平成28(2016)年5月5日(木祝)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました春の大阪高校大会 決勝戦 府立池田高校(昨春大阪2位) x 箕面自由学園高校(昨春大阪4位、昨秋大阪3位)の試合レポです。
来週末の試合告知を兼ね、予定を変更して、先にこの試合の結果についてアップさせていただきますm(_ _)m
試合前の整列です。
左側のカラー(青)ジャージが府立池田高校、右側のホワイトジャージが箕面自由学園高校です。
府立池田高校の56番OL/DL八田主将(3年生)と箕面自由学園高校の11番WR/DB糸川主将(3年生)のコイントスの結果、池田高校が勝利し、前半レシーブを選択。
府立池田高校のキックオフ前の円陣です。
府立池田高校は、準決勝で関西大倉高校を13-19で下し、2年連続・春の大阪大会決勝戦進出です!
府立豊中高校とともに高校アメフト発祥校である府立池田高校のアメフト部は、チーム名の「'46 GALLEON(フォーティーシックスガリオン)」が示すとおり1946年創部で、今年の2016年で創部70周年を迎えます。
(参考:産経新聞記事 進駐米軍の指導で全国で初めて設立された大阪府立池田高アメフト部が創部70周年「伝統、次代に伝えたい」)
創部70周年の記念すべき年、大阪大会優勝で花を添えたいところです
箕面自由学園高校のキックオフ前の円陣です。
箕面自由学園高校は、準決勝でタイブレイク(延長戦)の激戦の末、高槻高校を16-17で下しての決勝進出となりました。
フットボールの名門・箕面自由学園高校にあっても、今年は特にアスリート揃いの年といっていいのではないでしょうか。
<第1Q>
箕面自由の34番K野元選手(2年生)のキックオフで試合開始。
このキックオフはタッチバックとなり、 池田、自陣25ヤードからのオフェンスに。
先発QBは、準決勝に引き続き、10番木下選手(3年生)。
(写真↑は、2ndダウン7の時のものです。)
2ndダウン3、10番QB木下選手→19番WR寺町選手(2年生;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。自陣44ヤードへ。
観戦仲間の方が、「彼(寺町選手)、審判に返す時のボールの軌道がキレイだったんですよー」とおっしゃってましたが、エースQBの木下選手がケガか何かで離脱していた時、代わりにQBを務めていた1人が、この寺町選手でした(^_^)
1stダウン、箕面自由の29番DB小森田選手(3年生)のタックルで2ヤードロスしたものの、
3rdダウン8、21番エースRB山田選手(3年生)のランで約25ヤードのロングゲイン!敵陣29ヤード付近へ。
しかし、続けては1stダウン更新できず、4thダウン5、 ギャンブルのパスは失敗となり、ターンオーバー!
箕面自由の自陣24ヤード付近からのオフェンスに。
先発QBは、準決勝に引き続き、13番西本選手(3年生)。
1stダウン更新できず、4thダウン8、30番P國分選手(3年生)がパント。
池田、自陣37ヤード付近から。
10番QB木下選手のキープでゲインし、2ndダウン1、92番RB八木選手(3年生)のランで1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。
続けては1stダウン更新できずも、4thダウン1、QBでもある10番P木下選手がナイスパント。
箕面自由、自陣3ヤード付近からと苦しい位置からのオフェンスに。
1stダウン、池田の78番DL辻選手(2年生)らのタックルでロスし、2ndダウン12、自陣1ヤードまで後退。
第1Q終了、府立池田高校 0-0 箕面自由学園高校
<第2Q>
箕面自由、2ndダウン12、自陣1ヤードから。
49番RB湯上選手(2年生)のラン×2でゲインも、ダウン更新には至らず、4thダウン1、エンドゾーン内の苦しい位置からパント。
池田、敵陣39ヤード付近からと好位置からのオフェンスに。
3rdダウン6、10番QB木下選手のキープで1stダウン更新し、敵陣28ヤード付近へ。
続けては1stダウン更新に至らず、4thダウン2に。
池田、タイムアウト1回目。
前半残り5:21
池田、37ヤードフィールドゴールは失敗に…。
箕面自由の自陣20ヤードからのオフェンスに。
2ndダウン5、ピッチを受けた27番RB鳩谷選手(2年生)のランで1stダウン更新。自陣38ヤードへ。
1stダウン、13番QB西本選手(写真↑1番左)から…、
11番WR糸川主将(3年生)への31ヤードロングパス成功!一気に敵陣31ヤード付近へ。
今年の13番QB西本選手→11番WR糸川選手のみのじホットラインは、このようなロングパスシチュエーションでも決めてくるので、なかなか驚異的です
さらに、1stダウン、13番QB西本選手(写真↑1番右)のキープで…、
20ヤードのロングゲイン!
一気にたたみ掛けて、敵陣11ヤード付近へ。
最後は、3rdダウン1、49番RB湯上選手のダイブで…、
タッチダウン!
PATのキックは失敗。
府立池田高校 0-6 箕面自由学園高校、2Q残り1:32
箕面自由学園、ついに先制です!
箕面自由、34番K野元選手がキックオフ。
池田、21番R山田選手がキックオフリターン。
自陣34ヤード付近からのオフェンスに。
2ndダウン10、10番QB木下選手→19番WR寺町選手のパス成功で1stダウン更新。自陣45ヤード付近へ。
箕面自由の51番DL浅野選手(3年生;写真↑中央左)らのQBサックで7ヤードの大幅ロス。
2ndダウン17、池田、タイムアウト2回目。
前半残り0:45
10番QB木下選手のキープで陣地回復し、
3rdダウン10、10番QB木下選手から…、
35番WR澤田選手(3年生)へのロングパス成功!
ランアフターでさらにゲインし、一気に敵陣3ヤード付近へ!
2ndダウン10、箕面自由、タイムアウト1回目。
前半残り0:25
2ndダウン10、箕面自由の56番LB松永汰倉選手(3年生)のパスカットがあったものの、
3rdダウン10、10番QB木下選手のキープでタッチダウン!
エースRBでもある21番K山田選手のPATキック成功。
ホルダーは、WR/DBでもある19番寺町選手。
(写真↑、キックは成功していますが、箕面自由の51番浅野選手のジャンプ力がすごいです)
府立池田高校 7-6 箕面自由学園高校、2Q残り0:14
池田高校、すぐさま逆転です!
府立池田、21番K山田選手がキックオフ。
箕面自由、5番R嘉本(かもと)選手(3年生;写真↑1番右)がキックオフリターンし…、
ロングゲイン!
そして、一気にタッチダウンΣ(゚д゚;)!
キックオフリターンタッチダウンを決めた5番R嘉本選手へのセレブレート。
池田高校にとっては、前半残りたったの0:14を残してのキックオフ、一番されてはいけないことをされてしまいました…orz
(立命館大学ファンにとっては、悪夢の昨年の甲子園ボウルが頭をよぎりました…)
箕面自由、タイムアウト2回目。
1回目のタッチダウンのPATキック失敗を埋めるべく、PATはプレイを選択しますが、ランプレイは惜しくもエンドゾーンには至らず失敗に。
ここでタイムアップ。
前半終了、府立池田高校 7-12 箕面自由学園高校
その②に続く…。