平成26(2014)年6月25日(日)、王子スタジアムにて行われました関西高校大会決勝戦「関西学院高等部(兵庫1位) x 高槻高校(大阪1位)」の試合レポの続きです。
前半終了、関西学院高等部 0-14 高槻高校
最初2シリーズはスコアならず苦戦したものの、その後は2タッチダウン獲得し、いつものペースを取り戻しつつある高槻高校。
このままモメンタムを渡さず、乗り切りたいところ。
後半に向けて、気合を入れなおします
一方、高槻高校の強力ディフェンスに対し打開を図りたい関西学院高等部。
後半からのアジャストなるか?
<第3Q>
高槻、関学の21番富永選手(3回生)のキックオフを28番小川選手(2年生)がナイスリターンし、自陣43ヤードから。17番RB植木選手(3年生)のラン×2もあまりゲインできず、パス失敗で1stダウン更新に至らず。
4thダウン8、パントフェイクから17番RB植木選手がランプレイ!
しかし、関学ディフェンスの集まりがよく、1stダウン更新ならずターンオーバー!
豊中高校戦でパントフェイクから痛い目にあった関西学院高等部、ここはキッチリ処理します(`・ω・´)ゞ
ちなみに、高槻高校はオフェンスの得点力が高いこともあり、滅多にパントするシチュエーションになりませんが、パンターはエースQBでもある10番小柿選手です。
関学、敵陣47ヤードの好位置からのオフェンスに。
ターンオーバーからの大事なファーストプレー、高槻の97番DL仲瀬選手からのプレッシャーがかかる中、18番QB大橋選手(3年生)が投じたパスは…、
2番WR山下選手(2年生)にヒットし、ランアフターで29ヤードのロングゲイン!敵陣18ヤードへ。
2ndダウン、17番LB植木選手のタックルでさらに3ヤードロス。
QB小柿選手同様、普段はあまり感情を露わにしない植木選手も、思わずガッツポーズ。
これらのロスが響き、3rdダウン、28番RB八瀬選手(2年生)のランで6ヤードゲインするものの、1stダウン更新できず。
ここで関学、4thダウン11でギャンブルを選択し、
18番QB大橋選手→右サイドの5番WR渡辺選手(3年生)のパス成功!
2ndダウン、39番RB田村選手(3年生)のランでタッチダウン!
しかし、トライフォーキックは、高槻の86番塚部選手(3年生)がブロックΣ(゚д゚;)!
さらに、ブロックされたボールを高槻の22番増田選手(2年生)が拾ってリターンします!
タッチダウンされて関学にモメンタムが行きかけたところでの、このトライフォーブロックからの得点は、高槻にとって1失点が2得点に転じた3点という数字以上に大きいものが…!
高槻サイドは、フィールドも、サイドラインも、スタンドも、ここまでで一番の盛り上がりを見せます
関西学院高等部 6-16 高槻高校
高槻、17番植木選手がキックオフリターンし、敵陣33ヤードから。
1stダウン、10番QB小柿選手→2番WR岡崎選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。自陣46ヤードへ。
ロングパスが関学の10番DB平尾選手(2年生)があわやインターセプトのナイスカバーで失敗となるものの、17番RB植木選手のランなど1stダウン更新×2。敵陣22ヤードへ。
2ndダウン、10番QB小柿選手→95番WR日高選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。ゴール前4ヤードへ。
しかし、3rdダウン、エンドゾーンまであと1ヤードも、10番QB小柿選手のランは関学8番LB稲付選手(3年生)などのタックルでタッチダウンに至らず…。
第3Q終了、関西学院高等部 6-16 高槻高校
<第4Q>
高槻、ゴール前1ヤードで、4thダウンギャンブル!
スペシャルプレーで、17番RB植木選手がパスを投ずるも、なんと関学の8番LB稲付選手がインターセプトし、ターンオーバー((((((ノ゚⊿゚)ノ!
タッチダウンのピンチをしのいだ関西学院高等部、自陣1ヤードからながらも、ここから反撃開始なるか…!?
その③に続く…。