さて、レポも随分たまってきているのでざっくりとではありますがお届けします。2018年10月7日に行われました高校アメフト京都府大会最終戦、同志社国際高校×立命館宇治高校です。
快晴の同志社大学グラウンドで行われましたこの試合。絶好の観戦日和なのですが、この日は私一人の観戦でしかもネット越しからの撮影でしたので、良い写真がほぼありません! ぼやけている写真ばかりですが雰囲気だけでもお届けできればと思います。
コイントスの模様!
同志社国際:主将1番渡辺雅友 副将69番川田舜大 58番鍛冶明篤 14番内田匠
立命館宇治:主将2番伊佐真輝 副将17番多賀翼 21番平松的 31番坪倉拓未
現在京都府の高校アメフトチームは3チームのみ。同志社国際高校、立命館宇治高校共に龍谷大平安高校を快勝で下し、良いイメージを持ってこの最終戦に挑んでいます。
コイントスに勝利した同国は後半チョイス。前半は同志社国際のキックオフ、立命館宇治のリターンで開始です!
立命館宇治高校円陣!
試合前の円陣で大きな声でみんなを鼓舞し、集中力を高める立命館宇治高校。首脳陣から気合いのこもった声が聞こえてくると「いよいよ試合が始まるんだな」とこちらも緊張感が高まります。この最終戦は同志社大学のグラウンドで行われましたが立命館宇治高校側にもたくさんの応援の方々が詰めかけました!
同志社国際高校円陣!
こちらも気合十分の同志社国際。秋大会の京都府は2位になってももう一度チャンスがあるとは言え、どちらのチームも勝って京都府1位として全国大会に出場したいという強い気持ちは同じです。最終節にかける思いは負けません!
前半同国のキックオフ、立宇治のリターンで試合開始です。
同国K22森雄大(3年)のキックオフを立宇治リターナー21番平松的(3年)がリターン。
立宇治自陣25YD付近より。QBはQB9尹寅碩(2年)!
実力ある2年生QBを二人抱える立宇治。スターターQBはどちらで来るのかなぁと楽しみにしていましたが、9番尹選手がスターターQBとして登場です!
立命館宇治高校自陣からのファーストプレー。QB9尹のスクランブルは同国DB18深沢健人(3年)のQBサック! でロス。
同志社国際DB18深沢選手のビッグプレー! いきなりロスタックルが飛び出します。
立宇治RB39横川豪士(3年)のナイスゲイン、WR2伊佐真輝(3年)へのパス成功でFD!
立宇治WR2伊佐キャプテンへのパス成功でFD更新です!
立宇治続くランは同国DB20三木雅喜(3年)のロスタックル!
良い動きを見せている同志社国際ディフェンス陣。DB20三木選手のナイスタックルでゲインを許しません。
さらにパス失敗で3rdD11 RB39横川のランもストップ。立命館宇治高校のファーストドライブは4thダウンへ。
その4thダウン、パントシチュエーションで同国にミスが出ます。P9尹のパントを同国リターナーがファンブルロスト! 立宇治DB17多賀翼(3年)がリカバーしターンオーバー! 立命館宇治は敵陣から攻撃権を手に入れます!
同国、リターナーがファンブルしたボールを立命館宇治高校DB17多賀選手が確保! パントに終わるかと思われた立命館宇治高校の攻撃が継続します!
立命館宇治高校、敵陣23YDよりの攻撃。
立宇治オフェンスライン。LT52宗村尚輝(3年)LG71山田麟太郎(3年) C78飯田智大(2年) RG54松本康佑(2年) RT66宮井新平(2年)でしょうか。
立宇治、敵陣20YD付近からと好ポジションからの攻撃ですが同国ディフェンスが立ちはだかります。パス成功も同国DB22森のタックルによりノーゲイン、パス失敗、3rdダウン10、同国DB22森らのQBサック! でロスし4thダウンへ。
キッキングで手に入れた得点チャンスをタッチダウンに繋げたい立命館宇治でしたが、同志社国際DB22森選手らの活躍がそれを許さず。立命館宇治高校は4thダウンへ。写真は1stダウンのDB22森選手のタックルです!
立命館宇治高校4thダウン、フィールドゴールを狙いますが40YDのフィールドゴールは失敗に。ターンオーバー、攻守交代です。
同志社国際のファーストドライブは自陣30YDより。QB1渡辺雅友(3年)!
同志社国際はキャプテンでQBの1番渡辺選手がチームを引っ張ります!
