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大阪高校大会2016秋 3位決定戦 大阪産業大学附属高校 x 大阪学芸高校③(や)

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平成28(2016)年10月16日(日)、関西大学第一高校にて行われました大阪高校大会2016秋 3位決定戦 大阪産業大学附属高校 大阪学芸高校(昨秋大阪4位)の試合レポの続きです。
 

第3Q終了、大阪産業大学附属高校 10-3 大阪学芸高校

 

<第4Q>
大産大附属、2ndダウン9、自陣25ヤード付近から。


大阪学芸の51番DL宮井真之助選手(3年生)のQBサックで約6ヤードの大幅ロス!


6番RB永井叡選手(1年生)のランでゲインも、1stダウン更新には至らず、4thダウン1に。 
交代違反後、25番P西山雄大選手(2年生)がパント。


大産大附属にキックキャッチインターフェアの反則があり、大阪学芸、敵陣43ヤード付近から。 

写真↑、大阪学芸高校のOL陣は手前右側から、51番LT宮井真之助選手(3年生)、50番LG久野純平選手(2年生)、77番C石井太智選手(2年生)、74番RG山田剛選手(2年生)、67番RT小西憂選手(3年生)です。
大産大附属の41番DB澤井俊稀選手(3年生)のあわやインターセプトのナイスパスカットもあり、1stダウン更新できず。

4thダウン9、大阪学芸、タイムアウト1回目。 
試合残り7:06

 

大阪学芸、4thダウン9ギャンブル、11番QB谷口泰基選手(3年生)からのロングパスは…、


89番TE水島鷹山選手(3年生)が187cmの長身を活かしてDB陣に競り勝ち、見事レシーブ!

大阪学芸高校、ギャンブル成功で、敵陣3ヤード付近へDASH!

 

7点差を追う、ここが正念場の大阪学芸高校、かたく固く円陣を組み、タッチダウン狙います!

 

しかし、大産大附属の58番DL山下凌選手(2年生)のタックルで約7ヤードの大幅ロス!
大阪産業大学附属高校の2年生OL/DLの58番山下凌選手は、この後1月のインターナショナルボウル(U-18)の日本代表選手にも選ばれ、ニューイヤーボウルでは70番松永怜也選手(2年生)とともに大阪高校選抜の1本目DLとして大活躍でしたねグッ

敵陣10ヤードまで後退しましたが、2ndダウンの20番RB遠藤集選手(3年生)のランで再びゴール前まで迫り、3rdダウン1に。
3rdダウン1ゴール、ランもロスし、1stダウン更新できず。 
4thダウン2ゴール、大阪学芸、タイムアウト2回目。 
試合残り4:27
 

大阪学芸、4thダウン2ゴール、RBの20番遠藤集選手(3年生)をQB位置とするギャンブル隊形でしたが…、


スナップを受けた20番RB遠藤選手に、大量の大産大附属ディフェンダーが襲い掛かりますガーン

20番RB遠藤選手も、なんとか猛追をかわそうとしますが…、

さすがにこの人数に囲まれるとかなわず、大産大附属の58番DL山下選手らのタックルでロスし、ギャンブル失敗!
タッチダウン目前でしたが、ターンオーバーです…。 

大産大附属の自陣10ヤード付近からのオフェンスに。
 

7点をリードし、あとは時間を使い切ればいい大産大附属、これがウィニングドライブとなるでしょうか?
大阪産業大学附属高校のOLは、写真↑右側から、69番LT小林克年選手(3年生)、70番LG松永怜也選手(2年生)、62番C田川日向選手(3年生)、50番RG天野敢太選手(2年生)、58番RT山下凌選手(2年生)。
(写真↑は、2ndダウンの時のものです。)
時間を使った連続ランプレイで、3rdダウン3に。 
大産大附属、タイムアウト3回目。 
試合残り2:37

 

大産大附属、3rdダウン3、12番QB中井愛寿希選手(3年生)のキープで1stダウン更新。自陣22ヤード付近へ。 


大阪学芸の28番DB阿部力選手(3年生)のタックルで2ヤードロスし、大阪学芸の67番LB小西憂選手(3年生)のタックル(写真↑)でほぼノーゲインに。
3rdダウン12、大阪学芸、タイムアウト3回目。 
試合残り0:29

 

しかし、大産大附属、ニーダウンで時間を使い切り、タイムアップ。

 

試合終了、大阪産業大学附属高校 10-3 大阪学芸高校

 

整列後、握手を交わして、お互いの陣地へ。

 

勝利した大阪産業大学附属高校の試合後の円陣です。

大阪産業大学附属高校は大阪3位となり、春秋通じて3年ぶりの秋の全国大会出場が決定いたしましたキラキラ

その後の全国大会では、1回戦で同志社国際高校(京都1位)に0-28で(試合レポ①試合レポ②)、2回戦で海陽学園中等教育学校(東海1位)に24-17で勝利(試合レポ①試合レポ②)。

関西準決勝で啓明学院高校(兵庫1位)に19-7で敗戦しましたが(試合レポ①試合レポ②)、3年ぶりに関西ベスト4という好成績をおさめました王冠1

2年生以下に楽しみな選手も多く、関西大会常連であった強豪・大産大附属高校の復活の緒となるシーズンになったかと思います。

 

敗戦した大阪学芸高校の試合後の円陣です。

大阪学芸高校は、残念ながら3年連続で3位決定戦で敗退し、3年ぶりの秋の全国大会出場とはなりませんでした…。

同級生たちが関大一高まで応援に来てくれていたのですが、試合後にある選手が「せっかく来てくれたのに、勝てなくてゴメン…」と嗚咽をこらえながら絞りだすように声をかけていたのが胸に刺さりました。

この年の3年生は3年連続、あと一歩で全国大会出場を逃し、特に悔しい思いをした学年でしたね…。

第4Qのゴール前で固くかたく組まれた円陣は、私にとって忘れられないものとなりました。

また、関西学生アメフトという次のステージで、この悔しさを糧にがんばってくださいね。

 

おわり。


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