Quantcast
Channel: アメフト観戦女子(関西)のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 982

春の関西高校大会2016 準決勝 啓明学院高校 x 海陽中等教育学校①(や)

$
0
0

平成28(2016)年6月11日(土)、王子スタジアムにて行われました春の関西高校大会 準決勝 第1試合 啓明学院高校(兵庫2位・昨春、昨秋とも関西ベスト4)海陽中等教育学校(東海1位)の試合レポです。
相変わらず仕事が忙しく、なかなかレポアップできずでいるのですが、今週末の関西高校大会決勝への告知を兼ねて、先にこの試合についてお伝えさせていただきます。

 

写真↑は、啓明学院高校の整列前の円陣で、(ま)さんの旦那さんが撮ってくださいました。

この試合レポの写真は、私が撮った写真をメインに、(ま)さんの旦那さんが撮ってくださった写真も使わせていただきましたm(_ _)m

 

さて、この前週6月4日(土)に行われた関西大会2回戦は、私は仕事で現地観戦できなかったので、(ま)さんに実況等、お任せしていました。

(こういうことができるのは、2人運営ならではなので、(ま)さんに感謝、感謝です照れ

仕事が終わって、試合結果をチェックしてみてビックリ!

大阪1位の箕面自由学園が、東海1位(愛知県)の海陽学園に負けてる~ガーン

今年の1月に行われたニューイヤーボウルで海陽学園を中心とするチーム東海がよかったのは実感していたのですが、ま、ま、まさか、あの箕面自由学園が負けるなんて~ガーンガーンガーン

(海陽学園が出場していたニューイヤーボウルの試合レポ①試合レポ②

 

昨秋は、関西準優勝となった立命館守山高校も苦戦した海陽学園、これはきっとマグレとか箕面自由学園がやらかしたとかいう問題ではないはず!

実は東海地方出身のワタクシ(や)、大阪高校担当として箕面自由学園が負けてしまったのは大変悲しいのですが、東海地方の高校の躍進は嬉しいことなのです。

リクシルの森HC、富士通の藤田HC、龍谷大学の村田HC、関西大学の板井HCと愛知県出身の現役有名HCも多く、私の観戦仲間にも東海地方出身者が多いので、アメフトは東海地方民の気質にあうはずというのが私の持論でもあります。

 

 

…ということで、2016年春の関西高校ベスト4は、海陽中等教育学校(東海1位)、啓明学院高校(兵庫2位)、同志社国際高校(京都1位)、関西学院高等部(兵庫1位)の4校となりました。


試合前の整列です。
左側のホワイトジャージが海陽中等教育学校右側のカラー(紫)ジャージが啓明学院高校です。
海陽学園の41番RB/LB八木主将(3年生)と啓明学院高校の59番OL中村幹副将(3年生)のコイントスの結果、啓明学院が勝利し、前半レシーブを選択。

 

海陽学園のキックオフ前の円陣です。
海陽学園は、箕面自由学園高校に勝利し、2011年以来の関西ベスト4進出です。

その時は、関西高校アメフト界の王者・関西学院高等部相手に35-28という接戦の末に敗れ、話題となったそうです。

(スイマセン…、その当時は、高校アメフトについては秋の関西決勝とクリスマスボウルをテレビ観戦する程度でしたので、その時の海陽学園の活躍については知りませんでした…汗

海陽学園アメフト部後援会のHPに、その試合の第4Qの動画のリンクがありますので、その当時を振り返ってみたい方は是非、御覧ください。)

2006年開学の海陽学園、創部11年目の今年、さらなる躍進を見せてくれるでしょうか?

 

躍進してきたチームがどちらの御流派なのかが気になるのが、アメフトオタクの性(さが)。

自分たちで調べたり、フォロワーさんにも色々教えていただいた結果わかったことは(情報くださいました皆様、ありがとうございます!)、海陽学園アメフト部の西村英明監督は、1994年の京都大学アメフト部のキャプテン(CB)だったそうです。

なるほど!海陽学園は、京大系なんですねびっくり

ちなみに、西村英明監督の弟さんが、現在の京都大学アメフト部の監督である西村大介さん(も元京大アメフト部キャプテン)だそうです。

府立豊中高校(バスケ部)御出身ということも、大阪高校担当としては嬉しくもあります照れ

 

