平成28(2016)年9月25日(日)、箕面自由学園高校にて行われました大阪高校大会2016秋 予選リーグ Fブロック最終節 浪速高校 x 関西大倉高校(今春大阪3位・昨秋大阪2位)の試合レポの続きです。
前半終了、浪速高校 12-7 関西大倉高校
<第3Q>
浪速のキックオフで後半開始。
関西大倉、1番R安西寛貴選手(2年生)がキックオフリターンし、自陣27ヤード付近から。
浪速の9番DL春口凌誠選手(3年生)、53番DL高尾伸矢選手(3年生)のサックによるロスや、
浪速の99番LB飯田哲平選手(3年生)のナイスタックルがあったものの、
18番QB大池秀和選手(3年生)→11番WR林竜之介選手(3年生;写真↑)のパス成功×3で、1stダウン更新×3。敵陣30ヤード付近へ。
昨年2年生時はダブルQBであったQB大池選手とWR林選手、この2人のホットラインが冴えます
そのままタッチダウン!
PATキックは失敗。
浪速高校 12-13 関西大倉高校、3Q残り5:56
関西大倉高校、後半1stシリーズで逆転です!
関西大倉の10番K青木寿樹選手(3年生)のキックオフは、タッチバックに。
浪速、自陣25ヤードから。
12番QB山西匡選手(3年生)のキープで約40ヤードのロングゲイン!敵陣30ヤード付近へ。
しかし、関西大倉の63番LB田中湧介選手(3年生)らのロスタックルや51番DL久松遼平選手(3年生)のQBサックで大幅ロスし、続けては1stダウン更新できず、パント。
関西大倉、自陣20ヤード付近から。
18番QB大池選手のキープ、18番QB大池選手→11番WR林選手のパス成功で1stダウン更新×2。50ヤード付近へ。
第3Q終了、浪速高校 12-13 関西大倉高校
<第4Q>
関西大倉、50ヤード付近、1stダウン10から。
3rdダウン10、関西大倉にホールディングの反則がありましたが、ダウン更新にいたらなかったため、浪速がディクライン。
1stダウン更新できず、1番P安西選手がパント。
浪速、自陣21ヤード付近から。
12番QB山西選手→10番TE今井啓太選手(3年生;写真↑)のパス成功でロングゲイン!敵陣40ヤード付近へ。
2ndダウン、ピッチを受けた7番RB阿部健太選手(2年生)のランで1stダウン更新。敵陣30ヤード付近へ。
3rdダウン、12番QB山西選手→89番WR小野輝選手(2年生)(?)のパス成功からのランで約20ヤードゲインし、タッチダウン!
関西大倉、タイムアウト1回目。
試合残り6:35
浪速、PATはプレイを選択。
12番QB山西選手→24番WR井上拓選手(3年生)のパス成功!
浪速高校 20-13 関西大倉、4Q残り6:35
浪速高校、再逆転、かつ1タッチダウン+キック成功では逆転されない点差をつけます。
浪速、11番K畠中瞭選手(1年生)がキックオフ。
関西大倉、1番RB安西選手がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。
1番RB安西選手のラン×3で、1stダウン更新×3。敵陣23ヤード付近へ。
しかし、3rdダウン、浪速の43番LB大森翔貴(2年生)らのサックを受け大幅ロス!
関西大倉、4thダウン17、タイムアウト2回目。
試合残り3:42
7点差を追う関西大倉高校、ここはロングシチュエーションながら、1stダウン更新し、タッチダウンに繋げなければ苦しい展開となります…。
関西大倉、4thダウン17ギャンブル、18番QB大池選手→11番WR林選手パス成功!
10番K青木選手のPATキック成功。
ホルダーはWR/DBでもある8番河田航祐選手(3年生)。
浪速高校 20-20 関西大倉高校、4Q残り3:34
関西大倉高校、PATはプレイを選択し、一気に逆転を狙うという手もありましたが、ここはキックで確実に同点とします。
関西大倉、キックオフ。
浪速、89番R小野選手がキックオフリターンし、
自陣22ヤード付近から。
浪速高校としては、フィールドゴールでもいいのでスコアでリードを奪いたかったシリーズですが…、
関西大倉の52番DL原田仁之介選手(2年生)がロスタックル、
関西大倉の51番DL久松遼平選手(3年生)のQBサックでさらに大幅ロス!
1stダウン更新できず、4thダウン19、自陣深くからパント。
関西大倉、12番R松田拓海選手(2年生)がパントリターンし、敵陣45ヤード付近から。
試合残り2:14
関西大倉にとっては、いい位置からのオフェンスで勝ち越しのチャンスが巡ってきました。
関西大倉、ラン×2もあまりゲインなく、3rdダウン8くらいに。
浪速、関西大倉の時間消費を阻止し、この後のオフェンスの時間を残すため、タイムアウト1回目を取得。
試合残り1:23
関西大倉、浪速の53番DL高尾選手らのQBサックでロスし、1stダウン更新できず。
浪速、タイムアウト2回目。
試合残り1:12
関西大倉、1番P安西選手がパント。
浪速、関西大倉の6番植屋啓選手(2年生)のタックルであまりリターンできず、自陣18ヤード付近から。
試合残り約1分
浪速、3rdダウン7、パス失敗で1stダウン更新できず。
浪速、タイムアウト3回目。
試合残り0:01
浪速のラストプレイは関西大倉の52番DL原田選手のロスタックルを受け、スコアには至らず、タイムアップ。
試合終了、浪速高校 20-20 関西大倉高校
(1Q) (2Q) (3Q) (4Q) 合計
関西大倉高校 0 7 6 7 20
浪速高校 0 12 0 8 7
関西大倉高校の試合終了後の円陣です。
浪速高校の試合終了後の円陣です。
これで、予選リーグFブロックは、関西大倉高校と浪速高校が、ともに1勝0敗1分で星が並ぶこととなりました。
公式パンフの大会実施要項によると、「予算リーグ1位校が複数の場合、抽選によって決勝トーナメントへの出場校を決定する。」となっています。
この後の抽選の結果、決勝トーナメントへの出場権を得たのは、関西大倉高校!
浪速高校は、強豪・関西大倉高校に同点と健闘しましたが、残酷ながら抽選で敗れ、ここで敗退、3年生は引退となりました…。
抽選で決勝トーナメント出場権を得た関西大倉高校は、次戦、大阪高校準決勝にて、優勝候補であった箕面自由学園高校を7-13で下してノリにのっているであろう大阪産業大学附属高校と対戦します。
大阪高校大会準決勝は、10月11日(月祝)、関西大学第一高校にて行われ、大阪産業大学附属高校 x 関西大倉高校は13:00キックオフです。
この試合の勝者は、大阪2位以上が確定するため、全国大会出場権を得られることとなります。
準決勝の大阪学院大学高校 x 大阪学芸高校、箕面自由学園高校 x 大阪産業大学附属高校は、ともに大接戦だったようですが、行かずにすいませんでした…。
試合レポでも書かせていただきましたが、箕面自由学園高校 x 大阪産業大学附属高校はやはり因縁の対決というか、何かありますね…(>_<)
今度の準決勝は私も観戦に行きますので、みなさんも是非、関大一高グランドに観戦にいらしてください!
おわり。