平成29(2017)年10月15日(日)、関西大学第一高校にて行われました大阪高校大会2017秋 3位決定戦 追手門学院高校 x 高槻高校(今春2位)の試合レポの続きです。
追手門学院高校 19-0 高槻高校、2Q残り?
<第2Q途中から>
追手門学院の80番K入谷勘太選手(2年生)のキックオフで試合再開。
高槻、88番Ret吉田健喜選手(2年生)がキックオフリターンし、自陣29ヤード付近から。
2ndダウン7、33番RB平井克明選手(2年生)のランで1stダウン更新。自陣40ヤード付近へ。
1stダウン、6番RB大橋右京選手(1年生)のランで1stダウン更新。敵陣48ヤード付近へ。
ランプレイでさらに1stダウン更新×2。敵陣25ヤード付近へ。
高槻高校に立て続けてドライブされてしまった追手門学院、ここタイムアウト1回目を取得。
続く3rdダウン3、高槻高校もタイムアウト1回目を取得。
高槻、3rdダウン3、パス失敗で1stダウン更新できず。
4thダウン3ギャンブルのパスも失敗となり、ターンオーバー…。
追手門の自陣20ヤード付近からのオフェンスに。
20番RB宮原渉太選手(2年生)のランで1stダウン更新。自陣38ヤード付近へ。
しかし、リードしているため無理はせず、続くランプレイで時間を流してタイムアップ。
前半終了、追手門学院高校 19-0 高槻高校
<第3Q>
追手門学院の80番K入谷選手のキックオフで後半開始。
高槻、88番Ret吉田選手がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。
フォルススタートや追手門学院のロスタックルもあり、1stダウン更新できず、4thダウン13に。
パントもあまり距離が伸びず。
追手門、敵陣48ヤード付近から。
3rdダウン2、28番RB村橋勇紀選手(2年生)のランで1stダウン更新。敵陣35ヤード付近へ。
ここからQBを1年生の12番鎌田陽大選手に。
しかし、続く1stダウンでファンブルロスト!
高槻高校の自陣37ヤード付近からのオフェンスに!
12番QB大澤昂平選手(1年生)、低く構えるところが、先輩のQB水落諒選手(現・大阪府立大学2回生)とちょっと似ていますね。
高槻高校、ターンオーバーで得た攻撃のチャンスでしたが、1stダウン更新できず。
4thダウン10、89番P西原大智選手(1年生)がパント。
追手門、3番Ret内田一康選手(3年生)がパントリターンし、50ヤード付近からと好位置からのオフェンスに。
しかし、こちらも1stダウン更新できず、4thダウン11、18番P竹原虎ノ助選手(3年生)がパント。
高槻、自陣20ヤード付近から。
3rdダウン2、33番RB平井選手のランで1stダウン更新。自陣37ヤード付近へ。
追手門の2番LB久下昇汰選手(3年生・主将)のロスタックルなどもあり、続けては1stダウン更新できず、4thダウン5に。
ここでまたしてもパントのロングスナップがそれ、自陣深くでボールデッド
追手門の敵陣17ヤード付近からのオフェンスに!
第3Q終了、追手門学院高校 19-0 高槻高校
第3Qは、両校ともスコアレスです。
<第4Q>
追手門学院、敵陣9ヤード付近、2ndダウン2から。
2ndダウン2、20番RB宮原選手が、69番OL田中僚介選手(2年生)と33番RB河本聖成選手(3年生)の間の右オフタックルを駆け抜け…、
タッチダウン!
80番K入谷選手のTFPキック成功。
追手門学院高校 26-0 高槻高校、4Q残り9:53
これはダメ押しのタッチダウンとなったでしょうか…。
追手門学院、80番K入谷選手がキックオフ。
高槻、88番Ret吉田選手がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近からのオフェンスでしたが…、
アメフト観戦女子@amefootkansen追手門学院高校 2番LB久下昇汰選手のファンブルフォースと58番DL松田広大選手のファンブルリカバー (2017.10.15.高槻高校戦@関西大学第一高校) https://t.co/vuTbJ81vBU
2017年10月23日 23:02
1stダウンのランプレイで、追手門学院の2番LB久下選手のタックルを受け、ファンブルロスト!
追手門学院の58番DL松田広大選手(2年生)がリカバーし、ターンオーバー!
追手門学院の敵陣28ヤード付近からのオフェンスに!