啓明学院高校のキックオフ前の円陣です。

対戦相手の海陽学園ばっかりにスポットを当てて、スイマセンあせる

啓明学院高校は、関西大倉高校、立命館守山高校を破っての準決勝進出です。

啓明学院も特に昨年からの躍進が目覚ましく、昨秋は関西準決勝で立命館守山高校に惜敗したものの、関西代表となってもまったくおかしくない強いチームでした。

今春は、関西学院高等部との兵庫大会決勝、関西大倉高校との関西大会1回戦を拝見させていただきました。

ちなみに、兵庫高校大会決勝については、大阪高校担当の私は、日程の重複が多いことあり兵庫高校大会自体を観に行ったことがなかったのですが、「絶対関西で一番いい試合をするので、見に来てください!」とのメッセージをいただき、観戦に行かせていただきました。

 

兵庫高校大会決勝は、その言葉にたがわぬ接戦で、啓明学院(HOME)は関西学院(VISITOR)に、19-22と惜しくも逆転負けを喫してしまいました…。

 

啓明学院高校は、攻守ともラインがよいのですが、

特筆すべきは、やはり1番WR大村準也選手(3年生)の存在でしょう。

昨年の2年生時にもタッチダウン誌のトップボーイズに選ばれていましたが、172cmと取り立てて長身ではないにもかかわらず、ほんとキャッチングがうまくて、ランアフターでのゲインも強力ですあせる

加えて、キックオフ/パントリターンもなかなか止められないですあせるあせる

 

去年、関西各校ディフェンスがランを止められなかった90番RB鶴留主将(3年生)がスタイルしていないのが気になりますが、これまでのところ、ランプレイも問題なくゲインできています。

 

前置きが大変長くなりましたが、強豪・箕面自由学園高校を破った海陽学園(東海1位)が、これまた強い啓明学院高校(兵庫2位)相手にどのような試合を見せてくれるでしょうか…?

 

<第1Q>

海陽学園の9番K浅野選手(1年生!)のキックオフで試合開始。

啓明学院同様、中等部(…と言ってよいのでしょうか?)にも、アメフト部(タッチフット部)がある海陽学園、1年生もしっかり試合に出ていますびっくり

啓明学院、1番R大村選手(3年生)がキックオフリターンし、自陣32ヤード付近から。

先発QBは、8番佐々木選手(3年生;写真↑左から4人目)。

海陽学園の41番LB八木主将(3年生)のロスタックル(写真↑)や78番DL小澤選手(3年生)のナイスタックルもあり、1stダウン更新できず。

4thダウン8、2番P福山選手(2年生)がパント。

 

海陽、自陣19ヤード付近から。

先発QBの4番坂野(ばんの)選手(3年生;写真↑1番右)から…、

85番WR山本選手(3年生)へのパス成功で1stダウン更新。自陣34ヤード付近へ。

(海陽学園の山本選手も、DBでですが、昨年2年生時にトップボーイズに選ばれていましたね。)

ノーハドルオフェンスで、さらにパス成功で1stダウン更新し、自陣46ヤード付近へ。

しかし、3rdダウン2、啓明学院の4番LB久門(くもん)選手がインターセプト!

攻守交代です!

 

啓明学院のフィールド中央付近からのオフェンスに。

2ndダウン10、8番QB佐々木選手→1番WR大村選手のロングパス成功!

…からのランアフターで…、

一気に計約50ヤードゲインし、タッチダウンΣ(゚д゚;)​

うわわ…、これが大村選手の怖さですよあせる

TFPキックは海陽のブロックで失敗。

1Q残り6:25 啓明学院高校 6-0 海陽中等教育学校

 

啓明、84番K古河選手(1年生!)がキックオフ。


海陽、26番R小島選手(2年生)がナイスキックオフリターン。

自陣36ヤード付近からの2ndシリーズに。

3rdダウン8、4番QB坂野選手のキープで1stダウン更新。敵陣48ヤード付近へ。

1stダウン、4番QB坂野選手から…、

82番WR大作選手(3年生)へのパス成功で、28ヤードのロングゲイン!敵陣20ヤード付近へ。
26番RB小島選手のランでゲインし、2ndダウン6、海陽のタイムアウト1回目。

1Q残り4:02

 


海陽学園、3rdダウンショート、6番RB白崎選手(2年生)のランで1stダウン更新。ゴール前8ヤード付近へ。

2ndダウン、41番RB八木主将のランで…、

タッチダウン!

9番K浅野選手のPATキックも成功!

ホルダーは、QBでもある4番坂野選手。

 

1Q残り1:57 啓明学院高校 6-7 海陽中等教育学校

 

得意の1番WR大村選手へのロングパス成功から先制タッチダウンを得た啓明学院。

それに対して、海陽学園も、同点タッチダウンからのPATキック成功ですかさず逆転です。

 

その②に続く…。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 982

Trending Articles