前半終わって立命館宇治高校が1TDリード!チャンスとあらば得点する強豪らしい隙のない展開です
同志社国際は「このパスをキャッチできていれば!」という惜しいパスが何本かあり、前半は強力な立宇治ディフェンス相手に攻めあぐねていましたが、後半に入ってどんどんとオフェンスの歯車がかみ合ってきます
後半は、怒涛のシーソーゲームです!
さて、後半開始早々魅せたのは、またもや2番QB光藤!
自陣20YD付近よりの攻撃で パス失敗のプレイの後、
一気に80YD走り切る光藤、2度目の独走タッチダウン!
もう写真の拡大が追いつきませんが、右サイドを駆け抜ける光藤くん速い!速い!速い!
眼下に見下ろす町並みも輝いて見えます!
このタッチダウンで6点追加、更にTFPも成功!
キッカー86番山田くん?、ホルダー2番光藤くんです
同国後半開始早々追いつきます!
【立宇治 14-14 同国】
同点にされた立宇治は自陣30YD付近よりの攻撃ですが、
ラン×3もFD更新なくパントへ。
続く同国の攻撃、自陣30YD付近より
まずは光藤のランなどでFD!
走ってよし、投げてよし。この日の光藤くんはものすごい集中力を見せ、いわゆる「ゾーンに入っちゃってる」感じだったかも!?
85番岡田?へのパス成功でさらにFD!
1番岡へのパス成功でレッドゾーン進入!
遠くてボケボケですが、1番岡くん。レポその①のコメントでいただきましたが、1番岡くんと2番光藤くんは10年来のホットラインだそうですよ!
さらに光藤のランでゴール前まで攻め込んだところで第3Q終了。エンドが変わります。
第4Qに入って再度光藤のランでタッチダウンを狙う同国!
しかしゴール前を死守する立宇治ディフェンス! あとインチ!
光藤くんを止めているのは立宇治42番有本選手かな。
立宇治意地のディフェンスを見せますが、最後は中央からRBが飛び込み同国タッチダウン!(すみません、誰か見えませんでした)
TFPも成功で、第4Q同国が逆転を果たします!
【立宇治 14-21 同国】
長いドライブを完遂させてのタッチダウンに喜ぶ同志社側応援!
しかーし、その喜びは長くは続きませんでした。
逆転された立宇治、ここで間髪開けずにビッグプレイ!
自陣30YD付近より
立宇治RB1近田が右サイドライン側を駆け抜けてお返しとばかりに独走タッチダウン!
いやー、こちらもカメラが追いかけるので必死です。70YDほどは走っているでしょう。あれよあれよとタッチダウン!喜びに沸いた同志社応援側が一瞬にしてしゅーんと小さくなりましたw
立宇治は3年生RB近田くんの個人技で、時間をかけずに同点に追いつきます!
【立宇治21-21同国】
第4Qに入っても均衡を保っている両者、息詰まる攻防戦!
次の同国オフェンスは自陣35YDより
固い立宇治ディフェンスに3rdDに追い込まれるもロングパス成功で敵陣40YD付近!
こういう写真が残ってたんですが、22番瀬尾くんのパスキャッチでしょうか><(違ってたらごめんなさい)
同国のオフェンスが続きます。
しかし、ランプレイは立宇治Dがロスタックル!パス失敗で、 3rdDゴールまで10YD
85岡田への短いパス成功も立宇治41番小林のナイスタックルで4thダウン!
41番小林選手のナイスタックルで、同国は4thダウンに追い込まれます。
同国の選択はギャンブル!この4thダウンギャンブルは、ピッチを受けた85番岡田のランでタッチダウン!
エンドゾーンまで走り切りタッチダウン!85番岡田君はランもパスキャッチもいけますね!
このタッチダウンでもちろん同国再逆転!!
このまま試合が終われば……と同国ファンの心臓のドキドキはピークに!
【立宇治21-28同国】
残り時間は3分ほど。
追い込まれた立宇治は自陣20YD付近より
立宇治3rdDで3番WR廣吉へのパス成功!
