随分と遅くなり申し訳ありません。5月5日立命館宇治高校グラウンドにて行われました京都府大会最終戦。立命館宇治高校×同志社国際高校の試合を簡単にレポートします。
春の関西大会出場をかけたこの試合。京都府に与えられたトーナメント出場枠は春1枠、秋1.5枠(秋は滋賀県2位チームとプレーオフ)となっているため、この試合に勝利した1校のみが春の関西大会出場となります!
同国練習中の円陣!
試合前のは綺麗に撮れてなかったので練習中の気合い入れをば。昨年は春の京都府大会を勝ち上がり関西大会出場を果たした同志社国際、今年も連続出場なるか。
立命館宇治高校円陣!
こちらはコイントス前の熱い檄。あまり詳しい内容は分からなかった中、いくつか聞き取れた「プライド」という単語がぐっと胸に刺さりました。昨年は同志社国際に負けている立宇治としては、まさに負けられない戦いです。
コイントスの模様。
立命館宇治高校:主将2番伊佐真輝 17番多賀翼 21番平松的 31番坪倉拓未
同志社国際高校:主将1番渡辺雅友 69番川田舜大 58番鍛冶明篤 14番内田匠
コイントスに勝利した同国後半チョイス。前半は同国のキックオフ、立宇治リターンで試合開始です。
同国K22森雄大(3年)のキックオフはタッチバック。
立命館宇治高校、ファーストドライブは自陣25YDより。QB5庭山大空(2年)登場!
昨年1年生ながらオフェンスを牽引し、クリスマスボウルまであと一歩と迫ったQB5庭山選手が今年も立命館宇治高校オフェンスの柱です。
RB8南田億(2年)のラン、ランは同国DL52山内聖太(3年)のタックル、3rdD2 ランもストップ。
まずは同国ディフェンス陣が立宇治に大きなゲインを許さず。写真は2ndダウンRB8南田選手の前にできた白い壁! タックルは同国DL52山内選手かな?
立命館宇治高校4thダウン。P17多賀翼(3年)のパントへ。
同国リターナー13番浜田健(3年)がリターンし同国は自陣35YDより。
同国自陣35YDより。QB47小島知紘(2年)です! RB89相宮寛太(3年)のナイスゲインFD!
同志社国際スターターQBも2年生! 立宇治QB5庭山選手と同国QB47小島選手の2年生QB対決となりました。ファーストプレー、RB89相宮のナイスゲイン、いきなり敵陣へ進入です。
同国敵陣より。ランがナイスゲインもホールディングで下がり、1stD12 のランはノーゲイン。2ndダウン12、RB21高岡昂平(2年)のランが前進し・・・・・・。
お互い、ランプレイでのゲインを競う序盤戦。タックルは立宇治LB31坪倉拓未(3年)選手です。
3rdダウン7、QB47小島→TE88平船新大(2年)パス成功も立宇治DB4藤井大輔(2年)がすぐにタックルしFD更新には至らず。
4thダウン7、同国パントフォーメーションから立宇治に交代違反?があったことで4thD2 となった同国のギャンブルの構えに立宇治タイムアウト。
同国、パントフォーメーションからパンター小島が持って走るスペシャルも失敗でターンオーバーです!
立宇治LB52宗村尚輝(3年)選手らが待ち受けています。同志社国際FD更新ならず、ターンオーバー。攻撃権は立宇治へと移ります。
立宇治自陣40YD付近より。パスプレイは同国LB28前田泰一(3年)?のナイスディフェンスでロス。
左から伸びている腕。同国LB28前田選手のナイスラッシュにパス成功もロス。しかし・・・・・・。
QB5庭山→WR97山下憂(2年)パス成功FD! 敵陣へ
ボケボケですが、WR97山下選手へのパス成功でファーストダウン!
さらにQB5庭山のスクランブルで前進し、RB8南田のランFD! 敵陣30YDへ。
同国ディフェンスを徐々に攻略する立宇治オフェンス。オフェンスにリズムが出てきました!
WR6関口温暉(2年)?へパス成功、パス成功も同国LB28前田がすぐにタックル、フォルスで下がり3rdD7 庭山のドローFD! 敵陣20YDへ。
オフェンスディフェンス攻防戦。立宇治は3rdダウンに追い込まれても粘り強くファーストダウンを後進し続けます。写真はWR6 関口選手です。
立宇治敵陣20YDより。RB8南田のナイスゲイン8YD、リバース前進、3rdダウン1へ。あっという間に1Q終了です
1Q終了【立命館宇治 0-0 同志社国際】
立宇治敵陣より11YDより、3rdダウン1。QB5庭山のキープFD! ゴール前へ。
ゴール前まで迫った立宇治、最後はQB5庭山→WR2伊佐真輝(3年)パス成功Touchdown!
ランとパスを織り交ぜたバランスの良いオフェンスでエンドゾーンまで迫った立宇治。最後はWR2伊佐キャプテンへのパス成功でタッチダウン!
K39 横川豪士(3年)のキックも成功!
