平成29(2017)年4月23日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました大阪高校大会2017春 準決勝第2試合 箕面自由学園高校(昨春1位) x 大阪産業大学附属高校(昨秋3位)の試合レポの続きです。
箕面自由学園高校 14-7 大阪産業大学附属高校、4Q残り8:55
<第4Q途中から>
箕面自由学園、34番K野元亮太朗選手(3年生)がキックオフ。
大産大附属、25番Ret西山雄大選手(3年生)のキックオフリターンで、自陣25ヤード付近から。
2ndダウン5、大産大附属、タイムアウト1回目。
試合残り8:19
ついに逆転を許してしまい早く追いつきたい大産大附属、11番QB橋谷怜選手(3年生)→5番TE小林陸選手(2年生;写真↑)のパス成功からのランで39ヤードのロングゲイン!
一気に敵陣31ヤード付近へ。
25番RB西山選手のラン×2で1stダウン更新。敵陣21ヤード付近へ。
しかし、PATキックは箕面自由がブロックし、失敗!
ブロックしたのは、箕面自由の21番元古(げんこ)耀介選手(2年生)でしょうか?
(もしかして、49番湯上弘章選手(3年生)かな?)
箕面自由学園高校 14-13 大阪産業大学附属高校、4Q残り6:18
大産大附属、返すシリーズですぐさまタッチダウンは取れましたが、キック失敗で同点には追いつけず…
奇しくも準決勝第1試合は14-13とキック失敗が明暗を分けた試合だっただけに、この試合もかと嫌な予感がただよいます…。
大産大附属、57番K濱端倫選手(3年生)がキックオフ。
箕面自由、27番Ret鳩谷選手がキックオフリターン。
リターン中に大産大附属の反則があり、箕面自由学園は前進し、自陣37ヤード付近から。
箕面自由学園はランプレイでダウン更新を重ね、できるだけ時間を消費しつつボールを確保し、大産大附属の反撃のシリーズの時間を減らしたいところ。
一方の大産大附属は、さっさと箕面自由学園オフェンスをスリー&アウトに仕留め、逆転に向けた時間を確保したいところです。
箕面自由、このシリーズのQBは7番足立翔選手(3年生)。
2ndダウン6、ランも大産大附属の58番DL山下凌選手(3年生)が2ヤードロスタックル。
3rdダウン8、大産大附属、タイムアウト2回目。
試合残り4:40
箕面自由、7番QB足立選手のキープもダウン更新には至らず、4thダウン1に。
まだ自陣内の箕面自由学園、ギャンブルは選択せず、QBでもある11番P糸川幹人選手(2年生)が大産大附属を自陣7ヤードまで押し込めるナイスパント!
試合残り3:30
自陣7ヤードまで押しやられた大産大附属でしたが、
2ndダウン7、25番RB西山選手のランで約44ヤードのロングゲイン!一気に敵陣46ヤード付近へ。
そう、大産大附属高校には、この強力ラインマンを擁したランプレイという武器があります
続く2ndダウン2、36番RB金山侑平選手(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣33ヤード付近へ。
大産大附属のフィールドゴール圏内への侵入は阻止したい箕面自由、ここでタイムアウト2回目を取得。
試合残り1:37
大産大附属、箕面自由の56番LB万代輝選手(3年生)らのサックで2ヤードロスしたものの(写真↑)、25番RB西山選手のランで陣地回復し、3rdダウン5に。
箕面自由、タイムアウト3回目。
試合残り0:46
この時点で敵陣28ヤード。
17ヤード足すと45ヤードになるので、フィールドゴールを蹴るにはまだ苦しい位置です。
大産大附属、3rdダウン5、25番RB西山選手のランで1stダウン更新。敵陣22ヤード付近へ。
一気に22ヤードゲインし、タッチダウン!
この逆転タッチダウンに応援に駆けつけてくれた大産大附属高校の同級生たちも沸き返ります
そして、たたみ掛けるようにPATはプレイを選択し、25番RB西山選手のランで…、
2ポイント成功!
箕面自由学園 14-21 大阪産業大学附属高校、4Q残り0:22
大産大附属高校、逆転タッチダウンに加え、さきほどのキック失敗を取り戻す2ポイントコンバージョン成功です
これでもしこの後、箕面自由学園にタッチダウンを奪われたとしても、2ポイントコンバージョンンまで決められない限り、逆転されることはありません。
大産大附属、57番K濱端選手がキックオフ。
箕面自由、21番Ret元古選手がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。
1stダウン、7番QB足立選手→99番TE吉村海人選手(2年生)のパス成功からのランで1stダウン更新。自陣43ヤード付近へ。
もうタイムアウトのない箕面自由学園、スパイクで時間を止め、試合残り0:06に。
箕面自由、パス失敗後の3rdダウン10、7番QB足立選手→11番WR糸川幹人選手のホットラインパス成功もエンドゾーンには至らず、タイムアップ。
試合終了、箕面自由学園高校 14-21 大阪産業大学附属高校
大阪産業大学附属高校が、試合終了間際の劇的な逆転タッチダウンで、この接戦を制しました
結果を知っているはずの私ですが、このレポを書きながら色々と思い出して、ドキドキしてしまいました
大阪産業大学附属高校の試合後の円陣です。
大産大附属高校は、この準決勝の勝利で、4年ぶりに春の大阪大会決勝戦へとコマを進めることとなりました
次戦は、春秋通じて5年ぶりの大阪大会優勝をかけて、明日5月5日(祝金)13:30から、ここエキスポフラッシュフィールドにて、準決勝第1試合の勝者・高槻高校と対戦します。
そして、大阪2位以上が確定したため、大産大附属高校の春の関西大会出場も決定いたしました!
箕面自由学園高校の試合後の円陣です。
箕面自由学園は、この準決勝の敗戦により、3位決定戦にまわることとなりました。
次戦は、春秋通じて4大会連続の関西大会出場をかけて、明日5月5日(祝金)10:30から、ここエキスポフラッシュフィールドにて、準決勝第1試合の敗者で今春躍進の大阪学院大学高校と対戦します。
(春の関西大会へは、大阪3位のチームまでが出場できます。)
明日は、夏日の晴れ予報
みなさん、暑さ・日焼け対策万全で、エキスポフラッシュフィールドへお越しください!
おわり。