11/23（土）全国高校大会関西決勝関西学院高等部ｘ立命館宇治高校①（や）

平成２５（２０１３）年１１月２３日（土祝）、王子スタジアムにて行われました全国高校アメフト選手権大会関西決勝「関西学院大学高等部 ｘ 立命館宇治高校」の試合レポです。

この勝者が関西代表として、１２月２３日（月祝）に東京の味の素スタジアムで行われます全国決勝戦「クリスマスボウル」（通称「クリボ」）に出場できます。
そう、あのアメフト漫画「アイシ－ルド２１」でみんなが目指していた「絶対！クリスマスボウル！」のクリスマスボウルです

関西学院高等部は、前節の試合で県立長浜高校を４０－７、その前の試合では関西大倉高校を７－０で下しての関西決勝進出です。
そう、２試合で１タッチダウンしか取られていないという、５２番ＤＬ藤木キャプテン率いるディフェンスの堅さが持ち味です
オフェンスは、２１番ＲＢ富永選手や９番ＲＢ川上選手を中心としたランプレイが中心です。

立命館宇治高校は、前節の試合で大産大附属高校戦では０－３、その前の大阪学芸高校戦では１９－２１と僅差ゲームを制しての関西決勝進出です。
こちらもディフェンスもさることながら、１１番ＱＢ西山選手が率いるパッシングオフェンスが目を引きます。色んなレシーバーに投げ分けるとか、もう高校レベルじゃない
そして、（ま）さんべた褒め強力ＯＬ陣を配したランプレイもなかなか強力
しかし、前節でエースＱＢである西山選手が負傷退場してしまっただけに、どうなることやら…(>_<)

＜第１Ｑ＞

関学の８８番中原選手のキックオフは、サイドラインをわり蹴り直し…というのが２回続きます

３回目のキックオフをリターンした立宇治、先発ＱＢはやはりエースの１１番西山選手ではなく、２年生の１２番宮崎選手。
２６番ＲＢ利岡選手のランの後、１２番ＱＢ宮崎選手のランで１ｓｔダウン更新。
しかし、続くオフェンスは、ランプレイはロスし、パス失敗×２で１ｓｔダウン更新ならず…。
や、やはり、立宇治オフェンス、ＱＢが変わったせいか、しっくりきてない感じ

そして、１２番ＱＢ宮崎選手がパント。

一方、関学はテンポよく、オフェンスを進めます。
３番ＱＢ木村選手→２１番ＲＢ富永選手へのパス成功で１ｓｔダウン更新。

３番ＱＢ木村選手→１６番ＷＲ前田選手のパス成功で１ｓｔダウン更新。敵陣４４ヤードへ。

２ｎｄダウン、２１番富永選手のランで１ｓｔダウン更新。敵陣２８ヤード付近へ。

しかし、立宇治のディフェンスがここで踏ん張り、パシュートでＱＢを追い詰め、３ｒｄダウンのパスは投げ捨てとなり、１ｓｔダウン更新できず。

関学、８８番中原選手３９ヤードのフィールドゴール成功！
ホルダーはＱＢでもある３番木村選手。
関西学院高等部３－０立命館宇治高校

関学、オンサイドキックは失敗。
立宇治、ランプレイも大幅ロス…、７番ＲＢ藤岡選手へのパス成功もあまりゲインならず…、関学のオフサイドで５ヤード前進した後の７番ＲＢ藤岡選手のランプレイもショートヤーデージを残して１ｓｔダウン更新ならず…。
ここで、立宇治、早々に４ｔｈダウンギャンブル！

７番ＲＢ藤岡選手のランプレイで、１ｓｔダウン更新！敵陣４４ヤードへ。

立宇治、３ｒｄダウン－１１ヤードとなり、タイムアウト１回目をとった後、

１２番ＱＢ宮崎選手→２番ＷＲ近江選手のスウィングパスからのランアフターで１ｓｔダウン更新。敵陣３０ヤードから。

立宇治、７番ＲＢ藤岡選手のランプレイ、３番ＷＲ廣吉選手へのパス成功後、ショートヤーデージを２６番ＲＢ利岡選手のランプレイで１ｓｔダウン更新。
ゴール前１５ヤードへ。

第１Ｑ終了、関西学院高等部３－０立命館宇治高校
あ、通常の高校の試合は１Ｑ１０分ですが、準決勝と決勝戦は大学と同じく１Ｑ１２分となります。
実は、このたった２分の差で、試合がだいぶ長く（短く）感じます(^_^;)

＜第２Ｑ＞
立宇治、ゴール前１５ヤードから１ｓｔダウン。
１ｓｔダウン：パス失敗。
２ｎｄダウン：１２番ＱＢ宮崎選手→３番ＷＲ廣吉選手のパス成功も、関学のナイスディフェンスでランアフターはゲインできず。