やっとこさクリスマスボウルレポが終わりましたので、2017年シーズン締めくくりとして、私(や)の印象に残ったアメフト関係できごとランキング2017を御紹介させていただきます。
第1回目の今回は20~16位分とし、15位以上はまた日を改めてアップさせていただきます。
【20位:パシフィックリムボウル、4年ぶりの日本開催・8年ぶりの勝利!】
パシフィックリムボウルとは、隔年で7月に行われるアメリカのオレゴン州のアシュランド高校と関西高校選抜チームとの交流試合で、試合までの1週間程度はホームステイやお互いの文化を知ってもらうための活動なども行われます。
2年に1度の開催で、会場は日本とアメリカの交互となりますので、日本(王子スタジアム)での開催は4年ぶりとなり、かつ2009年・4大会ぶりの関西高校選抜の快勝(34-7)となりました!
あと、概ね0.1トン越えのOL陣も迫力ありました
私がパシフィックリムボウルを観戦したのは、アメリカ開催でのネット観戦を含めてこれで3回目なので、私にとっては初勝利を見届けられたということになりました
【19位:めちゃくちゃ寒かった雨のニューイヤーボウル…】
ニューイヤーボウルは、主に高校2年生が都府県別に分かれてオースター形式で対戦する、名前どおり1月に行われる東西対抗ボウルゲーム(プレシーズンゲーム)です。
毎年、関東会場と関西会場が入れ替わり、第6回目の2017年のニューイヤーボウルは、関西会場(エキスポFF)となりました。
試合結果は、
京都・滋賀・東海高校選抜 0-34 東京高校選抜
兵庫・広島高校選抜 0-6 埼玉・茨城・千葉高校選抜
大阪高校選抜 41-6 神奈川・静岡高校選抜
…と、東の2勝、西の1勝となりました。
印象に残っているのは、2017年シーズンにクリスマスボウル2連覇することとなる佼成学園の選手たちの活躍(写真↑は優秀選手賞受賞のQB櫻井太智選手)、
大阪高校選抜の迫力満点の先発DL陣(箕面自由学園の下村修平選手(優秀選手賞受賞)、大産大附属の松永怜也選手、山下凌選手、追手門学院の青木勇輝選手)とRB安西寛貴選手(関西大倉・優秀選手賞受賞;写真↑)とRet伊藤大生選手(関大一高)のロングゲインです。
しかししかし、一番印象に残っているのは、残念ながら、雨でめちゃくちゃ寒かったことです…
(写真↑は、雨が降りしきる中での第3試合前の大阪高校選抜の円陣)
この日は朝から雨でしたが、第1試合の終わり頃から雨がきつくなり、寒いは手足は冷たいはで、私の現地観戦史上、最も厳しい観戦環境でした…。
試合間やハーフタイムに外に移動して雨をしのぐという手もありましたが、寒さゆえ半仮死状態で動けませんでした…。
年明け厳寒期の雨の試合は、ほんと要注意です
滋賀・京都・東海高校選抜x東京高校選抜 試合レポ① ・ 試合レポ② ・ 試合レポ③
兵庫・広島高校選抜 x 埼玉・茨城・千葉高校選抜 試合レポ① ・ 試合レポ②
大阪高校選抜 x 神奈川・静岡高校選抜 試合レポ① ・試合レポ② ・ 試合レポ③
【18位:X1-Westオープニングゲームが、平日ナイトゲーム@京セラドームに!】
2017年のXリーグレギュラーシーズン、関西でのオープニングゲームは、なんと平日のナイトゲーム、しかも京セラドームでの開催となりました!
パナソニックxエレコム神戸の関西上位2チームの対戦とはいえ、パナソニックさんほど企業動員力のないと思われるエレコムさん…、「そんな大バコを用意して集客は大丈夫なのか…」と、主催者・関係者でもない1ファンなのにこの壮大なプラン発覚から試合当日までアワアワしっぱなしのワレワレでした
さすがにドームを埋め尽くすほどの大観客とはなりませんでしたが、Xリーグの東京ドームでのナイトゲームでよく見る一般客はどこに座ればいいのかよくわからないくらいのスポンサー様のためのすんごい席取りスペースなしで、5,316人の観客動員数は両チーム関係者の努力の賜物ではないでしょうか。
(特に、本気で「スタンドをお客さんでいっぱいにしたい!」と頑張っておられるエレコム神戸の広報さんには、勝手に戦友のような気持ちを抱いております笑。)
エレコム神戸15-31パナソニックと、パナソニックの強さを見せつけられた試合でしたが、普段とは違うドームでのナイトゲームは、楽しかったです
試合レポ
【17位:名古屋大学の躍進】
名古屋大学の試合は、一度も観ず仕舞となってしまい、申し訳ありません…
(毎年、西日本代表決定戦トーナメントの終盤と関西での大事な大学・高校の試合が被ってしまうのです…)
関西学生圏外では、私の出身である東海地方の代表校決定戦とちょこっと縁のある吉野監督率いる福岡の西南学院大学を気にしているのですが。
ノーベル賞受賞者も輩出の東海の秀才集団・名古屋大学が、ここ数年強さを見せている愛知の名城大学に31-3で圧勝し、東海学生リーグ制覇!
そして、九州代表の西南学院大学をも38-21で撃破!!
残念ながら、関西学院大学には17-49で敗れ、甲子園ボウルへの道は途絶えてしまいましたが、スポーツ推薦は当然なくアメフト経験者もほとんどいない名古屋大学の躍進には驚きました。
関西では「あの最高学府の」京都大学が強くなったことでアメフトに注目が集まり、人気が高まったという歴史があります。
いやらしい言い方になりますが、「あの旧帝大の」名古屋大学が活躍することで、東海地方民のアメフトに対する注目度が高まるんではないか、大学生になったらアメフトをやりたいと思う東海の高校生が一人でも多くなるんではないか…と、つい期待してしまうのです。
いいRBがいるとの情報もいただいているので(新4回生の川村主将のことかな?)、純粋にいいアメフトチームを観たいという思いからも、2018年シーズンの名古屋大学も引き続き注目していきたいと思います。
【16位:またしてもアサヒ飲料から主力選手が流出…】
暗い話題なので、手短に…。
直視したくない現実なので、実は何人か数えたことないのですが、ここ数年、アサヒ飲料からリクシルなどへの選手流出が多いですね…。
2017年は特に、エース級のRB白神有貴選手のリクシルへの移籍が痛かったんではないでしょうか…。
(写真↑は、2015年のアサヒ飲料時代の白神選手)
順位としてはX1-West3位に踏みとどまってはいますが、心配です…
その②(15-11位)に続く…。