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【高校アメフト2019春 京都府・兵庫県大会】5月4日5日の試合をちょこっと(ま)

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記事が長いので目次をつけました。

 

この連休に行われた京都府大会、兵庫県大会のちょこっとレポです。

 

 

 

二チームで一つの座を争う京都府大会は、昨秋クリスマスボウル出場の立命館宇治高校が貫録の勝利! 第4Qに同志社国際高校を突き放し、関西大会出場を決める! 同志社国際高校は関西大会出場ならず無念の敗退に。

 

 

京都府大会決勝戦

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

立命館宇治高等学校

7

7

0

21

35

同志社国際高等学校 

0

0

0

7

7

 

 

二チームという寂しいチーム数で戦うことになった京都府大会。立命館宇治高校×同志社国際高校の試合は立命館宇治高校が圧巻の攻めを見せ同志社国際高校を退けました。

 

前半から主導権を握ったのは立命館宇治高校。ファーストドライブはフィールドゴール失敗に終わるもその後のドライブではQB5庭山大空(3年)選手のキーププレーや、RB4藤井大輔(3年)選手のナイスゲインなどでゴール前まで迫り、最後はQB5庭山選手→WR97山下憂(3年)選手へのパス成功でタッチダウン! 第2QにもRB4藤井選手のランでタッチダウンを獲得した立命館宇治高校が14-0と14点をリードして前半を折り返します。

 

後半に入り無得点が続く中、先に得点したのは同志社国際高校でした。同志社国際高校は今年からQBを任された11番泉勇太朗(3年)選手→TE88平船新大(3年)選手への連続パス成功から流れを掴みます。その後QB11泉選手のナイスゲインなどでゴール前まで前進した同志社国際高校は追い込まれた3rdダウン、QB11泉選手→TE88平船選手へのパス成功でタッチダウン! 第4Qの初めにタッチダウンを獲得した同志社国際高校は、この時点で14-7とワンポゼッション差まで迫ります。

 

しかしここから立命館宇治高校の選手らの個人技が光りました。立命館宇治高校はQB5庭山選手→WR15坂下賢二郎(3年)選手へのパス成功&RACで一気にタッチダウンを獲得すると次のドライブでもWR97山下選手が相手タックルを跳ね飛ばしながら個人技でエンドゾーンへ持ち込みタッチダウン! 第4Qに21点を獲得した立命館宇治高校が同志社国際高校を振り切り快勝! 関西大会出場を決めました!

 

 

※この試合、オフェンスディフェンス共に大活躍! 立命館宇治高校RB4藤井大輔(3年)選手!
これまでどちらかと言うとDBとしての活躍が多かった4番藤井大輔(3年)選手がRBとしても登場し大暴れ! 恵まれた体格からもたらされるパワフルなランで同志社国際ディフェンスを苦しめました!
 
 
こちらも様々なポジションで活躍。立命館宇治高校キャプテン、WR97山下憂(3年)選手!
こちらもキッキングなどにも出場するWR97山下選手です! 昨秋クリスマスボウル出場を果たし、今年のチームにも大きな期待がかかる立命館宇治高校。そのキャプテンは誰かなーと注目していましたが、下級生の頃から活躍する山下選手でした!! 写真は第4Q、パスを受けてからディフェンスを振り切り独走タッチダウン! 立宇治の選手らの一つのプレーに対する集中力、1YDでも前へという姿勢を感じた試合でした。
 
 
※今年から? QBとなった同志社国際高校QB11泉勇太朗(3年)選手!
同志社国際高校のQBはなんと! 11番の泉選手です!! これまでDBやWR、リターナーとしての印象が強かった泉選手がQBとして登場したのを見た私は、驚きのあまり大きな声がでました(笑) 。しかし、持ち前のスピードを生かしたキーププレーだけでなくパスも冷静に決め、しっかりとしたクォーターバッキングを披露したQB11泉選手。試合終了のその瞬間まで闘志を失わない姿も印象的でした!
 
