Tokyo Bowlでの立命館大学の完勝レポに続き、甲子園ボウルでの関西学院大学の圧勝レポをアップさせていただきましたが、それではこの両者の対戦はどうだったのでしょうか?
さてさて大変今さら感がありますが、ライスボウル直前特集(?)といたしまして、平成26(2014)年11月23日(日)に行われました2014関西学生Div.1最終節 関西学院大学 x 立命館大学の復活試合レポです。私は立命館大学パンサーズファンなので、立命館大学よりの若干やけくそなレポになってしまいましたが、ご容赦くださいませ…
メインスタンド、バックスタンドとも、端っこを除きほぼ満員でした。
(関西学生連盟公式発表では、観客は12,000人でした。)
コイントスは、関西学院大学が勝利し、前半レシーブをチョイス。
奥の関西学院大学は、左から29番RB鷺野主将、86番TE松島副将、57番LB小野副将。
手前の立命館大学は、44番山本貴紀(あつのり)主将、13番DB大貫副将、89番TE藤原副将、2番WR岸副将。
立命館大学の試合前の円陣です。
‘Whose House ?’‘Rit's House !’
この日のスタメンです。
【関西学院大学:オフェンス】
OL:79井若1、55橋本亮3、73松井2、64高橋2、59山本俊太朗3、TE:86松島4、WR:85木下3、 82横山4、88木戸4、QB:11斎藤4、RB:28鷺野4、K:12三輪4
【関西学院大学:ディフェンス】
OL:93岡部4、52松本英一朗2、92安田2、LB:57小野4、47山岸2、43作道3、DB:31吉原4、10田中雄大3、17小椋1、37小池2、20国吉4、P:6伊豆2
【立命館大学:オフェンス】
OL:50寺岡4、77島野堅三3、78齊藤3、58遠藤3、50白波瀬3、TE:85永野4、WR:11猪熊2、88近江1、RB:33上山4、42長谷川航平3、QB:前田4、K:宇治野1
【立命館大学:ディフェンス】
DL:8高木4、93仲里3、91中村3、96大野2、 LB:44山本貴紀4、56浦野3、DB:21秋山4、13大貫4、23奥田3、34奥野敬介3、3八条3、P:84宇治野1
<第1Q>
これを関学の10番田中雄大選手(3回生)がビックキックオフリターン!
関学リターンチームのリードブロックもお見事です。
ちなみに、この次週に行われました関西高校決勝 関西学院高等部 x 立命館宇治高校も、関学DB10番(平尾選手)のビックリターンから始まりました。
ま、まさか、立命館グループに10の呪いとかないですよね(真顔)?
関西学院のファーストシリーズは、敵陣31ヤードからと好位置からのオフェンスに。
ここで、QBを6番伊豆選手(2回生)に。
40番RB橋本選手の力強いランで、ずるずるっと1stダウン更新。敵陣8ヤードへ。
この後も、ワンポイントで6番QB伊豆選手がちょくちょく入っていました。
ラン×2はほぼノーゲインで、3rdダウン、40番RB橋本選手のランプレイ時に、立命の44番LB山本主将がファンブルフォース!
自慢の立命ディフェンス、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
興奮のあまり、写真もボケます。
…が、このボールをエンドゾーンで押えたのは、関学のOL73番松井選手(2回生)!
一転、関西学院のタッチダウンに!
しゃーない、しゃーない、切り替えてこー…(涙)
甲子園ボウルレポで関学ディフェンスのキープレイとして、「相手がファンブルしたボールの周りが関学の選手だらけ」というのを御紹介しましたが、オフェンスも同様、ファンブルしたボールの周りは関学の選手だらけで、ボールへの反応のすごさが伺い知れます。
12番K三輪選手(4回生)のトライフォーキック成功。
ホルダーは38番石井選手(2回生)。
関西学院大学 7-0 立命館大学
立命のファーストシリーズは、自陣28ヤードから。
スナップがとれずファンブルしたものの、4番QB前田選手→29番RB玉井選手のパス成功で2ndダウン1に。
QB位置に11番WR猪熊選手(2回生)が入り、26番RB西村七斗選手(1回生)の中央付近へのランで1stダウン更新。自陣40ヤードへ。
1stダウン、42番RB長谷川航平選手(3回生)へのプレイアクション(ハンドオフするふり)から、4番QB前田選手(4回生)が…、
11番WR猪熊選手へのパス成功で1stダウン更新。敵陣48ヤードへ。
1stダウン、こちらもワンポイントQBとして15番西山選手(1回生)を投入し、26番RB西村七斗選手のランプレイで約5ヤードゲイン。
しかし、続く2ndダウンのパスプレーで、関学の17番DB小椋選手(1回生)がインターセプト!
がーん…、前田選手、この最終節まで被インセプゼロだったんですよー…
関学、インセプリターンで、自陣35ヤードから。
2ndダウン、今度は、立命の34番DB奥野敬介選手(3回生)がインターセプト!ワッショイ、ワッショイ(ノ´▽`)ノ!
…瞬間の写真は撮れなかったので、サイドラインに戻ってくるお姿を。
立命、敵陣37ヤードからオフェンスやり直し。
2ndダウン、ここで今度は関学の20番DB国吉選手(4回生)がインターセプト!
