平成26(2014)年10月12日(日)に箕面自由学園高校にて行われました大阪高校大会準決勝 高槻高校 x 箕面自由学園高校 の試合レポの続きです。
第4Q終了、高槻高校 7-7 箕面自由学園高校
オーバータイム(OT;延長戦)突入です(ノ゚ο゚)ノ!
こうやって主将・副将が整列してコイントスするの、なんだか大学の試合みたいで、高校の試合では新鮮ですね(*^ー^)ノ
ちなみに、箕面自由学園は、主将が16番QB西野選手、副将が20番WR桑田選手、83番DL谷口選手。
高槻高校は、メンバー表に主将・副将の記載がないのですが、並びからして、28番RB小川選手が主将、9番QB水落選手が副将でしょうか。
<OT 1回表>
先攻の高槻、敵陣25ヤードから。
(キックオフはありません。)
1stダウン:いきなり9番QB水落選手(2年生)→2番WR岡崎選手(2年生)の25ヤードタッチダウンパスヒットΣ(゚д゚;)!
(審判さんと思いっきり、かぶってしまい、すいませ…)
高槻、トライフォーポイントは、確実なキック(1点)ではなくリスクの高いプレイ(2点)を選択し、一気に勝負を決めるべく、たたみ掛けます!
ここで、再び9番QB水落選手→2番WR岡崎選手タッチダウンパス成功((((((ノ゚⊿゚)ノ!!
タッチダウンの写真は撮れなかったので、代わりに祈るようにパスの行方を見守る9番QB水落選手(写真↑一番右)と両校の選手たちを。
箕面自由学園のチアリーダーの皆さんも、対戦相手ながら、高槻高校の見事な先制攻撃に思わずこの盛り上がりですo(^▽^)o
高槻高校 15-7 箕面自由学園高校
<OT 1回裏>
続いて、後攻の箕面自由学園も、敵陣25ヤードから。
8点差がついてしまったため、タッチダウンを決められなかったらその時点で負け、タッチダウンできたとしてもトライフォーポイントでプレイを成功させなければ、敗退決定という超崖っぷちからのオフェンスです(>_<)
1stダウン:16番QB西野選手(3年生)から…
しかし、高槻、2番DB岡崎選手などのナイスタックルで、ランアフターは阻止。
箕面自由、ゴールまで残りわずかを残したものの、1stダウン更新。
1stダウン1 to ゴール、16番QB西野選手、パスの構えからの…
QBドローでタッチダウン!
(…西野選手は砂煙の中にいます。)
箕面自由、ここでまだまだ喜んではいられません。
トライフォーポイントでプレイを決めて2点獲得して、やっと同点です。
箕面自由、トライフォーポイントは、16番QB西野選手(写真↑一番右)のキープでタッチダウン!
OL陣、ナイスブロックです
(箕面自由学園のOL陣は、55番八木選手(3年生)、58番神田選手(2年生)、72番川部選手(2年生)、74番光岡選手(3年生)、75番松永選手(2年生)です。)
高槻高校 15-15 箕面自由学園高校
先攻の高槻高校がタッチダウンの後にトライフォーポイントでプレイを選択し、しかもそれを決めてしまった時点で大変驚きでしたが、後攻の箕面自由学園までタッチダウンかつトライフォーポイントのプレイを決めてしまうなんて…(絶句)。
<OT 2回表>
先攻後攻が入れ替わり、箕面自由学園、敵陣25ヤードから。
1stダウン:高槻の28番DB小川選手のナイスパスカットでパス失敗。
2ndダウン:これだけパスプロがもてば、16番QB西野選手にはもう十分。
16番QB西野選手→21番RB吉田選手(2年生)のパス成功。
3rdダウン:16番QB西野選手のスクランブルで1stダウン更新。敵陣6ヤードへ。
1stダウン:16番QB西野選手の…
スクランブルでタッチダウン!
トライフォーポイントは、確実なキック(1点)を選択。
93番永瀬選手(2年生)のトライフォーキック成功。
ホルダーは、WRでもある20番桑田選手。
高槻高校 15-22 箕面自由学園高校
<OT 2回裏>
高槻、敵陣25ヤードから。
1stダウン:9番QB水落選手→28番RB小川選手のパス成功も、箕面自由の34番對馬選手(3年生)がナイスタックルでランアフター阻止。
2ndダウン:9番QB水落選手のキープ。
3rdダウン:9番QB水落選手→97番RB仲瀬選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣5ヤードへ。
1stダウン:97番RB仲瀬選手のラン。
2ndダウン:箕面自由の93番DL永瀬選手のQBサックで大幅ロス!敵陣18ヤードまで後退。
箕面自由学園のサイドライン、最高潮に盛り上がります!しかし…、
3rdダウン:9番QB水落選手→19番WR平井選手(1年生)のタッチダウンパス成功!
ここで、冷静にタッチダウンを決めてしまうのが、ほんと高槻高校らしいというか…( ゚ ▽ ゚ ;)
高槻のトライフォーポイント、キック(1点)でまずは確実に同点を狙うという手もありましたが、ここで再び逆転を狙うプレイ(2点)体形にΣ(゚д゚;)
箕面自由、ここでタイムアウトを取り、万全を期します。
高槻、トライフォーポイントのタッチダウンパスは…、惜しくも失敗に…(ノДT)!
試合終了、高槻高校 21-22 箕面自由学園高校
箕面自由学園高校の試合後の円陣。
オーバータイムの死闘を制した箕面自由学園高校は、大阪大会決勝戦進出とともに、大阪2位以上が確定したため、全国大会トーナメントへの進出決定です
決勝戦は、10月19日(日)13:00、関西大学第一高校にて行われます。
一方、惜しくも敗退してしまった高槻高校ですが、同じく関西大学第一高校にて行われる10月19日(日)10:30からの3位決定戦で勝利すれば、大阪3位で全国大会トーナメントに進出できる道が残されています!
この試合、オーバータイムに入るまでは7-7と、実はロースコアゲームだったんですね。
しかし、まったくそんな感じがしませんでした…(・_・;)
オーバータイムでは、いきなりたったの2プレイで強気に8点を先取した高槻高校のオフェンスが印象的でした。
それにキャッチアップした箕面自由学園高校も、本当にお見事でした。
ついに今週末の大阪大会の最終節で、大阪ベスト4の順位が決します!
おわり。