学、自陣48ヤードから。
11番QB西山選手(2回生)→86番WR猪熊選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。
現在リーディングラッシャーの32番RB西村七斗選手(2回生)などのランプレイが注目されがちな立命館大学オフェンスですが、11番QB西山選手から86番WR猪熊選手、84番WR近江選手(2回生)などへの的確かつ効果的なパスプレイがあってこそ機能しているオフェンスドライブであると言えます。
また、彼らWR陣のランプレイ時のひたむき、かつ、ひつこいリードブロックも、立命館大学オフェンスの原動力でもあります。
32番RB西村七斗選手のランで1stダウン更新×2。ゴール前5ヤードへ。
3rdダウン、42番RB長谷川航平選手(4回生)のダイブでタッチダウン!
18番K栃尾選手のPATキック成功。
関西大学 3-28 立命館大学、3Q残り4:30
立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
関西大学、22番古川選手(2回生;大産大附属高校卒)が、敵陣46ヤードまでナイスキックオフリターン!
22番RB古川真宙(まおき)選手は、大産大附属高校時代、現在は立命館大学の32番RB西村七斗選手とWエースRBであり、1学年下の12番QB植村選手(1回生)とダブルQBでもありました。
今春シーズンから頭角を現し、もうすっかり関西大学オフェンスの中心選手ですね(^_^)
1stダウン、8番QB石内選手(4回生)から…、
1番TE青根選手(2回生)へのロングパスヒットで29ヤードゲイン!一気に敵陣15ヤードへ。
しかし、1stダウンで立命館の91番DL大野選手(3回生)のQBサックでのロスもあり、1stダウン更新に至らず、4thダウン5に。
関西大学、タイムアウト2回目。
3Q残り2:33
関西大学、ギャンブルのパスは失敗となり、ターンオーバー…。
立命館大学の自陣10ヤード付近からのオフェンスに。
32番RB西村七斗選手、42番RB長谷川航平選手(写真↑)などのランで、1stダウン更新×4。敵陣40ヤード付近へ。
立命館大学、このドライブは、ノーハドルオフェンスでした
第3Q終了、関西大学 3-28 立命館大学
<第4Q>
立命館大学、1stダウン10、敵陣40ヤード付近から。
第3Qに引き続き、42番RB長谷川航平選手、32番RB西村七斗選手など、時には12番QB植村選手も交えたランプレイで、1stダウン更新×3。敵陣10ヤード付近へ。
立命館大学、メンバー交替で混乱があり、タイムアウト1回目を取得。
試合残り8:21
1stダウン更新できずも、18番K栃尾選手の21ヤードフィールドゴール成功!
関西大学 3-31 立命館大学、4Q残り6:05
立命館大学、このドライブは約9分を使ってのノーハドルロングドライブでした。
立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。
関西大学、再び22番RB古川選手がナイスキックオフリターンし、自陣46ヤードから。
2ndダウン10、8番QB石内選手→3番RB地村選手(3回生;写真↑)のショベルパス成功からのランで1stダウン更新。敵陣36ヤードへ。
双方にパスインターフェアの反則があり、オフセット。
立命館の4番LB長谷川仁志選手(4回生)のQBサックでロスし、
立命館大学の34番DB奥野敬介選手(4回生)がインターセプト!
立命館、インターセプトリターンで、敵陣28ヤードから。
ここから、QBは12番植村選手に。
攻守とも、このあたりから、2ndチームになりました。
1stダウン更新できずも、82番P宇治野選手がナイスパント。
関西大学、自陣2ヤード付近から。
試合残り1:40
立命館大学の39番DB橘選手(2回生・府立池田高校卒)のナイスパスカットがあったものの、
(写真↑は、違うプレイ時のものです)
8番QB石内選手→81番WR中村総吾選手、8番QB石内選手→88番WR原田樹選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新×2。 敵陣39ヤードへ。
しかし、続けてはダウン更新できず、4thダウン10、関西大学、タイムアウト3回目。
試合残り0:38
前半終了、関西大学 3-21立命館大学
このあたりから暗くなってきたので、いい写真が撮れておらず、写真少な目です…m( _ _;)m
<第3Q>
関西大学の23番K松田優一朗選手(4回生)のキックオフで後半開始。
立命館大学、9番渡邉選手(1回生)がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤードから。
3rdダウン5、パス失敗で1stダウン更新できずも、82番P宇治野選手(2回生)がナイスパント!