うーん…、ここはもうパントを蹴ったと思えばいいかな…(´・ω・`)
関学、自陣27ヤードから。
1stダウン、11番QB斎藤選手→28番RB鷺野選手のショベルパス成功も、
立命の56番LB浦野選手(3回生;写真↑)がロスタックル。
パスプレイ×2もダウン更新できず、2ndQBでもある6番伊豆選手(2回生)がロールアウトしてパント。
立命、13番DB大貫選手(4回生)がレシーブし、リターンせず。
立命、自陣30ヤードから。
1stダウン、26番RB西村七斗選手のランで1stダウン更新。自陣44ヤードへ。
背番号が見えない選手もいるけど、55番寺岡選手(4回生)や78番斎藤選手(3回生)のOL陣、ナイスブロック
続けて26番RB西村七斗選手のラン×3も、関学の57番LB小野選手(4回生)のタックルなどで、1stダウン更新できず。
事前報道では、オフェンスの切り札的にアメフト歴1年足らずのスーパー4回生ルーキー29番RB玉井選手がよく取り上げられていましたが、「…と見せかけて、実は1回生の28番RB西村七斗選手の方が最終節の切り札ではないか」という立命ファンの方もいらっしゃいました。
(…と言っても、彼は大産大附属高校で1年生の時から試合に出ている有名選手なのですが。)
ここも関学ディフェンスに軍配が上がり、84番宇治野選手がパント。
関学、フェアキャッチし、自陣26ヤードから。
ランプレイ×2も、立命の34番DB奥野敬介選手や13番DB大貫選手(写真↑)がタックルでランストップ。
3rdダウン、QBを6番伊豆選手にチェンジし、オープンへのキーププレイもダウン更新には至らずパント。
立命、リターンできず自陣27ヤードから。
1stダウン、関学の93番DL岡部選手(4回生)が3ヤードロスタックル。
2ndダウン、37番DB小池選手(2回生)がレシーバーにタックルし、ファンブルフォース!
関学の選手がボールを押えて、ターンオーバー…
関学、敵陣30ヤードから。
11番QB斎藤選手のキープで2ndダウン4、28番RB鷺野選手が、捕まりかけながらもランで1stダウン更新。
関学、敵陣20ヤードへ。
第1Q終了、関西学院大学 7-0 立命館大学
<第2Q>
関学、敵陣20ヤード、1stダウン10から。
3rdダウン1、28番RB鷺野選手の中央のランも1stダウン更新できず。
4thダウン1ギャンブル、今度は同じく28番RB鷺野選手が左オープンへのランも、44番LB山本主将などのタックルで阻止!
1stダウン更新できず、ターンオーバー。
ふー…、アブナイ、アブナイ…
立命、自陣12ヤードから。
2ndダウン、ワンポイントでQBに15番西山選手が入るも、関学の47番LB山岸選手(2回生)がロスタックル。
3rdダウン、11番WR猪熊選手のランアフターも、17番DB小椋選手のタックルでダウン更新に至らずパント。
関学、82番横山選手(4回生)がリターンし、敵陣46ヤードから。
28番RB鷺野選手のラン×2で1stダウン更新。敵陣35ヤードへ。
1stダウンで、立命の21番DB秋山選手(4回生)のパスカットがあったものの、
3rdダウン、11番QB斎藤選手から…
85番WR木下選手(3回生)へのパス成功で1stダウン更新。敵陣20ヤードへ。
2ndダウン、3番RB飯田選手(3回生)のランで1stダウン更新。敵陣10ヤードへ。
3番RB飯田選手の左側の84番WR樋之本選手(4回生)、右側の82番WR横山選手、ナイスブロックですね。(ちなみに、84番WR樋之本選手は、以前TE登録でした。)
最後は、2ndダウン、28番RB鷺野選手のランでタッチダウン!
12番K三輪選手のトライフォーキックも成功。
関西学院大学 14-0 立命館大学
関学の12番K三輪選手がキックオフ。
立命、リターンし自陣23ヤードから。
…立命館大学、そろそろ雲行きが怪しくなってきました
ターンオーバーを3回奪われながらも、ディフェンスがなんとか2タッチダウンに抑えていますが、オフェンスが出ません。
2インセプがあったせいなのか、関学ディフェンスのラッシュが想定以上に早いのか、ランプレイ、特に中央付近のランプレイに偏りがちになり、プレイの幅がどんどん狭くなっていきます。
関学の10番田中雄大選手がリターンし、自陣46ヤードから。
こちらもダウン更新できずパント。
立命、自陣18ヤードから。
4番QB前田選手→85番TE永野選手(4回生;写真↑)のパス成功、4番QB前田選手→11番WR猪熊選手のパス成功で1stダウン更新×2。自陣44ヤードへ。
再びパスプレイが出始めたここで、関学の57番LB小野選手がインターセプト!
関学、インセプリターンで、敵陣37ヤードからと好位置からのオフェンスに。
こ、これ以上、点差があくと、ヤバイ…o(;△;)o
3rdダウン1の窮地で、今度は立命の19番DB荒木選手(3回生)が、\インターセプト!/
な、なんとか、助かった~orz
立命、自陣15ヤードからのオフェンスは、無理せずタイムアップ。
前半終了、関西学院大学 14-0 立命館大学
前半は点差以上に関西学院大学優勢ですが、立命館大学にはなんとか後半に向けてハーフアイムでアジャストしてほしいところ…( -人- ;)!
その②に続く…。