桃山学院自陣16YD付近よりの後半最初のドライブ、ランランは甲南大学DL74砂川敏樹(大阪学芸高 3年)のタックルなどでストップも、QB18織田恭介(大産大付属 4年)→WR1高尾祐樹(大産大付属 4年)パス成功FD!
さらにランプレイでゲインを図る桃山学院、RB99沖野亮(大産大付属 2年)のラン3YD、RB28川上雄輔(大阪学芸 2年)のラン3YDとこつこつと前進も、3rdダウンのパス失敗でこのドライブはパントに終わります。
2ndダウン、RB28川上選手を止める甲南大学LB52吉岡朋哉キャプテン(清風高 4年)! 気迫のこもったタックルでロングゲインを与えず。
2ndダウン、RB28川上選手を止める甲南大学LB52吉岡朋哉キャプテン(清風高 4年)! 気迫のこもったタックルでロングゲインを与えず。
甲南大学は自陣35YD付近よりとなかなかのポジションからの攻撃でしたが、パス失敗、ランもゲイン僅か、パス失敗の3&out。パントへ
<甲南大オフェンス×桃山学院ディフェンス>
RB30伊藤大樹(大阪学芸 3年)選手を止めるのはDL90中島俊輔(桃山学院高 4年)副将とDL72杉野敦(箕面自由 3年)選手! 前半に引き続きディフェンス合戦の予感が……。
桃山学院自陣25YD付近よりの攻撃。RB32阿部良平(浪速高 3年)のラン4YD、RB28川上のラン17YDFD!
大阪学芸出身、2年生RB川上選手のナイスゲインでFD!
しかしこの後オフェンスは進まずまたもや攻撃はパントです。
しかしこの後オフェンスは進まずまたもや攻撃はパントです。
甲南大学は自陣25YD付近より。RB30伊藤大のラン3YD、RB33木村友(甲南高 3年)のラン27YDゲインFD!敵陣へ!
敵陣まで前進した甲南はさらに桃山のオフサイドで前進しチャンスを拡大しますが、ここで桃山学院Dにビッグプレイ! DB14西川和馬(箕面自由 3年)がパスをインターセプト!攻守交代です!
パスをがっちりキャッチする西川選手! 甲南大学、木村選手のナイスランからのチャンスを生かせずターンオーバー。
もう一枚、ナイスプレイに味方にもみくちゃにされるDB14西川選手!
DB7植田将聖(大産大付属 3年)選手、LB40新井励(箕面自由 3年)選手、LB4近石跳馬(大阪学芸 2年)選手、DB27湯浅秀斗(大正高 1年)選手に祝福される西川選手! しかしビッグプレイをした本人はいたって冷静に「ボール審判に返さなきゃ」と視線を送っているのがまた良いですね☆
ディフェンスのビッグプレイにより攻撃権を手に入れた桃山学院。自陣20YD付近からのオフェンスですが、まだ波に乗れません。ランノーゲイン、RB28川上のラン7YD、後半1回目のタイムアウトの後の3rdD3、QB18織田のキープもFDには至らず。3&outでパントへ。
甲南大学、自陣40YD付近よりと好ポジションからの攻撃ですが、ラン1YD、パスは桃山学院DB31後上直樹(箕面自由 2年)がナイスカット!
お互いディフェンスが素晴らしいプレイを魅せます。2年生DB後上選手がパスをカット!
お互いディフェンスが素晴らしいプレイを魅せます。2年生DB後上選手がパスをカット!
3rdダウン、RB22福崎亘記(甲南高 2年)へのスクリーンパスも桃山学院LB9小林堅太(九州学院 4年)のタックルでFDには至らず。パントへ
RB22福崎選手をシングルタックルで仕留めるLB9小林選手! こちらも3&out、パントです。
オフェンスに苦しむ桃山学院をさらに苦しめる甲南大主将LB52吉岡選手! さらにリターンで一気に敵陣深くへ!! 吉岡キャプテンのビッグプレイに甲南大はモメンタムを掴みます!!
