平成27(2015)年8月28日(金)、西京極陸上競技場にて行われました関西学生Div.1 第1節 立命館大学(昨年2位) x 京都大学(昨年7位)の試合レポの続きです。
第1Q終了、京都大学 0-14 立命館大学
<第2Q>
立命館、2ndダウンロングから。
京大の44番LB添島選手(4回生・主将)のロスタックルもあり、1stダウン更新できず、パント。
ここで京大、パントリターン処理を誤り、立命館の56番LB浦野選手(4回生)がリカバー!
引き続き、立命館大学の敵陣27ヤード付近からのオフェンスに。
ここで、ダブルリバースから84番WR近江選手(2回生)が…、
なんと12番QB植村選手(1回生)にパスを通して、1stダウン更新(ノ゚ο゚)ノ!敵陣12ヤード付近へ。
対戦相手がターンオーバーで動揺しているところへのスペシャルプレイ成功は、相手にさらなる精神的ダメージを与えることとなります。
84番WR近江選手は、立命館宇治高校時代から、このようなスペシャルプレイでのパスプレイを見せることがありました。
また、12番QB植村選手は、大産大附属高校3年生の時、つまり去年は主にWRとして出場していたので、パスレシーブはお手の物ですね(^_^)
立命館、タイムアウト2回目。
前半残り9:47
2ndダウン、京大のパスインターフェアの反則で1stダウン更新。敵陣7ヤード付近へ。
2ndダウン8、立命館、タイムアウト3回目。
前半残り8:09
最後は、2ndダウン、ダイブフェイクからの12番QB植村選手のキーフでタッチダウン!
18番K栃尾選手(3年生)のPATキック成功。
京都大学 0-21 立命館大学 2Q残り7:30
立命館、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
京大、28番宮地選手(3回生)がキックオフリターンし、自陣22ヤードから。
1stダウン、21番RB大上選手(4回生)のランで1stダウン更新。自陣35ヤードへ。
続けてはダウン更新できず、4thダウン3、7番P大塚選手(4回生)がパント。
立命館、自陣20ヤード付近から。
32番RB西村七斗選手(2回生)のラン、86番WR猪熊選手(3回生)のラン、42番RB長谷川航平選手(4回生)のラン(写真↑)で、1stダウン更新×3。敵陣38ヤードへ。
京大(92番DL豊川選手(4回生)?)のQBサックを受け大幅ロスし、続けてはダウン更新できず。
52ヤードフィールドゴールも失敗に。
京大、自陣35ヤードから。
京大のタイムアウト後の3rdダウン、
19番QB田中大輔選手(2回生)から…、
1番WR河野選手(3回生)へのパス成功で、1stダウン更新。自陣49ヤード付近へ。
(ちなみに、写真↑手前、サイドラインジャッジは、我らが濱田審判部長です。)
京大の背後への不正なブロックの反則や立命館の91番DL大野選手(3回生)や94番DL松原選手(3回生)のナイスパスラッシュもあり、続けてはダウン更新できず、パント。
立命館のニーダウンでタイムアップ。
前半終了、京都大学 0-21 立命館大学
<第3Q>
京都大、7番K大塚選手のキックオフで後半開始。
立命館、25番森本選手(3回生)がキックオフリターン。
1stダウン、32番RB西村七斗選手(写真↑)のランでロングゲインし…、
そのままタッチダウンΣ(゚д゚;)!
18番K栃尾選手のPATキック成功。
京都大学 0-28 立命館大学 3Q残り11:35
立命館大学、後半開始早々、西村選手のビックプレイでタッチダウンです(ノ゚ο゚)ノ
立命館、16番K池上選手がキックオフ。
京大、28番宮路選手がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
3rdダウン、19番QB田中大輔選手→82番WR白根選手(4回生;写真↑)のパス失敗で1stダウン更新。敵陣45ヤード付近へ。
3rdダウン10、19番QB田中選手→1番WR河野選手のパス成功も、立命館の34番DB奥野敬介選手(4回生)がランアフターを阻止し、ダウン更新に至らず。
4thダウン、パント隊形からパスプレイは失敗となり、ターンオーバー…。
立命館、自陣40ヤード付近から。
2ndダウン、42番RB長谷川航平選手のランで1stダウン更新。敵陣46ヤード付近へ。
2ndダウン、25番RB森本選手が40ヤード以上走りきり、そのままタッチダウン!
18番K栃尾選手のPATキック成功。
京都大学 0-35 立命館大学
立命館、16番K池上選手がキックオフ。
京大、28番宮路選手がキックオフリターンし、自陣27ヤード付近から。
立命館の93番DL仲里選手(4回生)のQBサックで大幅ロスし、続くランプレイも立命館の56番LB浦野選手らのナイスタックルで、ノーゲインに。
4thダウン、パントのスナップがそれ、セーフティー!
