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お帰りなさい!日本大学の元・大阪高校生フットボーラーたち(や)

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さてさて、いよいよ甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権決勝戦)が、明日12月17日(日)と迫ってまいりました。

みなさん御存知のとおり、対戦カードは今年は(も?)、東日本代表校・日本大学(関東1位) 西日本代表校・関西学院大学(関西2位)という対戦となりました。

 

大会及び各校オフィシャル、各紙誌等からすでに、各校・各選手情報をモリモリだくさんにお伝えていただいているので、私(や)からは大阪高校担当目線で、今年2017年の関東学生アメリカンフットボール連盟の公式パンフに掲載されているメンバー表を元に、日本大学サイドの大阪の高校出身の選手紹介をしたいと思います。

(関東学生の公式パンフは、関東在住の方からいただきました。いつもありがとうございます!)

 

①大阪産業大学附属高校出身者(13名)

 

・4年生:25番WR桑原司選手、44番LB谷口一騎選手

・3年生:84番WR井田陽選手

・2年生:14番QB室井正道選手、20番RB松野留依選手、32番DB松元慶太選手、38番DB森上太郎選手、45番DB谷口大成選手、52番OL三井太賀選手、82番WR小倉豪選手

・1年生:29番DB澤井俊稀選手、36番WR佐山侑平選手、76番OL田川日向選手

 

日本大学の武田真一コーチは大産大附属高校でもコーチをされており、元・立命館大学→元・パナソニックの長谷川昌泳コーチの出身高校でもあります。

その縁で見るからに大産大附属高校と日本大学の間には太いパイプがあり、毎年必ず、年によってはかなりの数の選手が日本大学へ進学しています。(どちらかというと、バックスの選手が多いですね。)
学連公式パンフによると選手数は122名とのことですので、約1割が大産大附属高校出身者という一大学閥です。

その中でも注目選手は、2年生の82番WR小倉豪選手(183cm・81kg;高校時代の背番号は3番)です。

大産大附属高校時代はTEで、背の高さ、足の速さ、DBも兼務の競り合いの強さをいかして、現在も引き続きチームメイトであるQB室井選手のホットなロングパスターゲットになっていました。

ニューイヤーボウル (毎年1月に行われる関東地区選抜・関西地区選抜対抗戦)では優秀選手として表彰され、当然タッチダウン誌のトップボーイズにも選ばれていました。

今年は2年生ながら、スタメンで多くの試合に出場しているようで、久々にあのキャッチが見られることを楽しみにしています。
 

②関西大倉高校出身者(3名)

 

・4年生:81番WRクック立志選手

・3年生:26番DB竹内壮大選手

・2年生:89番八尾祐輝選手

 

読みは「かんさい おおくら 高校」であり、関西大学とはまったく無関係の高校です(笑)!

今年の京都大学4回生のDL植村主将やQB田中大輔選手の出身高校でもあり、偏差値がSランの特進コースがある進学校でもあります。

最近は、明治大学等の関東へ進学する選手も増えています。

 

注目選手は、クック選手と迷ったのですが…、2年生の89番WR八尾祐輝選手(172cm・67kg;高校時代の背番号は83番)です。
関西大倉高校時代からWR(DB兼務)で、現・立命館大学2回生のDB荒尾選手らとともに、高校2年生時からパスターゲットとして活躍していました。

 

③大阪学芸高校(2名)

 

・4回生:22番WR山本賢選手
・3回生:9番LB楠井涼選手

 

どちらの選手もスタメンで出場されてるようですが、注目の選手は、3年生のLB楠井涼選手(176cm・86kg)です。

実は楠井選手、当初は他の大学への進学が決まっていて、1年の浪人を経て日本大学に進学しています。

つまり、4年生WRの山本選手とは大阪学芸高校では同級生です。

楠井選手、山本選手が高校3年生であった4年前の大阪学芸高校は、RB西村七斗選手(現・立命館大学4回生)のいる大産大附属高校、QB上田将輝選手(現・龍谷大学4回生)のいる関西大倉高校を撃破して、秋の大阪高校大会で優勝しています。

楠井選手は、FB/LB/Pかつ副将で、力強いブロックとチームを鼓舞する熱いふるまいが魅力的で、大好きな選手でした。

なので、高校卒業後にどうなったかすごく気になっていたのですが、卒業して1年後に日本大学に入学し、1年生時からさっそく試合で活躍していると聞き、ほっとし、とても嬉しかったです。

 

④追手門学院高校(2名)


・2年生:59番LB秋永聖乃選手

・1年生:74番DL樋口斎選手

 

学連公式twitterがアップしてくださるスタメン表によると、74番DL樋口斎選手(175cm・96kg;高校時代の背番号は76番)は、1年生ながらすでにスタメンで試合に出場しているそうですね!すごい!

⑤大阪府立大正高校(1名)


・1回生:10番QB林大希選手

 

もうすっかり有名人、1年生ながら伝統のエースQBナンバー10番を背負う林大希(たいき)選手(174cm・85kg)です。

QB林選手についてはもうすでに10月に、特集記事「日本大学の1年生QB・林大希選手について(や)」を書かせていただきました。

今年の、いやここ5年では最も際立ったシンデレラボーイといっていいでしょう。

ちなみに、関東学連の公式パンフではQB林選手の出身高校は「府立立正」となっていますが、正しくは「府立大正」です。

もはや過去のことをことさらに話題に出すのは失礼かもしれませんが、フラフラになりながら泥まみれでフィールドに立っていた大正高校での最終戦がたった1年前というのがほんと信じられないです。

この試合は注目されるような試合ではなく、観客もほぼ身内だけという試合だったのですが、林選手の出身少年アメフトチームである住吉川86スコーピオンズの小学生たちが応援に来てくれていました。

(ちなみに、先ほど、大阪学芸高校出身のLB楠井選手、大産大附属高校出身のLB谷口一騎選手・DB谷口大成選手(は御兄弟です)、DB松元選手も、住吉川86スコーピオンズ出身と教えていただきました。みなさま、いつも情報提供していただき、ありがとうございます!)

コーチとおぼしき方が「がんばったら、大希みたいになれるでぇ」と言っていて、当時は微笑ましく思っていたのですが、今では「いやいやいや、そう簡単にはなれないから!」となってしまいました(笑)。

高校時代とは真逆の意味での厳しい練習環境で成長したQB林選手のプレイを、最高の舞台・甲子園で見られるのがとても楽しみです。

 

関西のアメフトファンの皆さんは、西日本代表校の関西学院大学を応援される方が多いとは思いますが、東日本代表校の日本大学には、甲子園ボウルで関西に帰ってくることを目標にがんばってきた元・大阪高校生フットボーラーたちがたくさんいますので、是非、彼らにも注目していただけたら嬉しく思います。

 


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