平成29(2017)年10月15日(日)、関西大学第一高校にて行われました大阪高校大会2017秋 決勝戦 関西大学第一高校(昨秋1位) x 大阪産業大学附属高校(昨秋3位、今春1位)の試合レポです。
大阪高校大会の決勝トーナメントは、予選ブロックの結果、以上のとおりとなり、
シードブロックの追手門学院高校と関西大学第一高校、府立池田高校に圧勝した大阪産業大学附属高校と大阪学芸高校に競り勝った高槻高校が大阪ベスト4となりました
春大会と同様、上位3校が全国大会に出場できる仕組みで、準決勝で勝利し大阪2位以上が確定している大阪産業大学附属高校と関西大学第一高校、準決勝敗者の追手門学院高校と高槻高校が対戦する3位決定戦の勝者までが全国大会に出場できます。
つまり、この決勝戦で相まみえる両校はすでに全国大会出場が確定しているのですが、関西大学第一高校は3年連続の秋の大阪大会優勝、強豪校として復活した大阪産業大学附属は春秋連続の大阪大会優勝というプライドを賭けた戦いとなります。
左側のカラー(黒)ジャージが関西大学第一高校、右側のホワイトジャージが大阪産業大学附属高校です。
関西大学第一高校の55番OL/DL木下大地主将(3年生)と大阪産業大学附属高校の58番OL/DL山下凌主将(3年生)のコイントスの結果、大産大附属高校が勝利し、前半レシーブを選択。
関西大学第一高校のキックオフ前の円陣です。
アメフト観戦女子@amefootkansen関西大学第一高校のキックオフ前ハドル (2017.10.08.高槻高校戦@箕面自由学園高校) https://t.co/AlnafEMdsK
2017年10月09日 23:08
これはこの前週の準決勝時に撮ったキックオフ前の円陣の動画ですが、かっこいいですね!
関西大学第一高校は、この準決勝で高槻高校に7-35で快勝し、3年連続の決勝進出、秋の全国大会出場を決めました。
過去2年間は優勝している「秋の関一(カンイチ)」、当然狙うは3年連続の秋の大阪大会優勝です!
大阪産業大学附属高校のキックオフ前の円陣です。
大産大附属高校はこの前週の準決勝で、追手門学院高校に0-21で勝利し、平成23(2011)年以来の秋の大阪大会決勝進出となりました。
QB岸村恭吾選手(関西大学→現・IBM)やWR西村有斗選手(日本大学→現・オービック)、LB岩本卓也選手(日本大学→現・オービック)、OL島野堅三選手(元立命館大学)、OL遠藤慶人選手(元立命館大学)、DB井上佳選手(元日本大学)などなどのタレント擁してクリスマスボウル両校優勝となったこの年以来の春秋連覇、大阪大会無敗を目指します!
関大一高の4番K小川悠太選手(3年生)のキックオフで試合開始。
大産大附属、25番RB西山雄大選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。
先発QBは、これまでと同様、11番橋谷怜選手(3年生)。
2ndダウン、11番QB橋谷怜選手→5番TE小林陸選手の約30ヤードのロングパス成功!敵陣37ヤード付近へ。
2ndダウン10、関大一高の57番DL宮本一選手(3年生)の1ヤードロスタックルがあったものの、
3rdダウン11、11番QB橋谷怜選手(写真↑1番右)から…、
今度は13番WR伴野圭祐選手(2年生)への約30ヤードのロングパス成功!敵陣10ヤード付近へ。
大産大附属、1stダウン、25番RB西山選手(写真↑右から2番目)が大産大附属自慢のブロッカーの間を駆け抜け、タッチダウン!
TFPキックは珍しく失敗。
関西大学第一高校 0-6 大阪産業大学附属高校、1Q残り6:35
大産大附属高校、先制タッチダウンです!
大産大附属、1番K梶野魁斗選手(1年生)がキックオフ。
関大一高、22番Ret平野佐典選手(3年生)のナイスキックオフリターンで、自陣48ヤード付近から。
先発QBは、こちらも準決勝から引き続き、昨秋1年生時からスタメンの7番QB篠原呂偉人選手(2年生;写真↑左から2番目)。
関大一高のオフェンス1stシリーズは、1stダウン更新できず、4thダウン6、パント。
大産大附属、自陣20ヤード付近から。
3rdダウン8、11番QB橋谷怜選手→5番TE小林選手のロングパス成功!
…からのランで、一気にタッチダウン!
57番K濱端倫選手(3年生)のTFPキック成功。
関西大学第一高校 0-13 大阪産業大学附属高校、1Q残り3:10
大産大附属高校、ロングパス構成でタッチダウン2本目です
大産大附属、1番K梶野選手がキックオフ。
関大一高、22番Ret平野選手がキックオフリターンし、自陣33ヤード付近から。
3rdダウン4、大産大附属の58番DL山下凌選手(3年生)にパスカットされたものの、そのボールを9番WR成尾慧亮選手(3年生)のがレシーブし、1stダウン更新。自陣45ヤード付近へ。
3rdダウン4、10番RB/WR伊藤大生選手(3年生)のランでロングゲインしタッチダウン!…と思われましたが、関大一高にホールディングの反則があり、敵陣21ヤード付近からのオフェンスに。
第1Q終了、関西大学第一高校 0-13 大阪産業大学附属高校
<第2Q>
関大一高、1stダウン、敵陣21ヤード付近から。
ランプレイ×2も連続でロスタックルにあい、3rdダウン13、フォルススタートでさらに後退。
3rdダウン18、大産大附属の44番LB山田玲太選手(3年生)のQBサックで約10ヤードの大幅ロス!
フィールドゴール圏外まで後退してしまったものの、
4thダウン29、8番P増田力哉選手(3年生)が大産大附属を自陣1ヤード付近まで押し込めるナイスパント!
大産大附属、自陣1ヤード付近からと苦しい位置からのオフェンスに。
1stダウン更新できず、4thダウン1、パント。
関大一高、パントリターンできずも、敵陣49ヤード付近からと好位置からのオフェンスに。
前半残り約5分
関大一高、大産大附属のナイスパスカバーや58番DL山下選手のナイスタックルで1stダウン更新できず。
関大一高、タイムアウト1回目。
関大一高、今度は2番P角井優一選手(3年生)が大産大附属を自陣2ヤード付近まで押しやるナイスパント!
複数のパンターがナイスパントとは、さすが「キッキングの関大」の附属高校です。
(先日の同志社国際高校戦で、(ま)さんも関心しておられました)
大産大附属、自陣2ヤード付近から。
前半残り3:42
大産大附属も、ダウン更新なく、パント。
関大一高、10番Ret伊藤大生選手がナイスパントリターンし、敵陣33ヤード付近からと好位置からのオフェンスに!
前半残り1:55
関大一高、、2番RB前川真司選手(3年生)のランでロングゲインし、
タッチダウン!
TFPのキック失敗。
関西大学第一高校 6-13 大阪産業大学附属高校、2Q残り1:38
関大一高、まずはタッチダウンでキャッチアップです。
その②に続く…。