春シーズンは、立命館大学のパントの飛距離を問題視する記事もありましたが、あの日に現地で観戦していた私としては強風であったことを割り引いて考えるべきと思いましたし、秋シーズンに入り、パントは飛距離・精度とも高いレベルにまで仕上がってきたと思います。
関西大学、自陣4ヤードから。
ここで、QBを19番大内選手(2回生)に。
1stダウン、19番QB大内選手のキープで1stダウン更新。自陣20ヤードへ。
さらに、19番QB大内選手→88番WR原田樹選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。自陣31ヤードへ。
後半1stシリーズ、リズムがよくなってきたここで、81番WR中村総吾(2回生)へのパス成功でロングゲイン!
…と思われましたが、関西大学のイリーガルフォーメーションの反則で、取り消しとなり、2ndダウン11に。
反則で取り消しになったとはいえ、これは鉄壁かに思える立命館大学ディフェンスのほころびが露呈したプレイでした。
関西大学、タイムアウト1回目。
3Q残り7:42
関西大学、立命館の93番DL仲里選手(4回生)、91番DL大野選手(3回生;写真↑)とナイスタックルが続き、1stダウン更新できず、32番P藤田選手(2回生)がパント。
立命館大学、自陣48ヤードから。
11番QB西山選手(2回生)→86番WR猪熊選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。
現在リーディングラッシャーの32番RB西村七斗選手(2回生)などのランプレイが注目されがちな立命館大学オフェンスですが、11番QB西山選手から86番WR猪熊選手、84番WR近江選手(2回生)などへの的確かつ効果的なパスプレイがあってこそ機能しているオフェンスドライブであると言えます。
また、彼らWR陣のランプレイ時のひたむき、かつ、ひつこいリードブロックも、立命館大学オフェンスの原動力でもあります。
32番RB西村七斗選手のランで1stダウン更新×2。ゴール前5ヤードへ。
3rdダウン、42番RB長谷川航平選手(4回生)のダイブでタッチダウン!
18番K栃尾選手のPATキック成功。
関西大学 3-28 立命館大学、3Q残り4:30
立命館大学、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
関西大学、22番古川選手(2回生;大産大附属高校卒)が、敵陣46ヤードまでナイスキックオフリターン!
22番RB古川真宙(まおき)選手は、大産大附属高校時代、現在は立命館大学の32番RB西村七斗選手とWエースRBであり、1学年下の12番QB植村選手(1回生)とダブルQBでもありました。
今春シーズンから頭角を現し、もうすっかり関西大学オフェンスの中心選手ですね(^_^)
1stダウン、8番QB石内選手(4回生)から…、
1番TE青根選手(2回生)へのロングパスヒットで29ヤードゲイン!一気に敵陣15ヤードへ。
しかし、1stダウンで立命館の91番DL大野選手(3回生)のQBサックでのロスもあり、1stダウン更新に至らず、4thダウン5に。
関西大学、タイムアウト2回目。
3Q残り2:33
関西大学、ギャンブルのパスは失敗となり、ターンオーバー…。
立命館大学の自陣10ヤード付近からのオフェンスに。
32番RB西村七斗選手、42番RB長谷川航平選手(写真↑)などのランで、1stダウン更新×4。敵陣40ヤード付近へ。
立命館大学、このドライブは、ノーハドルオフェンスでした
第3Q終了、関西大学 3-28 立命館大学
<第4Q>
立命館大学、1stダウン10、敵陣40ヤード付近から。
第3Qに引き続き、42番RB長谷川航平選手、32番RB西村七斗選手など、時には12番QB植村選手も交えたランプレイで、1stダウン更新×3。敵陣10ヤード付近へ。
立命館大学、メンバー交替で混乱があり、タイムアウト1回目を取得。
試合残り8:21
1stダウン更新できずも、18番K栃尾選手の21ヤードフィールドゴール成功!
