HUDDLE magazine@huddlemag_JPN日大1年生QB林が『10番』で登場 明治大を下し開幕3連勝 https://t.co/UohW97EIga
2017年10月01日 18:03
日本大学の1年生QBの林大希選手が、秋のリーグ戦初戦で先発だったのにも驚きましたが、今日の第3節の明治大学戦では伝統のエースQBナンバー「10番」をつけて先発したとのことを聞き、本当にびっくりしました。
高校時代から日大にマッチするタイプの選手とは思っていましたが、まさか1年生でスタメン、「10番」をつける選手に成長するとは…。
関西大学第一高校時代は、1年生の控えQB(当時14番)としては足と肩のある選手で目を引きました。
(この時は知らなかったのですが、住吉川86スコーピオンで小学生からの経験者だったそうです。)
2年生進級時に、大阪高校大会優勝常連校の関西大学第一高校から選手数ギリギリの府立大正高校に転校したということで、これまたビックリ!
当時「(週刊サンデーの)MAJORの主人公かよ!」と思いました。
(写真↑、春大会では、24番でした。)
府立大正高校2年生時は、3年生に現・桃山学院大学2回生WRの松田選手や郭選手などのアスリートもいて、選手数ギリギリのチームとは思えないほど、高槻高校など強豪校相手にいい勝負をしていました。
(写真↑、秋大会からは11番に)
この時も「MAJORの聖秀高校編かよ!」と思いましたが、勝利とはいかなかったのが、「漫画じゃなくて現実だなぁ…」とも思いました。
3年生になると、彼らが卒業して、かなり苦しい試合を強いられるようになりました。
春大会では、府立大正高校は選手数不足で、府立芦間高校との合同チームでの出場でした。
ニューイヤーボウルの大阪高校選抜チームでは先発QBを務め、華々しい活躍を見せましたが、大正高校の林選手は、LBとの攻守兼任はもちろんのこと、主将でK/P/Retまで兼任でした。
特に、秋大会の最後の試合は、同学年の相棒のRB/LB長澤選手(当時24番、現・桃山学院大学1回生)が前試合のケガで欠場。
フラフラで雨上がりの泥だらけのフィールドに立つ林選手と松葉杖姿でそれを眺めるしかない長澤選手の姿を思い出すと今でも涙が出そうになります。
フットボールエリートとはまた違う、林選手の高校時代の険しいあゆみを見てきただけに、この1月のインターナショナルボウルではU18の代表選手となり、1年生ながら名門・日本大学のQBとして活躍しているという知らせは大変嬉しいです。
これからもまた壁に当たることもあるは思いますが、高校時代の経験を糧に、甲子園ボウルで関西に帰ってきてくれることを楽しみにしています。
おわり
(追記)
日刊スポーツさんも、林選手のことをネット記事にしてくれているので、ご参考までにリンク張っておきます。
(ネット記事の公開期間は、だいたい1年くらいなので御注意を。)