なんとか年内にちょこっとを~と思いながらも結局ギリギリになってしまいました。12月24日クリスマスボウル他年末のボウルゲームについてちょこっとメモ。
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
立命館宇治高等学校 | 21 | 3 | 9 | 0 | 33 |
佼成学園高等学校 | 0 | 14 | 0 | 25 | 39 |
さて、全国高等学校の頂点を決めるクリスマスボウルは挑戦者立命館宇治高校が前半戦を圧倒し、王者佼成学園高校を苦しめます。QB5庭山大空(2年)選手のタッチダウンランやWR97山下憂(2年)選手へのタッチダウンパスなどで第1Qに大量21点をリードした立命館宇治高校ですが、ここから佼成学園がさすがの勝負強さを見せます。1タッチダウンを返した第2Q残り2分半から佼成学園はQB12山﨑誠太郎(3年)がギャンブルを成功させながらエンドゾーンへ繋げタッチダウン! 前半を終了し14-24で立命館宇治高校が10点をリードして折り返します。
立命館宇治高校オフェンスの原動力がこの人! QB5庭山大空(2年)選手! 立命館宇治高校はこのクリスマスボウルに周到な準備を行ったのでしょう。これまでに見たことのないプレー、隊形などを駆使して佼成学園のワンプレーワンプレー隊形が変わると言われたディフェンスを翻弄。前半から着実に得点を重ねましたが、その中でもQB5庭山選手のキーププレーが大きなゲインを生み出しました!
後半戦も試合を優位に進めたのは立命館宇治高校でした。第3Qに9点を獲得しさらにリードを広げた立命館宇治高校ですが、ここから佼成学園がさすがの逆転劇を繰り広げます。立命館宇治高校のミスから得た得点チャンスをタッチダウンに繋げると、さらにディフェンス陣が2回のファンブルフォースを獲得! それを悉くタッチダウンに繋げた佼成学園が第4Qに25点を獲得し大逆転勝利! 佼成学園がクリスマスボウル三連覇の偉業を達成しました!
写真は最優秀バックスにも選ばれたRB6森川竜偉(3年)選手! LBで登録されている6番森川選手ですが、クラッチな場面では必ずRBとして登場すると思っていましたがその予感通りゴール前から3つ(で合ってるかな?)のタッチダウンを獲得する大活躍! 佼成学園の大逆転勝利はこの人なくしてはあり得なかったでしょう。写真はゴール前からの中央ランですが、しっかりと走るラインを開けたオフェンスラインも素晴らしいですね!
クリスマスボウルはまたレポを書くつもりなので簡単にちょこっと。こう振り返ると何だか変な話ですがこの佼成学園を苦しめた立命館宇治高校は本当に強いチームだったんだな、と改めて選手、コーチの皆さんの頑張りに頭が下がりました。そのうえで、劣勢に追いやられても決してあきらめずボールを狙いにいった佼成学園のディフェンス陣の精神力と技術、そしてきっちり得点に繋げるオフェンスが天晴でした! 素晴らしい試合を見せてくれた両チームに大きな拍手を送りたいと思います!
12月24日クリスマスイブ。これで、2018年の高校アメフトが終わってしまうのかと思うと寂しさも感じる帰り道でしたが、この日がまた来年のクリスマスボウルへのスタート地点。2019年シーズンにこのクリスマスボウルに登場するのは一体どのチームなのか、これからまた楽しみで仕方ありません。選手の皆さん、今シーズンおつかれさまでした!
さて、12月16日の甲子園ボウルは皆さんご存知の通り関西学院大学の快勝で幕を閉じました! 甲子園ボウルはテレビ放映もあったし、そんなに書くこともないかなーと思いつつ。せっかくなので気になった選手について過去のレポを交えつつちょこっと。
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
早稲田大学 | 7 | 0 | 7 | 6 | 20 |
関西学院大学 | 10 | 17 | 7 | 3 | 37 |
※気になった選手その1、甲子園ボウルMVPを獲得したQB3奥野耕世(2年 関学高等部)選手!
レギュラーシーズンから活躍していたQB3奥野選手ですがこの甲子園ボウルでも投げて良し、走って良しの大暴れでしたねー! キレッキレのパフォーマンスで会場を大いに沸かせました! QB3奥野選手もクリスマスボウル経験QBです!
※気になった選手その2、関西学院大学QB10光藤航哉(4年 同志社国際)選手!
