平成29(2017)年9月10日(日)、追手門学院大学にて行われました大阪高校大会2017秋 予選リーグA 追手門学院高校 x 関西大倉高校(昨秋2位)の試合レポです。
秋の大阪大会は予選リーグでブロックごとの総当たり戦を行い(2校しかないブロックもありますが)、一番勝ち点の多いチームが決勝トーナメントに勝ち上がる方式です。
そして、春大会と同様、上位3校が全国大会に出場できる仕組みです。
アップが開幕後になってしまいましたが、私の順位予想は、
Aブロック勝ち上がり校:箕面自由学園高校→3位
BCブロック勝ち上がり校:大阪産業大学附属高校→1位
DEブロック勝ち上がり校:高槻高校→4位
Fブロック勝ち上がり校:関西大学第一高校→2位
です。
今秋一番の激戦ブロックは、関西大倉高校、追手門学院高校、箕面自由学園高校のAブロックですね
勝ち上がり予想は無難に箕面自由学園高校としましたが、近年力をつけつつも、くじ運が悪くなかなかベスト4に入れない追手門学院高校もあなどれない存在です。
関西大倉高校は、強豪校とはいえ、春大会では人数が非常に少なく、ちょっと心配な状態でした…。
Aブロックの初戦は、まずはこの両校の対戦となりました。
追手門学院高校のキックオフ前の円陣です。
(撮るタイミングが少し遅くて、すみません)
関西大倉高校のキックオフ前の円陣です。
春大会では非常に人数が少なく、大変心配しておりましたが、1年生がいっぱい入部してくれてよかったです
(実は半数近くが1年生です。)
コイントスは、私の立ち位置からは見えなかったのですが、追手門学院の前半レシーブとなりました。
私の立ち位置からはチェーンも見づらく、ヤード数は参考程度に思ってください。
また、サイドラインの観客写り込み防止のため、写真の画質をかなり下げている場合もありますが、御容赦くださいませ。
関西大倉、85番K得津慶太郎選手(3年生)がキックオフ。
追手門、3番Ret内田一康選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣35ヤード付近から。
先発QBは、4番嶋尾綾馬選手(3年生)。
1stシリーズは、関西大倉の73番の選手のロスタックルもあり、ダウン更新できず。
4thダウン5、18番P竹原虎ノ助選手(3年生)がパント。
関西大倉、9番Ret北村慶介選手(2年生)がパントリターンし、自陣30ヤード付近から。
関西大倉高校の安西選手は、OW(オフェンシブウエポン…QBとRBもしくはWRの兼任選手)としてハドルマガジンのハイスクールスーパースターにも選ばれていましたね
1年生の春大会から試合に出場している安西選手も、ついに高校最後の大会となりました…。
関西大倉、25番RB安中天寿選手(2年生)のラン、1番QB安西選手→89番TE中村匠吾選手(2年生)のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣40ヤード付近へ。
続く1stダウン、1番QB安西選手のキープで1stダウン更新。
敵陣18ヤード付近へ。
しかし、追手門学院の22番DB村上 巧選手(3年生)のナイスタックルもあり、続けてはダウン更新できず、4thダウン9に。
関西大倉のタイムアウト1回目?
1Q残り3:12
関西大倉、42番K足立和馬選手(3年生)の約35ヤードのフィールドゴール成功!
ホルダーはWRでもある80番義積 孟選手(2年生)。
追手門学院高校 0-3 関西大倉高校、1Q残り3:04
関西大倉高校、フィールドゴールで先制です!
関西大倉、85番K得津選手がキックオフ。
追手門学院、3番Ret内田選手がキックオフリターンし、自陣25ヤード付近から。
4番QB嶋尾選手→33番RB河本聖成選手(3年生;写真↑右)のパス成功、4番QB嶋尾選手→3番WR内田選手のパス成功で1stダウン更新×2。敵陣40ヤード付近へ。
第1Q終了、追手門学院高校 0-3 関西大倉高校
3rdダウン、4番QB嶋尾選手→3番WR内田選手のロングパス成功!
3番WR内田選手、見事なスライディングキャッチです
一気に敵陣3ヤード付近へ。
関西大倉のタイムアウト2回目?
前半残り8:52
追手門、1stダウン、20番エースRB宮原渉太選手(3年生)のランで…、
タッチダウン!
78番K工藤大地選手(1年生)のPATキック成功。
追手門学院高校 7-3 関西大倉高校、2Q残り8:45
追手門学院、返しのシリーズですぐさま逆転タッチダウンです!
追手門学院、87番K工藤選手(写真↑)がオンサイド気味にキックしたボールは、関西大倉の89番中村選手がおさえ、関西大倉の自陣40ヤード付近からのオフェンスに。
フォルススタートやファンブルでのロスもあり、1stダウン更新できず、4thダウンロング、42番P足立選手がパント。
追手門、13番Ret多林律樹選手(3年生)がナイスパントリターンし、自陣45ヤード付近から。
リバースプレイ(?)で大幅ロスしたものの、
3rdダウンロング、4番QB嶋尾選手→13番WR多林選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣40ヤード付近へ。
2ndダウン、4番QB嶋尾選手→32番TE田村太洋選手(2年生)のパス成功からのセカンドエフォートのランで1stダウン更新。
このプレイに、追手門サイドラインも盛り上がります
敵陣25ヤード付近へ。
1stダウン、20番RB宮原選手のランで約25ヤードロングゲインし、一気にタッチダウン!
78番K工藤選手のPATキック成功。
追手門学院高校 14-3 関西大倉高校、2Q残り2:26
追手門学院、続けてのタッチダウンで突き放します!
追手門学院、78番K工藤選手がキックオフ。
関西大倉、25番Ret安中選手がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。
2ndダウン、1番QB安西選手のキープでロングゲイン!敵陣45ヤード付近へ。
(2つ上の写真↑、ブロックしているのは78番OL大枝弘平選手(2年生)、56番OL増田知大選手(2年生)と73番の選手です。)
3rdダウン2、関西大倉のタイムアウト3回目?
前半残り0:28
関西大倉、3rdダウン2、1番QB安西選手のキープで1stダウン更新。敵陣30ヤード付近へ。
しかし、続けてはダウン更新できず、ギャンブルのパスも、追手門学院の3番DB内田選手にカットされ、失敗に。
ここでタイムアップ。
前半終了、追手門学院高校 14-3 関西大倉高校
2ndシリーズからは、追手門学院高校が押し気味の前半でした。
後半は関西大倉高校のレシーブから。
このまま追手門学院高校が突き放すか?
それとも、関西大倉がアジャストしてくるでしょうか??
その②に続く…。