 
そして、そのQB11泉選手のビッグターゲット! 同志社国際高校キャプテン、TE88平船新大(3年)選手!
下級生の頃からナイスキャッチでオフェンスを引っ張ってきたTE88平船選手が同志社国際のキャプテンです!! これまでもここぞというときのキーキャッチを決めてきたTE88 平船選手ですが、今年はキャプテンとしてもチームを引っ張る存在となりました。第4Q、3rdダウンに追い込まれてからのタッチダウンパスレシーブは痺れましたね! 春の京都府大会は立命館宇治高校に完敗という結果となりましたが、この後秋までにどれだけチーム力を上げていけるか。秋の同志社国際に期待しています!
 
 
以上、京都府大会は立命館宇治高校の勝利となりました。立命館宇治高校は京都府1位として関西大会出場決定です。おめでとうございます!
昨秋クリスマスボウル出場校としての期待を背負う立命館宇治高校が春の関西大会でどこまで行くことができるか。今後も注目しています!
 
 
※写真館はまた後程アップします。
 

5月4日 兵庫県大会準決勝第一試合は一方的な展開に。強豪関西学院高等部が、滝川高校を寄せ付けず快勝! 危なげなく関西大会出場を決める!

※兵庫県大会はメンバー表が売り切れだったため、背番号での表示となります。関西学院高等部に関しては公式ツイッターさんからの情報を参考にさせていただきました!

 

 

兵庫県大会第一試合

関西学院高等部

19

21

14

14

68

滝川高等学校

0

0

0

0

0

 

 
兵庫県大会準決勝は、前評判の高い関西学院高等部が危なげない試合展開で滝川高校を破り決勝進出を決めました。
 
ウェポンの豊富な関西学院高等部は、前半からオフェンスが大爆発! RB28池田唯人(3年)選手、RB27松野優太(3年)選手、そして今年キャプテン?のQB11前島仁(3年)選手らによるプレーでタッチダウンを量産。滝川高校を寄せ付けない強さで大量68点を獲得! 関西大会出場を決めました。
 
滝川高校は、前半終了間際にQB18番→WR88番の選手へのロングパスが決まり敵陣まで攻め込むも得点には至らず。ここで敗退となりました。
 
 
※関西学院高等部RB27松野優太(3年)選手のタッチダウン!
この試合の関西学院高等部は出る選手出る選手がこれでもか、の大活躍!  とてもこのちょこっとレポではお伝えしきれませんので、また写真館でゆっくりと。写真はRBだけでなくキッカーとしても活躍していたRB27松野選手! ほかにもRB28番池田選手やRB7澤井選手らなど豊富なRB陣が輝いた試合となりました☆
 
 
※関西学院高等部WR85宇佐美諒真(3年)選手のパスキャッチ!
RB陣がぐいぐい走った印象のあるこの試合ですが、要所ではQB11前島選手→WR85宇佐美選手へのパスが成功! これはゴール前まで迫ったパスですが、その後のタッチダウンパスも素晴らしいキャッチでした!
 
 
滝川高校RB1番のラン!
滝川高校は背番号しか分からずにすみません。 良いゲインを見せたRB1番のランプレーです! 何とか得点を獲得したいと果敢に攻める滝川高校でしたが、強力な関学高等部ディフェンスに悉く跳ね返されてしまいました。
 
 
滝川高校88番のランアフターキャッチ!
厳しい状況の中でも印象に残ったこのプレー、QB18番からWR88番へのロングパス成功&ロングゲイン! 滝川高校は前半終了間際のこのドライブなど良いプレーも見せましたが、得点には至りませんでした。

 

 

勝利した関西学院高等部は兵庫県大会決勝進出&関西大会出場決定です! おめでとうございます!

