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関西学生2017 Div.1 第2節 龍谷大学 x 京都大学①(や)

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平成29(2017)年9月9日(土)、王子スタジアムにて行われました関西学生アメフト2017 Div.1 第2節 龍谷大学(前年4位) x 京都大学(前年6位)の試合レポです。

 

この両校の対戦は、ドラマティカルな展開が多く、ほぼ毎年レポを書かせていただいています。

2013年から2016年の過去4年間の対戦成績は、交互に勝ち負けを繰り返し、2勝2敗。

昨年2016年は、QB上田選手→WR井貝(兄)尋亜選手(現・パナソニック)の劇的逆転タッチダウンパスで、龍谷大学が24-28で勝利しました。(試合レポ   

それ以前の対戦成績については、昨年のレポ①の冒頭に書いていますので、御参考まで。

 

龍谷大学の整列前の円陣です。

龍谷大学は、前節・第1節で難敵・甲南大学相手に10-14で勝利し、まずは大きな1勝を手に入れました。

写真↑の円陣の中央は、NFLの解説でもおなじみ、村田斉潔HC(ヘッドコーチ)です。

第1節後のインタビュー記事で「京大は強いですね。強いというのは、本気になっているんですね。」とおっしゃっていましたが、その常勝チームだった時代の京都大学OBでもある村田HC、「本気の京大」に対してどのような策を練ってこられたでしょうか?

 

コイントス参加者は、奥の龍谷大学が54番LB吉田泰之主将、21番RB手塚健太副将、手前の京都大学が96番DL植村佳史主将、31番DB深堀遼太郎Dリーダー、85番TE新澤庸介Oリーダー、3番DB助村 駿STリーダーです。

コイントスは龍谷大学が勝利し、後半レシーブを選択。
関西学生Div.1では、コイントスに勝利して後半レシーブを選択するのが、もはやデフォルト(初期設定)のような…キョロキョロ

 

キックオフ前の京都大学の円陣です。

前節と同じく、選手だけでなく、学生スタッフ・コーチも一丸となった円陣です。

前節の開幕戦(試合レポ   で、3強の1角である関西大学を10-13で下し、勢いに乗る京都大学に否が応でも注目が集まることとなりました。

「京都大学が強いと、関西のアメフトが盛り上がる」
他大学ファンとしては若干悔しいですが、これは紛れもない事実です。

(そして、私は「これだけ応援してもらえる、注目されるポテンシャルがある、こんな恵まれたチームなんて他にないんだから、京大はもっとがんばれよ~」と、長年苦々しく思ってもきました。)

 

この試合も、関西学生アメフトオフィシャルナビゲーターの國嶋絢香さんが事前に勝敗予想アンケートを取ってくださっていました。

おぉぉぉ、今回は京都大学勝利の予想が79%と圧倒的にあせる

龍谷大学も応援している私としては「ちょっとぉ!それはちょっと言いすぎじゃないのぉガーン」と思った訳ですが。

さてさて、どのような試合結果となったでしょうか?

 

京都大学のスタメン表は相変わらず配布されませんので、両校のスタメン表は「アメフトライブ by rtv」さんのツイートを引用させていただきます。

どちらも、スタメン表上は若干入れ替わりがありますが、実際にフィールドに出ているメンバーからすれば、第1節から大きな変化はないといっていいでしょう。
 

<第1Q>
龍谷大学の1番K児島健太郎選手(4回生・龍谷大学付属平安高校出身)のキックオフで試合開始。


京都大学、20番Ret佐藤航生選手(3回生・福井県立藤島高校出身)がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。 


QBはこの日も、エース3年目の19番田中大輔選手(4回生・関西大倉高校野球部出身;写真↑左から2番目)と6番山本拓磨選手(4回生・大阪教育大学附属高校池田校舎出身)の併用でした。


フォルススタートがあったものの、2ndダウン10、6番QB山本選手(写真↑)得意のキーププレイで1stダウン更新。自陣41ヤード付近へ。 
さらに29番エースRB入山 鼓選手(4回生・都立西高校サッカー部出身)のラン、19番田中選手→21番WR原田陽平選手(3回生・静岡県立浜松北高校出身)のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣37ヤード付近へ。

2ndダウン4、19番QB田中選手→21番WR原田選手パス成功(写真↑)からのランで約30ヤードロングゲインし、一気にタッチダウン! 
23番K海士湧平選手(4回生・大阪府立天王寺高校出身)のPATキック成功。 

龍谷大学 0-7 京都大学、1Q残り8:31
京都大学、オフェンス1stシリーズで、幸先よく先制タッチダウンです!


