2022年5月28日の三試合をちょこっとレポします。
🏈大阪大学vs兵庫県立大学
2022年5月28日エキスポFFにて行われた第一試合は西日本大会!
大阪大学vs兵庫県立大学の試合は、リードする兵庫県立大学に大阪大学が最後まで食らいつく展開となりました。
🏈【試合結果】
大阪大学 21-19 兵庫県立大学
少し遅れて到着したエキスポFF。ぐいぐいとオフェンスを進めていたのは兵庫県立大学でした。
兵庫県立大学はRB24小林選手のランを中心に攻めあがると、QB11エインズリー 城 マイケル選手からWR82塚本選手へのタッチダウンパス成功。さらにはQB11エインズリー選手のランなどで2タッチダウンを獲得。好調なオフェンスを見せます。
インターセプトなどで流れがつかめない大阪大学でしたが、第2Q終了間際にWR14坪田選手のランアフターキャッチでタッチダウン!
前半を7-13で折り返します。
後半に入っても兵庫県立大学がRB21島袋選手のタッチダウンランなどでリードを広げますが、第4Q。大阪大学の反撃がいよいよ始まります!大阪大学はRB23佐藤選手のランランでタッチダウンを獲得。さらに、QB3古川選手のランでタッチダウン! 大阪大学がついに逆転に成功します。
最後は兵庫県立大学が逆転を狙うFGにトライしますがこれが不成功。大阪大学が第4Qの驚異的な追い上げで勝利を掴みました!
兵庫県立大学QB11エインズリー 城 マイケル(4年 兵庫高)選手のランプレー!
この試合、ランにパスにと大活躍だった兵庫県立大学QB11エインズリー選手! 兵庫県立大学はバランスが良いオフェンスでしたね。PATのキック不成功が痛かったかも💦
大阪大学はQB3古川兼三朗(4年 明星高)選手がこれまたキープでナイスゲイン!
全体的に兵庫県立大学が押し気味に進めていたこの試合でしたが、阪大の第4Qの追い上げは素晴らしかったですね! QB3古川選手は自らのランで逆転タッチダウンを獲得! 勝負強さを見せました。
阪大サイドラインに挨拶に現れた兵庫県立大学キャプテン13番前田兼伸(4年 星陵高)選手の素晴らしい笑顔をご覧ください!
「負けましたけど、めっちゃ楽しかったんで」と話す前田キャプテン!
「新入部員も加えて、練習して、もっと強くなるんで。また秋、宜しくお願いします!(ちょっとうろ覚え)」と爽やかに話していた前田キャプテン! 輝く笑顔を見て、課題とともに大きな手ごたえも感じたんだろうなと思わされました。実際オフェンスもディフェンスもかなり好調でしたし、上昇チームが持つ独特の充実感が伝わってきた試合でした! (勝手に写真を使っているので問題があればご連絡ください💦)
大阪大学の方も素晴らしかった! なんといっても第4Qの追い上げの際のサイドライン、スタンド含めた一体感が熱いのなんの! 全体で押し上げるうねりのようなものを感じました。これがモメンタムだ!
全体的に兵庫県立大学ペースで進めていたはずが、最後に勝利を掴んでいる。勝負にかける気迫、逞しさを感じました。
なんかいいよなー。この熱さ、いいよなー。
両チームの秋の対戦が楽しみです!
🏈近畿大学vs立命館大学
第2試合はDiv.1の近畿大学vs立命館大学の試合でした!
この試合、私のお目当ては二人の立命館QB。
3年生のQB11宇野瑛祐選手、QB10庭山大空選手共に高校時代からプレーを見ている選手で、一体どちらが秋のスターターを掴むのか。どっちが活躍するのかなとドキドキしながら見守っていたのですが、実際はそれどころではない展開となってしましました💦
🏈【試合結果】
近畿大学 3-52 立命館大学
ご覧下さいよ。立命館さん、手が付けられないくらいの大暴れ。
タッチダウンだけ抜き出しますと。
RB21平松選手のランでタッチダウン!(以下PAT K16東選手のキック成功!)
RB39横川選手の独走タッチダウン!
QB11宇野選手→WR82木下選手へのパス成功タッチダウン!
RB7元古選手のランでタッチダウン!
QB5竹田選手のキープでタッチダウン!
RB7元古選手のランでタッチダウン!
QB5竹田選手→WR84青山選手へのパス成功タッチダウン!
K9吉田選手の48ydsフィールドゴール成功!
となんと7タッチダウン1FGの52点を獲得!
