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12/23(火祝)クリスマスボウル 関西学院高等部 x 早稲田大学高等学院③(や)

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平成26(2014)年12月23日(火祝)、キンチョウスタジアムにて行われました全国高等学校アメリカンフットボール選手権大会 クリスマスボウル 関西学院高等部早稲田大学高等学院の試合レポの続きです。

前半終了、関西学院高等部 0-3 早稲田大学高等学院

<第3Q>

早大学院の12番中川選手(2年生)のキックオフで後半開始。

関学高、10番平尾選手(2年生)が約25ヤードリターンし、自陣34ヤードから。
28番RB八瀬選手(2年生)のランで1回1stダウン更新するものの、

早大学院の93番DL池田選手(2年生)のロスタックルや59番LB小沢選手(3年生;写真↑)のナイスタックルもあり、続けてはダウン更新できず。

パントチーム登場。(写真はハドルブレイクです。)

90番斉藤選手(3年生)がナイスパントで、早大学院を自陣深くまで押しやります。

早大学院、自陣9ヤードから。

3rdダウン9、1番QB柴崎選手(2年生)→13番WR遠藤選手(3年生)のパス成功も、関学高の15番DB森上選手(3年生;写真↑左)と8番LB稲付選手(3年生;写真↑右)のタックルで、ダウン更新には至らず。


パントチーム登場。LSは10番赤松選手(3年生)。

18番永井選手(2年生)がパント。

関学高、自陣42ヤードから。

5番WR渡辺選手(3年生)のダブルリバースで、1stダウン更新。敵陣46ヤードへ。
第2Q、ゴール前でファンブルロストしたダブルリバースのプレイですが、臆せず再度挑むのがいいですね

3rdダウン、ハンドオフミス(?)でファンブルし、自らカバーするも、早大学院の56番DL箕輪選手(2年生)のナイスタックルで、ロスヤード。

56番DL箕輪選手へのセレブレート。
関学高、続けてダウン更新できずも、90番斉藤選手が再びインサイド10のナイスパント!

早大学院、自陣8ヤードから。

3rdダウン2、1番QB柴崎選手→83番WR高橋団選手(3年生↑写真)のパス成功で、1stダウン更新。

2ndダウン5、1番QB柴崎選手→2番WR伊藤選手(3年生;写真↑)のパス成功で、1stダウン更新。

1stダウン、1番QB柴崎選手(写真↑)→88番WR小原選手(3年生)のパス成功後、

40番RB片岡選手(3年生;写真↑)のラン×2で、1stダウン更新。自陣49ヤードへ。

第3Q終了、関西学院高等部 10-3 早稲田大学高等学院
お互いパントの蹴りあいとなった第3Qでしたが、終了間際のシリーズ、早大学院がダウン更新を重ね、敵陣侵入です。

<第4Q>

早大学院、3rdダウン7、敵陣48ヤードから。

1番QB柴崎選手→13番WR遠藤選手の20ヤードパス成功!敵陣28ヤードへ。


1stダウン、40番RB片岡選手のランで、6ヤードゲイン。
しかし、このプレイで、ここまで大活躍の40番エースRB片岡選手が負傷退場…(>_<)
関学高の90番DL斉藤選手のロスタックルや8番LB稲付選手のナイスタックルもあり、続けてはダウン更新できず。
42ヤードフィールドゴールは、失敗となり、攻守交代に…。

関学高、自陣25ヤードから。

3ダウン3、21番RB富永選手(3年生;写真↑一番右)のランで1stダウン更新。自陣36ヤードへ。
続くオフェンスは、イリーガルシフト(1秒間の不静止)の反則で5ヤード罰退も、18番QB大橋選手→88番TE勝部選手(2年生)のパス成功で、2rdダウン1まで陣地回復。

23番RB出光選手のランで、1stダウン更新。
しかし、1stダウン更新後の反則で10ヤード罰退し、自陣45ヤードからの1stダウン10に。

3rdダウン1、ディフェンスのラッシュがきつい中、18番QB大橋選手→39番RB田村選手(3年生;写真↑一番右)のパス成功で、1stダウン更新。

1stダウン、18番QB大橋選手→2番WR山下選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣29ヤードへ。
これ以上点差を広げられると苦しい早大学院、3rdダウン1からの関学高のランプレイを93番LB池田選手がダウン更新阻止のナイスタックル!

関学高、3番K安藤選手(2年生)の41ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは、QBでもある16番埜下選手(2年生)。

関西学院高等部 13-3 早稲田大学高等学院 4Q残り3:18

早大学院、13番遠藤選手が約15ヤードキックオフリターンし、自陣32ヤードから。
10点差を逆転するためには、スコアはマストなこのシリーズでしたが、

1stダウン、関学高の1番LB大竹選手(2年生)が値千金のインターセプト!

…の瞬間は撮れてなかったので、他の場面での1番LB大竹選手の写真を。

関学高、敵陣48ヤードから。


ここからは、ジワジワとランプレイ中心に時間を消費しつつ、試合終了までボールを確保し続けたい関学高等部。最後のオフェンスシリーズとなるか??