同国のファーストプレー、WR13浜田健(3年)へのパスも立宇治DB17多賀がタックルしゲイン僅か。
2ndダウンのラン前進、3rdD5 ランプレーでゲインを狙うも立宇治DL54松本康佑(2年)らのロスタックル!
同志社国際のファーストドライブは立命館宇治高校の固い守りに3&out。4thダウンP22森のパントへ。
同国のパントを立宇治8番南田億(2年)がリターン。
立宇治自陣40YD付近よりの攻撃へ。QBは5番庭山大空(2年)登場です!
ここで立宇治はQBを5番庭山選手へ変更。2年生ながら経験豊富なQB5庭山選手にオフェンスを託します。
立宇治のドライブはここから前進します。RB21平松のナイスゲイン、ランノーゲイン、3rdD1 QB5庭山のスニークFD! フィールド中央付近へ前進すると、QB5庭山から・・・・・・。(1枚目)
(2枚目)RB30村上太智(2年)へのスクリーンで8YDゲイン!
さらにRB21平松のランでFD更新! 敵陣32YDへ。
立宇治オフェンスにリズムが出てきました! RB30村上選手へのスクリーン、さらにRB21平松選手のランと自由自在に攻め込みます。ここで同国タイムアウト前半1回目。
立命館宇治高校敵陣30YD付近より。RB30村上のラン、QB5庭山のスクランブルナイスゲインFD! 敵陣12YDへ。ここで1Q終了です。
QB5庭山選手のキーププレーは立命館宇治高校の大きな武器! ここで1Q終了です。
1Q終了【同志社国際 0-0 立命館宇治】
2Q開始。立宇治ゴール前12YDよりの攻撃です。
あれよあれよと敵陣まで攻め込んだ立命館宇治高校、ここでさらに集中力を高めます。
立宇治ゴール前より。RB21平松へのパスの後、QB5庭山のスクランブルでTouchdown!
立宇治オフェンスを任されたQB5庭山選手が自らの足でタッチダウン! 流れるようなオフェンスで立宇治がタッチダウンを獲得です。
TFP、K7伊藤龍馬(1年)のキックも成功!
1年生キッカー伊藤選手のキックも決まり、立宇治が7点を先制します!
2Q残り9:12【同国 0-7 立宇治】
タッチダウンを獲得した立宇治はK39横川のゴロキック。
同志社国際は自陣35YDより。QB1渡辺のキープ、RB89相宮寛太(3年)へのパスも立宇治LB31坪倉拓未(3年)LB44竹谷俊哉(3年)のロスタックル! で3rdダウンロングへ。
同志社国際3rdダウンロングも立宇治LB31坪倉のQBサック! 同志社国際4thダウンへ。
立宇治DB31坪倉選手の鋭いQBサック! ロスタックル連発の立宇治ディフェンス陣のナイスプレーに同志社国際高校のオフェンスはなかなか波に乗れず、2ドライブ続けての3&out。4thダウンP22森のパントへ。
立命館宇治高校、自陣25YDより。ランノーゲイン、QB5庭山→WR97山下憂(2年)パス成功FD! 自陣37YDへ。
しかし、RB21平松のラン5YD、パス失敗、3rdD5 パス失敗で4thダウン。前半残り5分、ウォーターブレイクを挟んでP9尹のパントへ
同志社国際、自陣20YD付近より。ファーストプレーだったでしょうか。QB1渡辺のパスを立宇治LB44竹谷がインターセプト!
立宇治LB44竹谷選手、絶好調です! 龍谷大平安戦も見事なパフォーマンスでしたがこの同志社国際戦でもインターセプトのビッグプレー!
※LB52宗村尚輝(3年)選手とハイタッチのLB44竹谷選手!
難しいボールを確保する見事なインターセプト! 立宇治LB44竹谷選手のビッグプレーで攻守交代です!
立宇治敵陣40YDよりと好ポジションからのオフェンスへ。ディフェンスのビッグプレーで一気にモメンタムを掴んだかと思われた立宇治ですが、同志社国際ディフェンスがやり返します。立宇治のランプレー中ファンブルロスト! ファンブルフォースは同国L58鍛冶明篤(3年)! ターンオーバー攻守交代です。
立宇治ディフェンスがビッグプレーを魅せると、同志社国際もお返しとばかりにビッグプレー! DL58鍛冶選手がボールに手を掛けて・・・・・・。
(2枚目)同国DL58鍛冶のファンブルフォース!
