平成28(2016)年6月25日(土)、王子スタジアムにて行われましたプリンスボウル2016 第2試合 兵庫高校選抜 x 大阪高校選抜の試合レポの続きです。
第3Q残り約7分
兵庫高校選抜 6-14 大阪高校選抜
<第3Q途中から>
兵庫高校選抜、自陣15ヤード付近から。
オフェンスメンバーは、啓明学院を中心としたメンバーに。
15番QB平尾渉太選手(啓明学院2年生;写真↑1番左)からのバックパスを受けた5番QB梨木誠人選手(星陵高校3年生;写真↑左から2番目)のロングパスは…、
そのままタッチダウン!
啓明学院高校のエースWRである大村隼也選手(3年生)は、タッチダウン誌のトップボーイズに選ばれています
大村選手は、172cmとそれほど背が高いという訳ありませんが、レシービング能力に優れ、かつ、ランアフターキャッチが驚異的です。
このプレイでわかるようにスピードももちろん素晴らしいのですが、相手ディフェンスのタックルを外す能力に長けていて、ロングゲイン必至なのです
なので、今春の啓明学院高校オフェンスは、3rdダウンショートよりむしろ、WR大村選手へのパスシチュエーションの可能性が高い3rdダウンロングの方がむしろ恐かったです
第1試合ではボールキャリーがなかったため御紹介できなかったもう1人のトップボーイズWRである立命館守山高校3年生の木村和喜選手とともに、今年の関西高校トップWRの双璧といっていいでしょう。
リターナーでもあるWR大村選手のプレイを観るだけでも、啓明学院高校の試合は観に行く価値あります!
15番QB平井渉太選手(啓明学院3年生)からのパス成功も、大阪高校選抜の20番DB榎本陽太選手(関西大倉3年生)のナイスタックルで、エンドゾーンには至らず、PAT失敗。
関西大倉高校3年生のDB榎本陽太選手は、トップボーイズ候補生に選ばれています
兵庫高校選抜 12-14 大阪高校選抜、3Q残り6:50
兵庫高校選抜、32番K湯口秀馬選手(三木高校3年生)がキックオフ。
大阪高校選抜、自陣25ヤードから。
オフェンスはチーム池田高校に。
1stダウン、12番QB木下健太選手(池田高校3年生)→86番WR澤田康太選手(池田高校3年生;写真↑中央)のパス成功で1stダウン更新。自陣41ヤード付近へ。
2ndダウン10、10番QB木下選手(池田高校3年生;写真↑1番左)のキープでロングゲイン!敵陣19ヤード付近へ。
4thダウンショート、ギャンブルし、12番QB木下健太選手(池田高校3年生)のキープで1stダウン更新。敵陣7ヤード付近へ。
1stダウン、34番RB八木天嗣選手(池田高校3年生;写真↑左から3番目)の中央のランでタッチダウン!
43番K今井啓太選手(浪速高校3年生)のPATキック成功。
兵庫高校選抜 12-21 大阪高校選抜、3Q残り3:11
大阪高校選抜、1番K野元亮太朗選手(箕面自由2年生)がキックオフ。
兵庫高校選抜、2番R大村隼也選手(啓明学院3年生)がキックオフリターンし、自陣20ヤード付近から。
オフェンスは、チーム関西学院。
11番WR高木宏規選手(関西学院3年生)や85番WR前川空選手(関西学院3年生)へのパス成功でゲインし、3rdダウン1、14番QB山口遥平選手(関西学院3年生)のキープで1stダウン更新。自陣42ヤード付近へ。
1stダウン、14番QB山口遥平選手(関西学院3年生;写真↑左から3番目)からバックパスを受けた9番QB奥野耕世選手(関西学院3年生;写真↑1番左)から…、
1番WR福原楽選手(関西学院2年生)へのパス成功で1stダウン更新。敵陣43ヤード付近へ。
関西学院高等部3年生のQB奥野耕世選手は、トップボーイズに選ばれています
奥野選手は、今春の関西大会で関西学院高等部を優勝に導き、最優秀選手賞も受賞しました。
大阪高校選抜の91番DL森川太郎選手(関大一高3年生)のナイスタックルなどでゲインなく、3rdダウン10に。
第3Q終了、兵庫高校選抜 12-21 大阪高校選抜
<第4Q>
兵庫高校選抜、3rdダウン10、大阪高校選抜の43番LB今井啓太選手(浪速高校3年生)らのサックにあい、約9ヤードの大幅ロス。
1stダウン更新できず、4thダウン19、5番P梨木誠人選手(星陵高校3年生)がパント。
大阪高校選抜、自陣25ヤードから。
オフェンスはチーム池田高校に。
12番QB木下健太選手(池田高校3年生)→33番RB山田款太選手(池田高校3年生;写真↑中央)のスクリーンパス成功からのランでロングゲイン!
約73ヤードゲインし、一気に敵陣2ヤード付近へ!
最後は、2ndダウン5 to ゴール、33番RB山田款太選手(池田高校3年生)のランでタッチダウン!
43番K今井啓太選手(浪速高校3年生)のPATキック成功。
その④に続く…。