甲南大学敵陣より。QB18田中大のキープ2YD。3Q終了
3Q終了【桃山学院3-3甲南大学】
3-3の同点でラストクォーターに突入の両者、いよいよ残すところあと1Qのみです! 甲南大学敵陣25YD付近よりと絶好の得点チャンス! しかしランランは桃山学院DL2有村雄也(汎愛高 3年)のロスタックルもあり4thダウンへ。
ピンチを脱した桃山学院ですが突破の糸口が掴めません。自陣20YD付近よりの攻撃もパス失敗、RB8岩橋のラン3YD、パス失敗でパントへ
<桃山学院オフェンスVS甲南大学ディフェンス>
RB8岩橋貴文(京都すばる高 4年)を止める甲南DL91高野大樹(箕面自由 4年)! ここもドライブならずの桃山学院、我慢が続きます。
<桃山学院オフェンスVS甲南大学ディフェンス>
RB8岩橋貴文(京都すばる高 4年)を止める甲南DL91高野大樹(箕面自由 4年)! ここもドライブならずの桃山学院、我慢が続きます。
一方、自陣40YD付近よりとまたもや好ポジションからの甲南大は勝負をかけたオフェンスを展開します。QB18田中大士(甲南高 4年)のキープ5YD、RB30伊藤大のランFD! 敵陣へ。ランラン、3rdダウンのQB18田中大のキープは桃山学院Dがストップするものの……
QBキープを止められた甲南大学。桃山学院後半2回目のタイムアウトの後がこの試合最大のキープレイでした。
甲南大学パント隊形よりのスペシャルプレイ! RB30伊藤大が持って走ってFD!(写真がボケボケで使えません><) このプレイで敵陣20YDへまで前進した甲南大、いよいよ追加点の臭いがしてきました!
QBキープを止められた甲南大学。桃山学院後半2回目のタイムアウトの後がこの試合最大のキープレイでした。
甲南大学パント隊形よりのスペシャルプレイ! RB30伊藤大が持って走ってFD!(写真がボケボケで使えません><) このプレイで敵陣20YDへまで前進した甲南大、いよいよ追加点の臭いがしてきました!
焦らない甲南大学はQB18田中大のラン5YD、RB30伊藤大のラン2YDと時間を使いつつ前進。3rdダウンは桃山学院LB4近石のQBサックでストップし、4thダウンへ!
1ヤードでも前へと頑張る甲南大RB30伊藤大選手! 桃山学院も必死のディフェンスです!
1ヤードでも前へと頑張る甲南大RB30伊藤大選手! 桃山学院も必死のディフェンスです!
4thダウン、甲南大はキッカー9番近藤選手が登場! 39YDのFG成功で追加点です!
パスは甲南大学DB14土井康平(市立西宮高 2年)がナイスカット! ホールディングで下がりパスを投じようとするも甲南大学DL7樋口輝(市立西宮 4年)がQBサックでロス!
追加点をあげ意気上がる甲南大、ディフェンスも思い切ったプレイで桃山学院オフェンスを苦しめます。
桃山学院後半最後のタイムアウトの後、自陣深くから望みをかけた4thDギャンブル。パスプレイを狙うもギャンブル失敗でいよいよ万事休すか。桃山学院、自陣内で攻守交代と厳しい状況となりました……。
桃山学院自陣15YD付近より。この試合、パスに苦しむオフェンス陣。QB18織田→WR87花井勇斗(浜松開誠館高 4年)へのパスも惜しくも不成功……。
さらにパス失敗が続き、いよいよ4thダウン。もう後がありません!
甲南大学はニーダウンで時計を進め……
QB18田中大選手がニーダウンし、時計がどんどんと進みます。甲南スタンドからはカウントダウンの大きな声!
ついに試合終了! 甲南大学が入れ替え戦に勝利、Div1昇格です!!
緊迫した試合を制したのは甲南大学! 甲南大学は5シーズンぶりのDiv1復帰です!
この後、喜びに沸く甲南スタンド! を撮影したのですが、望遠をかけすぎてファンの皆様の顔ががっつり写り込んでいるため自粛します>< 真っ赤なスタンドは沸きに沸き、みなさん抱き合って喜んでらっしゃいました!!! 甲南大学の皆様おめでとうございます!!