京都大学 0-37 立命館大学 3Q残り5:08
セイフティーにより、京大、7番K大塚選手が自陣20ヤードからキックオフ。
立命館、25番森本選手がキックオフリターン。
1stダウン更新できず、82番P宇治野選手(2回生)がパント。
京大、リターンできず、自陣24ヤード付近から。
オフェンスのパスインターフェアやフォルススタートの反則があり、28番RB宮路選手のランで10ヤード近くゲインも、ダウン更新には至らずパント。
立命館、自陣48ヤード付近から。
QBは、Kでもある18番栃尾選手(3回生)に。
3rdダウン3、27番RB田中選手(3回生)のランで1stダウン更新。敵陣41ヤード付近へ。
続くオフェンス、27番RB田中選手のランでロングゲイン!敵陣5ヤード付近へ。
第3Q終了、京都大学 0-37 立命館大学
<第4Q>
立命館、1stダウン10、敵陣5ヤード付近から。
オフェンスのパスインターフェアの反則の後、ファンブル自らリカバーもさらに7ヤードロスし、京大の11番DB名智(みょうち)選手のナイスタックルで1stダウン更新できず。
しかし、フィールドゴールトライ時に、京大にラフィングイントゥザキッカーの反則があり、1stダウン更新。
最後は、再び27番RB田中選手のランでタッチダウン!
16番K池上選手のPATキック成功。
ホルダーは1番道渕選手(2回生)。
京都大学 0-44 立命館大学
立命館、82番K宇治野選手がキックオフ。
京大、自陣25ヤードから。
ラン、19番QB田中大輔選手→21番RB大上選手のパス成功で、1stダウン更新×2。敵陣49ヤード付近へ。
立命館の54番DL中村選手(4回生)、44番LB大江選手(3回生)の連続ナイスタックルにあい、19番QB田中選手のスクランブルでゲインも、1stダウン更新には至らず。
4thダウンギャンブル、パス失敗でターンオーバー…。
立命館、自陣42ヤード付近から。
3rdダウン11、25番RB森本選手のランでゲインも、1stダウン更新には至らずパント。
試合残り4:03
京大、自陣15ヤード付近から。
4thダウン1、立命館ディフェンス、ハードカウントにひっかかり、オフサイド。1stダウン更新。
19番QB田中選手→82番WR白根選手のロングパス成功!敵陣47ヤード付近へ。
3rdダウン、パス成功も、立命館の44番LB大江選手のナイスタックルで、1stダウン更新に至らず。
立命館大学のエースLBナンバーである44番(昨年の44番は主将でもあったLB山本貴紀選手でした)は、大江選手に引き継がれたんですねー(^_^)
4thギャンブル、パスは失敗となり、ターンオーバー…。
立命館大学、自陣43ヤード付近から。
京大、タイムアウト取得も、立命館が36番RB中井選手(1回生;関西大倉高卒)などのランプレイで時間を消費。
36番RB中井亮太選手は、昨年は関西大倉高校のエースRBでした。
立命館大学に来てくれて、ありがとうございます(ノ´▽`)ノ
立命館大学、1stダウン更新できずも、パントしてタイムアップ。
試合終了、京都大学 0-44 立命館大学
立命館大学は春シーズンに苦戦したため、いい意味でも悪い意味でも注目された第1節のオープニングゲームでしたが、圧勝でした
特に不安視されていたオフェンスは、強力ランオフェンスで圧倒しました。
ディフェンスで不安であったのは、春シーズンにロングパス通されーのパスインターフェア続出のDB陣でしたが、この試合では大きなミスもなく、終わってみれば完封でした。
もちろん、関西学院大学や関西大学を倒しての優勝を目指すためには、まだまだ課題がありますが、パンサーズファンの方々の試合後の感想は、「まずは、ほっとした」「まずは、安心した」の一言につきました。
一方の京都大学は、立命館大学を倒して秋シーズンの弾みをつけたかったところでしたが、試合序盤からいくつかのターンオーバーもあり、流れをつかめぬままのアップセットならずでした。
この試合で勝利した立命館大学は、第2節の桃山学院大学戦も7-64で圧勝し、第2節を終えて2戦全勝となりました。
立命館大学は、次節の第3節、9月26日(土)14:20から、王子スタジアムにて、1勝1敗の神戸大学(前年5位)と対戦します。
この試合で敗戦した京都大学は、第2節の関西学院大学戦、最終的には35-16と点差をつけられたものの善戦し、第2節を終えて2戦全敗ながらも、復調の兆しを見せました。
京都大学は、次節の第3節、9月27日(日)11:30から、エキスポフラッシュフィールドにて、同じく2戦全敗の近畿大学(前年4位)と対戦します。
おわり。