 

 

※この試合の写真館はまた後程アップします。

 

リベンジか、返り討ちか。昨シーズンの県立星陵の劇的な勝利から一年。同じカードとなった因縁の試合は、啓明学院高校がリベンジ達成! 見事県立星陵高校を破り関西大会出場を決める! 県立星陵高校は随所に力を見せるも無念の敗退に。

※兵庫県大会はメンバー表が売り切れだったため、背番号での表示となります。県立星陵高校は昨年春の関西大会メンバー表を一部参考にしています。

 

兵庫県大会第二試合

県立星陵高等学校

6

0

0

14

20

啓明学院高等学校

7

14

7

14

42

 

 

因縁のカードとなった準決勝第二試合は昨春涙を呑んだ啓明学院高校が見事リベンジ達成! 県立星陵高校を破って兵庫県大会決勝&関西大会出場を決めました。

 

第1Q、最初に勢いを掴んだのは県立星陵高校でした。QB1番北川皓太(3年)から投じられたロングパスをWR82番が見事キャッチ! そのままエンドゾーンへ飛び込みタッチダウン! キックは不成功も県立星陵高校が6点を先制します。

しかし啓明学院はその裏の攻撃で実力を発揮します。RB29番のランやRB31番のランなどで攻め込み、追い込まれた3rdダウンもQB12番のパス成功で乗り切ると、最後もQB12番→WR80番へのパス成功でタッチダウン! その後も31番のランや99番のランでタッチダウンを重ねた啓明学院は21-6とリードします。

 

前半終了間際。県立星陵高校は狙っていました。37番のナイスゲインや21番のラン、QB1北川選手のキープなどで前進すると、QB1番→WR82番パス成功→WR84番岡田堂生(3年)選手へのトスで一気にロングゲイン! ゴール前まで迫りますが啓明学院ディフェンスに阻まれタイムアップ。得点には繋がりません。

 

前半戦の勢いそのままに後半も攻め込む啓明学院はその後もタッチダウンを重ね大量42点を獲得。県立星陵高校も第4QにWR84番岡田選手へのロングパス成功などで二つのタッチダウンを獲得するも勝利には届かず。

準決勝は啓明学院の快勝となりました!

 

 

※啓明学院QB12番!

3rdダウンを打開する的確なパスが印象的だったQB12番、後半には自らの足でもタッチダウンを獲得しました。啓明学院は危なげないオフェンスで得点を積み上げリベンジに成功しました! 

 

 

啓明学院RB31番タッチダウンラン!

啓明学院はさすがの選手層でしたね。RB29番と31番、5番らも活躍していました! 昨年度関西大会出場を逃した啓明学院、その悔しさを晴らし関西大会出場を決めた一戦となりました!

 

 

県立星陵高校WR82番のタッチダウンレシーブ!

啓明学院に敗れたものの県立星陵高校も随所にその実力を見せてくれました。特にこの先制点は「今年の星陵もやるぞ!」という期待感が一気に沸きあがったプレーでした!

 

 

※前半終了間際。QB1番からWR82番へのパス成功? そこから84番岡田選手へのトス!

眩しくて現地では全く見えてなかったこのプレー! いやー、県立星陵高校はキックオフのラテラルなどもですが、隙あらばロングゲイン、タッチダウンを狙うような意思統一が図られていて本当に素晴らしい。このプレーの前にタイムアウトが取られたのかな、どうかな? 覚えていませんが、決め打ちだったら凄いですね。QB1北川選手から82番へのパス成功で、その後後ろの84番岡田選手にトス! 

 

 

※(2枚目)そのWR84岡田選手が一気に右サイドを走りロングゲイン!

前半残り時間はなくエンドゾーンを目指すのみ! このままエンドゾーンへ飛び込めばタッチダウンでしたが、啓明学院のディフェンスがギリギリのところでストップ! 得点とはなりませんでした。

 

兵庫県大会準決勝は終始啓明学院の強さが際立った試合でしたが、端々に県立星陵高校のしたたかさと勝利に対する準備を感じました。

 

 

勝利した啓明学院高校は兵庫県大会決勝&関西大会出場決定です。おめでとうございます!  難なく準決勝を勝ち進んだ啓明学院でしたが、ミスの少ない隙のない試合展開はこの1年間背負ってきた悔しさを晴らすかのようでした。関西大会も頑張ってほしいですね☆

 

 

兵庫県大会決勝は5月11日(土)! 決勝の前にXリーグの試合もあるので皆さまどうぞご観戦ください。

 

5月11日(土)@王子スタジアム

 

11:30~ アサヒ飲料チャレンジャーズ×アズワンブラックイーグルス  14:30~  みらいふ福岡SUNS×エレコム神戸ファイニーズ

 

17:30~ 【兵庫県大会決勝】

      関西学院高等部 vs 啓明学院高等学校

 

 

と言いつつ、私はこの日仕事が入っているので行けません。SUNS×ファイニーズも見たかったーー! 高校アメフトファンの皆様は関学高等部×啓明学院の強豪校対決をお見逃しなく!!

