平成28(2016)年10月10日(月祝)、関西大学第一高校にて行われました大阪高校大会2016秋 準決勝 第2試合 関西大学第一高校(昨秋大阪1位) x 大阪学芸高校(昨秋大阪4位)の試合レポです。
今秋の大阪高校大会決勝トーナメントは、準々決勝で大阪学芸高校が大阪学院大学高校に21-24で勝利、大阪産業大学附属高校が箕面自由学園高校に7-13で勝利し、関西大学第一高校、大阪学芸高校、大阪産業大学附属高校、関西大倉高校が大阪ベスト4となりました。
大阪からは3位校までが全国大会に出場できるので、準決勝で勝利した時点で大阪2位以上が確定するため、全国大会出場が決定いたします。
また、もし準決勝で負けたとしても、次の3位決定戦で勝利すれば全国大会へ出場できるという道が残されることとなります。
順番前後しましたが、準決勝の第1試合である関西大学第一高校 x 大阪学芸高校の方についてレポートさせていただきます。
試合前の整列です。
左のカラー(黒)ジャージが関西大学第一高校、右のホワイトジャージが大阪学芸高校です。
関大一高の25番RB/LB坊農賢吾主将(3年生)と大阪学芸の18番RB/DB山本輝主将(3年生)のコイントスは、関大一高が勝利し、後半レシーブを選択。
そして、両主将が握手。
整列前の大阪学芸高校の円陣です。
大阪学芸高校は、予選ブロック、決勝トーナメント準々決勝と接戦をものにしての準決勝進出です。
実は、2年連続、3位決定戦で敗れてシーズンエンドとなっている大阪学芸高校、特に3年生は、今年こそはという想いが強いでしょう。
キックオフ前の関西大学第一高校の円陣です。
実は3年生が6名だけと少なく、2年生が主体のチームです。
ですので、「試合巧者の関大一高といえども、今年は勝ち残りが難しいかなぁ…」と思っていましたが、予選リーグでは近畿大学附属高校と高槻高校を下し、2戦全勝で決勝トーナメントに勝ち進みました。
実は、各高校のグラウンドで行われる秋の高校大会では、これまでスコアボード掲示がありませんでした…。
この試合から、ついにスコアボードが登場!
(もしかして、この前週の準々決勝からかもしれませんが。)
あまり観戦経験がないであろう同級生や保護者の方々には「今、何点入っているかわからない…」という状態でしたので、これは、ありがたいです!!
<第1Q>
関大一高の4番K小川悠太選手(2年生)のキックオフで試合開始。
大阪学芸、20番R遠藤集選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣36ヤード付近から。
2ndダウン5、11番QB谷口選手→28番WR阿部力選手(3年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣48ヤード付近へ。
続けてはダウン更新できずも、4thダウン4、22番P平井暁也選手(2年生)がナイスパント。
関大一高、自陣9ヤード付近から。
ラン×2もあまりゲインなく、3rdダウン10、25番RB坊農主将のランもダウン更新には至らず。
4thダウン5、8番P増田力哉選手(2年生)がパント。
大阪学芸、22番R平井選手がリターンし、敵陣46ヤード付近から。
3rdダウン5、関大一高の71番LB岩見裕輔選手(2年生;写真↑左から2番目)のQBサックで5ヤードロスし、1stダウン更新できず。
4thダウン10、22番P平井選手がパント。
関大一高、自陣13ヤード付近から。
関大一高、先発QBは1年生(!)の7番篠原呂偉人選手。
1stダウン、7番QB篠原選手→25番RB坊農選手のパス成功で1stダウン更新。自陣33ヤード付近へ。
2ndダウン8、7番QB篠原選手→2番RB前川真司選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣47ヤード付近へ。
大阪学芸の28番DB阿部選手のパスカットもあり、続けては1stダウン更新できず。
4thダウン6、8番P増田選手がパント。
大阪学芸、自陣28ヤード付近から。
ファンブル自らリカバーで1ヤードロスし、フォルススタートの反則で2ndダウン16に。
第1Q終了、関西大学第一高校 0-0 大阪学芸高校
<第2Q>
大阪学芸、3rdダウン11から。
11番QB谷口選手→89番TE水島鷹山選手(3年生)のパス成功も、ダウン更新には至らず。
関大一高、大阪学芸の37番幸下和輝選手(3年生)のナイスタックルでリターンできずも、自陣34ヤード付近から。
2ndダウン6、25番RB坊農選手のランで1stダウン更新。敵陣47ヤード付近へ。
2ndダウン10、7番QB篠原選手→9番WR成尾慧亮選手(2年生)の約30ヤードロングパス成功!敵陣18ヤード付近へ。
1stダウン、10番RB伊藤大生選手(2年生)のランでタッチダウン!
4番K小川選手のPATキック成功。
関西大学第一高校 7-0 大阪学芸高校、2Q残り7:13
関大一高、ついに均衡を破る先制タッチダウンです!
関大一高、4番K小川選手がキックオフ。
大阪学芸、83番奥村信平選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣23ヤード付近から。
11番QB谷口選手のキープ、11番QB谷口選手→89番TE水島選手のパス成功で、1stダウン更新×2。自陣49ヤード付近へ。
しかし、続く1stダウン、関大一高の33番DB中田真成選手(2年生)がインターセプト!
関大一高の敵陣46ヤード付近からのオフェンスに!
7番QB篠原選手→25番RB坊農選手のパス成功で1stダウン更新。敵陣21ヤード付近へ。
3rdダウン8、7番QB篠原選手から…、
8番TE増田選手へのタッチダウンパス成功!
4番K小川選手のPATキック成功。
関西大学第一高校 14-0 大阪学芸高校、2Q残り2:33
関大一高、4番K小川選手がキックオフ。
大阪学芸、28番R阿部選手がキックオフリターンし、自陣22ヤード付近から。
2ndダウン、11番QB谷口選手から…、
83番WR奥村選手へのパス成功で1stダウン更新。自陣35ヤード付近へ。
大阪学芸、タイムアウト1回目。
前半残り1:34
大阪学芸、3rdダウン8、18番RB山元選手のワイルドキャットで1stダウン更新。50ヤード付近へ。
2ndダウン9、大阪学芸、タイムアウト2回目。
前半残り0:51
大阪学芸、2ndダウン10、関大一高のホールディングの反則で1stダウン更新。敵陣39ヤード付近へ。
1stダウン、関大一高の2番LB前川真司選手(2年生)のナイスタックルであまりゲインできなかったものの、
2ndダウン9、フリーフリッカーから11番QB谷口選手の…、
20番RB遠藤選手へのパスが通って、1stダウン更新。敵陣28ヤード付近へ。
大阪学芸高校、ここでタイムアウト3回目を取得し、フィールドゴールしようとしましたが、審判団の協議の結果、前半残り時間が0になったとの判定で、タイムアップ。
うぅーん、フィールドゴールを蹴るとしても45ヤードと難しい距離でしたが、これで前半終了はもったいなかったです…!
前半終了、関西大学第一高校 14-0 大阪学芸高校
次の試合までに試合レポの続きがアップできるかどうかが怪しいので、ここで告知です!
関西大学第一高校は、最終的に、大阪高校大会で優勝し、全国大会進出を決めました。
関西大学第一高校は、あさって11月5日(土)11:00から、エキスポフラッシュフィールドにて、兵庫大会決勝戦で王者・関西学院高等部を下して劇的優勝を果たした啓明学院高校と対戦します!
関大一高の皆さんは土曜の午前は授業だと思うので、お昼以降にTwitter等をチェックするなどで応援いただければ嬉しく思います。
その②に続く…。