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5/3 春季高校滋賀大会2015 立命館守山高校×県立長浜高校その3(ま) 

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前半終了して21-21の同点、タイブレークへ

延長タイブレーク方式とは表裏に分かれ、敵陣25ヤード地点からお互いの攻撃陣が何点得点できるかを競うもの(多分)。攻撃する側は得点できるか、それは何点か? 守備側は0点もしくはできるだけ少ない失点に抑えられるかがカギとなってきます。表と裏攻撃して同点で勝負がつかなければ先後を交代してもう1回となるため、表=先攻の相手の得点を見て応手を変えることのできる裏=後攻の方が有利とされているようです.

と、タイブレークに関しての部分、コピペです。なんとワタクシ、高校アメフト京都府大会立命館宇治×龍谷大平安に引き続いてこの春二度目のタイブレークとなりましたビクーッ 普通に観戦していてもほとんど出会うことがないタイブレークに二回も遭遇するなんて、なんて幸せなファンなんだとその僥倖に感謝するとともに、地方大会における戦力の均衡とライバルになんとしてでも勝つんだという溢れんばかりの闘争心に心を打たれます。熱いですね、熱いです燃え盛ってます!!


まずはコイントスから。


両校のキャプテン、立守山は55番新選手、長浜は4番徳永選手が気合の入った表情で対峙。コイントスの結果、先攻は長浜です。

     
旗長浜 21|  |
旗守山 21|  |


旗まずは長浜の攻撃です。RB4徳永のラン8YDQB8池野のランFD!

ランパスオプションでしょうか、パスかランか的が絞りにくい攻撃に守山ディフェンスが翻弄されています。このFD更新でエンドゾーンまでは残り11YD!


長浜ゴール前11YDより。RB4徳永のラン8YD、中央ランでFD!残りはわずか1YD! ゴール前1YDからのランは守山89加藤のナイスタックル!


激しいぶつかり合い! これ以上は進ませないと立守山89番加藤選手がナイスタックル! エンドゾーンを巡ってどちらも総力戦です。


しかし次の2ndダウン、RB4徳永がエンドゾーンへもぐりこみでタッチダウン!


さっきと同じようなプレイですがこの勝負、長浜に軍配! 徳永キャプテンのタッチダウンで長浜6点を獲得! さらにTFPキックで1点追加を狙いますが、これは不成功!

タイブレーク一回表、長浜タッチダウン! 得点は6点です。

タイブレーク一回目表(長浜先攻)       
旗長浜 21| 6 | 27
旗守山 21|  |

<一回裏の守山の攻撃は6点以上を獲得する必要があります>


旗タイブレーク一回裏、守山の攻撃。QB1荒木→RB24山下パス成功8YD!
とにかくタッチダウンを取るしかない守山、荒木選手からRB24番山下選手へパスが成功し幸先よく始まりましたが、次の2ndダウンで守山に反則があり5YD罰退。せっかくのゲインがまた戻されます。


2ndダウンやり直し、それはあまりにも一瞬のことでした。守山QB1荒木選手からのピッチ?を長浜D71竹本選手がカットし、そのまま自らおさえてターンオーバー! ボールを奪われた守山の攻撃はここでストップ。得点ならずで試合終了です!


まるでプレイを読んでいたかのように素早い出足で71番竹本侑馬選手がボールをカット! さらにそれをおさえてターンオーバー。一体何が起こったのかとしばし呆然としましたが、ボールを持っていたのは長浜の選手、ということは試合終了です!

守山の攻撃は無得点に終わり、試合終了!

タイブレーク一回目裏(守山後攻)  
旗長浜 21| 6 | 27
旗守山 21| 0 | 21


プレイ後、喜ぶ長浜の選手たち。

大殊勲の71番竹本選手の元に集まる選手たち。この試合、4Qに15点差を追いついたというオフェンス力はもちろん目を引きますが、そこに至るまでのディフェンスの頑張りも驚嘆ものです。さらには最後もディフェンスのビッグプレイで試合終了と、「チーム一丸で勝ち取った勝利」という言葉がぴったりだと感じました。ベンチから選手が加わり円陣はいつしか大きなものに。


写真、もう一枚。喜ぶ長浜選手たち!


何度も飛び上がり喜ぶ選手たち。滋賀のトップを争うライバルを倒したという満足感と嬉しさがこちらにも伝わってきます。チームメイトと抱き合い喜んでいた4番徳永キャプテンでしたがすぐに冷静になって「まだ整列が終わってないぞ」と促す様子もいいですね。


試合終了タイブレークの結果

立命館守山21-27長浜 滋賀大会決勝は長浜高校の勝利でした!



タイブレークの後の掲示板
第1Qの部分に小さく「OT(オーバータイム)」の文字。苦心がうかがえます。



滋賀大会決勝、本当にものすごい試合でした。特に第4Qのインセプ合戦のあたりはジェットコースターに乗っているかの如くモメンタムが行き来し、見ているこちらもどうなってしまうのかとハラハラドキドキの連続でした。立命館守山はオフェンスディフェンス共に良いプレイも多くさらに前半の展開などを考えると悔しい敗戦かもしれませんが、どっちにも転ぶギリギリの状況で守山の頑張りを上回るプレイを見せた長浜に大きな拍手を送りたいですねぱちぱち 4Q、時間に追われながらのオフェンスは本当に圧巻でしたし、何度も崖っぷちに追い詰められながらも乗り越えた選手らの精神力が心に残りました。おめでとうございます!

さて、春の滋賀県大会は一位二位ともに関西大会出場が決まっています。

滋賀二位の立命館守山高校はもうすぐですね。
5月30日 府立池田高校(大阪二位)×立命館守山(滋賀二位)@王子スタジアム

滋賀一位の長浜高校は6月です。
6月6日 南山高校(東海地区一位)×県立長浜高校(滋賀一位)@エキスポFF


立命館守山はこの試合の悔しさをバネに、さらに長浜高校は滋賀県一位のプライドを胸に関西大会で暴れまわってください! 熱戦を期待しています☆

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