平成29(2017)年6月11日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました関西高校大会2017春 準決勝 高槻高校(大阪2位) x 啓明学院高校(兵庫1位・昨秋関西2位)の試合レポです。
先週末の試合結果をもって、啓明学院高校、高槻高校、関西学院高等部、大阪産業大学附属高校が、今春の関西高校ベスト4として出そろいました!
そして、準決勝は、高槻高校(大阪2位) x 啓明学院高校(兵庫1位)、大阪産業大学附属高校(大阪1位) x 関西学院高等部(兵庫2位)という、どちらも大阪x兵庫対決となりました
試合前の整列・礼です。
左側のカラー(紺)ジャージが高槻高校、右側のホワイトジャージが啓明学院高校です。
高槻高校は高槻中学からの経験者の1年生が入学式後即ロースター入りするので、そうではない大阪の他校と比べ春時点では選手数が多い方なのですが、同じく啓明学院中学からの経験者が多い啓明学院高校に比べれば選手数が少なく感じてしまいます
そして、両校の礼がキチッとしていて、素晴らしい
私はアメフトとはまったく関係ない学生スポーツをしていたのですが、このような礼や挨拶や掛け声、仕事(雑用)がキッチリしていないことに対して先輩がケンケンと怒っていると「挨拶や仕事がキッチリできたからといって、試合に勝てる訳でなしー」と、現役時代は反抗的に思っていましたが、アメフトが強い学校は必ず、フィールド内外の動きもキッチリしていて礼儀も正しいです。
このような初歩的なことができずして、より大きな目標である強い相手に試合に勝つということができる訳ないですよね。
いま考えてみると「そらそーだ」と思う訳ですが、このようなキッチリした選手・スタッフたちを見ると、過去のそういう自分の考えに対して猛省をしてしまう訳です…
説教臭くなりましたが、私の経験を反面教師として御紹介までm( _ _;)m
高槻高校の21番RB/LB滝野力矢主将(3年生)と啓明学院高校の2番DB/P福山昂汰主将(3年生)のコイントスの結果、啓明学院が勝利し、後半レシーブを選択。
高槻高校のキックオフ前の円陣です。
高槻高校は、県立虎姫高校、崇徳高校と、1・2回戦を圧勝しての関西大会準決勝進出です。
この春も京都大学や大阪大学等、超カシコ大学への進学者を輩出した府内トップクラスの進学校である高槻高校アメフト部は、春引退チームです。
3年生の引退がかかっている負けられない試合です!
啓明学院高校のキックオフ前の円陣です。
関西学院高等部を破って兵庫1位として2回戦から関西大会に登場し、先週は同志社国際高校に16-7で勝利し、準決勝進出となりました。
ここ数年で関西の強豪校としての地位を確立した啓明学院高校、実は春の関西大会はベスト4が過去最高。
初の春の関西大会決勝進出を狙います!
この組合せは過去の関西・全国高校大会でもあった組合せですが、私が彼らを見て思い出すのは、2015年の前々大会の甲子園ボウル中学生招待試合、今の高校2年生が中学3年生の時の試合です。
アメフト観戦女子@amefootkansen遅くなりましたが、甲子園ボウル 中学生タッチフットボール招待試合 啓明学院中学x高槻中学の写真です。 高槻中学、優勝おめでとうございます! https://t.co/ZlQ6mBq1OP
2015年12月19日 22:08
アメフト観戦女子@amefootkansen高槻中学、7番RB斎藤選手や88番WR吉田選手のランでの4タッチダウンの他、77番松永選手のパントブロックからの99番水谷選手のリカバー、51番LB池田選手や88番DB吉田選手のインターセプトもあり、終始リードしての勝利でした。 https://t.co/HkfpWFSAQ5
2015年12月19日 22:24
この時に見た中学3年生の選手たちの中には、高校2年生の春ながらすでに、というか昨秋の1年生時からも両校で活躍している選手もいて、感慨深いものがあります。
そして、この時は、高槻中学が前半で大きくリードし、後半に啓明学院高校が追い上げるもそのまま逃げ切って勝利するという結果でした。
さて、1年半の時を経て、関西高校大会という場で再び戦うこととなった彼ら、今回はどのような展開となるでしょうか?
今回のレポの写真は私(や)が撮った以外に、一部、(ま)さんの旦那さんが撮った写真も御了解のもと使わせていただいています(-人-)
<第1Q>
啓明学院の9番K古河凛之介選手(2年生)のキックオフで試合開始。
高槻の7番Ret斎藤大嗣選手(2年生)がナイスキックオフリターン!
QBはこれまでと同じく3年生の2番中畑尚大選手。
1stダウン、58番OL池本生選手(3年生)や24番WR大矢康平選手(3年生)のナイスブロックもあり、21番RB滝野力矢選手(3年生)のランで5ヤードゲイン。
2ndダウン5、2番QB中畑選手のキープでナイスゲインし、1stダウン更新。敵陣29ヤード付近へ。
1stダウン、7番RB斎藤選手のランで8ヤードゲインも、イリーガルフォーメーションでの罰退もあり、1stダウン更新できず、4thダウン4に。
高槻、4thダウン4ギャンブル!
QB位置にRBである21番滝野選手が入り…、
モーションしてきた2番QB中畑選手にハンドオフし、1stダウン更新。敵陣19ヤード付近へ。
1番K西村拓真選手(3年生)の33ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは16番木村圭吾選手(3年生)。
高槻高校が、ランプレイで順調にゲインし、フィールドゴール成功で先制です!
前置きが長くなってしまったので、今回はこの辺で。
その②に続く…。