モメンタムを引き戻すこのDL58鍛冶選手のファンブルフォース! 同志社国際ディフェンスがここも粘り強いディフェンスで強力な立宇治オフェンスに得点を許しません。
目まぐるしくオフェンスが入れ替わる前半戦。ディフェンスのビッグプレーにより攻撃権を手に入れた同志社国際は自陣40YDよりの攻撃へ。ファーストプレーのランは立宇治LB31坪倉のナイスタックル! で大きくロス。QB1渡辺のナイスゲインで前進し、3rdD1へ。
同国タイムアウトの後の3rdD1、RB2松村学(3年)のランでFD! 前半残り3:24です。
同志社国際、フィールド中央付近より。QB1渡辺のスクランブル、パスの構えも立宇治?のQBサック! で大きくロス。3rdD14 立宇治DL54松本康佑(2年)のQBサック! 4thダウンへ。
あっという間に立宇治ディフェンス陣に取り囲まれるQB1渡辺選手! 思うようにオフェンスを進ませてもらえません。写真はファーストダウン、QB1渡辺選手を止める立宇治LB52宗村尚輝(3年)選手です!
立宇治タイムアウト前半1回目、残り2:02。同国4thD、P22森のパントを立宇治13番関口温暉(2年)がリターン。
立宇治自陣38YDより。RB39横川へのスクリーン、QB5庭山のスクランブル、追い込まれた3rdD5 パスを同国DB80強力幹央(3年)がインターセプト! 攻守交代です。
ちょっと分かり辛いですが同国DB80強力選手のインターセプト! 前半残り2分を消費しながらオフェンスを進めたい立宇治にとっては痛いターンオーバーです。
※審判にボールを返す同国DB80強力選手!
ここ数分、両チーム3つめのディフェンスのビッグプレー! 前半残り僅かながら同志社国際にオフェンスのチャンスが回ってきます。
前半残り47秒。同国フィールド中央付近?より。一瞬の出来事でした。同志社国際QB1渡辺から投じられたパスが・・・・・・(1枚目)
(2枚目)WR13浜田へヒット! 同国WR13浜田がそのままエンドゾーンに走り込みTouchdown!
同志社国際、一瞬の隙を突いたロングパス! QB1渡辺→WR13浜田のホットラインが見事ヒットしそのままエンドゾーンへタッチダウン!
※同志社国際OL73奥野陽大(2年)選手と喜ぶWR13浜田選手!
同志社国際のTFP、K22森のキックも成功!
お互いディフェンスが派手な応酬を繰り返した後、チャンスを得点に繋げたのは同志社国際! 前半終了間際に同志社国際がタッチダウンを返し同点に追いつきます。
前半残り31秒【同志社国際 7-7 立命館宇治】
前半残り31秒、オフェンスが回ってきた立宇治ですがニーダウンで時間を流します。前半終了です。
前半終了【同志社国際 7-7 立命館宇治】
京都府大会最終戦は全国大会出場を掴み取るのにふさわしい好ゲームとなりました! QBを5番庭山選手に交代させ思惑通りにタッチダウンで先制した立命館宇治高校! しかしこの後お互いディフェンスがビッグプレーを連発する中、同志社国際がQB1渡辺選手からWR13浜田選手へのパス成功でタッチダウン! 前半終了間際に同志社国際高校が同点に追いつきました。
さて、この後も息詰まるような接戦が繰り広げられるのですが、明日に迫った試合もありますので今後の予定をば。この試合は劇的な幕切れで立命館宇治高校の勝利! 最終戦に敗れ京都2位となった同志社国際ですが京滋第三代表戦で滋賀2位の長浜北高校を下し全国大会出場を決めています!
京都府から全国大会に出場する両チームの次の試合の予定です。
10月28日(日)@エキスポFF
11:00~ 同志社国際高校(京滋第3代表)×関西大学第一高校(大阪3位)
11月3日(土)@王子スタジアム
13:30 崇徳高等学校(広島1位) vs 立命館宇治高等学校(京都1位)
同志社国際高校は昨年度クリスマスボウル出場校の関西大学第一高校との対戦です! ちょこっとにも書きましたが2018年度は大阪の高校の勢いが目覚ましく、いきなり厳しい相手となりますがなんとか頑張って欲しいです!
また、立命館宇治高校は崇徳高校との闘いです。昨年度つかみ損ねたクリスマスボウル出場権を狙う立命館宇治高校にとってはここで負けるわけにはいかない戦いとなります。
クリスマスボウルを目指す選手らの熱い熱い戦いに是非ご注目ください!
(レポは続く)