死闘を物語る得点掲示板。お互いタッチダウンの取れないじりじりするような我慢比べの試合。勝てばDiv1、負ければDiv2という歓喜と絶望が交差する中で、試合後互いの副将――桃山学院90番中島選手と甲南大学13番竹内選手(共に桃山学院高校出身の4年生)が健闘を称えあっていた場面が印象的でした。
入れ替え戦というのは、本当に難しい試合だなと改めて感じる一戦となりました。ミスをしては勝てない、しかしリスクを恐れるあまり臆病になりすぎれば勝利を掴むことはできない。見ているこっちも胃が痛くなるような、危ういバランスで均衡を保っていたこの試合でしたが、最後の最後、「勝負を仕掛けるチャンス」を見逃さず果敢に挑んだ甲南大学のスペシャルプレイがこの勝利を掴みとったのではないでしょうか。同志社戦でも感じましたが、上を目指してまっすぐに向かってくる甲南大は本当に勢いがあり、じわりじわりとプレッシャーをかけられた桃山学院は徐々にモメンタムを失っていったような気がします。そのくらい吉岡キャプテンを中心とする甲南大の勢いは素晴らしく、またスタンドも一丸となっての赤いギャングたちのDiv1に昇格するんだという熱い気持ちが伝わってくる試合でした!
一方その甲南大学に対し、桃山学院大学は少し受け身になってしまったかのような印象がありました。実力が伯仲する中で試合を壊さないようにと慎重にいった結果、甲南大学のスペシャルプレイと勢いにやられてしまった。Div1他チームファンからの桃山学院の選手らへの評価の高さ(皆さん「桃山学院は良いチームだ」と仰ってました)も考えるにきっと「もっともっとやれた」という後悔もあるように思います。しかし、シーズンを通じてDiv1で戦った経験値を後輩たちが受け継ぎ、悔しさを力に変えてまたこの舞台に戻ってくるよう期待しています!
さて、関西学生公式パンフによると、Div.1-2の2校同時降格・昇格は、1994年シーズン以来20年ぶりとのこと。もうすでにどのチームも新シーズンが始まり新たな目標に向けての戦いがすでに始まっています!
2016シーズン始動。この両者が、そして他のチームたちが、どのような戦いを見せてくれるのかどうぞご注目ください。
終わり
ここまでお互い辛抱に辛抱を重ねた両者、先に追加点をあげたのは甲南大学!! すでに4Qは残り5分を切り、この入れ替え戦の趨勢を左右する大事な大事な3点が入りました!!(写真がボケボケで違う写真を使っています><)
試合残り4:41【桃山学院3-6甲南大学】
パスは甲南大学DB14土井康平(市立西宮高 2年)がナイスカット! ホールディングで下がりパスを投じようとするも甲南大学DL7樋口輝(市立西宮 4年)がQBサックでロス!
追加点をあげ意気上がる甲南大、ディフェンスも思い切ったプレイで桃山学院オフェンスを苦しめます。
桃山学院後半最後のタイムアウトの後、自陣深くから望みをかけた4thDギャンブル。パスプレイを狙うもギャンブル失敗でいよいよ万事休すか。桃山学院、自陣内で攻守交代と厳しい状況となりました……。
試合残り3:07 、甲南大学ゴール前7YDより。QB18田中大のラン、RB30伊藤大のランは桃山学院LB4近石のナイスタックル!
オフェンスは得点できなかったものの、ディフェンス陣は最後の最後まで望みを諦めません。タッチダウンだけは阻止とLB4近石選手!
オフェンスは得点できなかったものの、ディフェンス陣は最後の最後まで望みを諦めません。タッチダウンだけは阻止とLB4近石選手!