もう一人はこの人、QB10光藤選手です。実は、私の高校アメフト観戦がこの同志社国際高時代の光藤選手の試合でした。2013年春の高校アメフト京都府大会立命館宇治高校×同志社国際高校にて、その時名前も知らなかった2年生QB光藤選手のQBキープなどに衝撃を受けたのがまさに高校アメフト観戦のきっかけですが、その当時の立命館宇治高校はQBに昨年立命館大学エースQB西山雄斗選手、WRに近江克仁選手を擁するチームでしたから、最初からレベルの高い試合を観戦できたんだなーと今でもその時の僥倖に感謝しています。
あれから5年、まさかあの時の同志社国際のQBが関西学院大学のキャプテンになるとは夢にも思わなかったわけですが、10番を背負った光藤選手。甲子園ボウルでも素晴らしい活躍でしたね。こうやって大学でも頑張っている姿が見られて嬉しかったです!
最初の試合ではないですが、同志社国際が春大会で立命館宇治高校にタイブレークの末に勝利した試合のレポを置いておきます。
※プレイバック 高校アメフト
2014年5月11日高校アメフト京都府大会 |
※気になった選手その3 早稲田大学WR13遠藤健史(4年)選手!
関西学院大学の堅い守りの前になかなかオフェンスが進まない中、一人気を吐いた早稲田大学WR13遠藤選手! 特に独走タッチダウンは惚れ惚れしました。写真はタッチダウンパスキャッチの1枚です!
<3年前、4年前の高校頂上決戦も関学×早稲田>
関西学院大学×早稲田大学の対戦となった甲子園ボウルですが、そういえばクリスマスボウルで関西学院高等部×早大学院の試合があったなーと思い振り返ってみました。
2014年のクリスマスボウル、2015年のクリスマスボウル共に早大学院QBは1番の柴崎哲平選手ですね。しかも2014年クリスマスボウルレポの一文にQB1柴崎→WR13遠藤へのパス成功というのを見て、高校時代からのホットラインが四年を経て再度甲子園ボウルで活躍だなんてと興奮しました。また今年ウェスタンボウルで逆転フィールドゴールを決めたK8安藤亘祐(3年)選手はキッカーながら2014年クリスマスボウルで最優秀バックス賞(三隅杯)を獲得している選手ですし、こうやって振り返ってみるとまた面白いです☆
(や)さんが書いてくれたクリスマスボウル過去レポです!
※プレイバック 高校アメフト
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他にもたくさん気になった選手がいますが、終わり。
勝利した関西学院大学は1月3日ライスボウルにて富士通フロンティアーズと戦います! 頑張ってくださいね!
甲子園ボウル開始前には中学タッチフット招待試合が行われました。毎年甲子園ボウル前に開催され、チャンスがあるときは観戦しているのですが、今年は南山中学が大健闘でしたね!
南山中学RB11曽我拓斗(3年)選手、QB1内川誠(2年)選手らの活躍により一時は南山中学が勝利するのではないかと思いましたが、啓明学院中学QB12村上凜音(3年)選手のパスオフェンスや、K3大竹皓陽(3年)選手の32YDを含むフィールドゴール二つなどで得点した啓明学院中学が勝利をおさめました!
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
啓明学院中学校 | 7 | 9 | 0 | 3 | 19 |
南山中学校 | 7 | 0 | 7 | 0 | 14 |
気になった選手その1、南山中学RB11曽我拓斗(3年)選手!
立命館宇治中学戦で90YD独走タッチダウンを獲得した南山中RB11曽我選手。この試合でも大活躍でした! 南山中学は前半と後半でオフェンスメンバーを交代させたりしてかなり的の絞りにくいオフェンスを展開しているなぁと感心させられましたが、最後は啓明学院中学の壁を崩すことができず。無念の敗戦となりました。しかしここまで並み居る強豪を破ってきた南山中学、明るい未来を予感させるチームでした。
気になった選手その2、啓明学院中学QB12村上凜音(3年)選手!
サウスポーの啓明学院中学QB12村上選手! 自らのランやTE7 碇武慶之(3年)選手へのパスオフェンスで勝利に大きく貢献しました。あとキッカーの大竹選手の32YDフィールドゴールも見事でしたね。終盤の盤石な試合運びなど啓明学院中学の勝負強さが光りました☆
啓明学院は昨年に引き続き中学招待試合に勝利し連覇です! さらに啓明学院中学は12月23日に行われましたチェスナット代表池田ワイルドボアーズとの対戦もオーバータイムの末に0-3で勝利! 来年度関東代表のチームとの対戦です!
中学の試合についてはよく分かっていないのですが、ここまで接戦をものにしている啓明学院中学。その勝負強さを発揮して次の試合も頑張ってほしいですね!
簡単ですが、終わり。
最後に。本年中は何かとお世話になりました。また選手の皆さんには素晴らしい試合を有難うございました! 来年も宜しくお願いいたします。
アメフト観戦女子