K35山原選手のフィールドゴール成功のみの近畿大学を大きく突き放し、立命館大学がその実力を見せた試合となりました!
立命館大学RB39横川豪士(4年 立命館宇治)選手の88ヤード独走タッチダウン!
自陣12yds地点からの88ヤード独走タッチダウン! ディフェンダーのタックル諸共せず、エンドゾーンまで持っていったのがカッコ良かったですねー。ビッグプレーに興奮しました!
近畿大学0番清水大和(4年 龍谷大平安)主将のランプレー!
近畿大学はやはりこの人! 清水大和キャプテンの活躍が目覚ましかったですね。大差で敗れた近大ですが、弱いという印象を一切受けなかったのはどうしてでしょう💦 多分、立命でなければもっとビッグゲインというシチュエーションが思い浮かんでしまうからかなぁと。近大が持つポテンシャルを感じる試合となりました。
高校時代からというと上記の横川選手、清水大和選手ともに京都府大会から見てたなぁ。そんな選手らの活躍も嬉しい試合でした。
立命館大学は1年生もたくさん活躍した試合となりましたね! QB5竹田選手、WR82木下選手もですが、64番のDB今田選手の2インターセプトが鮮烈でしたねー。
試合後。QB争いは11 or 10 or 5 ? という印象に。
いやー、秋が楽しみです!
🏈関西学院大学vs関西大学
この日最大の注目がこの試合! 関学vs関大でした!
試合結果はこちら。
🏈【試合結果】
関西学院大学 7-7 関西大学
試合は序盤から春とは思えない気迫のこもったプレーの連発!
関大オフェンスがランで前進するも、関学ディフェンスがタッチダウンを阻止。さらには関学オフェンスのドライブも関大ディフェンスがしぶとく止め、お互い一歩も引かないディフェンス合戦に!
前半は両者フィールドゴールを失敗し無得点のまま折り返します。
試合が動いたのは後半でした。
後半関学はWR11衣笠選手へのパス成功やRACなどで敵陣奥まで攻め込むと最後はQB15鎌田選手からWR4鈴木崇与選手へのパス成功でタッチダウン! ようやく掲示板に7点が刻まれます。
関大はQB8須田選手のキーププレーなどで前進し、最後はRB6一針選手のオープンランでタッチダウン!
関大が同点に追いつきます!
その後最大の見せ場がやってきました。ゴール前まで攻め込んだ関学オフェンスは4thダウン。フィールドゴールではなくタッチダウンを狙うギャンブルプレー! そのゴール前の攻防がとにかくすごかった!
ライン戦の妙味、醍醐味ですね。最後のプレーを関大ディフェンスがストップ! タッチダウンを与えませんでした!
結局7-7の同点でこの試合は決着したのでした。ライン戦が大好物の私にとっては痺れるような展開! 試合でしたね! 両者春とは思えないほどの気迫を見せてくれた好ゲームでした!
この試合大活躍の関西学院大学WR11衣笠吉彦(3年 関西学院高)選手!
ビッグプレー連発だったのがこの選手! WR11衣笠選手はシュアなキャッチだけでなくRACでのゲインも目を引きました。高校時代はサッカーのGKだったんですか? ビッグターゲットが多い関学においてもこの試合一際目立つ活躍をしていましたね。今後も大注目のレシーバーです!
関西大学、タッチダウンを獲得したのはこの人! RB6一針拓斗(4年 星陵高)選手!
関大はランオフェンスが好調でした。オフェンス、ディフェンス共にラインがしっかりしている上に、RB5柳井選手、RB38阪下選手とタレントもそろっていますね。そんな中、RB6一針選手のオープンランでエンドゾーンまで持ち込んだのはお見事の一言! 関学ディフェンスを切り裂いたプレーでした!
もう一つ紹介したいこのプレー! 関西大学DB0金山将龍(4年関大一高)選手のパスカット!
ご覧ください! この躍動感! レシーバーは関学WR4鈴木崇与選手ですから、もしキャッチしていればこのままタッチダウンだっただろうと容易に予想できますね。そこをこの集中力で阻止したビッグプレー!
ディフェンスの頑張りってなかなか取り上げられないですよね。ツイッターで実況していても「関大金山のナイスカット」と一言書くだけなんですけど、現地で見るとこの迫力だよ! と。タックルだってサックだって凄いよ! 痺れるよ! とディフェンス陣の頑張りを大声で言いたい。そんな試合でした。配信でももちろん良いですけど、現地観戦はこれまた格別ですね!
いやぁ、本当に良い試合で。
秋が楽しみになる一日となりました。
(写真館あります 多分)