秋シーズン開幕までは引き続き、復活レポをアップさせていただきますm(_ _)m
平成28(2016)年5月28日(土)、王子スタジアムにて行われました春の関西高校大会2016 1回戦 第2試合 府立池田高校(大阪2位) x 県立長浜・長浜北高校(滋賀2位)の試合レポの続きです。
前半終了、府立池田高校 6-0 県立長浜・長浜北高校
<第3Q>
長浜高校の10番K音居選手(3年生)のキックオフで後半開始。
池田高校、19番R寺町選手(2年生)のナイスリターンで、自陣40ヤード付近より。
1stダウン、10番QB木下選手(3年生)のキープで1stダウン更新。敵陣47ヤード付近へ。
続けてはダウン更新できず、4thダウン6、QBでもある10番P木下選手がパント。
長浜、5番R藤居勇人選手(3年生)がリターンし、自陣19ヤード付近より。
1stダウン更新できず、4thダウン5、82番P伊藤祥貴選手(3年生)がパント。
池田、自陣44ヤード付近より。
10番QB木下選手→12番WR安田選手(3年生)のパス成功、21番RB山田選手(3年生)のラン、10番QB木下選手のキープで、1stダウン更新×3。敵陣5ヤード付近へ。
92番RB八木選手(3年生)のランでゴール直前まで前進し、
2ndダウンショート to ゴール、44番RB石井選手(3年生)のランで…、
Touchdown!
TFPは、キックの構えからホルダーの19番寺町選手(2年生)が…、
40番織田選手(3年生)にパスを投じ見事成功!
この試合前にアップした大阪府大会決勝戦の試合レポで、「19番WR/DB寺町選手はQB経験がある」とお伝えしていたので、ワタシとしてはちょっとニヤニヤ
3Q残り3:20 府立池田高校14-0 県立長浜・長浜北高校
池田高校、長浜高校をさらに突き放すタッチダウンです!
池田、21番K山田選手がキックオフ。
長浜、5番R藤居勇人選手(3年生)がキックオフリターン。
長浜のキックオフリターンを池田の14番出口選手(3年生)がタックルし、長浜、自陣31ヤード付近より。
43番RB肥田主将(3年生)のランで前進し…、
(写真↑右側でブロックしているのは、65番OL村居大地選手(3年生)です。174cm・110kgと大学生級ですね)
2ndダウン1、22番RB中尾選手(2年生)のオープンのランで1stダウン更新。敵陣47ヤード付近へ。
4thダウン1ギャンブル、ランで1stダウン更新。敵陣37ヤード付近へ。
しかし、続く1stダウン、池田高校の19番DB寺町選手(写真↑1番左)が長浜高校の反撃を断ち切るインターセプト!攻守交代です!
池田自陣19ヤード付近より。
2ndダウン10、21番RB山田選手のランで1stダウン更新。自陣34ヤード付近へ。
第3Q終了、府立池田高校 14-0 県立長浜・長浜北高校
<第4Q>
池田、自陣34ヤード付近、1stダウン10から。
3rdダウン5、10番QB木下選手のキープで1stダウン更新。敵陣42ヤード付近へ。
ホールディングでの罰退もあり、続けてはダウン更新できず。
4thダウン12、10番P木下選手がパント。
試合残り6:30
長浜、自陣20ヤード付近から。
2ndダウン10、22番RB中尾選手のランで21ヤードのロングゲイン!自陣41ヤード付近へ。
しかし、3rdダウン8、長浜高校のパスを今度は池田高校の87番LB和田選手(3年生)がインターセプト!
またしてもインセプで長浜高校の攻撃を断ち切り、攻守交代です!
