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春の関西高校大会2016 決勝戦 関西学院高等部 x 海陽中等教育学校③(や)

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平成28(2016)年6月18日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました春の関西高校大会 決勝戦 関西学院高等部(兵庫1位・昨春関西準優勝、昨秋全国優勝)海陽中等教育学校(東海1位)の試合レポの続きです。
この試合レポの写真も、私が撮った写真の他に、(ま)さんの旦那さんが撮ってくださった写真も使わせていただいてますm(_ _)m

 

第3Q終了、関西学院高等部 20-0 海陽中等教育学校

 

<第4Q>

海陽学園、自陣30ヤード、3rdダウン8から。

関西学院の20番DB岩崎選手(3年生)のパスカットで、1stダウン更新できず。

21番P太田選手(3年生)がパント。

 

関西学院、自陣22ヤード付近から。

9番QB奥野選手(3年生)のキープで1stダウン更新×2。自陣49ヤード付近へ。

関西学院のパスインターフェアの反則もあり、続けてはダウン更新できず。

4thダウン17、QBでもある12番P林選手(3年生)がパント。

 

海陽学園、自陣29ヤード付近から。

試合残り8分弱

スナップミスで大幅ロスし、1stダウン更新できず。

4thダウン17、21番P太田選手がパント。

 

関西学院、自陣33ヤード付近から。

試合残り6分弱

関西学院、12番QB林選手→1番WR福原選手(2年生)のパス成功、12番QB林選手(写真↑)→11番WR高木選手(3年生)のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣37ヤード付近へ。

フォルススタートの反則で、1stダウン15に。

海陽ディフェンスのプレッシャーきつく、ニーダウンでロスし、2ndダウン21に。

関西学院、タイムアウト1回目。

試合残り2:49

 

3rdダウン21、ここで海陽学園の85番DB山本選手(3年生)がインターセプト!

 

海陽学園、インセプリターンで、自陣47ヤード付近からのオフェンスに!

試合残り2:32

さらなる失点を阻止し、逆転に向けて、オフェンスチームにバトンを渡しますDASH!

 

海陽学園、1stダウン、4番QB坂野選手(3年生)→80番WR張選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣41ヤードへ。


4番QB坂野選手→85番WR山本選手(写真↑1番右)のパス成功からのランで1stダウン更新。敵陣31ヤードへ。

さらに、4番QB坂野選手→80番WR張選手のパス成功で1stダウン更新し、ついに敵陣14ヤード付近へ! 

しかし、関西学院の59番DL菅野主将(3年生)のサックでロスし、3rdダウン15に(>_<)​!

上の1枚目の写真、菅野主将の手は、しっかりとボールにかかってますねびっくり

(この写真を撮ってくださったのは、(ま)さんの旦那さんですグッド!

海陽学園、ここでタイムアウト2回目。

試合残り1:15

 

海陽学園、パス失敗で1stダウン更新できず。

4thダウン15、海陽学園、タイムアウト3回目。

試合残り1:09

 

海陽学園、ギャンブル!

関西学院ディフェンスからの厳しいラッシュを受けながら投じたパスは…、

失敗となり、ターンオーバーに…!

海陽学園、ここで最後の望みがついえます…。

 

関西学院、自陣19ヤード付近から。

ランで時間を消費し、タイムアップ。

 

 

試合終了、関西学院高等部 20-0 海陽中等教育学校

関西学院高等部、6年ぶり28回目の春の関西大会優勝です!

 

試合終了後、表彰式が行われ、優勝・準優勝校への表彰があった後に、個人表彰選手の発表がありました。

最優秀選手賞は、関西学院高等部 9番 QB 奥野耕世選手(3年生) です!

昨年の2年生時は、どちらかというと自らのランプレイを買われての起用だったように思いますが、3年生となった今春は、パスでもいいプレイを見せてくれていますキラキラ

第3Qには、気迫のキープでタッチダウンし、文句なしの受賞ですね照れ

 

敢闘選手賞は、海陽中等教育学校 41 番 RB/LB 八木兵真主将(3年生)です!

第2Qでの関西学院オフェンスドライブを断ち切るインターセプトの他、随所で、ナイスタックルを見せてくれましたキラキラ

 

春大会の優勝が6年ぶりというのは少々意外ではありますが、関西学院高等部の目指す先は、12月に行われるクリスマスボウル(全国高校大会決勝戦)3連覇!

彼らにとっては通過点ということで喜びは控えめでしたが、優勝おめでとうございます!

 

海陽学園の最後の整列とスタンドへの礼です。

関西強豪校を次々破って今春躍進を見せてくれた選手・スタッフたちに対するスタンドからの拍手は、選手・スタッフの方たちが顔を上げても、鳴りやむことはありませんでした。

海陽中等教育学校は、残念ながら、5年前の準決勝での関西学院高等部に対するリベンジは果たすことができず、準優勝となりました。

しかし、海陽学園・東海代表校にとってこれが通過点となるよう、またこの場に戻ってきてくれるよう、お待ちしています。

また、3年生の皆さんは、受験勉強のためここで引退になるということで、お疲れさまでした。

私が海陽学園3年生の試合を見せていただいたのは、ニューイヤーボウルを含めてたった3回でしたが、本当に見ていて気持ちのいいプレイをしてくれる、もっと試合を観たいと思うチームでした。

 

朝日新聞デジタル版に、海陽学園アメフト部と西村英明監督についての記事がアップされているので、こちらの方も是非ご覧ください。

(無料会員登録すると、全文閲覧できます。)

朝日新聞:躍進の海陽学園、京大OB監督が下支え 高校アメフット

東海地方は、近畿地方に比べ、アメリカンフットボールに触れる機会が少ない地域だと思いますが、この記事にあるよう、海陽学園アメフト部の卒業生の7割が大学でもアメフトを続けてくれているとのことです。

また、来年以降、関西学生リーグでお目にかかることになる選手もいらっしゃるかもしれませんね(^_^)

 

海陽学園は愛知県三河地方の蒲郡(がまごおり)市にある学校で、名古屋からさらに南東約70km離れたところにあります。

また、ここエキスポフラッシュフィールドまでは約200kmもあります。

そのような遠方から、保護者やOBの方、生徒さんたちもたくさん駆けつけてくれて、嬉しかったです。

 

関西高校アメフトの春シーズンは、この次週のプリンスボウルで終了し、各校、8・9月からの秋大会に備えることとなります。

春シーズンで思うような戦績を上げられなかった高校や3年生の引退で新チームとなる高校もあるかと思いますが、夏トレーニング期間を経て、また試合を拝見させていただくのを楽しみにしています(*^ー^)ノ

 

<おまけ>

優勝記念の集合写真も撮り終えて、あとは帰る準備だけと思われた関西学院高等部の皆さん、なぜかフィールドに散らばってウロウロ…。

どうやらゴミ拾いをしてくれていたようです。

いつも礼儀正しい関西学院高等部アメフト部の皆さんですが、また1つ、感心させられた出来事でした(^_^)

 

おわり。

 

(秋シーズン開幕までは、私(や)は、関西高校大会・大阪高校大会と西日本学生大会決勝戦の復活レポをアップしていく予定です。

また、プリンスボウルレポについては、昨年と同じく、トップボーイズ紹介も兼ねて書きたいと思いますので、ちょっと遅めの8月にアップさせていただきます。)


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