さて、もう一つの高校地方大会決勝戦です。2017年10月14日啓明学院グラウンドにて行われました兵庫県大会決勝戦、啓明学院高校×関西学院高等部の試合を簡単にレポートします。
思い返せば、地方大会のみならず今年の春の関西大会決勝戦にて再び相まみえたこの両チーム。啓明×関学高等部のゴールデンカードの関西決勝戦はわずか1点差で啓明学院が勝利をあげ、関西大会初優勝を勝ち取りました。そのすさまじい死闘の様子はまだまだ私たちの記憶に新しいところです。結果を見れば今シーズンに入り、啓明学院が2連勝。とは言え、実力の拮抗している両チーム。ライバル対決にふさわしい、期待を裏切らない素晴らしい試合となりました!
コイントスの模様。
啓明学院福山昂汰主将と関西学院高等部手塚大介主将ががっちり握手。コイントスに勝利した関学高等部レシーブを選択。 前半は啓明のキックオフ、関学高等部のリターンで試合開始です。
啓明学院円陣!
紫のヘルメットに黄金の星が眩しい啓明学院セインツ! 春大会関西ナンバーワンに輝いた啓明学院、目指すはもちろん兵庫県優勝、そしてクリスマスボウル出場でしょう。
関西学院高等部円陣!
こちらは春大会涙を飲んだ関西学院高等部。春大会の雪辱に向けて燃えているに違いありません!
試合開始です!
そのボールを関学高リターナー1番福原楽(3年)がリターン!
タックルは啓明学院LB44舛谷直輝(2年)選手です。
関学高自陣20YDよりのファーストドライブ。QBは3番山中勇輝(3年)!
QB山中選手が登場。まずはオフェンスを進めたいところでしたが・・・・・・。
ランは啓明学院LB3石本弦(3年)のロスタックル、横パスもすぐにタックルにあいノーゲイン、3rdD11 スナップが大きく後ろにそれてあわやセーフティ! かと思われましたが、RB29大隅俊輝(3年)がすかさずパントに変更! パントにより攻守交代です。
関学高の3rdダウン、スナップが大きくそれてどうなることかと思いましたが、TBに入っていたRB29大隅選手が機転をきかせてすかさずパント! 大隅選手のナイス判断により関学高等部の失点は免れたものの、3rdダウンで急遽パントを蹴った為にパントはあまり飛ばず。啓明学院は敵陣からの攻撃といきなりの得点チャンスです!
啓明敵陣23YDよりと絶好の得点チャンスです。 QB11平尾渉太(3年)! QB11平尾のラン、短いパス成功、啓明ノーハドルです。3rdD1 QB11平尾のドローFD! ゴール前7YDへ。
QB11平尾選手がタックルを引きずりながらのゲインでFDを獲得! あっという間にゴール前まで前進です!
FDを獲得しサイドラインに戻るQB11平尾選手!
夕方からの試合と言うことで写真があまり撮影できておらず。こういう写真もちょこっとアップします。拍手をしながら戻ってくるQB11平尾選手。ここで啓明学院はQBを2年生のQB18穴田選手へと交代します。
啓明学院オフェンスライン。
LT65牛尾海(2年)LG54石田雄一朗(2年)C55金城俊旭(3年)RG75小林大紀(3年)RT52牧野隼大(3年)かな?
啓明学院ゴール前からの攻撃ですが、関学高ディフェンスが踏ん張ります。QB18穴田悠真(2年)に変えてのラン前進、2ndD2 ランは関学高4番山本47番村上らのロスタックル! 啓明学院ゴール前から3rdD4 to Goal 関学高タイムアウト 前半1回目。
啓明学院3rdD4 to Goal. QB11平尾のドローも関学高LB4山本昌弥(2年)がストップ!
啓明学院のゴール前からの攻撃を止めたのは関学高LB4山本選手! 最後の一線を守り抜きタッチダウンを許しません。啓明学院4thダウンへ。
啓明学院4thダウン、K9古河のフィールドゴール成功!
第1Q思わぬ形で得点チャンスを手に入れた啓明学院ですが、関学高の固い守りにタッチダウンはならず。しかしK9古河選手のフィールドゴール成功で啓明学院が3点を先制します!
1Q残り5:10 【啓明学院 3-0 関学高等部】
啓明K9古河のキックオフを関学高リターナーリターン出来ず。関学高自陣3YDより。
関学高等部、厳しいフィールドポジションからの攻撃です。
RB29大隅のラン、RB21前島のラン、3rdD5 QB3山中のキープ前進もFDには僅か足らず。 P29大隅のパントへ
啓明学院80番三上岳(3年)のリターンもあり敵陣48YDより。 RB21中作のラン7YD、啓明ノーハドルです。RB22浜野健太郎(3年)のランFD! 敵陣36YD。
フィールドポジション争いでは今のところ優位に立っている啓明学院。RB21中作選手のラン、RB22浜野選手のランでFD!
QB11平尾→TE45小西匠(3年)パス成功、パス失敗、3rdD5 関学高LB8藤原燎(3年)がQBサック! でロス!
