2016年4月24日、同志社大学グラウンドにて行われました高校アメフト京都、 立命館宇治高校×龍谷大平安の試合を簡単にお届けします。
立宇治×平安と言えば、去年の春のこと。強豪立宇治相手に一歩も引かないプレーを見せた龍谷大平安がタイブレークの末、立宇治に勝利!(→タイブレークレポ) 最終的に、去年の春は三校同時優勝となりましたが、「京都に龍谷大平安あり」と証明したこの試合は今でも私の中に鮮烈な記憶として残ってます。
果たして、この日もその試合の再来なるか。ワクワクしながらも呑気な気分でフィールドを見つめていた私の元へ届いてきたのは、立命館宇治円陣からの予想以上に語気荒い声でした。
立宇治円陣!
もちろん、去年の春の敗戦を指しています。その真剣さ鋭さは、京都の覇者として長く君臨してきた立命館宇治のプライドをこれ以上傷つけるわけにはいかないとの覚悟のように聞こえました。この試合に賭ける立宇治の選手らの、恐ろしいまでのやる気が伝わってきます。
龍谷大平安円陣!
一方のこちらも気合十分の龍谷大平安。しかしこちらはいつも通り。「平常心」と言ったところでしょうか。
コイントスの模様
立命館宇治:9番文字大河主将、22番明石大地、10番渡辺和俊、79番永福大悟
龍谷大平安:17番梅林勇作主将、7番山際陽介、77番青根奨太
コイントスの結果、立命館宇治のキックオフ、龍谷大平安のレシーブで試合開始です!
龍谷大平安エースQB7山際選手を追いかける立命館宇治9番文字キャプテン! 自慢の脚で逃げる山際選手ですが、FDには至らず。パントです。
安積選手へのパス成功! さらにランランで前進し、1Q終了です。
1Q終了【立宇治7-0平安】
すみません、RB41番くんは名前が分かりません>< RB41のランでタッチダウンをあげ追加点の立宇治、TFPK22明石選手のキックも成功し14点ゲットです。
リターナー21番大門選手のナイスリターンで、フィールド中央付近からと好ポジションを手に入れた平安。ここから一気に反撃を狙いたいところでしたが……。
レシーバーが弾いた(?)ボールを立宇治LB8秋田選手ががっちりキャッチ! 立宇治インターセプトのビッグプレイ! 一方反撃を目指した平安のドライブは、残念ながらここでストップです!
QB12福井直人から……
2年生QB福井選手から投じられたパスが……
WR81大塩良至(2年)パス成功でゴール前へ!
同じく2年生レシーバー、大塩選手へヒット! またもや得点の匂いがしてきました!
これ以上点はやれないとRB98王本選手のランに食らいつく平安4番渡邊選手! この後のランも平安LB77青根選手がナイスタックルで3rdダウンへ!
3rdDに追い込まれた立宇治ですが、ここでパスに切り替えます。QB12福井→WR6矢間大智(2年)へパス成功Touchdown!
ランが通らないと見るや、パスでタッチダウンが奪えるのが立宇治の強み。K22明石選手のキックも成功し、立宇治前半で3タッチダウンと大きくリードします。
良いフィールドポジションからの攻撃で大事に行きたい平安でしたが、ランラン、3rdD山際のスクランブルで前進もFDには至らず4thダウンへ。4thDギャンブルを立宇治Dストップ!
LB13番堀之内海太(2年)とDB26番中川明駿(3年)が平安QB山際選手をストップ! 平安、またもやオフェンスが振るわず攻守交代です!
乗っている立宇治、またもや得点ドライブかと危惧されたこのオフェンスでしたが、ここは平安キャプテン梅林選手がインターセプト! さらに平安は敵陣からの攻撃権を得るというチャンスです!