平成29(2017)年4月23日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました大阪高校大会2017春 準決勝第2試合 箕面自由学園高校(昨春1位) x 大阪産業大学附属高校(昨秋3位)の試合レポの続きです。
箕面自由学園高校 0-7 大阪産業大学附属高校、2Q残り9:22
<第2Q途中から>
大産大附属、57番K濱端倫選手(3年生)がキックオフ。
箕面自由、27番Ret鳩谷光選手(3年生)のキックオフリターンで、自陣26ヤード付近から。
1stダウン更新できず、4thダウン1、パントもショートに。
しかし、パント時に大産大附属のホールディングの反則があり、大産大附属は罰退し自陣34ヤード付近から。
箕面自由の36番LB山口佑選手(3年生)の2ヤードロスタックルや
箕面自由の12番DB林道之介選手(2年生)のナイスパスカバーもあり、1stダウン更新できず。
4thダウン7、16番P廣見壇選手(2年生)がパント。
箕面自由、自陣23ヤード付近から。
箕面自由、ここでQBを2年生の11番糸川幹人選手から3年生の7番足立翔選手に。
この春の大阪大会では、箕面自由学園はQBで11番糸川選手と7番足立選手を併用し、どちらかがQBの時はどちらかがWRに入るという布陣をとっています。
走力がある、肩が強いなど得意分野が違うQBを併用…という訳ではなく、2人とも体格を含め、似たようなタイプのQBなので、この2人をQBまたはWRでとっかえひっかえ交互で使う意図はよくわからないのですが…
3rdダウン6、7番QB足立選手→27番RB鳩谷選手へのパス成功から、大産大附属のミスタックルもあり、ランでロングゲインし…、
「あ、やっちゃった」
一気にタッチダウン…に見えましたが、アンスポーツマンライクコンダクト(スポーツマンらしくない行為)の反則でタッチダウンは取り消しに
この反則は過去の現地観戦で何度となく見てきたのですが、タッチダウン直前に両手を挙げるのはオーバーセレブレーション(過度な喜びパフォーマンス)ということで、アンスポーツマンライクコンダクト(スポーツマンらしくない行為)という反則が取られてしまいます。
(エンドゾーンに入ってタッチダウンしてから両手を挙げるのはOKです。でも、タッチダウンしてからチームメイトと喜びすぎて、審判が要求しているにも関わらずボールを審判に返すのを怠ると、これはこれでタッチダウン成立後のアンスポーツマンライクコンダクト(スポーツマンらしくない行為)の反則が取られてしまいます。)
私は正直「そんくらいいいやん、ケチ」と思っていますが、現行ルールは現行ルールですから従わなければなりません。
箕面自由、タッチダウンは取り消しとなり、両手を挙げてしまったゴール前2ヤード地点から15ヤード罰退して、敵陣17ヤード付近から。
箕面自由、ここでQBを再び11番糸川選手に。
3rdダウン5、11番QB糸川幹人選手の左オープンへのランで1stダウン更新。敵陣6ヤード付近へ。
3rdダウン3ゴール、最後は11番QB糸川幹人のキープでタッチダウン!
34番K野元亮太朗選手(3年生)のPATキック成功。
ホルダーはQB/WRでもある7番足立選手。
箕面自由学園高校 7-7 大阪産業大学附属高校、2Q残り2:12
箕面自由学園、前半折り返し前に同点に追いつきます
箕面自由、34番K野元選手がキックオフ。
大産大附属、箕面自由の87番和田勇一選手(3年生)らのナイスタックルであまりキックオフリターンできず、自陣15ヤード付近から。
1stダウン、25番RB西山雄大選手(3年生)のランで1stダウン更新。自陣27ヤード付近へ。
ラン×2で時間を流して、このまま前半を終えるかと思われましたが、3rdダウン4、大産大附属、タイムアウト3回目。
前半残り0:08
大産大附属、普通のランプレイで時間を流して、ここでタイムアップ。
(確認のためのタイムアウトだったのでしょうか??)
前半終了、箕面自由学園高校 7-7 大阪産業大学附属高校
大産大附属高校のチアリーダーのハーフタイムショーです
アメフト部の試合にいつも来てくれて、ありがとうございます
(残念ながら、箕面自由学園のハーフタイムショーはありませんでした。)
この日は両校とも、チアリーダー以外にも、運動部らしき同級生たちがたくさん応援に駆けつけてくれてました
<第3Q>
大産大附属の57番K濱端選手のキックオフで後半開始。
箕面自由、27番Ret鳩谷選手がキックオフリターンし、自陣32ヤード付近から。
ここでQBを7番足立選手に。
2ndダウン8、7番QB足立選手→11番WR糸川幹人選手のパス成功で1stダウン更新。50ヤード付近へ。
大産大附属の58番DL山下凌選手(3年生)の2ヤードロスタックルもあり、1stダウン更新できず。
大産大附属、箕面自由の99番吉村海人選手(2年生)のナイスタックルでリターンできず、自陣12ヤード付近から。
(おまけ写真:脱げたスパイクを見つめる2人)
大産大附属、1stダウン、25番RB西山選手のランで1stダウン更新。自陣25ヤード付近へ。
ファンブル自らリカバーでの大幅ロスもあり、続けてはダウン更新できず、4thダウン3、16番P廣見選手がパント。
箕面自由、自陣33ヤード付近から。
ここでQBを11番糸川選手に。
大産大附属の32番LB井手竜司選手(3年生)の3ヤードロスタックルがあったものの、3rdダウン13、ロングパスが大産大附属のパスインターフェアの反則を誘い、1stダウン更新。自陣45ヤード付近へ。
今大会はパスインターフェアに甘いように感じますが、さすがにこれは取られました。
3rdダウン2、箕面自由、タイムアウト1回目。
第3Q残り2:14
箕面自由、3rdダウン2、11番QB糸川幹人選手→27番RB鳩谷選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣38ヤード付近へ。
4thダウン3ギャンブル、7番QB足立選手→27番RB鳩谷選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣27ヤード付近へ。
第3Q終了、箕面自由学園高校 7-7 大阪産業大学附属高校
<第4Q>
箕面自由、2ndダウン2、敵陣19ヤード付近から。
2ndダウン2、7番QB足立選手のキープで1stダウン更新。敵陣17ヤード付近へ。
2ndダウン2、最後も7番QB足立選手のキープでタッチダウン!
34番K野元選手のPATキック成功。
接戦では勝負を分ける大事な大事なキックを決めた34番K野元選手をねぎらうホルダーの7番足立選手。
箕面自由学園高校 14-7 大阪産業大学附属高校、4Q残り8:55
第4Qに入り、ついに箕面自由学園が逆転!
しかし、まだまだたった1ポゼッション差。
このまま箕面自由学園が逃げ切るでしょうか?
それとも、大産大附属高校の逆転なるでしょうか??
その③に続く…。