3rdダウンの守備が光る関学高等部。ここも関学高LB8藤原選手のQBサックでロスヤード。啓明学院はP2福山のパントへ。
関学高自陣17YDより。オプションキープノーゲイン、QB3山中→WR81山下皓輝(3年)パス成功FD!自陣30YDへ。パス失敗 1Q終了です
1Q終了 【啓明学院 3-0 関学高等部】
2Q開始です。関学高自陣より2ndD10。
関学高オフェンスライン。LT73中川大輝(2年)LG65速水翼(2年) C52岡本真輝(2年)RG55中川公太(3年)RT77宗安由賢(2年)でしょうか。
啓明のLB4久門慶太(3年)?のQBサックでロス、3rdD13 WR1福原へのパス成功もFDには至らず。
啓明DL92原田凌太郎(3年)選手が鋭いラッシュ! どちらのチームも前半からディフェンスが好プレイ連発です。関学高QB3山中選手、ラッシュをかわしてパスを投じるもFDには至らず。関学高4thダウン。
関学高4thダウン、このキッキングの場面で大きなプレイが飛び出します。P29大隅がハイパント!
前半戦、試合を動かしたキープレイ。滞空時間の長いハイパントで陣地を回復する関学高P29大隅選手。このパントがビッグプレイを生みました!
高く上がったパントを啓明リターナーファンブルロスト! 拾った関学高33番三村快(3年)がリターンしそのままエンドゾーンへTouchdown!
リターナーが触ったボールを拾った関学高33番三村選手がなんとファンブルリカバータッチダウン!(写真がボケボケですみません><)
一気にエンドゾーンまで走り切り、スペシャルチームが関学高初の得点をもたらしました!
喜ぶ三村選手!
30番並選手と喜ぶLB33三村選手! TFP、K29大隅のキックも成功し、関学高がキッキングでのビッグプレイにて7点を獲得です!
2Q残り8:21 【啓明学院 3-7 関学高等部】
※ディフェンス合戦の様相を呈しているこの試合。この後両チームの攻撃はパントに終わります。
関学高キックオフが外へ。啓明自陣35YDからの攻撃 QB18穴田。QB18穴田のキープもロス、QB11平尾に変えても関学高のQBサック! で大きくロス 3rdD15 パス失敗。 P2福山のパントへ。
関学高リターンしようとするも、啓明キッキングチーム10番今関伸吾(2年)が鋭いタックルでリターン阻止。戻ってくるところの写真をぱちり。
啓明80番三上岳選手が今関選手のナイスプレイに駆け寄ります。関学高自陣37YDからの攻撃へ。
関学高自陣37YDより。 パス失敗、関学高ノーハドルです。RB29大隅のラン、3rdD8 RB21前島仁(1年)のランもFDには至らず。 P29大隅のパントへ
関学高オフェンスも3&out。写真は1年生RB21前島選手のランをストップする啓明LB5濵田爽斗(3年)選手!
啓明自陣20YDより。前半も残り時間わずかです。QB11平尾のキープ、ランも関学高LB4山本のロスタックル! 3rdD9 QB11平尾→WR7塚崎正吾(2年)パス成功FD! 自陣44YDへ。
WR7塚崎選手へのパス成功でFD! 自陣44YDまで前進しますが・・・・・・。
QB11平尾→WR82佃パス6YD、QB11平尾のキープもストップ、3rdD5 ロングパス不成功。
啓明、4thダウン。パントフォーメーションからスペシャルプレイ。P2福山が持って走りFD! 敵陣40YDへ!
前半終了間際。追加点が欲しい啓明学院はここでスペシャルプレイ! パント隊形から啓明P2福山キャプテンが持って走りFDを獲得。啓明学院のオフェンス継続です!
啓明敵陣より。QB11平尾→WR82佃厚志(2年)パス成功FD! 敵陣22YDへ。
オフェンスを継続させた啓明学院はさらにWR82佃選手のパス成功&ランアフターキャッチ。啓明学院敵陣22YDと得点のにおいがしてきました!
QB11平尾のキープ6YD、RB21中作勇斗(3年)のラン、3rdD1 QB11平尾のランはロス 啓明4thダウンへ。敵陣15YD地点です。啓明タイムアウト 前半 残り32秒。
4thダウン、スペシャルプレイを成功させてレッドゾーンまで攻め込んだ啓明学院ですが、またもやオフェンスは4thダウンへ。写真は啓明学院RB21中作勇斗選手のランプレイ。
啓明フィールドゴールユニット出てきました。 関学高タイムアウト 前半2回目。
啓明4thダウン、K9古河の32YDフィールドゴール成功!
啓明学院の4thダウン。K9古河選手のキックで3点を追加! 点差を1点に縮めています!
前半残り26秒 【啓明学院 6-7 関学高等部】
啓明のキックオフを関学1番福原がナイスリターン! 関学高等部自陣34YD付近より。 ランで時間を消費し前半終了です。
前半終了 【啓明学院 6-7 関学高等部】
前半を終了し6-7で関学高等部が1点のリード! 両チームともに積極的なディフェンスが功を奏しなかなか点の入らない玄人好みのロースコアゲームですが、関学高はキッキングでの1チャンスをタッチダウンに。啓明は、K9古河選手のフィールドゴール2本で6点を獲得と予想通り痺れるような接戦となっています。後半、頭一つ抜け出るのはどちらのチームか。
後半へ。