関西大学 3-31 立命館大学、4Q残り6:05
立命館大学、このドライブは約9分を使ってのノーハドルロングドライブでした。
立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。
関西大学、再び22番RB古川選手がナイスキックオフリターンし、自陣46ヤードから。
2ndダウン10、8番QB石内選手→3番RB地村選手(3回生;写真↑)のショベルパス成功からのランで1stダウン更新。敵陣36ヤードへ。
双方にパスインターフェアの反則があり、オフセット。
立命館の4番LB長谷川仁志選手(4回生)のQBサックでロスし、
立命館大学の34番DB奥野敬介選手(4回生)がインターセプト!
立命館、インターセプトリターンで、敵陣28ヤードから。
ここから、QBは12番植村選手に。
攻守とも、このあたりから、2ndチームになりました。
1stダウン更新できずも、82番P宇治野選手がナイスパント。
関西大学、自陣2ヤード付近から。
試合残り1:40
立命館大学の39番DB橘選手(2回生・府立池田高校卒)のナイスパスカットがあったものの、
(写真↑は、違うプレイ時のものです)
8番QB石内選手→81番WR中村総吾選手、8番QB石内選手→88番WR原田樹選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新×2。 敵陣39ヤードへ。
しかし、続けてはダウン更新できず、4thダウン10、関西大学、タイムアウト3回目。
試合残り0:38
関西大学、4thダウン10ギャンブル、立命館の4番LB長谷川仁志選手のQBサックを受け、ギャンブル失敗。ターンオーバーです…。
試合終了、関西大学 3-31 立命館大学
この試合に敗戦した関西大学は、この次節の第6節の関西学院大学戦に敗戦、最終節の近畿大学戦に勝利し、2015年シーズンを5勝2敗、3位で終えました。
最終節は高校アメフトの試合とかぶって行けなかったのですが、家に帰ってから、ケガで苦労した4回生選手のタッチダウンや関大一高時代から見てきた1回生選手のインターセプトなどをrtvで拝見させていただきました。
(rtvさんのライブ中継・アーカイブ公開は、本当にありがたく、感謝感謝です。)
引退となった4回生の皆さん、お疲れさまでした。
近所ということもあり、春シーズン限定で関西大学千里山中央グランドには何回もお邪魔しましたし、いままでたくさんの試合を見せていただき、本当にありがとうございました。
そして、明日11月22日(日)14:00から、ヤンマースタジアム長居にて、最終節で関西学院大学戦と対戦します。
関西地区限定ではありますが、たぶん、現在、国内外のアメフトの試合で唯一、地上波テレビ(NHK Eテレ)で生中継される注目すべき試合です。
ですが、できうることであれば、会場にお越しいただき、彼らの集大成の試合を現地で御覧いただければ、大変嬉しく思います。
最終節の展望については、新聞社などのマスコミやアメフトに詳しいファンの方々がすでに色々と紹介してくださっているので、私からは、タッチダウン誌曰く「マニア揃いのパンサーズファン」の1人ならではの視点で、1つだけピックアップして書かせていただきます。
それは、今年エースQBとなった11番西山雄斗選手(2回生)についてです。
写真を整理していて気がついたのですが、今年の秋シーズン、QB西山選手は、必ずタッチダウンした選手に駆け寄っているのです。
(写真↑は、第6節の近畿大学戦の42番RB長谷川航平選手のタッチダウン後の写真です。)
立命館宇治高校3年生の時から、昨年の立命館大学1回生時も、西山選手のプレイは見てきたつもりですが、昨年まではこういうことはしてなかったと思います。(気がついてなかっただけかもしれませんが。)