 

 

※この試合の写真館はまた後程アップします。

 

他の地区の結果について

 

他地区の結果です。

 

【大阪府大会】

 

3位決定戦

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

高槻高等学校

0

14

0

6

20

追手門学院高等学校 

3

7

0

7

17

 

※高槻高校×追手門学院高校の3位決定戦は高槻高校が接戦を制して関西大会出場滑り込み! 追手門学院高校惜しかったですね。

大阪府大会はただでさえ強豪ぞろいで戦国時代の様相を呈しているのですが、そんな中でも追手門学院高校の存在感がぐぐっと増した気がします。

そして勝利した高槻高校は春引退のチームですから、この関西大会にかける情熱は並々ならぬものがあるでしょう。昨春の優勝チームの高槻高校、どんな戦いを見せてくれるか楽しみです!

 

決勝戦

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

関西大学第一高等学校 

0

6

0

6

12

箕面自由学園高等学校

21

0

7

3

31

 

※大阪府大会決勝は箕面自由学園高校の快勝です! これも注目のカードでしたが昨年秋と同じく大阪1位箕面自由、大阪2位関大一高となりました。ここ数年の大阪府代表の躍進ぶりは目覚ましいものがありますから、この2019シーズンもベスト4のうち3つか大阪ということになるのか、ぜひとも注目したいです!

 

 

大阪府

1位 箕面自由学園高校

2位 関西大学第一高校

3位 高槻高校

4位 追手門学院高校

 

1~3位の高校が関西大会出場決定です!

 

 

【滋賀県大会2位決定戦】

 

チーム名

1Q

2Q

3Q

4Q

合計

県立八日市高等学校 

12

0

0

7

19

県立虎姫高等学校 

0

0

0

0

0

 

※滋賀県大会、2位決定戦は八日市高校の勝利となりました! 県立八日市高校はなんと17年ぶりの関西大会出場だそうです!

実は八日市高校には思い出深い試合がありまして。というのも一年前の滋賀県春大会、準決勝の虎姫高校戦のフィールドに立っていた八日市高校の選手はわずか9人! しかも終盤には怪我で一人欠き8人でのプレーとなりましたが、そんな中でも最後の最後まで闘志を失わなかった八日市高校は試合残り数十秒で見事タッチダウンを獲得! 素晴らしいガッツを見せてくれました。

その時のちょこっとレポがこちらです→観戦メモ4月29日高校アメフト滋賀県大会

あの試合でタッチダウンを獲得したRB28番が今の八日市キャプテンの戸島選手ですねー。一年で強いチームを作り上げましたね。8人から関西大会出場へ。関西大会初戦は大阪の強豪関大一高といきなり厳しい相手が待ち受けていますが、全力で頑張ってほしいですね!

 

 

【広島県大会】

 

※不戦勝で崇徳高校が関西大会出場決定です!

 

 

春の関西大会トーナメント表が徐々に埋まってきました。残すは兵庫県大会決勝のみです!

 

関西大会トーナメント表は今のところこんな感じです。

 

 

 

 

5月11日の兵庫県大会決勝に勝利したチームが兵庫県1位、負けたチームが兵庫県2位となります。いよいよ、関西大会は目前!

もう一度、5月11日の予定を貼っておきます!

 

 

5月11日(土)@王子スタジアム

 

11:30~ アサヒ飲料チャレンジャーズ×アズワンブラックイーグルス  14:30~  みらいふ福岡SUNS×エレコム神戸ファイニーズ

 

17:30~ 【兵庫県大会決勝】

      関西学院高等部 vs 啓明学院高等学校

 

11日、行けなくて残念。皆さんは楽しい週末をお過ごしください!

 

 

(終わり)

 

 

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