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2017年春 関西(近畿)のアメフト試合日程と展望を少し【関西学生Div.2・高校】(や)

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2017年春 関西(近畿)のアメフト試合日程と展望を少し【社会人・関西学生Div.1】の続きです。

続きましては、2017年春シーズンに関西(近畿)で開催される関西学生Div.2と高校アメフトの試合日程についてです。

 

<大学(関西学生Div.2)>

関西学生アメリカンフットボール連盟公式ホームページに、春シーズンの日程がアップされています。

http://www.kansai-football.jp/schedule/schedule2017_spr.html

このうち関西学生Div.2での注目の試合は、西日本学生大会のDiv.2上位4校トーナメント戦です。

今年は、神戸大学x大阪大学の勝者と近畿大学x大阪教育大学の勝者が対戦するという組合せとなりました。

このトーナメント戦が秋のDiv.1昇格争いの前哨戦となるので、Div.2クラスタとしては見逃せない4試合です。

事実、去年はこのトーナメント戦で優勝した桃山学院大学が、見事1年でDiv.1復帰を果たしましたキラキラ

パッと見、Div.1降格から間もない神戸大学や近畿大学が有利に見えますが、Div.2で着実に力をつけてきている大阪教育大学と大阪大学が優勝しても全然おかしくないと思います。

 

注目、というより心配なのは、今年からDiv.2に降格してしまった神戸大学です。

昨年までは社会人チーム「エレコム神戸」のコーチ陣の多くが神戸大学のコーチを兼任していましたが、神戸大学のホームページを見ると、コーチ人事に関しては高橋睦巳コーチ以外は少し距離を置くようになったようです。

(両チームは、グラウンドやトレーニング施設等を共用してますので、ゆるやかな協力体制はよっぽどのことがない限り続いていくものと思われますが。)

監督は昨年から引き続き田中彰さんですが、ヘッドコーチは昨年からコーチとして加入されたOBでもある元オービックの矢野川源さんが昇格されました。

OB中心のコーチング体制に戻った神戸大学、最近影が薄くなってしまっていた「神戸大学らしさ」を取り戻して、1年でDiv.1復帰となるでしょうか?

 

あと、いつものことながら、Div.3までは行き届かなくて、申し訳ありません…汗

 

<高校>

関西高等学校アメリカンフットボール連盟の公式ホームページのトップページに、春の各府県地区大会及び関西大会の日程がアップされています。

http://www.kansaikoukou-football.com/

 

(1)大阪府大会

16チーム(うち1チームは2校合同チーム)のトーナメント戦で争い、上位3校が関西大会に進出できます。

私の順位予想は、1位:大阪産業大学附属高校、2位:府立池田高校、3位:箕面自由学園高校、4位:高槻高校です。

2017年春の大阪高校の展望の詳細は長々になってしまうので、後日、別にアップいたします。

 

(2)兵庫県大会

10校のうち予選ブロックを勝ち抜いた6校が決勝トーナメント戦で争い、上位2校が関西大会に進出できます。

私が高校アメフトをがっつり見始めてからの4年は、上位2校は常に関西学院高等部と啓明学院高校が占めており、今年もそれは揺るがないでしょう。

ただ、「1位:関西学院、2位:啓明学院」という構図は昨秋の県大会でついに崩れ、関西学院グループの系列校である啓明学院高校が本家の関西学院高等部をしのぐ実力をつけてきています。

今春大会ではどうなるか、注目です。

 

(3)京都府大会

市立紫野高校が人数不足により不参加となり、立命館宇治高校、同志社国際高校、龍谷大平安高校の3校総当たり戦となります。

うち1位校のみが、関西大会に進出できます。

京都高校事情は(ま)さんの方がずっと詳しいのですが、今年も引き続き、立命館宇治高校優位となる気がします。

紫野高校には新1年生にたくさん入部してもらい、秋大会で復帰していただきたいですね。

 

(4)滋賀県大会

5校によるトーナメント戦を行い、うち1校のみが関西大会に進出できます。

少し前までは、立命館守山高校と県立長浜高校の2強という構図でしたが、同じ立命館グループの立命館宇治高校にどちらかというと遅れをとっていた立命館守山高校が、ここ2年でメキメキと力をつけ、関西ベスト4の常連校となりつつあります。

2000年代前半の立命館大学の「リッツ・ガン」とも言われたショットガンオフェンスの生みの親の1人である橋詰功コーチに加え、昨秋からは立命館大学の前ヘッドコーチの古橋由一郎コーチまで加わる超豪華コーチング体制となりました。

よって、今年も引き続き、立命館守山高校優位となるでしょう。

 

(5)東海地区大会

東邦高校がついに廃部になってしまい、海陽学園中等教育学校、南山高校、東海高校の3校総当たり戦となります。

うち1位校のみが、関西大会に進出できます。

昨春の関西大会で初の準優勝となり、昨秋の全国大会でも健闘を見せた海陽学園ですが、いかんせん部員数が少ないので、状況次第ではそれまでの関西大会常連校であった南山高校などに苦戦するかもしれません。

でも、海陽学園のフットボールはまた観たいですね。

 

(6)広島県大会

崇徳高校と広島城北高校の2校ガチンコ勝負で、勝った方が関西大会進出となります。

昨春大会は広島城北高校が、昨秋大会は崇徳高校が勝っていますので、どちらが勝ち上がってくるか楽しみですね。

 

関西全体としては、昨秋大会から引き続き、兵庫の2強・関西学院高等部と啓明学院高校、滋賀の立命館守山高校が優勢と思われます。

そこに、大阪の大阪産業大学附属高校など、京都の立命館宇治高校がどれだけ割って入れるか、もしくは昨年でいうところの海陽学園のような新たな高校の台頭があるのかを注目していきたいです。

 

あと、近畿4府県対抗の高校オールスターゲームであるプリンスボウル@王子スタジアムは、例年どおりであれば、関西大会決勝の次週土曜日に開催されるので、6月24日(土)になるのかと思います。(もし間違えてたら、ゴメンナサイ!)

 

次は、大阪高校大会をピックアップしてお伝えいたします。

 

その③に続く…。


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