平成29(2017)年1月8日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われましたニューイヤーボウル(高校東西地区選抜対抗戦) 第1試合 京都・滋賀・東海高校選抜 x 東京高校選抜の試合レポの続きです。
京都・滋賀・東海高校選抜 0-26 東京高校選抜、4Q残り6:27
<第4Q途中から>
東京選抜、38番K村田幹太選手(駒場学園高校)がキックオフ。
京都滋賀東海、9番Ret生田晃大選手(立命館守山高校)がキックオフリターン。
自陣26ヤード付近から。
(写真↑は、同じドライブの違う場面での写真です。)
京滋東海、31番RB福井将司選手(龍谷大学付属平安高校)のランでゲインしたものの、2ndダウン1、21番LB大庭エヴェレット舵選手(早稲田大学高等学院)のナイスタックルでノーゲイン。
3rdダウン1、31番RB北川慎二朗選手(滋賀県立虎姫高校)のランで1stダウン更新。
虎姫高校のRB北川選手、2年生ながら、昨年のタッチダウン誌のトップボーイズ候補生に選ばれていましたね
もっと見てみたかった選手の1人です。
京都滋賀東海、16番QB尾崎選手(立命館守山)→9番WR生田選手(立命館守山)のロングパス成功!
ランアフターあわせて、計約40ヤードロングゲインし、一気に敵陣21ヤード付近へ!
ここまで無得点の京滋東海選抜、ここはタッチダウンが欲しい場面です(>_<)!
Cの虎姫高校74番の選手、右側の立命館守山75番OL水川将太選手(183cm、113kg)並みにどデカイのですが、メンバー表をみると173cmとなっているので、メンバー表から選手が代わっているのかもしれませんね。
(ちなみに、京滋東海選抜のメンバー表、行ズレなのか去年のファイルの上書きミスなのか、誤植だらけでしたので、単なる誤植かもしれません…)
東京選抜の42番DB馬場隼佑選手(佼成学園高校)のナイスパスカバーなどもあり、1stダウン更新できず。
このシリーズ、QBは途中から立命館宇治高校の16番横山恵太郎選手に代わっていました。
4thダウン5ギャンブル、スクリーンパス成功でゲインも、チェーンの結果、ダウン更新にはわずかに届かず、ターンオーバーの判定に。
試合残り2:52
東京選抜、自陣12ヤード付近から。
1stダウン、9番QB櫻井太智選手(佼成学園;写真↑右から2番目)から…、
5番WR南雲彪介選手(佼成学園)へのロングパス成功!
ランアフターも含めて、計36ヤードゲインし、自陣48ヤード付近へ。
1stダウン、9番QB櫻井選手(佼成学園)からパスを受けた5番WR南雲選手(佼成学園)が22番RB石丸泰地選手(早大学院)へバックトスし、ランアフターでロングゲイン!
計約27ヤードゲインし、敵陣25ヤード付近へ。
これはたぶん、1年前のライスボウルで決勝点となったパナソニックのスペシャルプレイ「ボイジー」ですね!上手かったです
(写真撮れてなくて、スイマセン)
東京選抜、5番WR南雲選手へのパス成功でゲインし、
2ndダウン1、40番RB廣原岳征選手(足立学園高校;写真↑中央)のランで1stダウン更新。敵陣4ヤード付近へ。
2ndダウン、東京選抜、タイムアウト1回目。
試合残り0:49
東京選抜、3rdダウン、9番QB櫻井選手(佼成学園)→1番TE本田瑛寛選手(駒場学園)のタッチダウンパス成功!
PATは、9番QB櫻井太智選手のキープで…、
京都・滋賀・東海高校選抜 0-34 東京高校選抜、4Q残り0:36
東京選抜、38番K村田選手(駒場学園)がキックオフ。
京都滋賀東海、6番Ret白崎太賀選手(海陽学園)がキックオフリターンし、自陣24ヤード付近から。
フリーフリッカー中にファンブルし、自らリカバーも約8ヤードの大幅ロス(>_<)!
京都滋賀東海、タイムアウト1回目。
試合残り0:18
京都滋賀東海、2ndダウン18、72番DL臼井謙太朗選手(駒場学園)のQBサックでさらに約6ヤードのロス!
京都滋賀東海、タイムアウト2回目。
試合残り0:09
3rdダウン24、京滋東海選抜のパスは、東京選抜の選手にインターセプトされタイムアップ。
インターセプトしたのは、49番LB太田航輝選手(早稲田実業学校高等部)でしょうか?
試合終了、京都・滋賀・東海高校選抜 0-34 東京高校選抜
<個人表彰>
整列、チーム表彰後、個人表彰の発表がありました。
東京高校選抜のバックスからは、9番QB櫻井太智選手(佼成学園高校2年生)!
メンバー表では、9番の選手はクリスマスボウルでメインQBを務めた野沢研選手(佼成学園高校2年生)となっていたので、野沢選手の代役的な出場だったのかもしれません。
ですが、164cm・60kgと小柄ながら、足が速くて判断も早く、なにしろその遠投力に驚きました
日大三高→現・立命館大学2回生で、167cmと小柄ながら1回生の時からWR/RB/Ret、時にはスペシャルプレイでロングパスを投ずるジョーカープレイヤーとして大活躍の渡辺綾介選手を彷彿とさせる選手でした。
このレベルでセカンドQBとは、佼成学園、強い訳です
東京高校選抜のラインからは、91番DL毛利圭選手(早稲田大学高等学院)!
第2Qの10ヤードロスタックルや第4Qのファンブルリカバーが印象的でした。
京都・滋賀・東海高校選抜のバックスからは、1番TE忍田(おしだ)明斗夢選手(東海高校)!
スコアこそなりませんでしたが、チーム東海オフェンスで、184cmの長身を活かしてメインパスターゲットを務めていました。
ディフェンスを振り払うランアフターキャッチも魅力ですね
京都・滋賀・東海高校選抜のラインからは、5番DL光本周平選手(立命館宇治高校)!
第3Qの東京高校選抜を無得点に抑えたドライブでの、7ヤードロスタックルは盛り上がりました
この試合で印象的だったのは、東京高校選抜での佼成学園高校の選手たちの大活躍ぶりです
去年のクリスマスボウルで初の全国優勝を果たした佼成学園ですが、3年生が少なく、2年生が主体のチームだったんですよね。
「これは2017年シーズンも強いだろうなぁ」と思いました。
京都・滋賀・東海高校選抜の皆さんも、無得点に終わったのは残念でしたが、冷たい雨の中、お疲れさまでした。
このうち、立命館守山高校2年生のOL水川将太選手、DB中塚賢選手、立命館宇治高校2年生のRB平浩希選手、DL浅木照平選手は、インターナショナルボウル(U-18)の日本代表選手にも選ばれており、この3日後の水曜日には渡米しました。
ハードスケジュールで、大変でしたね
また、春の関西大会やプリンスボウルで、皆さんのプレイを拝見できるのを楽しみにしています
おわり。