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関西学生2017 Div.1 第4節 京都大学 x 立命館大学①(や)

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平成29(2017)年10月7日(土)、宝が池球技場にて行われました関西学生アメフト2017 Div.1 第4節 京都大学(前年6位) x 立命館大学(前年2位) の試合レポです。

当日は第1試合で少し雨傘がパラつきましたが、この第2試合には雨は止みました。

 

関西学生リーグDiv.1は、第4節まではAクラスチーム(前年1~4チーム) x Bクラスチーム(前年5~8位扱いチーム)のちょっと実力差のある対戦、その次の第5節以降はAクラスもしくはBクラスチーム同士の実力差の少ない落とせない試合が続きます。
そのため、その切り替わり時期である第4節は、大事な第5節以降にそなえて、3か月続くリーグ戦の中で一番まったりというか、エアポケット的になる時期ですが、今年はその第4節に京都大学 x 立命館大学というビックゲームがやってきましたあせる

 

奇しくもこの第2試合の前の第1試合では、同志社大学(前年8位)が龍谷大学(前年4位)を9-7で破るというアップセット(番狂わせ)がおきましたガーン

 

京都大学のキックオフ前の円陣です。

京都大学は、前節で関西学院大学に10-31で敗れ2勝1敗となり、甲子園ボウル出場のためにはもやは背水の陣となってしまいました。

とはいえ、昨年からリーグ戦2位でも甲子園ボウル出場できる仕組みとなったため、この立命館大学戦を含めて残り試合を全勝し6勝1敗でとなれば、他大学の勝敗次第では1位通過もしくは2位通過が可能です。

前節の関西学院大学戦は、途中から抗わなかったように見えたので「これは2回目の関西学院戦に備えてのことなのか?ってことは、もう照準は立命館大学やんあせる」と、かえってビクビクしてしまった立命館大学ファンの私です…。

 

立命館大学のキックオフ前の円陣は、ビッグゲーム仕様のオクラホマスタイル!

2年ぶりのリーグ優勝・学生日本一を狙う立命館大学にとっては、この時点で3戦全勝。

この京都大学戦がリーグ戦でまず最初にあたる大きな壁となります。

ちなみに、エースWR頓花達也選手やK佐伯眞太郎選手(いずれも現・パナソニック)など有名選手を擁し戦力が充実していた2013年、立命館大学は京都大学に敗れています…。

また、勝っていたとしても、苦戦した、もしくは、主力選手がケガをした等、立命館大学ファンの私としては京都大学戦は苦い思い出ばかりです…ショボーン

 

立命館大学のスタメン表です。

今春の早稲田大学戦で負傷退場し、それ以後は試合に出場していなかった絶対的エースRBの32番西村七斗選手(4回生・大阪産業大学附属高校アメフト部出身)と今年のキープレイヤーとして紹介させていただいた99番LB島野純三選手(4回生・上宮高校バスケットボール部出身)が復帰です!

 

しつこいようですが、京都大学のスタメン表は相変わらず配布されませんので、京都大学のスタメン表は関西学生アメフトオフィシャルナビゲーターの國嶋絢香さんのツイートを引用させていただきます。
前節の関西学院大学戦から、OLに74番楊拓己選手(3回生・高槻高校アメフト部出身)が入りましたね。

 

京都大学の96番DL植村主将と立命館大学の14番WR近江主将とのコイントスの結果、京都大学が勝利し、前半レシーブを選択。

近年の関西学生リーグDiv.1では、コイントスに勝利して後半レシーブを選択することが多いので、あえて前半レシーブを選択し、先制点を取ってモメンタムを掴みたい、もしくは先制点を取られてモメンタムを取られたくないということなのかなと感じました。

 

<第1Q>


立命館大学、16番K多田羅翔吾選手(3回生・立命館宇治高校サッカー部出身)のキックオフで試合開始。
京都大学、21番原田陽平選手(3回生・静岡県立浜松北高校出身)がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。 


先発QBは、2回生時からエースナンバー19番をつける田中大輔選手(4回生・関西大倉高校野球部出身)。
1stダウン、京都大学得意のランプレイを立命館の52番木保慎太郎選手選手(4回生・海陽中等教育学校出身)らがナイスタックルでノーゲインに抑え、