そして、この第6節の大一番・関西大学戦では、4回生幹部とともに、坊主頭でフィールドに現れ、立命館宇治高校時代はクールなイメージであった彼の変貌に大変驚きました。
大一番で4回生幹部が坊主頭というのは、関西学生アメフトではよく見る光景ではありますが、2回生がそうするのはあまり見たことがありません。
(ちなみに、彼の中学時代からのホットラインである84番WR近江選手も坊主頭でした。)
きっと西山選手のことは一例であって、今年の秋の立命館大学は、57番DL田辺主将を中心に、メンタル・フィジカルともに勝てるチームづくりができているのでしょう。
明日、やっと1年かけて戻ってこれた関西学院大学との全勝対決の舞台で、彼らの全力を見届けたいと思います。
おわり。
この試合に敗戦した関西大学は、この次節の第6節の関西学院大学戦に敗戦、最終節の近畿大学戦に勝利し、2015年シーズンを5勝2敗、3位で終えました。
最終節は高校アメフトの試合とかぶって行けなかったのですが、家に帰ってから、ケガで苦労した4回生選手のタッチダウンや関大一高時代から見てきた1回生選手のインターセプトなどをrtvで拝見させていただきました。
(rtvさんのライブ中継・アーカイブ公開は、本当にありがたく、感謝感謝です。)
引退となった4回生の皆さん、お疲れさまでした。
近所ということもあり、春シーズン限定で関西大学千里山中央グランドには何回もお邪魔しましたし、いままでたくさんの試合を見せていただき、本当にありがとうございました。
立命館大学の試合終了後の整列・礼です。
今年の試合終了後の礼は毎試合とも長く、真摯に何かを受け止めているように感じられます。
そして、明日11月22日(日)14:00から、ヤンマースタジアム長居にて、最終節で関西学院大学戦と対戦します。
関西地区限定ではありますが、たぶん、現在、国内外のアメフトの試合で唯一、地上波テレビ(NHK Eテレ)で生中継される注目すべき試合です。
ですが、できうることであれば、会場にお越しいただき、彼らの集大成の試合を現地で御覧いただければ、大変嬉しく思います。
最終節の展望については、新聞社などのマスコミやアメフトに詳しいファンの方々がすでに色々と紹介してくださっているので、私からは、タッチダウン誌曰く「マニア揃いのパンサーズファン」の1人ならではの視点で、1つだけピックアップして書かせていただきます。
それは、今年エースQBとなった11番西山雄斗選手(2回生)についてです。
写真を整理していて気がついたのですが、今年の秋シーズン、QB西山選手は、必ずタッチダウンした選手に駆け寄っているのです。
(写真↑は、第6節の近畿大学戦の42番RB長谷川航平選手のタッチダウン後の写真です。)
立命館宇治高校3年生の時から、昨年の立命館大学1回生時も、西山選手のプレイは見てきたつもりですが、昨年まではこういうことはしてなかったと思います。(気がついてなかっただけかもしれませんが。)
そして、この第6節の大一番・関西大学戦では、4回生幹部とともに、坊主頭でフィールドに現れ、立命館宇治高校時代はクールなイメージであった彼の変貌に大変驚きました。
大一番で4回生幹部が坊主頭というのは、関西学生アメフトではよく見る光景ではありますが、2回生がそうするのはあまり見たことがありません。
(ちなみに、彼の中学時代からのホットラインである84番WR近江選手も坊主頭でした。)
きっと西山選手のことは一例であって、今年の秋の立命館大学は、57番DL田辺主将を中心に、メンタル・フィジカルともに勝てるチームづくりができているのでしょう。
明日、やっと1年かけて戻ってこれた関西学院大学との全勝対決の舞台で、彼らの全力を見届けたいと思います。
おわり。