試合残り0:59【桃山学院3-9甲南大学】
6点を追いかける桃山学院、普通の手段では無理とリターン中にスペシャルプレイでロングゲインをもくろみます。リターン中1番高尾選手がTE80人見昴希(大産大付属 3年)選手へバックパスしてのスペシャルでしたが甲南大の鋭いディフェンスに遭いゲインはならず
バックパスからビッグゲインを狙うも甲南大ディフェンスが素早い対応で阻止。自陣15YDからの攻撃と厳しい状況は変わりません。
バックパスからビッグゲインを狙うも甲南大ディフェンスが素早い対応で阻止。自陣15YDからの攻撃と厳しい状況は変わりません。
桃山学院自陣15YD付近より。この試合、パスに苦しむオフェンス陣。QB18織田→WR87花井勇斗(浜松開誠館高 4年)へのパスも惜しくも不成功……。
さらにパス失敗が続き、いよいよ4thダウン。もう後がありません!
左にエースレシーバーの1番高尾選手と23番関口選手を配置し、最後のプレイに望みを託す桃山学院!
しかしこのギャンブルのパスも失敗で攻守交代……。 桃山学院は最後までオフェンスで苦しみました。試合残り0:28、攻撃権を手に入れた甲南大はもう時間を進めるのみ!
甲南大学はニーダウンで時計を進め……
QB18田中大選手がニーダウンし、時計がどんどんと進みます。甲南スタンドからはカウントダウンの大きな声!
ついに試合終了! 甲南大学が入れ替え戦に勝利、Div1昇格です!!
緊迫した試合を制したのは甲南大学! 甲南大学は5シーズンぶりのDiv1復帰です!
この後、喜びに沸く甲南スタンド! を撮影したのですが、望遠をかけすぎてファンの皆様の顔ががっつり写り込んでいるため自粛します>< 真っ赤なスタンドは沸きに沸き、みなさん抱き合って喜んでらっしゃいました!!! 甲南大学の皆様おめでとうございます!!
死闘を物語る得点掲示板。お互いタッチダウンの取れないじりじりするような我慢比べの試合。勝てばDiv1、負ければDiv2という歓喜と絶望が交差する中で、試合後互いの副将――桃山学院90番中島選手と甲南大学13番竹内選手(共に桃山学院高校出身の4年生)が健闘を称えあっていた場面が印象的でした。
入れ替え戦というのは、本当に難しい試合だなと改めて感じる一戦となりました。ミスをしては勝てない、しかしリスクを恐れるあまり臆病になりすぎれば勝利を掴むことはできない。見ているこっちも胃が痛くなるような、危ういバランスで均衡を保っていたこの試合でしたが、最後の最後、「勝負を仕掛けるチャンス」を見逃さず果敢に挑んだ甲南大学のスペシャルプレイがこの勝利を掴みとったのではないでしょうか。同志社戦でも感じましたが、上を目指してまっすぐに向かってくる甲南大は本当に勢いがあり、じわりじわりとプレッシャーをかけられた桃山学院は徐々にモメンタムを失っていったような気がします。そのくらい吉岡キャプテンを中心とする甲南大の勢いは素晴らしく、またスタンドも一丸となっての赤いギャングたちのDiv1に昇格するんだという熱い気持ちが伝わってくる試合でした!
一方その甲南大学に対し、桃山学院大学は少し受け身になってしまったかのような印象がありました。実力が伯仲する中で試合を壊さないようにと慎重にいった結果、甲南大学のスペシャルプレイと勢いにやられてしまった。Div1他チームファンからの桃山学院の選手らへの評価の高さ(皆さん「桃山学院は良いチームだ」と仰ってました)も考えるにきっと「もっともっとやれた」という後悔もあるように思います。しかし、シーズンを通じてDiv1で戦った経験値を後輩たちが受け継ぎ、悔しさを力に変えてまたこの舞台に戻ってくるよう期待しています!
さて、関西学生公式パンフによると、Div.1-2の2校同時降格・昇格は、1994年シーズン以来20年ぶりとのこと。もうすでにどのチームも新シーズンが始まり新たな目標に向けての戦いがすでに始まっています!
2016シーズン始動。この両者が、そして他のチームたちが、どのような戦いを見せてくれるのかどうぞご注目ください。
終わり