3rdダウン10、立命館大学の29番DB荒尾亮汰選手(2回生・関西大倉高校アメフト部出身)のパスカットで1stダウン更新できず。
昨年、注目の新人選手として御紹介させていただいたCBの29番荒尾選手(182cm・77kg)、昨年終盤からは1回生ながらスタメンで出場するようになり、今年の関西学生アメフト公式パンフでも2回生ながら表紙写真の1人として登場していますキラキラ

(番号は当時の42番です。学連公式HPでも同じ写真が使われています。)
高校時代から昨年1回生時まではスラッとした印象でしたが、今年は大学生フットボーラーらしく少しガッシリしましたね。
垂直飛びはチーム一の88cm(!)と、フィジカルもアップしました。



京都大学、4thダウン10、QBでもある6番山本拓磨選手(4回生・大阪教育大学附属高校池田校舎出身)がパント。 



立命館、自陣30ヤード付近から。

先発QBは、2回生時からエースの11番西山雄斗選手(4回生・立命館宇治高校アメフト部出身)。
昨秋に負傷してしまった6番TE成田光希選手(3回生・立命館宇治高校アメフト部出身)や50番OL水野大貴選手(4回生・滝川高校アメフト部出身)は、すっかり復帰していますね。

昨秋は、彼らの不在が響き、立命館大学は関西大学戦以後、苦戦することとなってしまいました…えーん
あと、54番OLだった山下憧選手(4回生・龍谷大学付属平安高校アメフト部出身)が91番をつけ、2年前の学生優勝時のTEに戻りました。

この写真1枚だけで語りたいことだらけですが、ひとまずはここまででm(_ _)m

 

立命館大学、1stダウン、11番QB西山選手から、この試合で復帰の32番エースRB西村七斗選手(4回生・大阪産業大学付属高校アメフト部出身)にハンドオフフェイクし…、

14番WR近江克仁選手(4回生主将・立命館宇治高校アメフト部出身)へのロングパスヒットびっくり


ランアフターキャッチで計70ヤードゲインし、タッチダウン! 


立命館大学、豪華にも32番RB西村七斗選手をツリ(おとり)に使うという、会心の1stプレイでタッチダウンです!

(一つ上の写真、55番OL村田圭選手(4回生・立命館宇治高校アメフト部出身)のジャンプ力がすごいあせる


16番K多田羅選手のTFPキック成功。
ホルダーはQBでもある18番道渕泰士選手(4回生・立命館守山高校アメフト部出身)、LSはFBでもある44番岡本雄太選手(4回生・立命館宇治高校アメフト部出身)。
京都大学 0-7 立命館大学、1Q残り10:35


立命館大学、16番K多田羅選手がキックオフ。


京都大学、21番Ret原田選手がキックオフリターンし、自陣23ヤード付近から。

3rdダウン8、昨年からエースDBナンバー13番をつける立命館の13番DB奥野喬平選手(4回生・立命館守山高校アメフト部出身)のパスカットで1stダウン更新できず。
(写真↑、顔ぼかし処理が雑くてスミマセン汗
4thダウン8、6番P山本拓磨選手がパント。 

立命館、自陣35ヤード付近から。

3rdダウン2、11番QB西山選手のキープで1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。 
2ndダウン1、42番RB立川玄明選手(1回生・大阪産業大学附属高校出身)のランで1stダウン更新。敵陣38ヤード付近へ。 


1stダウン、11番QB西山選手→83番WR廣吉賢選手(3回生・立命館宇治高校アメフト部出身;写真↑)のパス成功で1stダウン更新。敵陣28ヤード付近へ。

この時の6番TE成田選手と14番WR近江選手のブロックもすばらしい拍手

立命館、1stダウン、11番QB西山選手から…、
(写真↑で写っている限りですが、50番OL水野選手、78番OL安東純一選手(3回生・立命館宇治高校アメフト部出身)、ナイスパスプロテクションですグッ


またしても14番WR近江選手へのタッチダウンパス成功! 
立命館宇治中学、立命館宇治高校から続くホットラインが冴えわたりますキラキラ
16番K多田羅選手のTFPキック成功。 


京都大学 0-14 立命館大学、1Q残り6:14
立命館大学、パスを主体でドライブし、最後はまたしても近江主将へのタッチダウンパス成功で追加点です!

 

ここまでは攻守とも立命館大学のいいとこだらけチュー
しかし、次のシリーズから京都大学の反撃が始まります…。

 

その②に続く…。


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