平成29(2017)年9月24日(日)、箕面自由学園高校にて行われました大阪高校大会2017秋 予選リーグC 大阪産業大学附属高校(昨秋3位、今春1位) x 大阪学院高校(今春3位)の試合レポの続きです。
前半終了、大阪産業大学附属高校 10-7 大阪学院大学高校
大阪学院大学高校の後半開始前の円陣です。
試合当初は強豪・大産大附属高校相手にリードしたものの、その後は大産大附属高校ペースに。
再びモメンタムを引き戻すことができるでしょうか?
後半は、大産大附属のキックオフ、大阪学院高校レシーブで始まります。
私の立ち位置からはチェーンも見づらく、ヤード数は参考程度に思ってください。
また、サイドラインの観客写り込み防止のため、写真の画質をかなり下げている場合もありますが、御容赦くださいませ。
<第3Q>
大産大附属の1番K梶川魅斗選手(1年生)のキックオフで後半開始。
大阪学院、11番Ret西尾武紘選手(3年生)がキックオフリターン。
しかし、1stプレイのパスを大産大附属の16番DB廣見壇選手(2年生;写真↑左)にカットされ、そのボールを大産大附属の33番LB大沢海生選手(3年生;写真↑右)がインターセプト!
大産大附属高校のLB大沢海生選手は、ハドルマガジンのハイスクールスーパースターにも選ばれている選手です
一転、大産大附属の敵陣からのオフェンスに!
1stダウン、25番エースRB西山雄大選手(3年生)のランで1stダウン更新。
続く2ndダウン、大産大附属、タイムアウト1回目。
3Q残り8:33
大産大附属、大阪学院の75番DL福島和樹選手(2年生)や40番LB原口昌之介選手(3年生・主将)らのナイスタックルもあり、ランプレイ×2も、1stダウン更新できず。
大産大附属、早くもタイムアウト2回目を取得。
第3Q残り7:35
いつものことながら、大産大附属のタイムアウトの消費が早いです
大産大附属、4rthダウンギャンブルのタッチダウンパス失敗!
インターセプトで攻撃権を得た大産大附属でしたが、攻守交替で、大阪学院のオフェンスに。
1stダウン、大産大附属に反則(チョップブロック?)があり、1stダウン更新。
1番QB山口真輝選手(3年生)のキープ×2であまりゲインがなかったものの、
3rdダウン、1番QB山口選手→11番WR西尾選手のロングパス成功!敵陣25ヤード付近へ。
俊足QB山口選手のキープを警戒させておきながらのロングパス一閃。どちらも大阪学院オフェンスの武器ですね!
このロングパスレシーブの大阪学院大学高校のWR西尾武紘選手も、ハドルマガジンのハイスクールスーパースターに選ばれています
大産大附属にパスインターフェアの反則がありましたが、これは当然ディクライン。
大阪学院、ホールディングの反則で10ヤード罰退したものの、1番QB山口選手のキープでゲインし、
2ndダウン、40番RB原口選手のランで1stダウン更新。敵陣9ヤード付近へ。
2ndダウン4ゴール、1番QB山口選手→22番WR高木秀和選手(3年生)のパス成功からのランでタッチダウン!
TFPキックは失敗。
大阪産業大学附属高校 10-13 大阪学院大学高校、3Q残り2:57
大阪学院が再逆転のタッチダウンです!
大阪学院、7番K宮田修平選手(3年生)がキックオフ。
大産大附属、大阪学院のゴロキックを58番山下凌選手(3年生・主将)がリターンし、50ヤード付近から。
滅多にないKOリターン時に御紹介させていただくのもなんですが、大産大附属高校のOL/DL山下凌選手は、DLとしてハイスクールスーパースターに選ばれています
大産大附属、11番QB橋谷怜選手(3年生)のキープ、25番エースRB西山雄大選手(3年生)のランで、1stダウン更新×2。敵陣20ヤード付近へ。
第3Q終了、大阪産業大学附属高校 10-13 大阪学院大学高校
<第4Q>
大産大附属、2ndダウン7、敵陣17ヤード付近から。
2ndダウン7、25番RB西山選手のランでタッチダウン!