こちらも3年生廣吉くん! フィールド中央付近を切り裂きロングゲイン!最上級生がそのプレイでチームを引っ張ります!
さらに、QB21番西田→WR3番廣吉へのロングパス成功一気にゴール前!
QBを任された21番西田くん!この緊張感ある場面で落ち着いてパスを決める姿は堂々としたもの。頼もしい!
もうエンドゾーンはすぐそこです!
最後はこの日絶好調の近田のランで立宇治タッチダウン!
(遠くて写真がダメダメです)
負けるわけにはいかない立宇治、貫録のオフェンスを見せ試合終了間際に同点に追いつきます!
【立宇治 28-28 同国】
しかーし、まだ試合終了まで時間が残っています。残っているのです!
最後のドライブに賭ける同国は、自陣35YD付近より
ランでFD! 1番岡へのロングパス成功で敵陣どころか一気にレッドゾーン!
繋がれたホットライン! 逆転に向けて前進です!
なんと! わずかな時間で同国レッドゾーン! 逆転まであと少し!
さらにパス失敗などを挟み、4thダウンギャンブル。
同国は35YDFGを試みます。立宇治はもちろんタイムアウトを取り、キッカーに少しでもプレッシャーをかけようとします。それが奏功したのか同国のFGトライは失敗!
QB21西田、残り時間をニーダウンで消費しタイムアップ!
第4Q終了【立宇治28-28同国】
死闘となったこの試合、一歩も譲らない両者の戦いに見ているこちらもドキドキハラハラ。試合の行方は延長戦タイブレイクに持ち越されました!
え?え?どうなるのどうなるの?とおろおろしている間に始まったタイブレイク。正直、おしよせる怒涛の展開に少し前から手が震え始めております(泣
タイブレイクは敵陣から先攻後攻に分かれお互いが攻撃を開始し、得点を入れられるか、それは何点かを競うもの。コイントスの結果、先攻は同国です。
先攻:同国の攻撃、パス失敗?の後、
2番光藤→1番岡へパス成功!タッチダウン!
最後の最後もチームを救ったのはこのホットライン!!!
岡くんのタッチダウンで同志社は6点追加、更にTFP成功で1点追加(←これ重要)です!
【立宇治28-35同国】
同国7点リードで後攻の立宇治のオフェンスに変わります。
後攻:立宇治オフェンスは、ファーストプレイ持たせたボールを
何が起こったか分からない一瞬の出来事でした。気が付けば喜ぶ同国の選手たち。
最後の最後で勝利の女神は同国に微笑みました!!
立宇治のオフェンスは得点ならず。
タイブレイクにまでもつれ込んだこの試合、
勝利したのは同志社国際高校でした!
試合終了(タイブレイク)【立宇治28-35同国】
タイブレイク前の写真ではありますが、一枚。試合が終わるころには夕日がフィールド全体を覆い、オレンジ色のヴェールをかけたかのようでした。
残念ながら敗戦を喫した立命館宇治高校ですが、怪我で主力を欠いた影響も大きかったでしょうか。それでもQB21番西田くんRB1番近田くんをはじめ、さすがの地力を見せてくれたと思います。苦い敗戦になったでしょうが、このままで終わらないのが強豪校の強豪校たるゆえん!きっとこの経験を大きなばねにして秋にはさらに二つも三つもスケールアップした立宇治を見せてくれることでしょう!いやー、怒れる立宇治の反撃は楽しみであり、恐ろしくもありですね
同志社国際高校はオフェンスの集中力が凄かったですね。光藤くんを中心によくまとまって立宇治ディフェンスを攻略したと思います!しかし、立宇治を倒しただけで満足しているチームでないことは、「関西一位を目指したい」という京スポの光藤くんのインタビューからもうかがえるところ。強豪校がうじゃうじゃ待ち受ける関西大会。その関西大会で京都府代表として堂々たる戦いを見せてほしいですね。頑張れー
(終わり)