平成28(2016)年12月10日(日)、王子スタジアムにて行われました関西学生アメフト2016 Div.2-3入替戦 大阪府立大学(Div.2A-6位) x 和歌山大学(Div.3A-1位)の試合レポの続きです。
写真↑は、ハーフタイムの時の写真です。
私のカメラの腕では伝わりにくいですが、毎年秋深くなると、王子スタジアムのメインスタンドから見える六甲の山々の紅葉がキレイなんですよね
(もうすぐ桜の咲く時期に言うのもなんですが
)
大阪府立大学 10-7 和歌山大学、2Q残り1:19
引き続き、府大びいきでお伝えさせていただきますが、御了承くださいませm( _ _ )m
<第2Q続き>
大阪府立大学、9番K加藤拓海選手(2回生・京都府立洛北高校出身)のキックオフはタッチバックに。風が強いです
和歌山大学、自陣25ヤードから。
2ndダウン、4番QB水野郁大選手(4回生・大阪府立池田高校出身)→19番WR西口修選手(2回生・大阪府立東住吉高校出身)のパス成功で1stダウン更新。 自陣40ヤード付近へ。
1stダウン、4番QB水野選手→21番RB山田陸斗選手(3回生・大阪府立三島高校出身;写真↑)のスクリーンパス成功で1stダウン更新。敵陣43ヤード付近へ。
大阪府立大学、タイムアウト1回目。
前半残り0:45
和歌山大学、2ndダウン10、大阪府立大学の66番DL権藤潤司選手(2回生・兵庫県立長田高校出身)のタックルで3ヤードロス。
66番DL権藤選手は、同じ2回生DLの6番藤村駿佑選手(福井県立高志高校出身)とともに、185cmとチーム1のトールサイズです
私は現在、教員みたいな仕事をしていますが、185cmオーバーの生徒が両手を大きく広げると本当にデカイ圧倒されます
アレで向かってこられたら、本能的に足がすくむというか、鈍るでしょうね
和歌山大学、タイムアウト1回目。
前半残り0:31
和歌山大学、3rdダウン13、パス失敗で1stダウン更新できず。
4thダウンギャンブルのパスも失敗となり、ターンオーバー!
前半残り0:21
大阪府立大学、自陣46ヤード付近から。
和歌山大学の反則(レイトヒット?)で1stダウン更新。敵陣42ヤード付近へ。
8番QB水落諒選手(1回生・高槻高校出身)のキープでロングゲインも、スコアには至らず、タイムアップ。
前半終了、大阪府立大学 10-7 和歌山大学
<第3Q>
大阪府立大学の9番K加藤拓海選手のキックオフで後半開始。
和歌山大学、3番Ret竹内俊貴選手(3回生・大阪府立今宮高校出身;写真↑1番右)がキックオフリターンし、自陣30ヤード付近から。
和歌山大学、22番RB松永龍選手(4回生・大阪府立布施高校出身;写真↑右)のランや4番QB竹内選手のキープなどでゲインし、1stダウン更新×4。敵陣22ヤード付近へ。
しかし、続く3rdダウン8、大阪府立大学の66番DL権藤選手と55番DL金沢和幸選手(3回生・大阪府立池田高校出身)のQBサックで3ヤードロス!
68番橋田晋司副将とともにOL/DLのリャン面で出場の3回生の55番金沢選手(写真↑1番右)は、高校アメフトルーツ校の府立池田高校出身ながらアメフト部出身ではありませんが、頼りになるラインマンです
肘に血をにじませながら、この試合もがんばってくれていました。
和歌山大学、府大のQBサックで1stダウン更新できず、4thダウン11に。
ここでトライした40ヤードフィールドゴールは、ポールに当たり失敗…!
た、助かった~
大阪府立大学、自陣23ヤード付近から。
3rdダウン10、和歌山大学の9番LB前田卓大主将(4回生・三重県立津東高校出身)がQBサック!
