レシーバーが弾いたボールをインターセプト! 43番松本選手。守山は後半開始早々、リズムをつかめるチャンスだっただけにアンラッキーなターンオーバーで攻守交代です。
ディフェンスのビッグプレイにより攻撃権を得た関学、自陣20YD付近より。ですが、ランは守山DL79藤澤のロスタックル、QB16埜下→TE89杤尾?6YDの後のランプレイもノーゲインで3&out。
アグレッシブな動きで徐々に関学の攻撃を食い止めはじめる守山ディフェンス。その鋭いプレッシャーからか落ち着いたクォーターバッキングが持ち味のQB埜下選手がボールを落とす場面も。関学の後半最初のドライブはパントへ
荒木選手から……
WR15冨士原へパス成功!
3Q、二度目のチャンスを迎えた守山、レッドゾーン間近です。レシーバーは15番冨士原選手!
しかしこの後守山はボールをファンブル、自らおさえ事なきを得ずも3rdDへ。3rdダウン荒木のスクランブルはFDに届かず。守山が攻め続けた3Qが終了です。
4Q開始、4thダウンに追い込まれた守山は38YDFGトライへ。しかしこのFGが失敗……。
関学自陣20YD付近より。なかなかオフェンス機会が回ってこない関学でしたがここでも守山ディフェンスに阻まれます。パスプレイは守山DB88草野のナイスタックルで失敗、ランも守山Dがロスタックル、3rdD11三宅のラン7YDもFDには届かず。パントへ
二年生RB21三宅選手のランを止める守山Dの鋭いタックル! 立派な体格を武器にした守山の選手らのタックルは、スタンドにいてもガツッ、ドスッという鈍い音が響いてくるほどのド迫力!。うーん、この感覚をお伝えできないのがもどかしい。関学高は負傷者を少し出しながらということもあり後半二回のオフェンスがいずれも3&outです……。
写真はキーププレイでゲインするQB埜下選手! 脚もある埜下選手ですが、個人的にこの試合一番印象に残ったのはプレイアクション(ランプレイのフェイク)の上手さ! とにかく華麗なフェイクで思わず「うまっ!」と声をあげるほどでした
ディフェンスのラッシュが厳しいと見るや否や、ショベルパスやスクリーンパスなどそれに対応したプレイを決めてくるのがさすが関学高。出光選手のランでエンドゾーンは目前です!
守山自陣25YD付近より。試合残り2:12と時間がない守山の攻撃でしたが、関学ディフェンスに一瞬の隙を突かれました。ランプレイ中、関学DB10平尾が直接ボールを奪い?そのままエンドゾーンへタッチダウン! (あまりの出来事に何が起こったか分からず>< 気が付けば平尾選手がエンドゾーンへ駆け抜けていました) K3安藤のTFPキックも成功で関学、勝利を引き寄せるタッチダウンとなりました!
試合残り0:17。関学、攻撃中タイムアップで試合終了
第4Qはじめまで10-3とワンポゼッション差で推移しどちらが勝利するか分からない大熱戦でしたが、第4Qに10点を獲得した関学高等部の勝利となりました! さすが試合巧者らしくオフェンスディフェンス共にポイントポイントで好プレイを披露しその強さを発揮。終わってみれば危なげない勝利という印象で、試合の勝ち方を知っているチームだなぁとあらためてその隙のない試合運びに感心させられました。安藤選手という信頼のおけるキッカーや目の覚めるようなプレイでディフェンスながら得点を奪った平尾選手など、個人の力も凄かったです!
一方敗れた立命館守山ですが、第3Qのオフェンスのドライブ力、さらに関学オフェンスを後半は3点に抑えたディフェンスの強さなど負けてなお強しという印象ながらも、スコアボードの「3点」という結果はやはり物足りなさを感じずにはいられません。どこのチームも同じかもしれませんが、レッドゾーンに入った時にきっちり得点をあげられるかどうかが、関西大会では大事ですね>< 今回は関学高の前に敗れましたが守山の持ち味や魅力は伝わってきたので、また秋にこの大会に再登場しリベンジしてほしいところです!(と、滋賀二つのチームが充実して頑張っているのを見て背筋が寒いワタクシ。京都も頑張れーーーー!)
試合後、勝利した関学高等部円陣
立命館守山の円陣
勝利した関学高等部はこの前に行われた第3試合の勝者、南山高校と準決勝を戦います! また(や)さんのレポをお楽しみに~!