ハーフタイムのお楽しみはチアのパフォーマンス!
「ガンバレ」の文字を見るだけで癒されますね。
高校アメフトの10分クォーターはあっという間。攻撃チャンスはそう多くはありません。少ない時間を有効に使ってドライブをタッチダウンまでつなげ、1点でも多く取ることができたチームこそが、試合の主導権を握る。そんなアメフトのセオリーがいっぱいつまったこの後半、前半でエンジンのかかった両チームオフェンスが取って取られての大熱戦を繰り広げます!
後半開始。平安のキックオフはオンサイドキック! それを53番田中響(2年生)ががっちりキャッチ!
平安は虎視眈々とチャンスを狙っていますが、同国は慌てず対応。良いフィールドポジションからの攻撃権を手に入れます。
同国オフェンスはランプレイ中心に前進。しかし反則で罰退の後、パスプレイは平安DL55楠元のナイスカットもあり3rdD20。追い込まれた同国、43番中道のエンドアラウンド?がナイスゲイン!
前半極力手の内を見せないようにシンプルに攻めていた同志社国際も徐々にそのウェポンを披露していきます。LBでも活躍している中道くんのロングゲイン15YD! しかしFD獲得にはあと5YD足りません。
コイントスで後半攻撃をチョイスをした同国、最初のドライブを無得点で終わるわけにはいきません。ここは4thダウンギャンブルを選択し、RB12岡田のランでFD!さらに敵陣進入し、RB7坂本のランでFD更新!
ディフェンスをひきずりながらのタッチダウン! さすがエースRB頼りになります。
TFPK14山田のキックも成功した同国が、後半最初のドライブをきっちりタッチダウンに繋げています。
平安の攻撃はランやパスを織り交ぜ順調に前進します!ここでオフェンスラインをご紹介。
平安オフェンスライン(多分)左から79:柳生(3年生) 74:宮前(3年生) 70:竹内(3年生) 65:(メンバー表にお名前がにゃい><) 55:楠元(3年生) 柳生くん、竹内くん、楠元くんの三人は体重が百キロオーバーで、かなり強力なOLです!
この大型オフェンスラインに守られ山際のパスは絶好調! QB7山際→WR17梅林(2年生)パス成功9YD!
取ったあとにランアフターキャッチでさらにゲイン、梅林選手!
さらに、QB7山際→WR25寸田FD!RB11仲川のラン、QB7山際キープでFDを取ったところで、3Q終了です!
3Q終了【同国 14-6 平安】
時間を使いながらの攻撃が順調な平安は、すでにゴール前2YD付近。ここからRB20西村亮一郎のランでタッチダウン!
西村選手が中央飛び込んでタッチダウン!(すみません実況ツイート間違ってました><) 問題はこの先です!
現在同国14-12平安と2点差の平安は、キックで1点を取ることよりプレイで2点を奪いに行きます! 平安の2ポイントコンバージョンQB7山際→WR25寸田パス成功!
背番号が見えていませんが、25番寸田くんがナイスキャッチ! 13番藤井くんと18番岩間くんが祝福に。これで平安は同志社国際に追いつきました!
4Q【同国 14-14 平安】
平安オンサイドキックは同国がカバー。同国自陣40YD付近より。ここで同国オフェンスラインのご紹介。
ラン中心の同国ですが、ポイントではパスでゲインを図ります。中須賀くんのキャッチ!
さらに、中道のエンドアラウンド5YD、岡田のランFD! 一気にレッドゾーン付近へ攻め込むと、QB8石田のキープ8YD、坂本のランFD!ゴール前へ。RB12岡田のランランでタッチダウン!
タッチダウン後の得点が大事なこの場面、安定感のあるキックの山田選手! 同国さらに7点を追加、このまま逃げ切れるか?
平安またもやナイスリターン自陣45YD付近より。ここからは時間を使って攻め上がりたい平安、QB山際のキーププレイを軸にFD連続更新!
QB山際くんのキーププレイが止まりません。ツイート実況で何度「山際のキープFD!」と書いたことでしょう(多分4回)。西村くん、大門くんのランも挟みつつ、あれよあれよと平安オフェンスはエンドゾーンまで残り2YDです!
オープンに駆けあがりタッチダウン! なんと平安も6点追加。そして後から分かったことですが、試合残りはわずか30秒ほどしかありません!!
2ポイントが成功すれば平安の勝利、止めれば同国の勝利が濃厚! はたして!
平安の2ポイントトライ、勝負はRB11仲川のランに委ねられます。このプレイを同国LB43中道ががつんと止めた! 平安、無念の2ポイントコンバージョン失敗!
見てください。赤のラインがエンドゾーン。わずか1ヤードあるかないかです。勝利が手のひらから零れおちた瞬間でした。
しかし帰ってから連続写真を見直して分かったことがあります。同志社国際ディフェンスも総力戦でこのプレイを止めに来ていました。まずLB位置に入っていた岡田くんがタックルに行き、その後71番澤渡くんがOLのブロックを跳ね飛ばしながら仲川くんへタックル、それにも負けずに突っ込んだところを43番中道君が止めるという、同国もチーム一丸となってのディフェンスでした!!!