この試合先制したのは立命館宇治高校! 立宇治がまずは7点を獲得です。
2Q残り?【立命館宇治 7-0 同志社国際】
立宇治K39横川のキックオフを同国リターナー11番泉勇太朗(2年)がリターン。
同国自陣25YDより。QB47小島のキープ5YD、ランは立宇治DL76遠藤亘将(3年)のロスタックル!
さらに立宇治ディフェンスの活躍が続き、立宇治DL61 寺阪侑斗(3年)のQBサック!
同国4thダウン。P47小島のパントへ
立宇治自陣42YDより。同国DB22森のQBサック! でロス。
お互い全力でオフェンスを仕留めるディフェンス陣。同国22番森選手!
QB5庭山のスクランブル、3rdD8 立宇治にホールディングの反則があり3rdDロング。パス成功もFDには至らず。
立宇治4thダウン、P17多賀のパントはナイスパント!
同国自陣深くよりの攻撃です。
同志社国際自陣深くより。RB89相宮へのパスで前進、QB47小島のキープ、ランは立宇治Dがストップ。同国4thダウンへ。
ナイスキャッチ! RB89相宮選手。しかし自陣深くからのオフェンスを進めることができなかった同志社国際はここもパントへ。
同志社国際、4thダウン。同国タイムアウト前半1回目の後、P47小島のパントへ
立宇治8番南田のリターンは同国DB80強力幹央(3年)がストップ!
同国DB80強力選手のナイスタックルでリターンを許さず。
立宇治フィールド中央付近よりの攻撃です。RB21平松的(3年)のラン、QB5庭山→WR97山下パス成功FD! 敵陣へ。
良いフィールドポジションからのオフェンスを手に入れた立命館宇治高校。得点に繋げたいドライブです。
QB5庭山のドローナイスゲイン!
さらにQB5庭山→WR87 平井瑛登(3年)?パス成功FD! 立宇治ゴール前へ迫ります。
立宇治ゴール前からの攻撃ですが、同国DL58鍛冶明篤(3年)のQBサックでロス!
追加点を許したくない同国ディフェンス、意地のタックルでストップしますが・・・・・・。
パス失敗、3rdD12 立宇治タイムアウトの後同国タイムアウトとお互いにタイムアウトを取り合った3rdダウン。
立宇治の3rdダウン12。QB5庭山→WR6関口へエンドゾーン奥を狙ったパスが・・・・・・(1枚目)
背後からやってくる難しいパスですが・・・・・・。
(2枚目)WR6関口ナイスレシーブでタッチダウン!
(ボケボケですみません><)エンドゾーン奥、WR6関口選手が素晴らしい集中力でタッチダウン!
※喜ぶ立宇治の選手たち!
ここで3点で終わるかタッチダウンを取るかで大きな差が出てくるのがアメリカンフットボール。前半残り時間僅かという中、得点チャンスをタッチダウンで終えたところが立宇治の強さですね!
TFP、K39横川のキックも成功!
2Q残り僅か【立命館宇治高校 14-0 同志社国際高校】
立宇治のキックオフ、同国リターンでタイムアップ。前半終了です。
前半終了【立命館宇治高校 14-0 同志社国際高校】
前半を終了して14-0と立命館宇治高校がリード! お互いディフェンスが奮闘する中で、訪れた良いフィールドポジションを2つのタッチダウンに繋げた立命館宇治高校の勝負強さが光ります。
ここまでなかなかオフェンスを進められない同志社国際高校は、後半の巻き返しなるか。
と、前半終了ですがここで告知をば。
この試合は、立命館宇治高校が終始優勢に試合を進め勝利! 京都府1位として関西大会出場を決定しました! おめでとうございます。京都府代表として堂々たる戦いぶりを期待しています。頑張ってください☆
その関西大会、立宇治の初戦が6月3日に行われます!
(今週末の試合予定)
6月2日 エキスポFF
11:00 関西大学第一高等学校 vs 崇徳高等学校
13:30 立命館守山高等学校 vs 高槻高等学校
16:00 箕面自由学園高等学校 vs 南山高等学校
6月3日 神戸市王子スタジアム
11:00 関西学院高等部 vs 立命館宇治高等学校
立命館宇治高校の初戦は因縁の相手! 兵庫県1位の関西学院高等部です。関西学院高等部とは昨年秋の全国大会で対戦し、積極的で意欲的な試合運びをした立命館宇治高校が18-8のスコアで勝利。立宇治が関西決勝に駒を進めた一戦となりました☆ いやー、この試合の立宇治の勝利に対する執念と準備には本当に驚かされましたし、今思い返してもナイスゲームでした。
そのリベンジに燃える関西学院高等部。兵庫県大会決勝を観戦に行った夫から聞いた話では、関学高等部はそのときすでに来たる関西大会を見据え「星陵に勝って立宇治と当たり、必ずリベンジするぞ!」と意気込んでいた様子だそう。この試合に賭ける並々ならぬ意気込みが伝わってきますね。
京都1位の立命館宇治高校と兵庫1位の関学高等部が対峙する二回戦屈指の好カードです!
さらに6月3日14:00からは神戸ボウル(パナソニック×立命館大学)も行われますので多くの方にご観戦いただけると嬉しいですね☆
怪我無く、フェアプレーで。素晴らしい戦いになることを期待しています。
(試合レポは続く)