57番K濱端選手のTFPキック成功。
大阪産業大学附属高校 17-13 大阪学院大学高校、4Q残り9:49
大産大附属、タッチダウンで再逆転です!
大産大附属、1番K梶川選手がキックオフ。
大阪学院、16番Ret西村巧選手(3年生)がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
99番RB山崎大輝選手(3年生)のワイルドキャット、パスカットされたボールの11番WR西尾選手のレシーブで、1stダウン更新×2。敵陣40ヤード付近へ。
大阪学院、大産大附属の5番DL小林陸選手(2年生)のロスタックル(写真↑)や57番DL濱端選手(?)のパスカットで、3rdダウンロングに。
大産大附属のTE/DL小林陸選手は、2年生ながら、TEとしてハイスクールスーパースターに選ばれています
1年生から試合に出場している名古屋からやってきた小林選手、 185cm・95kgという恵まれた体格で将来が楽しみですね!
大阪学院、タイムアウト1回目。
試合残り7:14
大阪学院、3rdダウンロング、1番QB山口選手→11番WR西尾選手のパス成功も1stダウン更新には至らず。
4thダウンギャンブル、1番QB山口選手のキープも、ダウン更新には至らず、ターンオーバー!
試合残り6:19
大産大附属の自陣30ヤード付近(?)からのオフェンスに。
25番RB西山選手のラン×2で1stダウン更新。50ヤード付近へ。
続く1stダウン、11番QB橋谷怜選手→13番WR伴野圭祐選手(2年生)のロングパス成功!敵陣12ヤード付近へ。
ラン×3もダウン更新には至らず、敵陣4ヤード付近で4thダウン2に。
大産大附属、時間を流して、タイムアウト3回目を取得。
試合残り2:01
大産大附属、4thダウンギャンブルのランはロスし、失敗に!
攻守交替し、大阪学院の自陣7ヤード付近からのオフェンスに。
試合残り1:57
ここでタッチダウンし、ダメ押しと行きたかった大産大附属でしたが、大阪学院が何とか耐え、逆転勝利への望みをつなげました。
しかし、1stダウンで、大産大附属の13番DB伴野選手がインターセプト!
オーバーセレブレーションでの罰退があったものの、大産大附属の敵陣28ヤード付近からのオフェンスに!
大阪学院にとっては逆転の機を逸する痛いインターセプトに、大産大附属にとっては勝利を大きく引き寄せる大きなインターセプトとなりました。
大産大附属、25番RB西山選手のランで1stダウン更新。敵陣18ヤード付近へ。
大阪学院も40番LB原口選手の2ヤードロスタックル(写真↑)やアイムアウト2回取得であらがいますが、
大産大附属のニーダウン×2でタイムアップ。
試合終了、大阪産業大学附属高校 17-13 大阪学院大学高校
勝利した大産大附属高校の試合後の円陣です。
接戦を制した大阪産業大学附属高校が、予選Cブロック勝ち抜けで、決勝トーナメントに進出です!
次戦は、今週末10月1日(日)11時から、大産大附属高校にて、府立豊中高校との伝統校同士の対戦を50-0の前半コールドゲームで圧勝した府立池田高校と対戦します。
府立池田高校は春引退チームで3年生がいないチームながら、選手数も多く、9番エースRB三浦凌選手を中心に楽しみなチームです。
敗戦した大阪学院大学高校の試合後の円陣です。
春大会では大阪3位で関西大会初出場を果たした大阪学院大学高校、もっと試合を見たいいいチームでしたが、秋大会は残念ながらここで敗退です…。
引退となってしまった3年生のみなさん、お疲れさまでした。
大学に進学し、引き続き関西でアメフトを続けてくれれば、嬉しく思います。
おわり。