11月3日に行われました高校アメフト全国大会関西大会、第三試合高槻高校(大阪三位)×同志社国際高校(京滋二位)の模様を簡単にお届けします。このところ躍進目覚ましく関西屈指の強豪校と名高い高槻高校ですが、二年生中心のこのチームも大阪三位で全国大会出場を果たしました。一方同志社国際高校は京都府大会で立命館宇治高校に敗れるものの、京滋第二位となり全国大会出場の切符を獲得。両チームとも上位を狙います。
試合前円陣、高槻高校!
「大阪は三つとも強いですよー」と、一緒に観戦していた(や)さんの弁。人数の少なさに驚きつつ、それを感じさせない迫力あるチームです!
こちらは同志社国際。
京都府から二校目。こちらも一丸となって声を張り上げます。
コイントスの結果、同国K86山田がキックオフ。高槻、リターナー28番小川がリターン!
同国、自陣19ヤードからの攻撃。QB2番光藤のキープでFD更新、続いてQB光藤→TE80河原のパス成功も追い込まれた3rdD2、QB光藤のキープで20ヤードゲイン!敵陣46ヤードへ。
この人が走るとチームが盛り上がりますキャプテン光藤くん!
光藤くんの足だけではありません。78番馬目選手、58番車谷選手、隠れていますが22番瀬尾選手、55番三浦選手、53番田中選手、52番森脇選手など(多分)が光藤選手の進むべきホールを作り、ドライブ前進!
果敢に攻める同国は続いてQB光藤→TE80河原パス成功でFD!レッドゾーンへ。
シュアキャッチの河原選手! ロングドライブを重ねている同国、なんとファーストドライブ中に第一Qが終わってしまいました。
第1Q終了【高槻 0-0 同志社国際】
美しいフォームからパスを投じる水落選手。2番岡崎選手もナイスキャッチで一気に敵陣40ヤード付近へ。
さらに攻撃を進める高槻、RB47岡村のラン、QB水落→WR95日高へのパス成功で敵陣深くまで攻め込むと、RB28小川のランでレッドゾーンへ。さらにRB47岡村のランでゴール前1ヤード!
ディフェンスでも鋭い動きを見せる岡村選手がパワフルに切り裂きます。
高槻、あれよあれよとゴール前1ヤード。ここからRB97仲瀬のランでタッチダウン!
こちらもディフェンスで大活躍の仲瀬選手が右オープンに走ってタッチダウン! 高槻は全員で攻守を盛り立てています。
TFP、キックフェイクの2ポイントコンバージョンは失敗。
スナップのボールを拾った日高選手がエンドゾーンに持ち込もうとしますが、同国LB43中道選手が阻止!
TFPの得点はならずも高槻が効果的なゲインを重ねてすかさず逆転に成功です!
【高槻 6-3 同国】2Q4:14
ここから逆転に向け前進したい同国は、QB光藤→WR1岡ロングパスヒット!敵陣25ヤードへ。
パスキャッチした岡選手の元へ駆け寄る河原選手! このロングパス成功で一気に敵陣25ヤード地点です。
さらにランとパスで攻め込む同国。QB光藤→TE80河原へのパス成功でエンドゾーンが近くなるも、高槻DL70青木のサックでロス。その後RB12岡田のランで前進するもののFDまではあと少し。同国ゴール前5ヤードから4thダウンギャンブル!しかしQB光藤のダイブプレイは高槻ディフェンス陣が押し止めターンオーバー!
ゴール前のライン戦、高槻ディフェンスがファーストダウンを許さずターンオーバー。一番下で押し込んでいるのは高槻DL70番青木選手でしょうか? 同国はここまで攻め込みながらも無得点です。
前半残り0:36。高槻は時計を進めて前半終了。
ランとパスを織り交ぜながらドライブを重ねた両チーム。あっと言う間に前半が終わってしまいました。しかし一度のドライブでタッチダウンをあげた高槻高校に対し、ゴール前まで二度攻め込みながらも固い高槻ディフェンスに同国の得点はFGの3点のみ。後半へ続く!