後半開始です!
長浜高校K82伊藤祥貴のキックオフですが、この脚の角度は……。長浜後半早々オンサイドトライ!
やはりここは勝負をかけてきました長浜高校。いきなりのオンサイドトライ! ボールは良い方向に飛んだのですが……。
暴れるボールは長浜の選手の手には届かず。同国80番河原正真がリカバー! 攻撃権は同志社国際です!
長浜の選手の手をすり抜けぽーんと跳ね返ったボールが河原主将の胸元へすっぽりと。勝負をしかけてきた長浜でしたが、ツキもありません。
同国はフィールド中央付近よりとまたもや絶好のフィールドポジション。QBに8番石田侑靖を入れたランプレイなども長浜Dが踏ん張りむかえた4thDギャンブル!RB12岡田のランが独走Touchdown!
K14山田達也のキックも成功で後半最初に得点をあげたのは同志社国際! さらに長浜を突き放します!
まずは1本返したい長浜は反撃のドライブ開始です!自陣より。QB8池野→WR17片山へのパス、RB43肥田のラン、RB4徳永隼人のランなどで敵陣へ前進!
4番徳永主将のランを止めにいく同国DB9東圭韻選手(1年生)とDB39齋藤玲央選手(3年生)。ランとパスを交えた攻撃で長浜オフェンスは敵陣進入です!
さらにQB8池野から……
いよいよエンジンがかかってきました。池野選手のパスオフェンス!! ターゲットは……?
WR17片山大輔へのパス成功FD!レッドゾーンへ!
ぐいぐいとパスを使いながら攻め込んでくる長浜、QB8池野→WR17片山のホットライン炸裂!! 敵陣10YDへ。エンドゾーンまではあと少し!
QB8池野選手がタックルをひらりひらりとかわしタッチダウン! K10音居のキックも成功!このままむざむざとやられるわけにはいかない長浜が同国に食い下がる7点追加です。
続くキックオフも長浜はオンサイドを試みますがこれも失敗。同国フィールド中央付近よりの攻撃。時間を使いたい同国はランラン、ホールディングで下がり3rdDのランもFDにはいたらず。P80河原のパントはナイスパントで攻撃権を手放します。
4Qに入っても岡田選手のランが止まりません! ここもランプレイでタッチダウンを奪った同国、K14山田のキックも成功で着々と勝利に向かって歩みを進めています。
試合残り6分。短めに蹴られたボールを長浜21番中川貴晶がナイスリターン!
中川貴選手のナイスリターン! 長浜、最後の最後まであきらめずアグレッシブに攻めます!
長浜フィールド中央付近よりの攻撃。RB43肥田のランでFDを更新すると、RB4徳永のラン、QB8池野→TE82伊藤祥貴パス成功で敵陣30YDへ!
伊藤選手がジャンピングでナイスキャッチ! 長浜レシーバー陣のシュアキャッチは惚れ惚れしますね!
4thダウンギャンブルまで追い込まれるものの、RB43肥田選手がエンドゾーンへねじ込みタッチダウン! K19音居泰綺のキックも成功。試合残り2分少々、長浜意地のタッチダウンです!
オンサイドは同国がおさえ同国の攻撃。フィールド中央付近より、QBは8番石田侑靖、ランやパス成功でFDを獲得し時計を進め試合終了。 同志社国際の勝利です!
京都府第2位×滋賀県第2位の戦いの結果は、京都府第2位の同志社国際高校の勝利となりました!
まずは敗れた県立長浜高校は、相手RB陣の独走タッチダウンから加えられた前半のリードが最後まで響き、後半2つのタッチダウンを返したものの最終的には追いつくことはできませんでした。そういう意味では長浜の力を封じこめた同国の作戦勝利ともいえるでしょうか。ここで長浜が敗れてしまうのは悲しいですが、今シーズンの長浜高校の闘いは同じ状況にある公立高校にきっと大きな力と勇気を与えているはず!! 今後も素晴らしいチーム作りを期待しています!3年生はお疲れ様でした。またアメフトを続けてくれると嬉しいな。
一方、勝利した同志社国際高校は岡田選手を中心としたランはもちろんのこと、試合前の準備が素晴らしかったですね! この試合に賭ける意気込みが感じられる積極的な攻めのプレイコールがきもちよくはまり、相手の力を出させることなく圧倒して勝ったという印象です。そしてこの勝利の結果、同志社国際は全国大会行きへの切符を手に入れました!おめでとうございます! しかし、全国大会初戦の相手は高校アメフト界屈指の強豪箕面自由学園!試合巧者の”みのじ”相手に同国の選手らがどのように局面を動かし勝負していくのか。春には出場できなかった全国大会、全力でぶつかってほしいと思います!
いやー、第一試合の関西大倉高校×啓明学院高校も目が離せない一戦ですね! お時間のある方は是非エキスポFFへ。クリスマスボウルへ向けての高校生たちの熱い戦いにご注目ください!