平成24(2016)年10月26日(日)、キンチョウスタジアム(長居球技場)にて行われました関西学生Div.1 第5節 関西大学 x 立命館大学 の試合レポです。(まる1節遅れで恐縮です)
ここまで両チームとも、4戦全勝。
勝ったチームこそが、王者・関西学院大学への挑戦権を得られると言っていいでしょう。
この日のスタメンです。
【関西大学:オフェンス】OL:佐嶋2、北浦4、向井4、山下3、長田4、TE:吉田4、QB:石内3、RB:梅原4、市村4、WR:田中亮4、WR:木下4、K:松田優一朗
【関西大学:ディフェンス】DL:新川4、福岡4、藤谷3、LB:林4(主将)、東條龍太郎4、阪本4、湯川2、DB:森岡4、田中暖2、小阪田2、小栗4、P:田中亮4
キックオフ前の円陣。
手前の立命館大学は、Big Game仕様のオクラホマスタイル。
‘Whose House?’‘Rit's House!’の掛け声でおなじみです。
こちらは関西大学の円陣が解けたところ。
コイントスは関大が勝利し、後半レシーブをチョイス。
ぬぬっ、これは何か考えてのことでしょうか…??
<第1Q>
関大の23番松田優一朗選手(3回生)のキックオフで試合開始。
立命、11番猪熊選手(2回生)がキックオフリターンし、自陣31ヤードから。
先発QBは、エースの4番前田選手(4回生)。
2ndダウン10、29番RB玉井選手(4回生)のランで、25ヤードのロングゲイン!敵陣44ヤードへ。
1stダウン、4番QB前田選手→11番WR猪熊選手のパス成功からのランアフターでタッチダウン!
10番松尾選手(4回生)のトライフォーキック成功。
ホルダーはWRでもある27番吉田選手。
関西大学 0-7 立命館大学
立命館大学、試合開始直後の緊張感漂う中、順調すぎるドライブで鮮やかに先制タッチダウンです!
関大、スピードスター20番地村選手(2回生)がリターンし、自陣20ヤードから。
先発QBは8番石内選手(3回生)。
関大のQBは、この8番石内選手と14番岸村選手(3回生)の2枚看板です。
石内選手はどちらかというとパスが得意、岸村選手はどちらかというとランが得意という印象です。
ワタシが見た第2節の龍谷大学戦では石内選手のパスが決まりに決まっていましたが(この試合レポも書きたかったのですが、時間がなく断念…)、その後の試合の記事やレポによると岸村選手の方が調子がよかったようで、この日はどちらが先発なのだろうかと注目していました。
しかし、1stダウン更新できず。
WRでもある1番田中亮選手(4回生)がパント。
立命、自陣41ヤードから。
1stダウン、いきなり4番QB前田選手→97番TE吉永選手(2回生;写真↑)の約30ヤードロングパス成功!敵陣31ヤードへ。
さらに、29番RB玉井選手(写真↑右)のランで20ヤードゲインし、ゴール前10ヤードへ。
しかし、3rdダウン、4番QB前田選手→88番WR近江選手(1回生;写真↑中央)のパス成功からのランアフターは、関大の44番DB小栗選手(4回生;写真↑右)が阻止し、タッチダウンには至らず。
(立命1回生は試合ごとに背番号が代わることもしばしばですが、この日の近江選手はWRらしい80番代でした。)
20ヤードのフィールドゴールも失敗に…。
関大、自陣20ヤードから。
1stダウン更新できずパントも、立命がパントリターン時にファンブルし、関大の選手がリカバー!
関大、一気に敵陣25ヤードへ。
しかし、1stプレーで、ファンブルΣ(゚д゚;)!
(ファンブルフォースは、立命の21番DB秋山選手(4回生)(?))
このボールを立命の44番LB山本キャプテンがリカバーし、ターンオーバー!
ミスが続き関西大学に行きかけていたモメンタムを、立命館大学が再びぐっと引き寄せます!
立命、自陣16ヤードから。
4番QB前田選手→88番WR近江選手のパス成功、4番QB前田選手→11番WR猪熊選手のパス成功で、1stダウン更新×2。自陣46ヤードへ。
第1Q終了、関西大学 0-7 立命館大学
<第2Q>
立命、2ndダウン10から。
突然ですが、この日の立命OL陣の御紹介を。
奥から50番OL白波瀬選手(3回生)、58番OL遠藤選手(3回生)、78番OL齊藤選手(3回生)、77番OL島野堅三選手(3回生)、55番OL寺岡選手(4回生)です。
一番手前のTE位置は、この時は97番TE吉永選手、スターターはTE85番永野選手(4回生)でした。
2ndダウン、4番QB前田選手→97番TE吉永選手(写真↑左)のスクリーンパス成功からのランアフターで、22ヤードゲイン!敵陣32ヤードへ。
さらに、4番QB前田選手→11番WR猪熊選手のパス成功でダウン更新し、敵陣19ヤードへ。
立命、タイムアウト1回目を挟み、2ndダウン8。
4番QB前田選手(写真↑右)→42番RB長谷川航平選手(写真↑左)のスクリーンパス成功からの…
ランアフターでタッチダウン!
10番松尾選手のトライフォーキック成功。
関西大学 0-14 立命館大学
関大、20番地村選手がキックオフリターンし、自陣21ヤードからのオフェンスも、1stダウン更新できずパント。
立命、自陣46ヤードから。
2ndダウン、5番RB森本選手(写真↑右から2番目)が、関大ディフェンスからタックルを受けつつも、ランで1stダウン更新。敵陣41ヤードへ。
写真中央付近、奥から50番OL白波瀬選手、78番OL齊藤選手、TE85番永野選手が、関大の3DLをナイスブロックです
その前方、手前から55番OL寺岡選手、77番OL島野堅三選手、58番遠藤選手も頼もしい感じ。
さらに奥の83番WR中野選手(4回生)、88番WR近江選手のレシーバー陣も、ランプレイの時はブロッカーとなり、RBの走路を確保します。
しかし、続く1stダウンで関大の93番DL新川(しんかわ)選手(写真↑)の7ヤードのロスタックルもあり、ダウン更新できず。
立命の38番木村俊基選手(写真↑左)のナイスタックルで、関大のリターンもキッチリ阻止。
関大、自陣3ヤードからの奥深くからのオフェンスに。
8番QB石内選手→40番森田選手(3回生)(?)のパス成功で1回ダウン更新するものの、続けてはダウン更新できずパント。
前半残り2:33
立命、自陣21ヤードからのオフェンスも、2ndダウンで関大の93番DL新川選手のQBサックで大幅ロスし、フレッシュできずパント。
前半残り1:22
関大、自陣44ヤードからのオフェンスもパス失敗×3で1stダウン更新できずパント。
このパントが立命オフェンスを自陣9ヤードまで押し下げるナイスパントとなり、立命のニーダウンでタイムアップ。
前半終了、関西大学 0-14 立命館大学
立命館大学が、1stシリーズでタッチダウンと先制パンチに大成功
ミスで関西大学にモメンタムが行きかけたところで、山本キャプテンがファンブルリカバーで、再び流れを引き戻しました。
ディフェンスも関西大学にほとんど1stダウン更新を与えることなく、前半は立命館大学ペース。(立命ディフェンスの活躍をうまくお伝えできなくて、スイマセ…)
さて、後半、関西大学はどうアジャストしてくるでしょうか?
その②に続く…。