早大学院、時間が止めるためにタイムアウトを1回消費し、3rdダウン7、59番LB小沢選手(写真↑一番右)が4ヤードロスタックルで、関学高の1stダウン更新を阻止。
最小限の時間ロスで、オフェンスに出番を回します
早大学院、タイムアウト2回目
試合残り2:34
関学高、90番斉藤選手がパント。

早大学院、自陣29ヤードから。

1番QB柴崎選手から13番WR遠藤選手(写真↑)や11番TE松岡選手(3年生)へのパス成功も、1stダウン更新まではあとわずか及ばず…。

4thダウンショート、30番RB高根選手(3年生)のランで、1stダウン更新。自陣42ヤードへ。
続くシリーズ、関学高のフェイスマスクの反則でさらにダウン更新し、敵陣49ヤードへ。

当然パスプレイ中心で攻め続ける早大学院、関学高のパスカバーも厳しくなり、33番DB吉野選手(2年生;写真↑一番右)や15番DB森上選手のあわやインセプのパスカットがあったものの、

4thダウン8、1番QB柴崎選手→88番WR小原選手(3年生;写真↑)のパス成功で、1stダウン更新。敵陣32ヤードへ。
早大学院、最後のタイムアウト。
試合残り0:42

早大学院、1stダウン、スナップが少しそれ、1番QB柴崎選手がロールアウトして投じたロングパスは…、

83番WR高橋団選手(写真↑一番左)がDB2人に競り勝って、ナイスレシーブ!
ゴール前10ヤードへ。
しかし、このプレイで、40番RB片岡選手に続き、ここまでオフェンスを率いてきた1番QB柴崎選手も負傷退場(ノД`)

ここでQBを、3年生の6番児玉選手に。たぶんこの試合、初登場です。
(ここでのQB交代を、現地では、2人とも見逃しておりました。失礼いたしました…m( _ _;)m)

6番QB児玉選手から投じられたタッチダウンパスは…、

11番TE松岡選手が、がっちりレシーブ!


トライフォーポイントが決まって、オンサイドキックが成功すれば、早大学院逆転勝利の可能性十分の点差になりました


12番中川選手のトライフォーキック成功。
ホルダーはWRでもある13番遠藤選手。
関西学院高等部 13-10 早稲田大学高等学院 4Q残り0:23



早大学院、運命のオンサイドキック!

…は、関学高の88番勝部選手がボールを押えて、オンサイドキックは失敗に。
早大学院の猛追は、ここでついえました…。


試合残り0:21
関学高、最後のハドル。

あとはニーダウンするだけ。

関西学院高等部の日本一へのカウントダウンが、始まります。





試合終了、関西学院高等部 13-10 早稲田大学高等学院
関西学院高等部、10年ぶり、17度目の日本一です!
関西学院高等部はクリスマスボウルの常連というイメージがあったので、10年ぶりというのは意外でした


試合終了後の整列。
両校とも、ナイスゲームをありがとうございました!

<表彰式>
この後、表彰式がありました。
まずは、チーム表彰。


優勝・高校日本一は、関西学院高等部。
左から、15番DB森上主将、21番RB富永副将、90番DL斉藤副将。


準優勝は、早稲田大学高等学院。
右から、40番RB片岡主将、52番LB松島選手。

続きましては、個人表彰です。



安藤杯(最優秀ラインマン賞)は、関西学院高等部の8番LB稲付亮太選手(3年生)


この日も、素早いタックルでボールキャリアーを仕留める関西学院高等部の守備の要でした。



三隅杯(最優秀バックス賞)は、関西学院高等部の3番K安藤亘祐選手(2年生)


双方1タッチダウンずつとなったこの試合、3番K安藤選手の40ヤード代のフィールドゴール2本成功が、関西学院高等部優勝への決定打となりました。
また、第2Qでのオンサイドキック自らリカバーもお見事でした。


敢闘賞は、早稲田大学高等学院の主将・40番RB片岡遼也選手(3年生)


176cm・91kgの体格をいかしたパワフルなランで、関学高等部を苦しめました。
(ま)さんは、早大学院の試合は初見だったのですが、大型RB好きなので、すっかり片岡選手のファンになってました(笑)

さて、クリスマスボウルのレポアップが大変遅くなってしまいましたが、高校アメフト2014シーズンはこれにて終了です。
明日のニューイヤーボウルを皮きりに、高校アメフト2015シーズンが始まります。
3年生の皆さん、高校でアメフトを引退する方、進学先がもう決まっていて大学でアメフトを続ける方、これから受験でまだアメフトを続けるか決まっていない方、さまざまな立場の方がいらっしゃると思いますが、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
関西でアメフトを続けてくれる方、関わっていただける方、また大学という新たなステージでお目にかかれるのを楽しみにしています。
2年生、1年生の皆さんは、引き続き、よろしくお願いいたします。

おわり。


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