池田高校の敵陣49ヤード付近からのオフェンスに。
試合残り4:51
1stダウン更新できずも、4thダウン3、10番P木下選手がナイスパント。
長浜高校、自陣8ヤード付近から。
試合残り2:32
1stダウン、12番QB高橋選手→11番WR村居龍樹選手(3年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。
皆さんお気づきかもしれませんが、長浜高校には苗字の結び字が「…居」の選手が多いです。(写真↑は、長浜高校のメンバー表の抜粋です。)
こういう地域性が感じられるのも関西大会の楽しいところですね。
2ndダウン、12番QB高橋選手→82番TE伊藤祥貴選手(写真↑)のパス成功で1stダウン更新。自陣42ヤード付近へ。
池田のナイスタックルによるパスドロップなどもあり、続けては1stダウン更新できず。
4thダウン10ギャンブルのパスも失敗となり、ターンオーバーに…。
試合残り1:06
池田、敵陣42ヤード付近からのオフェンスに。
92番RB八木選手のランなどで前進も、1stダウン更新には至らず。
4thダウン1、10番P木下選手がパント。
このパントはタッチバックに。
長浜高校がタイムアウト3回を使い切って、時計を止めたため、オフェンスに試合時間0:26を残すことができました。
もう1度オフェンスの機会がまわってきた長浜高校は、自陣20ヤードから。
12番QB高橋選手→27番WR久米選手(3年生)のプレイアクションパス成功、12番QB高橋選手(写真↑)→11番WR村居龍樹選手のパス成功で1stダウン更新×2。敵陣44ヤード付近へ。
ディレイオブザゲームの反則で罰退し、
12番QB高橋選手→22番RB中尾選手のスクリーンパス成功からのランでゲインも、スコアには至らず、タイムアップ。
試合終了、大阪府立池田高校 14-0 滋賀県立長浜・長浜北高校
整列後は、握手をしてお互いのフィールドへ。
府立池田高校の試合後の円陣です。
点差こそ14点と2ポゼッション差でしたが、最後の方はこれまで試合にあまり出ていなかった選手や1年生を試合に出す余裕もあり、快勝でした
勝利した府立池田高校は、2回戦に進出しましたが、京都1位の同志社国際高校に敗れ、関西大会2回戦で敗退、3年生は引退となりました…(T_T)
(この試合のレポは、(ま)さんが書いてくださってます。→ 試合レポ① 試合レポ②)
(ちなみに、この2回戦、私が応援する府立池田高校と(ま)さんが応援する同志社国際高校の対戦であったため、お互い逆スタンドで観戦、応援していました。笑)
今年の府立池田高校は、その前の府立豊中高校との定期戦や新人戦を見て、苦しい戦いとなることを予想していたのですが、フタを開けると、2年連続での大阪大会準優勝、前年戦績を上回る関西大会1回戦突破と、記念すべき創部70周年の年に好成績をおさめました
府立池田高校の試合は3年前から見ていますが、選手が卒業で入れ替わっているにもかかわらず、毎年、強くて礼儀正しいいいチームです。
(3年前のチームは、その時の春大会で優勝した強ーい高槻高校と当たってしまったため、戦績としては大阪大会2回戦敗退でしたが、組合せ次第では充分上位を狙えるチームでした。)
(ま)さんも同志社国際高校戦の試合レポで紹介してくれた、今年から登場の去年の卒業生寄贈の府立池田高校の横断幕ですが、ここに掲げられた「自主 自律 貢献」というスローガンが体現されたかのようなチームです。
3年生の多くは、この後、6月25日(土)に行われました春のポストシーズンオールスターゲームであるプリンスボウルに出場しましたが、府立池田高校としてこのメンバーでの試合はこれで最後となりました。
今までありがとうございました。おつかれさまでした。
また、関西学生アメフトという次のステージでお目にかかれれば、選手・スタッフとしてでなくても、これからもアメフトを好きでいてくれたら、嬉しく思います。
1・2年生の皆さんには、またどのような新チームとなるのか、秋大会の試合でお会いできるのを楽しみにしています。
県立長浜・長浜北高校の試合後の円陣です。
県立長浜・長浜北高校は、残念ながらこの関西大会1回戦で敗退となりました…。
高校の合併や校舎の移転で生徒や教員の皆さんにとっては、例年に比べ準備が大変な春大会であったと思います。
例年どおりであれば、長浜高校の3年生はまだ引退ではないはずなので、秋の全国大会関西トーナメントに向けて、夏期トレーニング、がんばってくださいね
次は、タッチダウン誌のトップボーイズ紹介を兼ねたプリンスボウルの試合レポをアップしていきます。
おわり。