大阪高校アメフトの2016年シーズンは、先日アップしましたニューイヤーボウルで開幕し、4月2日(土)から始まる春の大阪大会で本格的にシーズンインします。
その間、今年は1月17日(日)、1月31日(日)、2月7日(日)、2月14日(日)と4日間に渡り、一部の不参加校があるものの、1、2年生(新2、3年生)以下、1Q9分の新人戦が、各校2試合ずつ、エキスポフラッシュフィールドにて開催されました。
昨秋大会からすでに本格始動している春引退チームとこの冬から新チームとなったばかりの秋引退チーム、新人戦の名のとおり勝ちよりも新戦力のスキルアップを図るチームと春の大阪高校大会に向けて仕上げ段階のチームと、各校でこの新人戦へ挑む姿勢は異なりますが、春の大阪高校大会を占う上で、重要な試合となるのは確かです。
拝見させていただいた全試合のレポアップをしたいのは山々なのですが、春の大阪大会開幕まであと3週間を切ってしまい、14試合すべてを書ききる自信がありません…
申し訳ありませんが、いくつかの試合をピックアップして御紹介させていただこうと思います。
まずは、1月31日(日)に行われました第2試合 追手門学院高校 x 清風高校の試合レポです。
キックオフ前の整列です。
左側のカラー(えんじ)ジャージが追手門学院高校、右側のホワイトジャージが清風高校です。
昨年の甲子園ボウルと同じく、えんじ対決ですね(笑)
左の追手門学院高校の人数が少なく見えますが、この時期の大阪高校の1、2年生のみのチームとしては標準的な人数です。
つまり、清風高校の人数が多いのです!
追手門学院の7番RB田窪選手(新主将でしょうか?)と清風高校の1番LB河田主将のコイントスの結果、追手門学院が勝利し、前半レシーブを選択。
清風高校のキックオフ前の円陣です。
京都大学等の難関大学への進学者も少なくない清風高校は、春引退のチームです。
昨春は強力なラインを擁したランプレイで躍進を見せましたが、春の大阪大会2回戦で府立池田高校に惜しくも敗れ、3年生にとっては悔しい引退となりました…。
今年も引き続き、春引退チームならではの躍進を見せてくれるでしょうか?
追手門学院のキックオフ前の円陣です。
こちらは秋引退のチームなので、新チームになって初めての公開試合となります。
実は、試合前練習を見て、「お、強そう」と思いました。
とはいえ、ここ数年は大阪大会のトーナメントを勝ち進めていないのが現状で、今年こそ、上位進出を狙いたいところです。
<第1Q>
清風高校の94番K村上選手(2年生)のキックオフで試合開始。
追手門、7番R田窪選手(2年生)がキックオフリターンでロングゲイン!
追手門学院、敵陣43ヤード付近からのオフェンスに。
先発QBは、11番前田選手(2年生)。
1stダウン更新できず、4thダウン3に。
QBでもある11番P前田選手がパント。
清風、自陣13ヤード付近から。
先発QBは、秋大会に引き続き、3番原田選手(1年生)。
3番QB原田選手→33番WR和田選手(2年生)のパス成功、ランで1stダウン更新×2。自陣37ヤード付近へ。
2ndダウン、清風、タイムアウト1回目。
1Q残り4:59
しかし、清風、ここでファンブルロスト!
追手門の選手がリカバーし、ターンオーバー!
リカバーした選手は18番DB竹原選手(1年生)でしょうか?
追手門の敵陣42ヤード付近からのオフェンスに。
1stダウン更新できずも、4thダウン12、11番P前田選手がナイスパント。
清風、自陣5ヤード付近まで押し込まれます。
ランプレイ時のロスもあり、4thダウン11、エンドゾーン内の苦しい位置からパント。
追手門、敵陣27ヤード付近からのオフェンスに。
清風の1番LB河田主将(2年生)のロスタックルで1stダウン更新できず、4thダウン6に。
清風高校の1番LB河田選手は、昨年からLB、時にはRBとしても活躍している選手です。
追手門学院、パントも、スナップレシーブ時にニーダウンの判定。
清風の自陣37ヤードからのオフェンスに。
第1Q終了、追手門学院高校 0-0 清風高校
<第2Q>
清風高校の自陣37ヤード、1stダウンから。
ラン×3も、1stダウン更新できず。
4thダウン1、94番P村上選手がパント。
追手門、自陣17ヤード付近から。
こちらもロングパス失敗などで1stダウン更新できず。
4thダウン3、11番P前田選手がパント。
清風、敵陣41ヤード付近から。
しかし、2ndダウン5、清風高校、またしてもファンブルロスト(>_<)!
追手門学院の選手がリカバーし、ターンオーバー!
ファンブルフォースは21番LB海崎選手(2年生;写真↑1番左)、ファンブルリカバーは90番LB森島選手(2年生)でしょうか?
追手門学院の21番LB海崎選手も、昨年からいい動きを見せている選手ですね(^_^)
追手門の自陣38ヤード付近からのオフェンスに。
2ndダウン10、7番RB田窪選手のランで1stダウン更新。敵陣48ヤード付近へ。
続く3rdダウン2、7番RB田窪選手(写真↑1番左)のランで…、
40ヤードのロングゲインし、一気にタッチダウン!
追手門学院オフェンスの今年のベースプレイは、この7番RB田窪選手のランプレイのようですね。
26番K松本選手(2年生)のPATキック成功。
ホルダーは、QBでもある11番前田選手。
追手門学院高校 7-0 清風高校、2Q残り3:01
追手門学院、ついに先制タッチダウンです!
追手門学院、26番K松本選手がキックオフ。
清風、27番R前山選手(2年生;写真↑左)がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
8番RB佐竹選手(2年生)のランで、20ヤードのロングゲイン!敵陣40ヤード付近へ。
続けてはダウン更新できず、4thダウン8に。
94番P村上選手がパント。
このパントはタッチバックに。
追手門学院、自陣20ヤードからのオフェンスも、スコアには至らず、タイムアップ。
前半終了、追手門学院高校 7-0 清風高校
追手門学院のロングゲインからの1発タッチダウンの他は、我慢のオフェンスが続く両校、後半はどうなるでしょうか?
その②に続く…。