…と思いきや、この写真の状態から、8番QB水落選手はラッシュをかわして、スクランブル
ダウン更新には至らなかったものの、これがQB水落選手の大きな武器ですね。
4thダウン7、ここで和歌山大学の19番西口選手(写真↑右から3番目)がシールドの隙間を突破し、パントブロック!
こ、これはとっておきの狙ったプレイだったのか、敵陣深くからと絶好のシチュエーションでのパントブロックでした…
和歌山大学が敵陣13ヤード付近でボールをおさえて、攻守交代!
和歌山大学のフィールドゴール失敗で失点のピンチを脱したかのように見えた大阪府立大学ですが、再び、というかより事態は悪化し、より自陣深くからのディフェンスを迫られることになってしまいました…
和歌山大学の敵陣13ヤード付近からのオフェンス、大阪府立大学にとっては絶体絶命の大ピンチでしたが…、
なんと1stダウン、大阪府立大学がエンドゾーン内でインターセプト!
しかも、インターセプトしたのは、なんと未経験者の1回生・29番DB奥村陽選手(大阪府立豊中高校出身)!
(28番DB奥村選手も、もう1校の高校アメフトのルーツ校である府立豊中高校出身ですが、アメフト部出身ではありません。←府大アメフト部あるあるです)
ルーキーのファインプレーで大ピンチを脱した大阪府立大学、自陣20ヤードからのオフェンスに!
(ちなみに、リターンする素振りをちょっと見せてしまったがため、スタンドの府大OBたちから「おぃ、おぃ!返すな、返すな~~」と一斉にツッコミが入ってしまったのは御愛嬌です ^-^;)
大阪府立大学の1stダウン、和歌山ディフェンスはいかにもブリッツ(DL以外も含めて一斉にラッシュをかけること)が入りそうな隊形ですが…、
ここでOL陣のナイスブロックもあって、5番RB近藤弘記選手(3回生・西宮市立西宮高校出身;写真↑中央)がすれ違いで和歌山ディフェンスの壁を突破!
手薄となったディフェンダーをかわして…、
5番RB近藤選手とともに上がった府大オフェンス選手も残るディフェンダーを処理して、死屍累々。
そして前にはもう誰もいません…!
5番RB近藤選手がそのまま80ヤード走りきってタッチダウン!!
大ピンチから一転、なんとなんと、会心の独走タッチダウンです
88番K北井選手のPATキックも成功。
ホルダーは、WRでもある6番藤村駿佑選手(3回生・大阪府立富田林高校出身)。
大阪府立大学 17-7 和歌山大学
大阪府立大学、9番K加藤拓海選手がキックオフ。
和歌山大学、3番Ret竹内選手がナイスキックオフリターンし、自陣34ヤード付近から。
ラン×2で1stダウン更新。敵陣49ヤード付近へ。
しかし、1stダウン、大阪府立大学の29番DB奥村選手がパスカット。
続けて大阪府立大学の4番DL藤本駿斗選手(2回生・福井県立高志高校出身)の1ヤードロスタックル、府大のラッシュきつく(写真↑)パス投げ捨てとなり、1stダウン更新できず、4thダウン11に。
府大ディフェンスもモメンタムに乗り、勢いが出てきました
第3Q終了、大阪府立大学 17-7 和歌山大学
「起承転結」でいえば、アメフトの第3Qは「転」。この試合の場合、府大目線でいうと、
和大40ヤードフィールドゴール失敗
→府大失点ピンチ脱出
→府大パントブロックを喰らう
→和大敵陣13ヤードから
→府大即再び失点ピンチに
→1stダウンで未経験者1回生がインセプ
→1stダウンで80ヤード独走タッチダウン
…という、まあまあ「転」がり過ぎな第3Qなんですが、なんとか10点差リードで「結」の第4Qへ。
こういう試合ですから、このまま第4Qがあっさり終わる訳もなく…
その③に続く…。