10月19日長居第二球技場にて行われましたX1-WEST最終戦、エレコム神戸ファイニーズ×アズワンブラックイーグルスの一戦をお届けします(撮影は夫です)。
現在ヤンマーフィールド長居となっているこの場で行われる試合は贅沢にもこの日1試合のみ いつもならスタンド全体がピリピリ感に包まれる最終戦ですが、この日はすこし違った空気。それもそのはず。なんとこの最終戦の結果を待たずしてエレコム神戸ファイニーズはX1WESTの優勝が決定しております! ヤッター この試合に勝っても負けても1位は変わらないエレコム、ですが、2ndステージの星勘定に影響があるこの試合、いや!ここまで何度もアズワンに完敗し辛酸を舐めてきたエレコムにとって、アズワン戦の勝利は何よりも重要。その証拠にエレコム側スタンドにはたくさんのファンが押しかけ、中にはサンスターファイニーズ時代のユニフォームを着た元選手らしき姿も! この試合に勝って全勝で気持ちよく2ndステージに行きたいとやる気十分です。
一方、アズワンですが、こちらもスタンドはたくさんのファンが集まり、今シーズン波に乗っているエレコムを叩いてやろうと虎視眈々。実はアズワンにとってのエレコムはお得意さんのチーム。ファイニーズの良いところも悪いところも徹底的に洗い出し、完全なるスカウティングでもってこれまで何年も星を失ったことのない策士の顔を持つアズワンは、最終戦その力を発揮しエレコムを破ることができるのか。
試合は、お互い一歩も引かないディフェンス合戦で始まります!!
アズワンのKOで試合開始。エレコムはボールを触ったリターナーがもたついている間にタックルを受け、自陣10YD付近より。RB23金城のランなどでFDを狙うも3&outでパントへ。
エレコムスターターQBは11番糟谷! 自陣を背負った苦しいオフェンスはストップ。
アズワンは自陣40YD付近よりとなかなかのポジション。しかし、RB28山上のランなどで攻めるもエレコムDL52中津(大阪教育大 新人!)のナイスタックルもありパントへ。
アズワンのOLとエレコムのDLの攻防は少しエレコムに分があり、アズワンはFD更新せずパントへ。
この後お互いが攻撃をパントで終えたエレコムの攻撃中、アズワンにビッグプレイ!!
アズワンDB26矢萩選手のインターセプト!! なかなか進まないオフェンスをディフェンスが助けます。
しかし、この後のアズワンの攻撃もパントへ。お互い突破口が見えないじりじりした展開です。
先に得点チャンスが巡ってきたのは、エレコムの方でした。エレコム、自陣40YD付近より攻撃。QB11糟谷→WR83東内パス成功!FD更新で敵陣へ!
ここまでアズワンディフェンスに良いようにやられていたエレコム、WR83東内選手へパスが成功。ようやく気持ちの良いファーストダウンです!!
QTタイムを挟んでエレコムの攻撃は続きます。敵陣25YDから。RB23金城のランで9YDゲインもその後前進できず。エレコムFGトライへ。
K80松岡のキックは不成功。。
ディフェンダーが目に入ったか。これは惜しくも不成功。
エレコムようやくやってきたチャンスもFG失敗で無得点です。
さらにお互いのオフェンスが苦しみパント、パントで迎えた第2Q途中、エレコムに二回目のチャンスが巡ってきました。
エレコム17番堀のナイスリターン!!で敵陣中央付近より。なんとかアズワンDを攻略しようとくるくるとQBを交代してきたエレコム、ここでQBフナキの個人技がアズワン陣を切り裂きます! フナキのランで6YD、パス失敗の後の3rdD、QB6フナキがその俊足をかっ飛ばし、エンドゾーン手前まで!
Today's HERO, Inoke Funaki!ちなみにイノケがファーストネームでフナキが苗字、だからレポではフナキで書くけどファンはみんなイノケと呼ぶんです。イノケ行けーー! しかしエンドゾーンまであと5ヤード。
立ちはだかるアズワンディフェンス陣。うひょー、すごい迫力です。エレコムはこの壁を崩すことができず、ここまで攻め込むも無得点に。
エレコム、フナキの個人技でチャンスをつかむも未だ得点できず。嫌な空気が漂ってきました。
アズワン自陣1YD付近より。さっきはアズワンディフェンスが魅せましたが、次はエレコムディフェンスのターン! まずはランをストップ!さらに、アズワンRB28山上がボールをファンブル!
相手OLを蹴散らし山上選手を押してのファンブルフォースはLB4番香山選手か? ボールが手からこぼれてファンブル! そして……
そのボールをDB1ロッキー・アロがエンドゾーン内で押さえ、アロのファンブルリカバータッチダウン!
ひゃっほーいと飛び跳ねるアロ!!喜ぶディフェンス陣がかわいかったんでついもう一枚。
この後アズワンのオフェンスも前半終了。
どちらもディフェンスの奮闘が光り前半を終わってロースコアの7-0。エレコムがディフェンスで得点をあげたものの、ここまではアズワンペースに見えますが果たして。後半へ続く。