フォルススタートや高槻高校の51番LB池田健太選手(1年生)のナイスタックル(写真↑)もあり、1stダウンできず、4thダウン11に。
追手門学院、ここでパントではなくプレイを選択しますが、高槻の70番DL上谷康介選手(2年生)のQBサックで約5ヤードロスし、ギャンブル失敗!
高槻高校の自陣35ヤード付近からのオフェンスに。
失点の危機は脱したものの、1stダウン更新できず、
4thダウン4、89番P西原大智選手(1年生)がパント。
追手門学院がこのパントされたボールを確保できず、高槻高校の選手(81番鎌田朔輝選手(2年生)?)がリカバーし、高槻高校の敵陣35ヤード付近からのオフェンスに!
試合残り約5分
高槻、4thダウン1ギャンブル、6番RB大橋選手のランで1stダウン更新。敵陣25ヤード付近へ。
4thダウン9で再びギャンブル、6番RB大橋選手のランで1stダウン更新。敵陣15ヤード付近へ。
高槻、タイムアウト後半1回目。
試合残り0:51
高槻、ランも追手門の2番LB久下選手らのタックルでロスし、2ndダウン12に。
高槻、タイムアウト後半2回目。
試合残り0:43
高槻、3rdダウン10、追手門の44番LB大矢健司選手(2年生)らのナイスカバーでパス失敗となり1stダウン更新できず。
4thダウン10、ここは当然ギャンブルも、追手門の77番DL青木勇輝選手(3年生)が…、
勝負を決するQBサック!
高槻高校、ロスで1stダウン更新できず、ターンオーバー!
試合残り0:24
写真でも見るからに大きい追手門学院高校のOL/DLの77番青木勇輝選手(3年生)は、アメフトのまち・長浜っこで、なんと190cm・122kg!
昨日の朝日新聞デジタルでも取り上げられていますので、是非御覧ください
朝日新聞デジタル:夢追う122kg、通学に2時間以上 全国高校アメフト
(リンク先は、無料で全文御覧いただけるSPORTS BULLの方にしています。また、ネット記事は、だいたい1年くらいで削除されますので、御注意ください。)
(ちなみに、記事では京都大学の水野前監督について触れられていますが、追手門学院高校のスペシャルアドバイザーであったのは昨年2016年度までで、立教大学のシニアアドバイザーとなった昨年度からは試合会場でもお見掛けしなくなりました。ご参考まで。)
追手門学院、時間を流してタイムアップ。
試合終了、追手門学院高校 26-0 高槻高校
(1Q) (2Q) (3Q) (4Q) 合計
追手門学院高校 13 6 0 7 26
高槻高校 0 0 0 0 0
勝利した追手門学院高校の試合後の円陣です。
追手門学院高校は、この3位決定戦を制し、ついに念願の初の秋の全国大会出場を勝ち取りました
(写真↑は、この後の第2試合(決勝戦)後に行われた表彰式(久下主将)のものです。)
関西大倉高校→箕面自由学園高校→大阪産業大学附属高校(敗戦)→高槻高校と、強豪校ばかりと当たって勝ち取った大阪3位と初の全国大会出場、おめでとうございます!
試合会場で、保護者の方にイヤーブックをいただいたのですが(下の方、雨に濡れて汚してしまって申し訳ありません)、コーチングスタッフトップの辻坂昇顧問(神戸大学出身)が30歳、坂本智信ヘッドコーチ(早稲田大学出身)が33歳、一番年上の顧問の先生でも同じく33歳と、コーチ陣が若い!
今年は関東に遠征し、強豪校の早稲田大学高等学院や足立学園高校とも練習試合を行われたとのことで、着実にチーム強化にむけてがんばってこられたことが結果に繋がったようですね
追手門学院高校の次戦は、全国大会1回戦、本日10月28日(土)13:30から、エキスポフラッシュフィールドにて、関西高校アメフト界の盟主・関西学院高等部と対戦します。
あいにくの雨予報ですので、現地観戦予定の方は、雨と寒さ対策万全の上で、お越しください。
敗戦した高槻高校の試合後の礼です。
高槻高校は、ここで敗退となりました…。
主力選手たちが欠け、1・2年生のみの新チームで人数も少なく、苦しい戦いとなりましたが、また来春の大阪大会に向けて、がんばってくださいね。
おわり。