京都大学、23番K海士選手がキックオフ。
龍谷大学、21番Ret手塚健太選手(4回生・関西大倉高校アメフト部出身)がキックオフリターンし、自陣33ヤード付近から。


先発QBは、前節に引き続き、エース3年目の11番上田将輝選手(4回生・関西大倉高校アメフト部出身;写真↑1番右)。
京都大学にとっては、2節連続で、関倉(関西大倉)QB対決となりました(^o^;)
1stプレイで、11番QB上田選手→7番WR桑田稜斗選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)の目の覚めるような32ヤードロングパス成功!一気に敵陣35ヤード付近へ。 
続く3rdダウン、ランもロスし、4thダウン8に。 
龍谷大学、タイムアウト1回目。 
1Q残り6:40
 

龍谷大学、ここでキャンブルを選択。
ギャンブルのタッチダウンパス失敗も、京都大学のパスインターフェアの反則で1stダウン更新。敵陣18ヤード付近へ。 
これは、京都大学の反則の多さを逆手にとったプレイだったのかもしれませんね…。

2ndダウン10、11番QB上田選手から横に振った18番WR寸田 樹選手(2回生・龍谷大学付属平安高校出身;写真↑1番左)へのパス成功からのランで1stダウン更新。敵陣4ヤード付近へ。

ラン×2、パス失敗でタッチダウンに至らず。


6番K井貝亜輝選手(2回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)の19ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、WRでもある9番松尾吏騎選手(4回生・龍谷大平安高校出身) 。
龍谷大学 3-7 京都大学、1Q残り3:44

龍谷大学、タッチダウンはなりませんでしたが、返しのシリーズで3点取り返します。

 


龍谷大学、85番K岩崎弘嗣選手(4回生・龍谷大平安高校出身)がキックオフ。
写真↑右下、48番小森田暁良選手(箕面自由学園高校アメフト部出身)が、1回生ながら出場していますね。


京都大学、88番Ret木野良将選手(3回生・海城高校出身)選手がキックオフリターンし、自陣33ヤード付近から。


1stダウン、20番RB佐藤選手のランで約50ヤードのロングゲイン!敵陣30ヤード付近へ。 


1stダウン、続けて20番RB佐藤選手のランでゲインし…、(障害物競争?)

2ndダウン、29番RB入山選手のランで20ヤード以上ロングゲインし…、

(写真↑、29番RB入山選手のすぐ前をリードブロックするのは、197cm!の77番OL町野友哉選手です。)

タッチダウン!
23番K海士選手のPATキック成功。 
龍谷大学 3-14 京都大学、1Q残り2:37

京都大学、得意のランプレイであっさりと2タッチダウン目です。


京都大学、23番K海士選手がキックオフ。

龍谷大学、9番Ret松尾吏騎選手のナイスキックオフリターンで、自陣35ヤード付近から。 
しかし、1stダウン更新できず、26番P國分 匠選手(1回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)がパント。

京都大学、5番Ret立花龍介選手(4回生・大阪桐蔭高校出身)がパントリターンし、自陣35ヤード付近から。
京都大学、ホールディングで罰退し、さらに龍谷大学の47番LB谷口健太選手(3回生・箕面自由学園高校アメフト部出身)のタックルでロスし、2ndダウン22に。

 

第1Q終了、龍谷大学 3-14 京都大学

 

<第2Q>
京都大学、2ndダウン22から。
19番QB田中選手→83番WR山田志暁選手(3回生・福岡県立明善高校出身)のパス成功などでゲインも、ダウン更新には至らず。

4thダウン9、QBでもある6番P山本選手がナイスパント! 

龍谷大学、自陣10ヤード付近から。
11番QB上田選手→21番RB手塚選手のパス成功などでゲインも、1stダウン更新には至らず、4thダウン2、パント。

京都大学、龍谷大学の17番村山大河選手(2回生・龍谷大平安高校出身)のナイスタックルでリターンできずも、自陣46ヤード付近から。
京都大学、19番QB田中選手→81番WR小松原一真選手(4回生・六甲学院高校出身)のパス成功でゲインし、

2ndダウン、昨年の「京都大学の注目の新人選手」として紹介させていただいた17番RB植木宏太郎選手(2回生・高槻高校アメフト部出身)のランで1stダウン更新。敵陣35ヤード付近へ。 
19番QB田中選手→21番WR原田選手のパス成功、

19番QB田中選手→81番WR小松原選手のパス成功で1stダウン更新×2。敵陣3ヤード付近へ。


1stダウン、19番QB田中選手→11番TE中辻威統選手(4回生・京都教育大学附属高校出身)のタッチダウンパス成功! 


23番K海士選手のPATキック成功。


ホルダーは、WRでもある83番山田選手(写真↑右)。

 


龍谷大学 3-21 京都大学、2Q残り6:12
 

1stシリーズこそロングパス成功からスコアした龍谷大学オフェンスですが、その後はほとんどドライブできていません…。

一方、止まる様子のない京都大学オフェンス、リードブロッカーが2枚、3枚とえげつなく龍谷ディフェンスをぶち破り、ロングゲインしていますあせる

京都大学がこのまま試合を支配するのか?

それとも、龍谷大学が打開策をみせてくれるでしょうか??

 

その②に続く…。


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